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Japan Law Express
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2008/05/16のBlog
アメリカのテキサス州連邦地方裁判所で、任天堂のゲーム機のWiiとゲームキューブのコントローラーが米社の特許を侵害しているとして、陪審団によって損害賠償を命じる評決が出されたことが明らかになりました。

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任天堂に22億円支払い命令、特許侵害訴訟で米地裁(日本経済新聞2008年5月16日)

【ニューヨーク=小高航】米テキサス州の地裁陪審団は14日、任天堂のゲーム機コントローラーの設計を巡る特許侵害訴訟で、任天堂に2100万ドル(約22億円)を米特許管理会社アナスケープに支払うよう命じる評決を出した。AP通信などが15日報じた。

 家庭用据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」や「ゲームキューブ」のコントローラーの設計について特許侵害を認定した。ただコントローラーの微細な振動を感知してゲームに反映するウィーの技術については、特許侵害は認められなかったようだ。

(略)
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まだ、陪審の評決で判決ではなく、裁判所は評決に従わないことや陪審審理のやり直しもできますが、まず評決のままの判決が出ることが大半です。
よって、任天堂にとっては特許侵害が認定された判決が出される可能性が高いといえましょう。

テキサス州の連邦地方裁判所は、日本企業が特許侵害でよく訴えられるところで有名です。
原告の米国企業は特許管理会社ですし、法定地がテキサスであることから、よくある例の一つということになります。

賠償だけが言及されているだけで差止め等についての判断がどうなったのかは定かではないのですが、特許侵害があるとなると今後のWiiの販売に影響がでることになりますので、侵害でない判断をうるか、ライセンス契約を結ぶ等をしなければなりません。
判決が出てからの判断になるのでしょうが、任天堂としては控訴するのではないかと思われます。
2008/05/15のBlog
ここ数日は寒かったのに、いきなり暑くなってしまいました。
寒暖の差が激しすぎ、また風邪をひく人がでそうです。
そうでなくても東大ロースクールの建物は、簡易に作りすぎており乾燥しやすいなどの欠点を抱えており、体によくない傾向があるのです。これではもはや危険地帯です。

さて、知財の末吉先生が仰っていたことですが、知財をやる人間はミーハーが多いのだそうです。

確かに、数多ある法律情報のうち、知財関係者による自主的な情報発信は他のどの法律分野の担い手よりも充実しています。
どの専門家もとてつもなく忙しいのは同じですから、これはもう、せっかくツールがあるのだから情報を発信したいという情熱なのでしょう。

ゲームにいやに造詣の深い裁判官や、技術にほれ込んでしまう弁護士を実際に見聞きしました。
なるほど、知財は対象となるものにのめりこめる特徴があるのだなと思いました。

大渕先生が以前、ときめきメモリアル事件に寄せて、どういうゲームなのか気になるみたいなことを言われていましたが、そこにとどまらず、せっかくだからやってみればいいのにと思いました。
やってみれば、パラメータをいじったメモリーカードを販売するなんてけしからんという気持ちを実感できると思います。

ときめきメモリアル事件では、事実認定の中で、隠しパラメータも含めてパラメータがいくつあり、どういうストーリーのゲームであるのかが端的に言及されています。
いかにも判決文の文言で恋愛シミュレーションゲームの特徴を端的に書かれているのにおかしさを感じたものでした。
多分、無感動で書いているわけではないような文章に思えたものです。

このブログでは、そういう潮流とは逆に知財はあまり取り上げませんが、これは立派な先達が沢山いるので加わるものおこがましいかなと思ってのことなのです、一応。
株券電子化に伴う端株対策で新しい手法が明らかになりました。

すでにJR東日本とNTTが株式分割と単元株制度の採用で対処することを明らかにしていますが、新たに、みずほフィナンシャルグループが株式無償割当を用いて実質的に株式を1000分割を行うことで対処することになりました。

1株に対して999株を無償割当するとのことですが、同じ比率で端株にも無償割当を行い、すべての端株を整数株にするとのことです。

同時に投資単位の引下げを行い、個人株主の呼び込みも図るとしています。
1000倍にするので1単元は1000株にするところですが、これを100株として一株あたりの株価を引き下げて購入しやすくするとしています。

ただ、一旦、単元は1000株として、その後100株とする手順になるとしています。

みずほフィナンシャルグループのリリース
2008/05/14のBlog
理由はよく分からないのですが、昨晩はdoblogがやたらと重くて更新できなかったので、遅れて日記を更新します。

昨晩何を書こうとしていたかは忘れてしまったので実質的には別物ですが。

金融取引課税法の草野弁護士が仰っていたのですが、ロースクールの中からも企業家がでてくるだろうとのことです。
法曹になるよりも自分でビジネスをしたいと思う人がでてくるはずだというお話でした。
それはあるでしょうね。

自分にある程度権限があってビジネスをアレンジできて、その成果を実感することができたらこれほどやりがいのあることはありません。
まあ実際には思うようにはなりませんし、中々儲かりません。
日本企業に特徴的ですが、企業人になると給料が働きに比べて安いです。
長く勤めると報われますが、そこまで待てますかね。

日本企業で働くことの長所の一つとして、チームで働くことが指摘されることがありますが、いいチームも世の中にはきっとあると思いますが、私はひとりで働く羽目になることが多かったです。
年齢構成がいびつな会社なので上司は沢山いましたが…。

人を使うということにも楽しい面があるものですが、後輩たちは現場で5年から6年を過ごすためいつになってもやってこないので、いつまでも末席のままでしたな。

ということで、一人でもしっかりやっていける人間になった上で、社会に飛び込むと運も呼び込んでいい仲間といい仕事ができるのではないでしょうか。
スティール・パートナーズ関連の事象はいくつも並行していますが、江崎グリコに関して進展がありました。
スティールが、業績改善および戦略的代替策の検討を要請しまして、内容を見ると経営コンサルティング会社の採用や他社傘下入りを提言しています。

報道では、身売りを求めたとされており、過激な表現が踊っていますが、江崎グリコは業績が低迷しているので、てこ入れに刺激的な提言をしたというところでしょう。

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スティール、江崎グリコに業績改善策、他社への傘下入りなど(日経BPnet2008年5月14日)

米系投資ファンドのスティール・パートナーズは5月13日、投資先の江崎グリコに対し、経営コンサルティング会社の起用や他社への傘下入りを視野に入れた業績改善策を検討するよう要望する書簡を送付した。
(略)
事業計画見直しのため、スティールが過去に行った提言を再検討するよう求めている。具体的には工場数の削減と稼働率の向上、北米市場で「ポッキー」や「プリッツ」といった菓子の拡販に向けた他社との提携、自己株式の取得と消却を提言している。

また、国際的に評価の高いコンサルタント会社を起用し、主力事業に関する評価を受けるよう求めた。これに加え、投資銀行を通じて江崎グリコ自体をより適切に運営できる会社へ売却することも検討するよう要望した。一方、江崎グリコの経営陣が買収を行い、他社と経営統合することは控えるよう求めた。
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スティール・パートナーズのウェブサイト

スティール・パートナーズ・ジャパン、江崎グリコに業績改善および戦略的代替策の検討を要請

確かに上記リンク先の資料によると江崎グリコの営業成績は低迷しているといわざるを得ません。
営業利益率など非常に低いです。
日本企業は概して利益率が低いのですが、それと同じ傾向を示しているのがわかります。
スティールは、MBOなどは否定しており、建て直しを要求しています。
一方で傘下入りも提案しており、明星に対して日清食品が登場したようなことになるかもしれません。
2008/05/13のBlog
[ 23:32 ] [ 日記 ]
今日は非常に寒くて困りました。
なんだか帰宅後も疲れてしまってあんまりがんばれませんでした。

私はいつでも雨具を持ち歩いているので、天気予報はあまり気にしないのですが、仕事で過去の天気に気をつける習慣がつきました。
というのは、天候(というより正確には気温)によって収入がえらく変わるため、注意せざるを得なかったのです。

気温が高いと収入が伸びますが、ある程度以上になると鈍化します。
どこで伸びるかも細かい特徴があります。
それらを分析して、施策にいかす仕事だったのですが、そこまで完璧には行きませんでした。

とにかく天候で売り上げに変化があるのですが、天候デリバティブを買うほどの変化ではないのです。
天災の類でもそのままにして大丈夫なくらいの安定感なのですが、この間会社は天災に関して保険を買ってしまったようで、本当にちゃんと検討したのか疑念が生じています。

大きい会社ってちゃんと考えているように思えるかもしれませんが、私の経験からいうと、あんまり深く物事を考えていないことが結構あります。
あの会社だけの話かもしれませんがね。
西武鉄道が有価証券報告書に虚偽記載をしていたため、上場廃止になりそのために株価が暴落したことがありましたが、これによって損害を被った個人株主が西武鉄道に対して損害賠償請求をした事件で、4月24日、東京地裁で一部の株主の請求が認容されました。

現在も保有している株主と、別事件になりますが信託銀行は請求を棄却されました。

市場と通じて購入した株主に対して賠償責任があると判断するのは極めて珍しい事例で、証取法・金商法の世界における画期的な裁判例であるという指摘があります。

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西武鉄道株虚偽記載、信託4行への賠償棄却・東京地裁(日本経済新聞2008年4月25日)

 西武鉄道の有価証券報告書の虚偽記載発覚による株価下落で損失を被ったとして、信託銀行が同社などに損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(難波孝一裁判長)は24日、請求を棄却した。一方で、個人株主らが起こした訴訟の判決では同日、一部株主への賠償を命じている。市場を通じて購入した株主にも企業側の責任を広く認定したものの「損害」の判断で明暗が分かれた。
(略)
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問題となった虚偽記載は粉飾決算などではなく、実はコクドが支配株主であることを隠していたということなのですが、とにかく虚偽であり当時の証券取引法違反です。

どういった制度設計になっているのか、判断が分かれたのはなぜなのか等については、追記します。
2008/05/12のBlog
荒木教授のロースクールの労働法は受講生が多いので、ロースクールの建物ではなく法学部の中規模教室で行っているのですが、今日はいつもよりは空席が目立ちました。
多分風邪を引いているのだと思います。

今日なんか寒かったですよね。
先週の暑さがうそのようでした。

法学部教室でかなりの人数で行っている労働法ですが、問答形式でちゃんと行われています。

進め方の妙で中々上手くいっている感じがします。某科目では、先生の質問の趣旨がよく分からないことがあった気がしますから、それに比べるととてもすっきりしています。

21番教室で行われているのですが、これよりもさらに大きい31番で問答形式を行った増井教授はもはや伝説です。
株券電子化がされますと、システム上コンマ以下がないので端株は存続できなくなります。
会社法上端株制度はなくなっていますが、それ以前からのものは現在も存続していますので、その処理が現実的な課題となってきています。

取れる手法はいくつかありますが、実務的な考慮としてはあまりに思い切った手法をとってしまうと端株株主の権利を露骨に奪ってしまうことにもなりますので、比較的穏当な方法として、株式分割と単元株制度の同時採用で、端株をそのまま整数株にしてしまうという手法をとる例が出ています。

JR東日本とNTTが相次いで1株を100株とする株式分割と100株を1単元とする単元株採用を発表しています。

NTTにいたっては、かつて1株を1.02株とするという株式分割をしたことがあり、こんな比率にしたので当たり前ですが端株株主が沢山います。
株券電子化が迫り現実的な重い課題となっており対処が出始めたということでしょう。
2008/05/11のBlog
[ 23:09 ] [ 日記 ]
休みって時間がたつのが本当にはやいですね。

勉強の合間にエントリーを色々と書こうかと思っていたのですが、できませんでした。
たまってしまったのでちょっとずつ書いていきます。

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こちらにも左下に検索機能がついていますが、レスポンスがすごく悪いですよね。
googleのほうはさすがの性能です。
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