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鶯のさえずり
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2008/07/14のBlog
「ほんとに引っ越すんですか?」
「吹田とは完全におさらばするんですか?」
転出届やら諸手続きをしに吹田市役所を訪ねたら、いろんな人から声をかけられた。
「いやいや、吹田でやることはいっぱいありますから・・・」と逃げたが、職員の方々から好意的に声をかけていただき、ほんとにありがたいと思った。

目の前でやるコトといえば、今月27日の吹田まつり、JR吹田駅前・さんくす広場でのイベントの仕切りがある。午後から、さんくす名店会の事務所で打ち合わせ。例年「和太鼓」だけとか、演歌歌手だけといったステージだったらしいが、今回「企画はお任せする」というので、「さんくす音楽祭」と銘打って多様なジャンルの音楽を4時間30分、一挙にやったら・・・と提案させてもらった。昨秋「07EXPO70」(吹田市立博物館)での週替わりコンサートを一気に詰め込んだ形だが、パワーアップして展開する予定だ。
この秋10月に行われる「アジアンフェア」についてのご相談も受けているが、これは根っこから企画を練り直し、各商店街がそれぞれに盛り上がり、ひいては全体の活性化につながるような「面」的企画を提案したいと考えている。

ちなみに今日は「パリ祭」。正式には"Quatorze Juillet"。フランス革命記念日である。1989年、その200年祭の折に「パリひとり旅」を敢行したことを思い出す。シャンゼリゼやエッフェル塔前のシャン・ド・マルス広場の派手さには目を剥いたが、裏通りのカフェをはじめとする人々の賑わいのほうが印象に残った。

吹田まつりでのおなじみパレードや、さんくす広場の賑わいは派手でいいかもしれないが、裏通りともいうべき商店街こそ、人つながりをベースとするほんとの賑わいがあっていい。
暑い日が続くが、「脱吹症状」にはならないように気をつけたい。
2008/07/12のBlog
今までは年に数回のバーベキューの集いや、四季折々の庭の手入れなど気晴らし程度に出向いた隠れ家に、イザ住むとなるとあちこち補修が必要だということをあらためて感じる。しょせん古民家である。
スイッチなど細かいところも含めた電気関係、給湯などの水回り、襖や障子、土間や物置の整備清掃など、全体のレイアウトを意識した総点検が必要である。それもあと一週間、正念場である。
しかし、あらためて隅々を点検(探検)してみると、昔の木造建築がいかにスルドイかを随所に思い知らされる。とにかく屋台骨がしっかりしているのだ。江戸間の8畳は京間の10畳分はゆうにある。床の間の奥行きを考えるともっと広いかもしれない。

庭に竹林数百坪というおまけを含めると、夫婦2人に猫3匹では広すぎる。
音痴から立ち直ったウグイスと、正体を現したホトトギスが日がなBGMを流し、オニヤンマが代わる代わる挨拶に来てくれるのは嬉しいがやっぱり寂しい。この際門扉を開放し、誰彼なく訪れていただくのを楽しみにしたい。真夏の満天の星、秋の月、空気が澄んでいるので言葉に出来ないくらい美しい。庭で能や舞、三味線の語りなどがあればまさしく貴族の館に変身するし、ギター一本あれば元気がもらえる歌に出会える。まぁいろんな企画もやってみたい。そんなスペースなんだと思う。

このところ連日のように三田と吹田を行ったり来たり・・・。
水道、ガス、手直しの大工さん・・・プロの手がないとムリな部分も多い。
立ち会いながらの日曜大工にハウスクリーニング。肉体労働が続く日々だ。

冬場には丸裸だったネムの木が、いっせいに花開いた。
夜になると葉っ端が閉じる木。眠る木。
しかし当方は、このところ夜になる前にネム~くなるのだ。
2008/07/08のBlog
今朝の朝日新聞の一面に「医療の難解100語翻訳」とあり、「予後」や「合併症」、「浸潤」といった言葉が紹介され、国立国語研究所が来春までにわかりやすい言葉に言い換えると書かれている。いわば専門用語なので一般人にはなじまない感じはある。

しかし、温室効果ガスの排出を2050年までに50%削減することは「望ましいということを信じる」という言葉のほうがはるかにわかりづらい。文脈からすると「望ましいと皆が考える」ということを「みんなで信じよう」ということだろうか。ブッシュが「削減しないことが望ましいという私の考えを、皆さんに理解してもらえると信じる」と言ったのを、翻訳者が間違えたのかもしれない。
国立国語研究所で解析してもらう必要がある。
世界の主要国のトップが集結しての大会議なのだから、誰にでもわかる言葉で歯切れよく結論をだせないものだろうか。2050年なんて40年も先のこと、参加首脳は存在していないだろう。ともすれば温暖化が灼熱化し、地球上に人類が生息していないかもしれない。曖昧模糊の言葉あそびをやってる場合ではない。

全国のカッパ好きが集まって水辺保全を討議する「河童サミット」、鬼かわら職人が後継者問題などを考える「鬼師サミット」、旅館のおかみ約200人による活性化会議「全国女将サミット」、「龍」の字がつく市町村が交流して活性化につなげようという「ドラゴンサミット」、「蛍サミット」「らっきょうサミット」「露天風呂サミット」など、目的が明解でわかりやすいサミットは山ほどある。

もやもやした洞爺湖の霧にむせび、議長をつとめる評論家総理の福田爺は「I,My」程度しか発言できず、「アイ・マイ・サミット」になっているのだ。

(写真は主要国代表者が集まっての記念撮影)

2008/07/07のBlog
時計を見たら5時30分、陽が長くなり明るいこともあって、時間の感覚がつかみきれない。ここは腹時計に頼るしかない。大汗かいたしビールも恋しい。三田牛を買って帰ることにした。
朝から移転先古民家の整備清掃、倉庫の片付けは若い従兄弟連に任せ、当方は障子の張替えに挑戦。網戸の張替えは例年やってきたので確かだが、障子に触れるのは初体験。段取りを頭にたたきこみ、1枚2枚と仕上げていくうち絶妙なリズムを刻むようになり、短時間で麗しく仕上がるようになった。

庭に進出著しい竹軍団も気になるが、いずれ伐採して竹垣を作るつもりだ。
前日、土曜日に開幕した「千里の竹」展(吹田市立博物館で8月31日まで)で、竹の会のワザ師たちが作った竹垣を拝見、大いに参考になった。
午後はメイシアター。
「吹田市町づくり創造政策研究所・設立記念シンポジューム」があり、どんな話が飛び出すか多少期待して出向いたのだが、某大学学長の基調講演を聴くうち「やっぱり」という感があり、眠気も襲ってきて我慢ならず、第2部のパネルディスカッションをパスして帰宅、ビール片手に書きかけのレポートに手をつけることにした。

その夜は大阪ミナミのワインバーへ。オープンして9周年、開店から関わった店だが10年目に突入するというので、祝い酒を楽しみに数人誘って出かけた。焼酎党のわが身を忖度しマスターが用意してくれた珍酒のオンザロック。難波八坂神社の宮司さんによるプロ級の弾き語り、ブルースを聴きながら遅くまで居座ることになった。
変化に富んだ一日だった。

しかし暑い。まもなく梅雨も明けるという。例年よりグッと早い。
洞爺湖のあたりでは、「地球温暖化」をテーマに怪しげな飲み会も始まった。
蝉しぐれも近いのかと庭を見回していたら、植え込んだゴーヤの蔓が屋根まで手を伸ばし、黄色い花をつけていた。
2008/07/04のBlog
引越しというのはしみじみ大変だなと思う。若いころは新天地へ行くという気軽さもあって、元気もりもりフットワークもよかったが、山積みになっていく段ボールを見るにつけ、ため息をつきながらの一服、すぐコーヒータイムとなる。
コーヒーをすすりながら積年の資料などをひもとくと、なんとなく廃棄するのがはばかられ、ゴミ袋にいきかけた手が休まるという悪循環、したがってなかなかはかどらない。

引越し先・三田の古民家には季節や日時を問わず、老若男女、だれ彼問わず来てほしい。そのためには、表向き「○○家」という表札は掲げても、それを超える看板が必要ではないか・・・そう考えたら居ても立ってもいられなくなった。母屋はボロでも、森林浴はできるし、三田牛のバーベキューコーナーもあるし、ゆったり20人は入れるレンタル教室もある。やっぱり開放しなければ意味がない。
キーワードは竹、レトロな昭和、蜂の巣・・・
考えた末、わが社「キャッツ・アイ」の名前から「猫目ハウス」に決めた。
くるくる変わる、臨機応変、柔軟思考、おもしろ人間のたまり場・・・。気心の知れた友人たちはもちろん、アーチストなどクリエイターが集まる場所にできたらイイ。そんな願いをこめて大袈裟だが「Creative Space 猫目ハウス」でいくことにした。隠れ家がうまく猫目家に変身してくれたらと思う。
わが家のボス猫・黒猫セピアの顔を見ながらスケッチを繰り返し、シンボルマークもつくってみた。

この拙いブログのタイトルも、いずれ「あんず」を離れ、「猫目」に変わる日が来る。