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鶯のさえずり
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2008/08/08のBlog
ロウソクを灯し、暗がりで待つこと6時間。夜11時になってやっと電気がついた。
しかし電話は不通。落雷。ゴロゴロというよりバリバリ・・・山伝いに田圃や畑を走りまくる雷・・・薄暮の空を切り裂くような稲光・・・。吹田では体験したことがない数時間。
引越して2週間強の新参者に対して、ずいぶん手荒な歓迎ぶりじゃないか。

本日の午後、やっと電話が通じるようになった。
オペレーションセンターに少なくとも20回はコールしたのだが、いずれも「落雷のため電話が混み合っております。しばらくしておかけ直しください」と、無機質な応答ばかり。
2日かかってやっと現れたNTTの人によれば、今年のゴロゴロは異常に強く、あちこち点検修理に出動することが多いという。それにしても2日間放置された身にもなってもらいたい。仕事にならなかったブンどうしてくれるんだ。
まぁここは天災、仕方がない。
庭の整理をしていると蟻の巣にぶち当たることがしょっちゅうあるが、委細かまわず草をむしりとっていくと、大量の蟻軍団がはじけて出てくる。大切な住環境をどうしてくれるんだとわめきつつ右往左往。おそらくNTTも雷にかき回されて、蜂の巣ならぬ蟻の巣をつついたような騒ぎになっているんだろう。

しかしなんとか丸く収まり、キーボードの前に座ることができた。
「さーて」と意を決したら、あららまたゴロゴロなりだしたぞ~。
地震・雷・火事・親父・・・地震以外は自信がある・・・と踏んでいたが、カミナリさまは怒らすと怖いことが身にしみてわかった。
2008/08/05のBlog
老朽化した玄関扉の2日がかりの建てつけ工事が終わり、またちょっとひと息。大工さんの職人技を横目に見ながら、いつも通り草刈正雄と化す。大した庭ではないが、楽しんで作業するにはコンセプトが大切・・・と、いろいろひねってみた。
その結果、。庭を5つのゾーンに分け、それぞれテーマをもたせて仕立てることにした。

松・竹・梅・栗にオリーブ。残りのスペースは外野とした。
松は長年手塩にかけてきた老松がシンボル。
竹は近年最も存在感を増し、進出著しいので竹づくしのコーナーとする。
梅は和室からのぞめるエリアで、シシオドシを中心とするワビ・サビ?の世界。
今年もたわわに実をつけた栗のゾーンは入浴中に眺められるというシチュエーションを活かしたい。オリーブはレモンの木とともに、ちょっぴり洋風仕立て。ここには手作りの備え付けテーブルとベンチが配置してあり、バーベキューを楽しむスペースだ。
外野は外界と遮断するいみも兼ねての目隠し、当分手がつけられない。

などと構想を練りながら和室を覗くと、ボス猫セピアが珍しく網戸越しに庭を眺めている。よく見るとグレーというか曖昧な色合いの猫がじっとこちらを見ており、黒猫とにらめっこしているようだ。どうなるものやら・・・成り行きを見ていたらお互い近寄って、網戸越しに鼻面を合わせはじめた。網戸越しの「チュー」か。
仲良しのあいさつ、「スムーチ」というらしい。
事情にくわしい猫博士に聞くと、「アッシュ」というメス猫で、美形のグランママなんだそうだ。黒猫セピアは恋に陥ったのか、聞いたことがない声で鼻をならした。
一瞬の、疲れを忘れさせてくれるひとときを与えてくれた。

2008/08/03のBlog
暑き夏、昨日今日と各地でなつまつりが本番を迎えている。
去年の今頃は吹田で地区の祭りの準備に追われていたことが、昨日のことのように思い出される。今年はお引越しイベントという祭りもどきを経験したために、あえて祭りの喧騒から逃げることにした。

昨日の午後、吹田市立博物館のカンチョーが、丹波へ向かう途中ぶらりと三田に立ち寄ってくれた。缶ビール片手に2時間半、あれこれ話で盛り上がり、肉体労働から解放されて久しぶりに文化的?香りに浸ることが出来た。ぶらりの立ち寄り・・・大いに歓迎である。
家内は出張で一人の夜。蚊取り線香を薫き、うちわ片手に縁側に座り、水割りをちびちび・・・。三田まつりの花火の音が遠くからかすかに聴こえ、ほのかな祭り気分。

先週の吹田まつり。引越しイベントと重なって大汗かいたが、企画全般を任された「さんくす音楽祭」は概ね好評のうちに終えることができた。
「こんど三田に遊びに行きますね」
出演したくれたフォークシンガーや津軽三味線の名手、アフリカンパフォーマンスのギャル・・・みなさん楽器を抱えて来てくれるという。
庭がステージ。ビールにワインに三田牛・・・ディナーショーになるな・・・。
そんなことを考えていたら、瞼が落ちはじめ、夢幻の境地に陥った。


2008/08/01のBlog
七転八倒、七転八起、空前絶後、嵐のような2週間だった。
お引越しを甘く見ていた己が悪い。入念に計画し段取りをふんだつもりだったが、いやはや思わぬことが次々に派生し、鞭打った老骨も限界に近い状況と相成った。
本日より晴れて?三田市民、隠れ家としてちょろちょろ遊びに来ていた古民家が本宅となった。不思議なもので、使い慣れた身の回り品が納まるべきところにはまってみると長年住んでいるような感じがして、吹田を離れる直前の不安とセンチメンタル気分はどこかへ飛んでしまった。
倉庫を含め、屋内はなんとなく形ができてきたが、200坪ほどの庭は一面草木が伸び放題、主の疲労困憊ぶりをあざ笑うかのようである。今に見ておれ、バサバサ刈り込んでやる。

引越し本番は「サカイ」にお任せ。朝9時スタート、堀江にある大阪オフィスの荷物の一部の運び込みもあり、すべて終わったのは夜の11時。陣頭指揮を執っていたサカイのI君の動きには脱帽。吹田~三田、北堀江~三田を往復し、タンスや冷蔵庫、書庫かエアコンまで3人でこなしたのだ。
「疲れたでしょう。なんでそんなにパワーあるのかな」
「疲れますよ。でもすべては気合とチームワークです」
「気合」というのがイイ。

古民家故の様々な修復も、この間地元のプロに依頼して進めてきた。
屋根裏にもぐりこんでの電気配線工事、洗濯場の配置転換に伴う水道工事、玄関周りや掘りコタツも含めた大工仕事、プロパンガスと警報装置の工事・・・。そのつど吹田から飛んできて立会うだけでも疲れたが、ようやく住むための目星が立った。
パソコンの前に座れるゆとりもやっとできた。

「あんず」から「うぐいす」へ。このブログもタイトルだけ触ってみた。
一足先に引っ越してきて放置されていたサボテンが「これからもヨロシク」と真っ白な花を咲かせた。

2008/07/17のBlog
吹田の旭通り商店街をちょいと入った路地にある「じょう崎」という小料理屋へ出向いた。「吹田ブランドってナンボのもん会」という怪しげな名前のついた集まり、七人の侍が膝つき合わせての密会、いや侍ならぬビューティアドバイザーなる「くの一」も紅一点参加。人ひとりがやっと通れるという通路をすりぬけて広がる奥座敷、まさに密会にふさわしい場所である。
ウォーターフロントを中心に町おこしの秘策を練る若武者も江戸から参上、パワーポイントを操り座敷の壁に投影しての熱きプレゼンテーションも交え、話もはずんだが酒もすすんだ。こんな面子が本気で何かを企んだら、何事かが生まれ、おもろいコトが起きるのは間違いない。定例にしようというただならぬ気配もある。
「脱吹症状」の身としては、こんなメンバーが気軽に溜まれる「好いたサロン」がほしいのは事実だ。

どだい何かを動かそうとしたら、コアになるのは熱い思いを持つ6~7人で十分。
ぞろぞろ集まって議事を進行する大会議や、声の大きなおじさんが仕切る会議からは思い切った手は生まれない。すばらしい発案もどんどん薄められ、最後は消えてしまうのがオチである。

今日は「あじさい忌」。石原裕次郎の命日だ。
裕ちゃんといえばデビュー作は「太陽の季節」。
まさしく本格的な太陽の季節に突入した。