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赤阪甚の「即興的日常」/Improvisational Days of JIN
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2008/05/13のBlog
好きなNHKの番組でたまに見ていますが、今日は何気なしに見始めて見入ってしまいました。映画監督の堤幸彦氏(52才)。ちょっと見はバブルガム・ブラザースのTOMさん似の長身の悪そうなオヤジです。

なかなかの苦労人で、TVバラエティ番組のADからスタートして、素人カラオケ番組・音楽PV・CF等のディレクターを経て、40オにしてTV 『金田一少年の事件簿』で監督デビューした遅咲きの人。それ以降は、『金田一少年の事件簿-上海魚人伝説』(97)、『ケイゾク/映画』(00)、『溺れる魚』(01)、『CHINESE DINNER』(01)、『TRICK劇場版』(02)、『恋愛寫眞』(06)、『明日の記憶』(06)、『包帯クラブ』(07)、『自虐の詩』(07)など娯楽作品から社会派まで質の高いエンタテイメントを精力的に撮り続けています。現在は 『銀幕版スシ王子!~
ニューヨークへ行く~』(08)が公開中。さらに浦沢直樹の人気マンガ 『20世紀
少年』 を撮影中という超売れっ子の映画監督ぶりです。

でも、撮影現場での入念な準備や演技指導そして演出家としての妥協の無さ、インタビューに答えて作品ポリシーや生き方を語る堤監督の言葉は真面目そのものでした。52才にしてこのピュアな態度、若々しい創作姿勢、そして金髪のやんちゃぶり。こんな50代になりたいなあ…と感じさせる人でした。
2008/05/12のBlog
東京コメディストアjの「即興力アップ!レッスン」のアドバンスが今日からスタートしました。2月から4月まで12回を経験した人を主な対象として、ストーリー創りのためのレッスンを重点的にやるクラスです。ここからが本当のインプロ・レッスンという感じかな。楽しみ楽しみ。(^ ^)

前のレッスンで一緒だった顔馴染みさんと2週間ぶりに再会し、もっと以前のクラスで経験のあるメンバーも混ざって今日は16名の受講生でした。その中にはなんと、いつもS1の審査員をしている某有名アニメのシナリライター・JACKYさんの顔も。初めて言葉を交わしましたが、僕よりすこし年長ですが顔や姿の雰囲気がそっくりなのですね!JACKYさんいわく「こんなに似ている人に会ったのは初めて」だとか。これは新たな(おじさん)インプロ・ユニット結成か!?

レッスンの最初はウォーミングアップがわりに、全員の自己紹介のあと「名前をリズムで言うゲーム」「名前オニ」をやってから、3人1組で 「何やってるの?」に非連想の答えを返してリレーしていくゲーム。続いて「感情コール」はシーンの節目で感情の変化を突然に指示するゲーム。これはストーリー作りというよりも、プレイヤーがさまざまな感情に対応できるようにするエクササイズです。ナツミ、JACKYさんとやりましたが、ナツミとやった「昭和」のシーン、JACKYさんとやった「調査」のシーンそれぞれ良かったです。

今日はストーリーの基本形と膨らませ方の復習をすることがレッスンの中心でした。だいたい3分のショートシーンを想定して [設定]>[展開]>[結末]といくわけですが、「最初の20秒で良いシーン/駄目なシーンは分かる」と純さんは言います。それくらい場の設定や最初のイメージは大切です。今日はJACKYさんの「高校の時のジャージ」というストーリーが秀逸でした(さすが本職!)。また、短いといえどもストーリーの中には山場(クライマックス)が必要です。それも前半だらだらとして終盤で急に追い込むのではなく、中盤に山場(主人公が追い詰められたり・決断を迫られたり)が来て、その後の正当化や結末をきちんとやれると理想的です。そして「ラスト30秒」とコールがかかったら、シーンを進めながら、頭の中では「後ろを見ながら」ストーリーの結末をさがのだと言います。これが決まればすごく恰好いい!

語る/聞くの関係で共同で面白いストーリーを創るために、「具体的に/Color」「展開/Story」「感情/Emotion」を指示するエクササイズがあります。リラックスした関係でできるので、相手の聞きたいところ、興味深くわくわくする展開とはどういうことか、反応を見ながらストーリー・テリングが出来るので、とてもいい練習になります。その後は、2人1組で 「ブラックボックス」「ドアをあけて」 をやりました。いずれもパートナーの指示は上記のC・S・Eを意識して話の膨らみと面白さを引き出すように誘導しました。これは補助具付きの体操のレッスンのようなもので、とってもいいですね。

即興のストーリーを演じる際には、プレイヤーはあらかじめ場所や役柄や関係などの与件を与えられずに、題名だけ・場所だけで自分の頭に浮かんだイメージを頼りに言葉を発し・体で表現していくことが往々にしてあります。最初にイメージした「場所」や「人物」を捉まえたら、そこから自分で「感情」や「反応」を引き出してどんどん先へ展開していくことが求められます。観客は設定よりもむしろ「何が起こるのか」を期待して観ているからです。これは足場や状況を確認する前にどんどん走り出してしまうようなもので、ジェットコースター並みに「舞台を生きる」ことなのでしょう。いわゆる本格的な役作りや演技術の指導を受けた経験者の中に、このイメージの疾走に抵抗感・不安感を持つ方も少ないないようです(今日もちょっとそんな場面が・・)。今日の純さんの名言 『肉体で表現する人には、言葉は邪魔』。
2008/05/11のBlog
東村山ふるさと歴史館で、北山公園にできる「楽しいたいけん館づくり!ワークショップ」の3回目が行われました。前回に募集したワークショップの世話人に僕も入ることになったので、1時間ほど早く行って学芸員の方々と打ち合わせをして、今回から世話人が司会やグループワークの進行も手伝うスタイルへと変えていくことになりました。

全体進行は、地元の下宅部遺跡「はっけんのもりを育てる会」の Iさんが行いました。博物館と市民との協働の経験が豊富で、議論の進行や論点の整理がていねいで適役だと思いました。僕は今回の作業テーマであった 「たいけん館でやりたい事・したい事」 のグループワークの進行をお手伝いしました。20人で1時間ほどの短いワークでしたが、これから部会を結成して実現化を検討していくべきテーマや活動内容が浮かび上がってきたように思います。

初回と第2回は固かった会議の雰囲気も、3回目では少しずつ打ち解けてきて、今回から30代の若者コンビや地元の新たな団体も参加したりして、動きのある場へと変化する兆しが見えてきたように思います。これから来年の5月開館を目指して、どんな展開になっていくのか楽しみです。尚、ワークショップの参加者は市の内外から随時募集中です。関心ある方はどうぞ博物館まで問い合せてみてくださいね。
2008/05/09のBlog
今日も午後は法政大学でした。専門演習Ⅰの担当で、「先生」などと言われるとこそばゆいですが、話の中身は「まちづくり」に関する研究なので、自分なりの20年の知識や経験をもとに責任をもって指導するつもりです。

今日は、連休中に南魚沼市の「清水の宝もの会議」に一緒に参加した Yくん・Kくんから短い報告をしてもらった後、Hさんが徳島県上勝町を題材に「労働が高齢者の生きがいや健康にもたらす心理的効果」について研究したいという計画を、Iくんが自分の育った横須賀市との比較研究で「外国人居住者が住みよいまちづくり」について研究したいという計画を発表しました。両テーマともに論点がまだ漠然としているので、その場でテーマに含まれる課題を整理し、基礎情報として当たるべき論者や機関を紹介し、対象となりうる地域事例についてのヒントを示しました(探し出して決めるのは自分の力だよ、という意味で)。さあ、次はどんな風に進めてもってくるかな? 楽しみだ。
2008/05/08のBlog
郡山から一旦自宅へ戻ってから、午後は法政大学の「地域づくり実習ワークショップ」の講師を務めました。このワークショップはもう5年目になりますが、毎年7~8月に法政大学の学生達が農山村・都市部・企業やNPOの現場へと2週間ほどのインターンシップに出かけるための事前学習の一環として行っているものです。今年は担当教員がZ先生とY先生という若手コンビに変わって、新しい視点も盛り込んで実施しています。

事前にZ先生と打ち合わせをして、今回のワークショップの目標を ①お互いに良く知り合うこと、②地域づくりのテーマと自分との関わりを掘り下げること、③ワークショップやグループワークの方法を学ぶこと、の3点としました。今日と来週の90分×2回シリーズですが、今日は最初のガイダンスの後にアイスブレークのゲームを3種類、5人グループに分かれて「キーワード」をめぐってブレストと簡易KJ法による整理・発表を行いました。入門的な内容ではあるけれど、かなりハイテンポで(でも説明や浸透を待つところではスローテンポで)PETA並みのリズムで90分あっという間に終えました。自分的には、けっこう出来の良いファシリテーションでしたが、どうだったかな?
2008/05/07のBlog
越後の山でボランティア・ワークをした後、エコプラスの高野さん・大前さんに駅まで送っていただいて、JR小出駅19:38発の只見線最終電車にのって奥会津へと向かいました。すでに日はとっぷりと暮れて、終着駅の只見に着いたのは21:00。駅前の旅館に泊まりました。翌朝は一番電車の7:23に乗り込んで三島町へ向けて出発。各駅停車の只見線は、只見川のゆったりとした流れを右に左に見ながら、まるで水の上に浮かんでいるような景色の駅をいくつも通り過ぎながら、ゆっくりと会津宮下駅へ到着しました。

三島町では、午後に「奥会津案内人講座2008」のスタッフ会議、夜に「エコミュージアムNPO」の設立準備会を行いました。どちらも具体的な形が見えてきて、今年度の展開が楽しみです。夜9時過ぎ、今夜は三島町には泊まらず、igaigaさんの車で郡山まで送ってもらって駅前のホテルに投宿。明日は昼前に自宅へ戻らなければなりません。なんか旅ガラスな毎日だなあ。
2008/05/06のBlog
「清水の宝さがし会議」の二日目は、全員が長靴に雨具を装着して朝の7:30に集合し、地区の方々の案内で巻機山(まきはたやま)の沢筋に分け入って、「ナメコのコマ打ち作業」を体験させてもらいました。実際の作業時間は2時間ほどでしたが、総勢40人がかりなので約15,000ケのコマをサワグルミやブナの原木に打ち込んで、今年のナメコの仕込み作業の大半が終わってしまったと思いますが(人海戦術の効果)、山の中腹の作業場に到着するまでに約1時間、作業の説明や段取りにさらに1時間、昼の弁当と帰り道で1時間と、じつは 「仕事は段取り八分」 という言葉が実感できる現場でした。

昨日の会議の場では遠慮がちな様子だった清水地区の平均年齢70数歳の方々が、山に入るとその動きが見違えるようです。まず身支度からして決まっています。鉈をふるって沢筋を切り拓いて歩く身ごなしには隙が無く、学生達が歩きやすいルートを選ぶ判断も親切で的確です。現場に到着すると、チェーンソー・発電機・ドリル・げんのう・ナメコの菌を繁殖させたコマなどの用具を手早く整理して作業の下準備にかかり、人数を3班に分けて作業場所を分散させて効率化を図り、学生たちの作業が順調に進み始めるとチェーンソーを使って新たな原木を切り倒すなど、その段取りや動きは実にスムーズで無駄がありません。僕は時どきその姿に見とれて手を休めていましたっけ。

午後に山を降りて、公民館に戻って最後のまとめ会議を行いました。最初は「清水の宝ものなんて何処にあるんだろう?」といった顔だった若い参加者たちも、口々に宝ものを挙げて、熱心にその活用策を考えていました。日本各地にある限界集落の再生のためには、現場に根づいたNPOをコーディネーターとするボランティア応援団がいくつも結成されることが必要だとと思いますが、今回はその萌芽の可能性を感じました。
2008/05/05のBlog
新潟県南魚沼市の清水地区は、コシヒカリの産地である越後平野や石打塩沢地区のスキー場から山間部へ30分ほど入った奥地にある標高400メートル・戸数18戸のいわゆる「限界集落」です。NPO法人エコプラスを主宰する友人の高野孝子さん・大前純一さんは、昨年から「TAPPO南魚沼やまとくらしの学校」を開校して、山村集落に拠点を構えて"地域まるごと自然学校"づくりを進めています。

連休最後の2日間を使って、エコスプラスと清水地区の方々が企画したフィールド・トリップに東京圏から大学生や社会人の有志30名ほどが参加して、清水地区の里めぐりをしながら「宝もの」を発見したりその活用法を考えたり、NPO日本エコツーリズムセンター代表の広瀬敏通さんから「地域を元気にするエコツーリズムの考え方」を聞いたり、さらに実際に山に入って「ナメコのコマ打ち作業」お手伝いをするするプログラムを行いました。早稲田や法政などの大学生の参加者たちは、みな真面目で熱心ないい若者達でした。

一日目の清水地区の「宝さがし」フィールドワークでは、地区の方々や山や植物に詳しい先生の案内でいろいろな発見をしました。印象に残ったもの=まだ雪が残る里山の斜面に映えるブナの新緑とユキツバキ(新潟県の県花)の組み合わせ、カタクリの花が咲く田んぼの畦道と小さなお堂、修験道の火渡りの祭があるという巻機権現の前庭と天井絵、そして清水地区の共有林である巻機山(まきはたやま・日本百名山の一つ)の山麓から流れ出る飲用川(のみようがわ)の清冽で水量豊かな流れなどでした。夜は公民館に寝袋で雑魚寝でしたが、地区の方々の日本酒の差し入れもあって、遅くまで盛り上がった交流会が続きました。
2008/05/03のBlog
連休中の一日、娘たちと仲良しのHさん一家と一緒に 「ホリデー快速・鎌倉号」に乗って鎌倉・湘南へ遊びに行ってきました。JR東日本が休日だけ運行する「ホリデー快速」は、大宮~鎌倉間を約100分でつなぐノンストップ電車です。西武線との交差点である新秋津駅から8:30に乗り込んで、鎌倉まで乗り換え無しの80分。江ノ電のフリーパスもセットで往復2400円はお徳なチケットです。顧客目線のサービス企画するJR東日本えらいぞ!

前日から雨模様が続いていて午前中は傘での散策でしたが、初めて鎌倉へ行く子ども達向けに、まずは江ノ電・長谷駅で降りて「国宝・鎌倉大仏」を見に行きました。大仏様の胎内にも入って大興奮。それから大人ならば長谷寺や鎌倉文学館なども回りたいところですが、子ども達は携帯ストラップや手編みの小さな人形やらを売っているお土産屋さんに引っかかって、ここでお昼時となりました。

せっかくだからと、江ノ電で七里ガ浜まで足を延ばして、大勢のサーファーが浮かんでいる湘南の海を見渡せるカフェ・テラスに陣取って、ハワイ風のランチプレートを食べました。その後は、まだ少し冷たい海水をものともせず、子ども達は海辺でガンガン遊んでいました。僕も一応ライフセーバー代わりに近くに居ましたが、いつの間にか漂着する海藻類を振り回して子ども達とじゃれあったり、砂浜でプロレス相撲をしたりと、童心にかえって(もともとそうか?)楽しく遊びました。体も衣類もすっかり濡れてしまいましたが、海岸のコイン・シャワー施設でさっぱり着がえて鎌倉駅へ。

帰りの「鎌倉号」は16:00発車なので、慌ただしくお買い物をしてから乗り込むと、子ども達4人は残っていたお弁当用のおにぎり・ソーセージ・フルーツなどを凄い勢いでむさぼり食っていました。やっぱりお腹が空くんだなあ(笑)。その後は爆睡。17:20には朝乗り込んだ新秋津駅に到着して、なんだかいろいろ遊んだ一日が終わりました。
2008/05/01のBlog
新宿まで買い物に出て、休憩に東口地下の 「BERG(ベルク)」 に立ち寄りました。僕が学生時代からずっと続いている店で、ドイツ風のビールやソーセージなんかで立ち飲みできて、映画や芝居のチラシも置いてあって、若い頃はそんな大人の雰囲気に憧れて入っていましたが、今はなにか懐かしい感じがします。いつもながらお客さんで賑わっていましたが、ここもJRのビル改装に伴って立ち退きを迫られているらしく、「この場所にベルクを残して」と書いた署名用紙が置いてありました。

ベルクを出た後、新宿南口まで歩いて、友人の広告メディア・プロデューサー Hさんの新しい事務所を訪ねました。JR本社ビルの裏手の渋谷区代々木の一角にある古いビルですが、昔は外人向けホテルだったのではないかと思わせる贅沢な敷地で、がっちりした造りと広い窓のある端正な感じのいいお部屋でした。

2人で新南口まで出て、改札口のすぐ前にあるアメリカン・カフェ「Good Times」でビールを飲みました。Hさんは 「森の聞き書き甲子園」 という毎年高校生100人が森の名人・達人に聞き書きをするプロジェクトのメディア・プロデューサーをやっていて、青森県や新潟県の山村にも深く関わっている方です。背景は違えども、農山村にかける思いは共通点が多くて、楽しくいろいろお話してすっかり飲んでしまいました。