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Feel Like a Kimchi -- 隊長のキムチな氣分
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2007/07/23のBlog
[ 13:49 ] [ K-1 / MAX KOREA ]
という大そうな内容でもないけど、今回のK-1KHAN大会はカラコダ、ジョン・ウェイン、クラウス、シリモンコンといった気合の入った外人勢が出ていたので久々の生観戦。

結果はこちら。 格通の長谷川さんと待ち合わせて5時に会場入りするも、試合開始は6時からとのこと。事前情報と違うじゃんかよ!・・・ま、こんなことはいつものことですけど。

印象に残った試合から言うと、この大会の俺的MVPは、シリモンコン。実は、かつてホモヌード事件で国外出国禁止にされていたシリモンコン。 元WBC王者なのに、めちゃくちゃ蹴り旨いです。飛び膝、前蹴りの当て感、ディフェンス能力の高さで相手のローキックやパンチをかすらせもしない。あれは昔、相当ムエタイやってたんだな。リーチで劣るためか、パンチを封印相手に何もさせないで完全なムエタイスタイルで判定勝ち。早く日本に呼んで、リング上からボクシング界から干されている辰吉を挑発すれば面白いのに。

もう一人は、カラコダに勝ったキム・セギ。1Rでボディ効かされて二度ダウンしてヘロヘロのキム・セギが2Rで大逆襲。玉砕覚悟の怒涛のラッシュでカラゴダを3ダウンを奪い激勝!ネームバリューのある外人選手との国際戦にビビる奴が多い中、キム・セギだけは呑まれてなかった。根性論ではないけど、実力で劣る上に「心」でも負けてたら勝負にはならない。改めて闘いの芯を見た気がした。キム・セギは気が強くていいキャラなので日本に呼んでもいいかも。

イム・チビンは間違いなく韓国で最高の選手であり、最高のテクニックを持っていると思うけど、やっぱり62kgの選手。今回は試合中の負傷もあったけど、この階級ではやはり無理があるような。

クラウスの相手は、相当いい選手だったし、いい打ち合いを展開してたけど、そんな中でもクラウスは冷静に一瞬の隙をついてハイキックで一撃KO。さすがモノが違います。ジョン・ウェインの試合はパッとせず。

あと、鈴木悟のダメッぷりが壮絶な印象を残しました。一年以上キックの練習をやってあれでは、もうこの世界では無理なのでは。持ち前のボクシングさえ見るも無残なほどばらばらになっていてとても日本国内で使える見通しは立たないような。まあ、敵地で地元の英雄の対戦相手としては最高の役割を果たしたとはいえますが・・・。

会場ではチェ・ホンマンのライバルであるキム・ヨンヒョンが紹介されてました。こいつも2m20cmぐらいあるシルム戦士ですがFEGと契約も済ませたんでしょう。キックの練習もしているようです。ホンマンの兵役もあるから、巨人枠をちょうど埋める代役なのかな?総合させたら面白そうだけど。

観客は3000人以上来てたので不人気な軽量級としては検討した方かな。次からはFEGコリア名義での大会になるらしい。ライティング技術や進行などはかなりこなれて来ているので移行するにはいい時期かも知れない。

ま、2万2千ウォン分は楽しめたかな。長くて疲れたけど
2007/05/05のBlog
[ 11:21 ] [ K-1 / MAX KOREA ]
ダイナマイトUSA大会への出場が噂されているわれらがフィーバー野郎チェ・ムベ選手。以前インタビューしたときに「いつか機会があればみんなの前でギター一本で歌を歌ってみたい」と言っていたムベさん。格闘家でなければ、ミュージシャンになりたかったようで「今でもバンドを組んでやってみたいけど、一緒にやってくれる人がいない」とも言っていた。さすがにリングの上でギターの弾き語りをやるのは難しいと思うが(亀田次男じゃあるまいし)、いつか彼の歌声を聴く機会はないかなと思っていた。

そう思っていたら、武zineのカメラマンから「ムベさんの動画を編集したので見てみて」と紹介されたのが、これ。4 Non Blondesの『What's up』を熱唱してます(笑)。カメラが回っているのでちょっと恥ずかしそうだが、意外な美声を披露している。中々ギターを弾きながら歌う姿もサマになっている。実は器用な人なんだねぇ。打撃とかキックはあんまり上達しないんだけども(笑
ちなみにこれはチームタックルのジム開設祝いの場で披露したものだとか。
2007/04/15のBlog
[ 11:20 ] [ NEOFIGHT / G5 ]
■ キム・ドヒョンウェルター級トーナメント制す
4月14日江南サムソン洞で、しぶとく生き続けるネオファイトが開催された。しばらく大会は見に行けていなかったが、前回大会からグラウンドでの制限時間はなくなり、総合格闘技団体に変身を遂げたらしい。最近ネオファイトを会場で見ていなかった理由は、グラウンド制限つきの総合の試合もほとんどなくなって、キックボクシングの試合が増えていたためだったが、どうやらグラウンド制限を要求していたのは、当時ついていたテレビ局(MBC)の要望が強かったらしい。今後はSBS系でテレビ放送される。ネオがグラウンド時間制限なしの総合するなんて、第一回大会以来だな・・・。

今回の会場は初めて格闘技の大会に使われた場所だったが、もともとファッションショーをする会場なだけあって、照明も音響もすでに備え付けられていて、なかなかいい感じ。700人ぐらいは入りそう。これで会場使用料が安ければ、小規模の格闘技大会用にいい会場となるかもしれない。

久しぶりに見に来ようと思ったのは、ウェルター級トーナメント出場者が粒ぞろいだったため。特に、日本で試合経験のあるキム・ドヒョン、パン・スンファン、HERO’Sで山本篤に勝ったキム・ジョンマン、ネオやバーファイトで経験豊富なチェ・スンピルらのメンツはスピリットMCと契約していないこの階級の選手としてはなかなか豪華。 しかし、こうしてみるとネオの出場者はみんなバーファイト出場歴の多い選手ばかりだな。まあ、Gimme5はネオの組織だったから当然なんだけど。

ウェルター級(-70kg級)8人トーナメント1回戦
第1試合:×キム・ヒウォン対キム・ジョンマン○(1回55秒アームバー)

久しぶりに見るキム・ジョンマン。パンクラスで実績を上げている山本篤に勝っているのに、日本で試合を呼ばれないばかりか、韓国でもあんまり試合がないのでちょっとかわいそう。正式にコリアントップチーム所属になったようだ。相手はあまり実績のない選手らしく、ロープ際でテイクダウンしてからサイドに回ってあっさりアームバーに決める。相手のキム・ヒウォンはレスリングもグラウンドもまったくできずに敗退。出場予定だったブンブン丸のチョン・ドゥジェの代役だったらしいが、まだまだ実力不足。

第2試合:×マリック・マライ対パン・スンファン○(2回終了判定)
マリック・マライはスウェーデンのオーレ・ローセンのジム所属らしい。セコンドにはローセンの姿が見えるが、見分けられる人はほとんどいない(僕も教えられてわかったのだが)。褐色の肉体に刺青の入ったマライはなかなか強そうだ。対するパン・スンファンはDEEPのタッグマッチで三島をKOした選手。体つきが随分良くなっているのが印象的。トレーニングはしっかりやっているのだろう。試合は、序盤マライが勢いよく間合いを詰める。グラウンドで下から三角や十字を果敢に狙うなど柔術系の選手の模様。1Rちょっと緊張していたパン・スンファンだったが、2Rからはスタンドで主導権を握っていく。2Rからバテ始めたマライに対してパンチを入れ、グラウンドでは上を取ったパン・スンファンが判定で勝利。だが相手がバテているのに前に出ないパン・スンファンが少しもどかしい。

第3試合:○イ・ヨンギ対チェ・スンピル×(延長1分26秒アームバー)
序盤から手数の少ない展開。特にチェ・スンピルは調子でも悪いのか、何か闘志というものが感じられない。対するイ・ヨンギは柔術の選手だが積極的に攻めていく。初めて見る選手だったが、前へ前へと出る姿勢がいい。結局両者決め手のないまま延長戦へ。このトーナメントは4分2Rだという。延長に入ってさらに集中力が感じられないチェ・スンピル一瞬の隙をついて下からイが十字を極めて勝利。番狂わせといっていいが、チェがあまりにもふがいなさ過ぎた。

第4試合:×キム・ヨンス対キム・ドヒョン○(1回2分19秒チョーク)
キム・ヨンスは始めて聞く選手。経験豊富なキム・ドヒョンは自信満々で試合を進める。すべての面で圧倒してあっさりチョークで勝利。ドヒョンはいいのだが、どうもBブロック(第3、4試合の)のマッチメイクされた選手のレベルが低い気がする。

女子キック-53kg以下級王座挑戦者決定トーナメント1回戦
第5試合:×ヤン・セウン対イ・ジョンヒ○(2回終了判定)
第6試合:×ソン・ナヨン対シン・ミニ○(2回終了判定)

必死に前に出て戦う女子選手たち。純粋にこっちのほうが面白い。
ウェルター級トーナメント準決勝
第7試合:○キム・ジョンマン対パン・スンファン×(3回終了判定)

この試合から3Rになっている模様。戦前はかなりの好試合が予想されたが、結論から言うと非常に退屈な試合だった。特にこの試合でほとんど何もしなかったキム・ジョンマンにはガッカリ。彼とはスマックガール韓国大会のときにで一緒に仕事をした仲なのでいつも応援しているが、この試合はまったく手数が出ず彼らしくなかった。一方、手数で押すパン・スンファンは2Rにフックでキムからダウンを奪う。倒れた相手をけってしまいイエローカードをもらう。しかしキムのダメージは大きい。3Rになるとようやくバックをとったキムが果敢に攻めるが、効果的な攻撃は少ないまま試合終了。判定ならパンで悪くても延長かと思われたが、キムの判定勝ち。しかもジャッジの二人がキムに20点を挙げているのは不可解としか言いようがない。

第8試合:×イ・ヨンギ対キム・ドヒョン○(1回1分57秒TKO)
一回戦でスタミナを使い果たしたイ・ヨンギにキム・ドヒョンが強烈なパウンドを落としてあっさり勝利。キム・ドヒョンは打撃やグラウンドに何か秀でているわけではないので、正直何がいいかあんまり良くわからないのだが、あれよあれよという間に決勝へ。ネオファイトのタイトルを二年間保持しているというので、地力があるのだろう。

女子キック-53kg以下級王座挑戦者決定トーナメント決勝
第9試合:×イ・ジョンヒ対シン・ミニ○(延長終了判定)

いい試合。全体的に退屈な男子の試合に比べて女子のほうがよっぽど闘争心があって積極的に闘う。もっと男も見習え。女子キックではかなりの実績のあるシン・ミニを追い詰めたイ・ジョンヒはなかなかいい選手だった。
ウェルター級トーナメント決勝
第10試合:×キム・ジョンマン対キム・ドヒョン○(3回終了判定)

実はこれ、コリアントップチーム所属の選手同士の同門対決なんだよね。その時点でかなり興醒めしてしまった。キム・ジョンマンは相変わらず手数が少なくほとんどスタンドで防御や警戒をしているだけで何もしていない。1Rは何の展開もなく終了。これで沸いている会場はおかしい。内輪で盛り上がってるだけだろ。日本でこんな試合見せられたら野次が飛びまくるよ。トーナメントで負傷の目立つキム・ジョンマンに非情になれないキム・ドヒョン。加えて途中で手が目に入ったり、金的が入ったりで再三試合がストップされてダラダラした雰囲気が強まる。判定でキム・ドヒョンが勝ったけど、日本で活躍したいなら今日のような試合内容ではダメだろう。大会としては退屈な試合が多く、ちょっとがっかりな内容。キム・ジョンマンを勝ちにした主催者が悪い。レフェリングや進行が悪いのはいつものネオらしいけど、もうちょっと成長してほしい。
自分的には後半相当盛り下がったけど、そういう主観的な面を排しても試合内容も含めていい大会とは言えなかった。実力が上がっていく一方であるスピリットMCの70kg級と比べると、かなり見劣りしたのは事実。ネオのことだからそんな所には全然気を使ってないだろうし、これからもこんな感じでずっと続けていくのだろう。6月にも大会を開催するといってたし。聞いてびっくりするぐらい選手のギャラも安いので、それも可能なのだろう。
2007/04/09のBlog
PRIDEライト級GPに韓国人選手が出場
ソース:MFIGHT

韓国のノゲイラと評されるキム・ドンヒョン(25歳、闘魂浄心館/CMAコリア)が5月20日開催されるPRIDE ライト級GP開幕戦に出場する可能性が非常に高いことが明らかになった。PRIDE放送の中継陣が、8日PRIDE 34の生中継中にキム・ドンヒョンのGP出場が確実視されていると明らかにしたもの。ある関係者もMFIGHTとインタビューで「キム・ドンヒョンがPRIDE GPに出場することになった」として「現在PRIDE出場のために猛訓練中」と話した。キム・ドンヒョンは8日のPRIDE 34閉幕セレモニー時、出場選手らとリングに上がってPRIDE進出が内定したことを示唆した。この日キム・ドンヒョンがPRIDEのリングサイドで試合を観戦しているのが確認されている。

キム・ドンヒョンは2004年『スピリットMCインターリーグ1』を通して総合格闘技の舞台でデビューし、ノ・ヨンアム、キム・ヒョングァンらに判定勝ちをおさめた。2004年12月に学業専念と個人的な事情を理由に突然リングを離れたりもしたが、昨年カムバックした。昨年5月に日本の『CMAフェスティバル2006』で谷村光教にチョークで勝利したのを始め、日本人ファイターらを相手に5連勝をおさめている。

柔道をベースに柔術の技術を習得したキム・ドンヒョンは、闘魂浄心館で打撃の実力も向上させ、オールラウンドファイターとして成長した。デビュー当時184cmの長身を利用してグラウンドファイトで強い姿を見せていたのとは違い、最近ではスタンドの打撃戦で相手を圧倒してなぎ倒している。最近の3試合はすべて打撃によるKO、TKOで勝利している。キム・ドンヒョンはPRIDEの下部大会と言えるDEEPで出場しながら、実力を認められ、PRIDEに進出する可能性の高いファイターとして評価されてきた。

PRIDE ライト級GPは73kg以下のファイター16人が出場し、トーナメント形式でチャンピオンを決定するイベントだ。5月20日に16人が集う開幕戦、7月16日にベスト8が集まる第2ラウンド、9月30日準決勝戦と決勝戦が行われる決勝ラウンドが開催される予定だ。ライト級チャンピオン五味隆典、青木真也らの日本人選手とUFCの選手らが出場する予定。

キム・ドンヒョンがPRIDEのライト級GPに出るという話は僕も少し前から聞いていた。DEEPで地道に試合経験を積んできたことと、その試合内容と結果を見ればPRIDE参戦は頷けるものだ。世界のツワモノが集うGPへの参戦ということについては若干の不安もあるが、総合での実戦経験がなくシルムで実力者だったからと言っていきなり鳴り物入りでPRIDEに出られるような選手よりは、よっぽど好感も持てる。しっかりとDEEPから着実に駆け上がってきた彼に僕は期待している。というか、まだまだ韓国には金のことを第一にして格闘技をやっている者が多いので、キム・ドンヒョンやオ・ウォンジンらのようにDEEPでしっかりと実績を積んだ上でPRIDEへの参戦を遂げる彼らを是非見習ってほしい。

マット・ヒューズや五味らが出場するような、このモンスタートーナメントは彼にとってはかなり厳しい大会になることは間違いないが、今までの韓国人格闘家に対するイメージを覆すようなテクニカルでアグレッシヴな試合を見せてほしいと思う。彼にはそれができるような気がする。あと体脂肪の低そうな彼の体でどうやって80kgから73まで落とすかも問題になるかも。
2007/04/06のBlog
[ 17:00 ] [ PRIDE韓国情報 ]
PRIDE韓国上陸間近!
ソース:PSYニュース

ヤクザスキャンダルによって地上波放送を切られ、経済的な困難を経て最近UFCとの業務提携で強大な資金力を持つことになった日本のメジャー総合格闘技団体PRIDEが近い将来、韓国で大会を開催する計画であることが分かった。

韓国のPRIDE放映権販売会社IBスポーツ(以下IB)側は5日、これまでに韓国進出計画はあったが、地上波との契約解約で韓国進出を実行させる余力がなかったPRIDEがUFCとの業務協力により、早いうちに韓国進出を実行させると発表した。

IB側は、韓国大会がPRIDE米国大会のように公式大会のナンバーシリーズ形式で行われ、時期は確実でないがプライド40が開催される以前までは可能だと見ているとし、遠くない期間内に韓国で大会が行われるだろうと示唆した。

これと共に、K-1 KHANようなPRIDEのフランチャイズ大会が国内にも正式に発足する。 IB側がイ・テヒョン現所属会社のサイカン・スポーツ・グループ(以下サイカンSG)と手を組んで今年中に韓国内でのPRDEフランチャイズ大会をスタートさせると発表した。

1年に定期的に4回の大会を開催し、今年には二回程度計画中で、これまたPRIDE韓国大会と同じように時期は未定で、一定の期間内に開催される可能性が大きいとIB側は伝えた。

IB側の予想通り、PRIDE40が開催される以前に、PRIDE韓国大会が開催されるならば、PRIDEはUFCのように1ヶ月に最低一回以上のイベントを開催する可能性が高く、早ければ6ヶ月、遅くとも1年内には韓国でPRIDEの試合が直接見られるようになる。

また豊富な資金力で知られるサイカンSGとIB側が、今後正式にPRIDEの国内大会を正式にスタートさせることになれば劣悪な国内格闘技界の勢力図の一大変化をもたらすものと見られる。それほど自由に出場できなかった国内選手のPRIDE進出も、一層容易になる可能性が高い。

一方現イ・テヒョンの所属会社であるサイカンSGのイ・ジェチョル代表は、「イ・テヒョンと前所属会社のトロイFC間の問題は全部解決された。トロイFCがプライドに参戦する窓口の役割を果たした日本のエンターテイメントグループ、J-ROCKとも協議が完了した」と話し、これ以上イ・テヒョンのPRIDE出場に支障がないことを強調した。

韓国情報を発信してほしいという話しがあるので、細々と報告をば。韓国でPRIDEが開催されれば、面白いことになるが、出場選手はどうするんだろう。

現在韓国のいい選手はほとんどスピリットMCにがんじがらめにされている。勿論諸岡さんのルートもあるが、今回の決定で諸岡さんのルートがどのように作用するのか・・・。諸岡さんとPRIDEの関係とスピリット側と諸岡さんとの関係を考えれば、容易に選手交流が行われるとは考えにくく、引き抜きはないにしても、契約を待ってメジャー団体であるPRIDEに出場したいと言う選手は多数出てくるだろう。先日スピリットMCはK-1ネットワークの傘下に入ったことだし、冷戦構造の代理戦争みたいになるかもしれない。これでPRIDEに出てほしい願っていたスピリットMC王者のイム・ジェソクはPRIDEに上がれなくなるのか、スピリットに上がっていて無差別級の王者でもあるデニス・カーンはどうなるのか。PRIDEが韓国で定期的に興行を打つようになれば、脆弱な韓国格闘技界の基盤はまた混沌としてくる。

韓国での大会規模がわかりにくいけど、K-1の韓国ローカル大会であるKHANと同じような規模なのか、上の文にも書いてあるようにナンバーシリーズなのか。正式発表を待たなければまだ不明なところだろう。

あと、知らなかったけど、イ・テヒョンの問題でゴタゴタあったみたいね。あんまり興味ないけど、諸岡さんラインではない新しいコネクションでのPRIDE参戦を果たした前例を作ったイ・テヒョンもそろそろまたPRIDEで復帰を果たすと言うことか。
2006/09/19のBlog
会場で色んな人に「ブログ続けてよ」と言われたので、K-1 KHANの大会レビューを書くことにする。この大会は日本のYahoo!でネット生中継された大会。これからもこんな中継は試験的に続けていく意向のようなので、マニアは注目かも。会場は僕の予想に反して4000人ぐらいが来場。やはり、元ボクシング世界チャンピオンやテコンドー銀メダリストのK-1転向一戦目が行われると言うので、一般層へのアピール度が高い大会だったのだろう。観客も格闘技ファンよりはライトな一般層が多かった。

[オープニングファイト]
×パク・チャンソク(韓国) vs キム・ソンフン(韓国)○
判定(3-0)

ドカドカと大振りパンチで殴り合うパクに対して冷静にするキム。会場は最初から大盛り上がり。2Rにパクのパンチをもらってキムは慌てるが、3Rになってスタミナのなくなった相手を徐々に完封し、大差でキムが判定勝ち。

[第1試合] トーナメント
○キム・ヨンジョン(韓国) vs J.MAX(韓国)×
1RTKO(スリーノックダウン)

J.MAXは芸能事務所に所属する、肉体を美しくして闘うビジュアルファイター。しかし、いいところなく、1Rで撃沈。素人ではないらしいが、相当ブランクがあいていたらしい。体作りを気にするのはいいし、肉体派芸能人を目指すのもいいけど、それで勝てるほど格闘技は甘くない。

[第2試合] スーパーファイト
×チョン・ベッホ(韓国)vs 康恩(中国)○
延長1R KO(タオル投入)

なぜか入場時から大ブーイングを受ける中国人の康恩。高句麗の歴史問題でもめているからか?体は小さいものの、ガッツのある康恩は、徐々にプレッシャーをかけて試合を有利に運ぶが、本戦はドロー。チョンも頑張ったが、しかしここまで。延長Rで前蹴りを立て続けにもらって戦意喪失。セコンドからタオルが投入された。

[第3試合] トーナメント
×ハン・ヨンジン(韓国) vs イ・ジンファン(韓国)○
2R KO (ミドルキック)

中年オヤジ顔のハンが根性で前に出るも、手数の多いイは、2R強烈なミドルをハンにぶち込み劇勝。

[第4試合] スーパーファイト
×チェ・ジェシク(韓国) vs Vuyusile Collossa(南アフリカ)○
1R KO(スリーノックダウン)

片腕のファイター、チェは障害者としてお情けとして試合をさせてもらっている訳ではなく、れっきとしたプロファイターでKO率の高いプロファイターだが、南ア出身のコロッサには分が悪すぎた。強烈な左右のフックをリズミカルに打ち分けるコロッサがコーナー際でディフェンス力に限界のあるチェを捉え、三度のダウンを奪った。コロッサは南アの民族キャラが立っていて面白い選手。対するチェは可哀想かもしれないが、世界の一線級の選手と戦うには、今の実力では厳しいと言わざるを得ない。

[第5試合] トーナメント
○キム・パンス(韓国) vs K.MAX(韓国)×
判定(3-0)

惨敗したJ.MAXと同ジム所属のK.MAX。体格に劣るキムに1R二度のダウンを奪われ、同じ結果かと思わせたが、そこから少し持ち直し、何とか判定まで持ち込んだ。キムは体格は小さいが、アンディ・サワーに判定まで行った選手。このレベルの相手には1Rで仕留めてほしかった。

[第6試合] スーパーファイト
○シンビ・テウン(タイ) vs ビャンバ(モンゴル)×
2R KO

前々回のKHANでは、メインに出たカラコダ相手に互角以上の戦いをし、疑惑の判定で敗退したシンビ・テウン。タイでは一線を退いた選手だったが、韓国で復活。その技術の高さは十分K-1 MAXでも脅威となるだろう。勢いのあるモンゴル人のビヤンバ相手にムエタイの定石どおり、最初様子を見たうえで、2Rで一気に本気を出してKO勝利。格が違った。

[第7試合] トーナメント
○イ・スファン(韓国) vs 我龍真吾(日本)×
1R KO

入場から試合開始前のガン付けまでが一つの様式美化している我龍。韓国でもブーイングは起こらず、声援があがる(笑)。とにかく何があっても、ガンガン前に出て根性ファイトで泥仕合に持ち込むのがが龍のスタイルだが、この試合では一発いいのをもらってダウンした途端にセコンドからタオルが投入された。本人も特に悔しがる風もなく、スタスタと退場。個人的には我龍は好きな選手だけに、この試合内容にはがっかりした。海外での試合であるとはいえ、どこか体で悪い所がなかったのなら、彼自身の価値を落とす試合だった。イはイム・チビンに次ぐ実力者なので、勝敗自体には疑問はないのだが。

[第8試合] スーパーファイト
○チェ・ヨンス(韓国) vs ドリトン・ラーマ(スウェーデン)×
1R KO

今大会の売り、元ボクシング世界チャンピオンのチェ・ヨンスのK-1デビュー戦。だが、ラーマがあからさまに弱すぎた。ラーマは何もできずに、パンチを次々にもらってKO負け。国民的英雄の復活劇に観客は大喜び、しかし僕はあからさまな演出にゲンナリ。今時K-1でボクサーが激勝できるほど甘い世界であることを喧伝して何の意義があるのか不明。チェを見に来たのは、格闘技が好きなファンというよりも、一般市民なのだろうし、その客を満足させるためにはこうした陳腐なストーリーが必要なのだろうが、正直言って格闘技ファンをバカにしていると思った。元チャンプの試合後のマイクも号泣しながら「田舎のカアチャンにありがとうと言いたい」だと。今は60年代かと錯覚してしまった。来年にはチェのK-1 MAXも噂されているというが、どの道キック対策ができなければこの世界で成功することはできないだろうね。パンチはさすがに速かったけど。

[第9試合] スペシャルファイト
○パク・ヨンス(韓国) vs 渡邉大輔(日本)×
1R KO

パクはオリンピックの銀メダリスト。空手対テコンドーで煽られた試合だったけど、渡邊は実戦から二年ぶりの復帰戦だというし、シチュエーション的に韓国の英雄の餌食としては、格好の役割。試合内容も最初ラッシュをかけた渡邊だったが、試合が少し進むにつれてあからさまにパンチスピードが落ち、パンチも狙って打っているようには見えず、ハイキックを食らって1Rで秒殺負け。絵に描いたような結末に「これ、ワークじゃないの?」という声が韓国人記者のあちこちから挙がる。が、会場は勿論大騒ぎ。三試合連続で韓国の期待の選手たちが余りにも見事な1R秒殺勝利が続いたので当然だろうが、こんな試合内容で喜べるなんて幸せな人たちだ。彼らは韓国の有名人が活躍したことによって、自分たちの民族的自尊心が満たされただけであって、格闘技の楽しさを知った訳ではなかろう。今大会の内容は、韓国人は喜ばせられても、格闘技ファンは喜ばせられないということを肝に銘じたほうがいい。興行を盛り上げるために、実力差のあるカードをいくつか忍ばせるのも悪いとはいわないけど、多すぎるとこの大会のようにゲンナリしてしまう。いくら「メインに勝負論のある試合を組みました」と言っても、チェ・ヨンス、パク・ヨンスの二人の選手の試合が終わったらゾロゾロと観客が会場を出て行くようでは、大会として成功と言えるのか?

[第10試合] スーパーファイト
×イム・チビン(韓国)vsヴァージル・カラコダ(南アフリカ)○
延長1R(3-0)

折角の好カードだったのに、前の三試合のせいでこちらのテンションは下がったまま。しかし期待されたとおりに両者はこれまでの試合の大味さを吹っ飛ばすようなパンチスピードを披露していく。見ていても前の三試合ととても同じ競技とは思えない。イム・チビンは韓国においては不世出の選手で、技術的にも器用で必ず対戦相手に対応した新たなテクニックを試合で見せてくれる。この試合では相当猛特訓を積んできたであろうボクシング仕込みのディフェンス技術を披露する。序盤トリッキーな動きで試合のイニシアチブを握ったチビンだったが、徐々にスタミナ切れし、手数で勝るカラコダに追いつかれ、本戦では1-1のドロー。延長ではスタミナに勝るカラコダとはっきり差が出てしまい、メインを飾れず。メイン前の三試合があからさまな民俗主義的な主催者の意向が反映されたマッチメイクだったので、本戦判定でチビンの勝ちにしないのは不思議だった。この大会でK-1の魂を守ったチビンとカラコダには拍手を送りたい。頭の固いガチバカの意見だが、こんな調子で大会を続けて行って韓国の格闘技市場が活性化されるのか、と言う疑問が強く残った。
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