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21世紀のリーダー 死活の書
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2008/10/18のBlog

 もし、中国という国が消滅してしまったら、日本は1ヵ月と持たないのではなかろうか。
 それは、食料品や生活物資は言うに及ばず、金融・経済、そして政治に到るまで、もはやこの国なくしては生活が成り立たないほど中国は我々に浸透しているからである。
 中国製、中国産という実に安価で多種多様な製品・食料の恩恵に最も与っているのが日本人であるのにも関わらず、何か問題が発覚するたび「中国製品は嫌だ」「中国産は危ない」と騒ぎ立ててばかりいる。まったく日本人とは勝手なものだ。

 中国製冷凍ギョーザを食べた人が中毒症状を訴えたことに始まる「ギョーザ事件」が発覚したは、2008年1月も終り頃であった。パッケージの内外からは農薬が検出されたのだが、事件の首謀者や毒物の混入過程は明らかになっておらず、事件は未だ解決するに到っていない。

 そのような状況の中、10月15日にまたも中国製食品に関する大きな事件が明るみになった。
 イトーヨーカドー八王子市南大沢店が販売した「ニチレイフーズ」の冷凍インゲンを食べた女性が、体調不良を訴え一時入院していたというのだ。幸い一命は取り留めたものの、この冷凍インゲンからは基準値の3万倍以上も超える有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出された。
 該当製品は収穫、冷凍されてから日本に輸出されるまでの約1年間、専用倉庫で保管されていたことが分かっている。
 
 今や中国は巨大な”魔法のボックス”に変貌を遂げている。そして、その中国を魔法のボックスたらしめんとしてきたのは、言うまでもなく日本である。
 安い労働力、「Made in Japan」に迫るほどの品質。安い価格で高い品質を維持している、例えば、ユニクロの衣類を見てみるがいい。中国製品の「安かろう、悪かろう」は、いつの昔話だったのかとも思う。もはやユニクロはファッショナブルで、安価なカジュアルウェアとしての市民権を完全に握り締めている。

 しかしその一方で、この“魔法のボックス”にはこれまでの歪みとも言うべき暗雲も立ち込めている。
 それは、一時期世間を騒がせた「チベット問題」に象徴される多数の不満分子による暴動、これまで安泰とされてきた退役軍人の再雇用問題、人口爆発に伴う格差社会とその弊害が生み出す食糧に関する歪みといった、これ以上先送りすることができなくなった問題の数々である。

 「労働契約法」も、そのような問題のキーワードの一つとして挙げられるだろう。 
 これまで中国は、余りある労働力をよりどころに急激とも言える産業化を推進してきた。しかし、ここにきて職業訓練の乏しい労働者による品質の低下や、労働災害なども無視することができなくなり、品質保持と安全基準を充たすべく、この法制度を整備せざるを得ない状況に追い込まれた。これは世界市場に成長した中国が、世界の潮流に歩調を合わせるための当然の帰結でもある。

 しかし、これに費やすコストも当然ばかにならない。これまでのような安価な製品を市場に送り出しつつ、膨れ上がった生産コストに対してはどのように折り合いをつけるのか。そんな労働者と経営者とのせめぎ合い、おそらくはその渦中にあっての品質への軽視こそが、「ギョーザ事件」や「インゲン事件」を引き起こしたのだろうと推察することもできる。

 それにしてもである。
 このような中国製食品の問題を一つひとつ吟味するにつれ、中国の抱える問題があまりにも拡散し過ぎ、「ギョーザ事件」「インゲン事件」の核心がどうしても立ち上がってこないように思われてならない。
 私はかつての「ギョーザ事件」を再び取り上げ、事件の現場の一つである日本に焦点を定めて、中国製食品事件について考えてみたい。


■日本国内では何が起こっていたか?

 発端は2008年1月30日、中国「天洋食品」が製造し、日本たばこ産業(JT)の子会社「ジェイティフーズ」が輸入販売した冷凍ギョーザを食べた10人が、下痢や嘔吐などの中毒症状を訴えたことに始まる。
このうちの3人は一時重体になっていたことが分かっており、かなりの毒物がギョーザに混入していたことがうかがえる事件である。
 そして、大方の予想通り、ギョーザとそのパッケージの内外から「メタミドホス」といった、日本では認可されていない農薬が検出されている。

 中国側は天洋食品の過失を認めず、「流通段階での毒物混入の可能性」、さらには「日中関係の発展を望まない一部異端分子による故意の活動説」まで飛び出し、事態は収束する目処が全く立たなかった。そして、中国へ向けた日本調査団からも問題解決の糸口となるような報告がなされることはなく、どの段階で毒物が混入したのが、そのルートは現在においても定かではないのである。

 ここで言っておきたいのは、どんなに中国へ調査団を送ろうと、どれほど天洋食品を調べようと、決定的な手がかりは全く見つからないかもしれないということだ。
 なぜならば、ことは一企業の食品衛生管理上の問題ではないとする見方も、一方ではあるからである。
 今回の事件は、もっと大掛かりな問題が横たわっているように思われるのだ。

 日本たばこ産業(JT)株が目に見えて急落したのは2008年1月28日(月)のことである。
 終値で比較すると、直前の取引日である1月25日(金)の「61万円 → 56万2,000円」まで1割近くも下がり、出来高についても昨年5月25日以来、最も多い5万2600株を記録している。
 つまり、冷凍ギョーザを食べたことによる中毒症状が明らかになった1月30日の2日前には、既に日本たばこ産業株の売り注文が殺到し、株価が急落しているのだ。
 この件については証券取引等監視委員会も関心を示し、インサイダー取引の調査に乗り出してもいる。

 さらに注目すべきは、1月28日に急落したとされる株価は、実際には年明けの頃より既に右肩下がり傾向を示していた事実である。これは当時の株価チャートを見れば、はっきりと見て取れる。この不穏な値動きについては、一般的に騒がれるようなインサイダー取引とは異なり、別の巨大な動きが裏で為されていたように思えてならない。

 つまり、何者かがギョーザ事件発覚を前提に、既に年明けから着々と日本たばこ株の大量の”空売り”を行い、莫大な利益を上げていたのではないかと私は疑っているのである。
 株を貸し出す側のほとんどは法人で、大半が会社同士の持ち合い株であるということもあり、リスクを伴わず利益を得られる株の貸し出しに大抵は応じるからある。



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2008/10/01のBlog

 「36年間議員生活をしてきたが、自分の役割は済んだ。引き際を大事にしたい」

 2008年9月25日。
 小泉純一郎は、次期衆院選に出馬せず今期限りで政界引退することを発表した。
 私はこの報道に接し、残念でもないし、歓迎もしていない。
 また、嬉しくもないし、悲しくも思っていない。
 つまりは、まんまと小泉純一郎にしてやられた、敵前逃亡されてしまったという無常観にも似た思いを持っている。

 小泉純一郎は「自民党をぶっ壊す」と言いながら、実は日本をぶっ壊してしまった張本人だと考えている。
 アメリカの新自由主義経済(端的に言えば”経済原理主義”)に加担することにより、雇用の体系を突き崩し格差社会を我々の眼前に露出させ、後期高齢医療制度という非情なまでの社会制度を強行し、さらには年金の改ざんといった”国家的犯罪行為”の土壌まで醸成してしまった。
 この”小泉劇場”なる政治によって、日本はアメリカの金融世界に見られるような弱肉強食の社会へと移行を余儀なくされ、マネーは全て一握りの大企業・富豪層へと還流するような、二進も三進もいかない状況へと追いやられている。
 ことに郵政民営化により、どれほどのお金がアメリカに流れたのか、そしてそのお金は全て我々の「貯蓄」であったということを、我々は絶対に忘れてはならない。
 小泉純一郎は大罪を確信的に犯したと言えるだろう。

 私は、小泉純一郎が自身の思惑で引退するのではなく、我々国民の手で「政治家・小泉純一郎」を断罪し、辞職に追い込みたかったと思う。
 しかしそれができなかった以上、彼の引退に際しては、もはや嬉しくもなく、悲しくもない思いが支配しているのである。

 どうやら小泉純一郎も気がついたようである。
 自分の居場所は自民党はおろか、どこにもありはしないであろうことを。
 先の自民党総裁選で、ある意味引導を渡されたに違いない。
 彼の支持した小池百合子には、小泉チルドレンはほとんどついてはこなかった。大部分は他の既成派閥に吸収され、行き場の失ったわずか2,30名が小池支持にまわったと聞いている。
 結果、彼女は得票数第3位に終わり、しかも地方票はゼロという有様だった。
 つまり、国民の大部分は小泉政治の虚構性に気がつき始め、自民党内部でも完全に「No!」を突きつけられている、それが現在の小泉純一郎の現実なのである。
 よって、彼は余力のあるうちに”敵前逃亡”を画策したのではないかと思うのである。

 次の衆院選では、彼の次男が出馬するという。
 「親バカな私を、どうか許してくれ」などは、詭弁そのものであろう。
 「自民党をぶっ壊す」のであれば、世襲など成り立つはずもないではないか。そもそも5年以上にも及ぶ小泉政治とは、一体何だったのか?彼のこの言葉により、如何に我々は彼に踊らされていたか、現実を思い知らされることとなった。小泉純一郎が馬脚を現した瞬間である。

 私が最も懸念しているのは、そんな余力のある小泉純一郎が突如タレント化し、ハマコー先生のようにメディアに登場することである。
 テレビなどで、散々いい加減なことを撒き散らされるのはかなわない。
 我々にとって、良いことなど何一つとしてないであろう。



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2008/09/24のBlog

 国家公務員とは、国家公務員法により、我々の予想以上にその政治活動が制約されていることが分かった。そのような状況もあり、宇治橋氏は政党の機関紙を配布したことにより法廷で有罪判決を受けることにも繋がった。
 私はこの現実を踏まえ、3点の異議申し立てを国に対し行う次第である。
 2点目は次なるものである。

■2.創価学会を基盤とする「公明党」は、政教分離に抵触していないのか?

 矢野絢也・公明党元委員長の、創価学会を相手取った訴訟問題が取り沙汰されている。
 政治評論家としての言論活動中止の要求(表現の自由の侵害)、創価学会機関紙「聖教新聞」での誹謗中傷(名誉毀損)、執拗なまでの寄付金の強要(脅迫)といった侵害行為に対し提訴したものである。

 ことの発端は、平成5年から6年にかけて月刊誌『文藝春秋』掲載された矢野氏の手記、「政界仕掛人 極秘メモ全公開」である。
 この連載記事の中で、矢野氏は自民党を始めとする派閥間の権力闘争、選挙の裏側、さらには公明党と創価学会の関係についても詳細に記述している。そして、この連載の冒頭に彼はこのような文章を記している。
 「やはり私たちはとかく政教一致というご批判をいただいているが、確かに状況をみてみると、そう言われても致し方ない面はある」

 矢野氏は、京都大学の学生であった昭和28年に創価学会に入信した。その中で彼は、選挙があれば裏方として公明党の雑用に精を出し、社会人となってからは選挙演説なども行った。
 昭和38年、青年部の幹部となっていた矢野氏は大阪府議会議員選挙に出馬し、当選を果たす。
 さらに昭和42年、当時34歳であった彼は衆議院選挙に挑戦し当選。彼はその後、公明党書記長に就任した。
 ここで注目すべきは、創価学会員であった矢野氏の政界への転進は、いずれも現創価学会名誉会長、池田大作氏の命令であったということである。このことについては矢野氏がはっきりと言明している。
 そして、矢野氏のような公明党議員は「池田大作名誉会長を守ることが最大の使命で、それが弟子の道」であることが脈々と教え込まれてきたと、矢野氏は告白しているのである。


 この池田大作氏、創価学会を”守る”ということについて、矢野氏は興味深い逸話を提示している。
 時は昭和63年、ソ連大使館で街宣活動が頻繁に行われていた頃、外交上の理由から大使館の集中する地域を「静穏地帯」に指定し、街宣活動を規制する法案が可決された。そして、その頃公明党は新進党と連立し参院選も半数は新進党で出馬しており、残りの半数も新進党で選挙戦を戦うことが予定されていた。
 ところが、ここで厄介な問題が起こる。
 政治団体とは衆議院か参議院が5人以上いなければ”政党”として法的に見なされない。それを満たさなければ”その他政治団体”である。つまりこの当時、公明党候補者が新進党として当選すれば国会議員としての公明党員が5人枠を割ることとなり、結果、彼らが忌み嫌う街宣車が信濃町・創価学会本部になだれ込むことを意味していたのである。
 矢野氏はこの状況を創価学会本部に進言すると、それを受けた公明党は、新進党候補として予定されていた残り半数を、公明党から出馬させることに急遽方向転換したのである。これは矢野氏が指摘する通り、政教分離に甚だ逸脱する行為と言う他ないであろう。

 矢野氏は現在の創価学会について、このように語っている。
 「公明党議員の進退、選挙における候補者の選定、そして、公明党の人事も、全ては創価学会の意向で決まる」のだと。

 上述した文藝春秋の「政界仕掛人 極秘メモ全公開」の手記は、矢野氏個人の100冊にも及ぶメモにより書かれたものである。これは、安易に世間に出すことのできないようなシビアな問題も含め、矢野絢也という政治家としての全てが記入されている、彼自身厳重に管理してきたものであるようだ。
 ところが、このメモも元公明党議員により、半ば恫喝、脅迫され奪われてしまっている。その際に、冒頭にもある家財、財産を全て売却した執拗なまでの寄付金の強要があったと、矢野氏は証言しているのだ。

 「創価学会を基盤とする”公明党”は、政教分離に抵触していないのか?」
 以上の点から、公明党は日本国憲法第20条、”政教の分離”に明らかに逸脱しているのではないかと、疑問を投げかける次第である。

 私のエントリーに対し、誹謗中傷をするのは容易い。
 宇治橋氏のような末端の公務員を断罪することも、これもまた容易い。
 しかし、創価学会関係者、公明党関係者が断罪を逃れ、潔白を主張するのであるのならば、現在取り沙汰されている池田大作・創価学会名誉会長の国会での証人喚問により、その正当性を堂々と主張するべきなのではないだろうか。
 創価学会・公明党の「政教分離問題」は、もはや抜き差しならぬ状況であると、私は考えるのである。



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2008/09/20のBlog

 厚生労働省元課長補佐・宇治橋真一氏の判決は、個人的には煮え切らない、不満の残る判決だったが、それでも国家公務員法に照らし合わせれば、それは妥当な判決なのかもしれない。
 であれば、百歩譲ってそれを受け入れるとしよう。
 そして、それを受け入れると同時に、次の3点に対し異議申し立てをしたい。

 つまり、宇治橋氏を犯罪人と見なすのならば、次の3点に対し国はどのように考えているか、私は明確な回答を要求する次第である。

■1.歴代総理による靖国参拝は憲法違反ではないのか?

 歴代総理に限らず、自民党の議員はかねてから恒例行事として靖国参拝を行ってきた。
 特に「戦後政治の総決算」を掲げる中曾根康弘首相の元では、この”靖国公式参拝”が大きな問題となり、その後の小泉首相、安倍首相へと引き継がれていったことは周知の通りである。

 言うまでもなく、日本国憲法はその第20条-3において「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」と宣言している。
 これは信教の自由を保障すると共に、国家と宗教の分離(政教分離)を明確に謳った条項である。


 このような状況を背景に、《中曾根首相の公式参拝に対しては、ただちに三カ所で違憲訴訟が起こされ、九〇年代はじめに確定判決が出ている。そのうち播磨靖国訴訟の高裁判決のみは、憲法判断に踏み込まずに確定したが、九州靖国訴訟の福岡高裁判決は「公式参拝を継続すれば違憲」であるとし、関西靖国訴訟の大阪高裁判決は、公式参拝を「違憲の疑いがある」と判断した。三つの確定判決のうち二つが違憲判断に傾き、いずれにせよ、合憲判断を下したものはひとつもない結果であった。
~高橋哲哉 「靖国問題」~

 小泉首相の参拝については、東京・千葉・大阪・松山・福岡・那覇の地方裁判所に訴訟が起こされ、中曾根首相同様、合憲と判断されることはついに皆無であった。
 特に、憲法判断にあえて踏み込み、違憲の判断を下した福岡地裁・亀川裁判長は、右翼からの攻撃を予想し、遺書を書いて判決に臨んだという逸話すら残されているのだ。

 安倍首相も同様である。
 彼は内閣官房長官であった2006年4月、靖国神社に参拝し、その際に(本人はポケットマネーからと主張しているが)玉串料を納めた。
 このような閣僚の参拝に際しては、よく公人・私人の区別を問われるが、首相や官房長官であれば、その立場は公人以外の何者でもあるまい。特に安倍晋三においてはこの参拝に際し「内閣官房長官 安倍晋三」と堂々と署名までしているではないか。
 安倍首相のように国や公共法人、さらに公人といったものが宗教団体に補助金(この場合は玉串料)を支出するようなことは、憲法第20条は言うに及ばず、第89条の「公の財産の支出又は利用の制限」にも抵触する行為なのである。
 これは当然のことながら、金額の大小の問題ではない。


 閣僚の靖国参拝問題について、世間ではそれを容認する方が非常に多いとの印象を受けるが、はたしてそれは個々人の熟慮の上での判断であるか、甚だ疑問である。
 なんとなく世間の空気なるものでそのような判断を下しているとしたならば、それは非常に幼稚な憲法的態度であり、そのような国民の幼稚な態度こそが憲法違反を犯しても恥じない政治家を生み出す原因となっているのではないか?また、そのような時代の空気こそが、宇治橋氏の赤旗配布判決に何ら関心も寄せない土壌を日々熟成させてもいるのではないだろうか?

 純真な庶民が裁かれ、醜悪な権力者が跋扈することに、我々はあまりにも”鈍感(※)”過ぎる。
 私は宇治橋氏を有罪とするならば、中曾根康弘、小泉純一郎、安倍晋三といった自民党の憲法違反政治家たちも即刻拘束し、断罪すべきだと考えるのである。



※渡辺何某という”エロ小説家”が書いた『鈍感力』なる稚拙で、馬鹿馬鹿しい、紙資源の無駄以外の何物でもない本がある。
賢明なる皆さんは、まさか、こんな本など真に受けてないでしょうね!?



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 2005年9月の総選挙に際し、東京都内の警視庁職員官舎の集合ポストに共産党の機関紙「赤旗」の号外を配布したとして、国家公務法違反で起訴された方がいる。
 厚生労働省元課長補佐・宇治橋真一氏である。
 これに対し東京地裁は、9月19日の法廷において求刑通り罰金10万円とする判決を言い渡した。

 宇治橋氏の言い分はこうである。
 「公務員の信頼は、失策や汚職で失われるもの。私生活での政治活動を”中立を乱している”と問われるのはおかしい」と。
 彼は休日に、私服姿で機関紙を投函しているところを現行犯逮捕されたのである。

 今回の報道に際し、私は判決の根拠となった「国家公務法」とはどのようなものか非常に気になり、自分なりに調べてみた。
 以下はそれを大まかに要約、抜粋したものである。

(政治的行為の制限)
第102条 職員は、政党又は政治的目的のために、寄付金その他の利益を求め、若しくは受領し、又は何らの方法を以てするを問わず、これらの行為に関与し、あるいは選挙権の行使を除く外、”人事院規則”で定める政治的行為をしてはならない。

 上記にもあるように、今回の判決の根拠となったものはこの”人事院規則”であるようである。
 以下にその要約を記載する。

人事院規則14―7(政治的行為)
・特定の候補者を支持したり、反対してはならない。
・特定の政党や政治団体を支持したり、反対してはならない。
・特定の政策を支持したり、反対してはならない。
・特定の政党や政治団体の構成員になるよう、勧誘してはならない。
・特定の政党や政治団体の機関紙といった刊行物の発行、編集、配布をしてはならない。
・政治目的において、選挙に対する投票の勧誘をしてはならない。
・政治目的で署名運動を企画・主催、またはこれに関与してはならない。
・政治目的でデモ行進など、集団的行動をしてはならない。
・政治的目的を持った文書を特定独立法人の庁舎、施設に提示・掲示してはならない。また、政治目的でこれらの施設を利用してはならない。

◆上記の規定は全ての職員に適用される。
 臨時職員、条件付任用職員、休暇、休職中、その他の理由で一時的に勤務しない者であっても例外ではない。勤務時間以外の職員もこれに該当する。

◆職員が公然であっても秘密裏であっても、職員以外の者と行動する時であっても、この禁止条項は適用される。代理人を通じた行動も認められない。


 こうしてみると、国家公務員法とは我々の予想に反して非常に厳しく、ガチガチなまでに政治的行為を規定している様が見てとれる。
 つまり、公務員に対しての政治的活動とは、国民の権利である投票権のみを認めているに過ぎず、その他政治的行為の一切をしてはならないと要請しているのである。
 したがって、この規定を前提にする限り、残念ではあるが、宇治橋氏の政治的活動は法の名において認められるものではないのかもしれない。

 が、しかしである!



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2008/09/19のBlog

◆年金についての社保庁の不手際は、何も”宙に浮いた年金記録”だけに留まらない。その後発覚したことは、年金記録の食い違いである。
 厚生年金の手書き記録2万件を抽出し、オンライン記録と照合した結果、1.4%(277件)に食い違いが見つかったという問題である。
 2万件に対する1.4%は小さな数値かもしれない。しかし、検証サンプルを5千万、1億とリアルな数値に近づければ、食い違いは当然無視できない問題となるのは言うまでもない。
 それよりも、この件についてシステムを扱っている立場である私が言いたいことは、1.4%という食い違いがあること自体、全くとんでもないことであるということだ。
 これは、年金データをコンピューターに入力する際に発生した”人為的ミス”なのである。

 私が勤めるK社の話を聞いていただきたい。
 K社はある大手保険企業の人事給与システムを開発した。最近ではこのシステムも様変わりし、かつてのようにデータ入力することはほとんど無くなったが、つい最近まで専門のデータ入力要員(パンチャー)が常時待機し、勤務表といった直接給与に関わる個人情報を毎月4千人分程データ入力していた経緯がある。
 人事給与システムにおけるデータ入力(データエントリー)というのは、言うまでもなく、社員一人ひとりの給与に直結する作業であるため、たとえ1件たりとも入力ミスなど絶対に許されない。
 では、入力ミスを限りなくゼロに近づけるにはどうすればよいのか?それは、同じデータを2人で入力するのである。常に4千人ものデータの倍の、8千人分ものデータを毎月パンチャーは入力することになるのだ。
 パンチャーはデータエントリーのプロである。1件あたりのデータを凄まじい速度で正確に入力するのが彼らの使命だ。そのようなプロ2人の入力結果をそれぞれつき合わせ、完全に整合すれば間違いなしとみなし、本入力する。もし、一箇所でも食い違いがあれば元データに立ち戻り、内容を検証するという手順を採用している。この2人による入力作業を、業界では「ベリー」と呼んでいる。
 もちろん、データエントリー前に紛らわしい文字、例えば”0”(ゼロ)と”O”(オー)、”1”と”7”といったものは事前に明白にしておくことは言うまでもないことだ。
 このようにして、K社は入力ミスゼロを常に実現していたわけである。
 しかし、これは何もK社に限ったことではない。データエントリーを担っている企業はどこも同様であろう。データエントリーは確かに単純労働かもしれないが、実にシビアで企業の土台を支える作業でもあるのだ。

◆では、社保庁の場合はどうであったか?
 新聞記事によると、労働組合の圧力もあり、社保庁のパンチャーがデータエントリーに費やせるのはどうやら1日あたり数時間であったようなのである。
 このような公務員的ぬるま湯な環境の下、そのわずか数時間に集中して精度の高い作業を行っていたかと問われれば、それはやはり”否”ではないだろうか。そして、国民の年金というミスの許されないデータエントリーに対し、社保庁は絶対にやらねばならぬ「ベリー」を実はやっていなかったのではないかと私は想像、いや、確信しているのである。でなければ1.4%という”法外な”入力ミスなど、まず発生し得ないからである。
 これは明らかに起こるべくして起こった人為的ミス、もしくはほとんど”背信行為”なのではないだろうか。
 普通、このような重大問題は大抵の場合、その責任者や管理者の責任が問われてしかるべきだろう。しかし、年金問題に到っては、その末端に及ぶ担当者ですらその責任は逃れられまい。私が年金問題を非常に憂慮し、重く見なしているのは、このような末端職員にまでもその責任は及んでいるからに他ならない。
 この問題は、社保庁全体を上げての国民に対する「背信行為」そのものなのである。

◆今、民主党が政府与党を追及するのならば、年金問題1点に絞っても構わないと思う。このような背信行為の本質をもっと分かりやすく、国民に周知させ再び年金問題を広く喚起させればよい。
 2008年9月17日の東京新聞朝刊を見るがいい。
 厚生年金記録の問題について、東京都内の不動産会社社長が、新宿社会保険事務所の職員により標準報酬月額(給与水準)を最低水準の9万8000円まで”引き下げられた”と証言したのである。
 さらに9月18日の報道によると、舛添要一厚労相がこのような”意図的な改ざん”は実に7万件近くにも及ぶだろうと証言しているのである。
 ここまでくれば背信行為を通り越し、まさに「国家的犯罪」そのものである。

 この問題に対し、舛添要一がどこまで追求できるかなど全くのところ未知数である。
 今やこの問題は年金データの突合せに失敗し、発生した入力ミスは標準報酬月額まで波及し、ついには改ざんという”犯罪行為”にまで到達してしまった。
 
 標準報酬月額が整合しないということは、そもそも年金問題など”絶対的に”解決しないことを意味している。なぜならば、この「標準報酬月額」はその当時の給与明細数カ月分をもってでしか割り出せない数値であるからだ。もはや年金受給者となった身になって、遠い過去の給与明細を出せといわれても、それは到底できない相談であることなど分かりきっているではないか。
 年金問題とは、もはや解決のできない国家的犯罪による、国家的問題となってしまった。


◆民主党はこの問題をただひたすらに、愚鈍なまでに追及するべきだ。
 この1点だけでも十分に政府与党に勝てるであろう。
 誰かに責任を取らせようにも、その所在すら曖昧である。
 であれば、このような腐敗した官僚的感性を今日まで脈々と生きながらえさせた自民党にこそ、その責任はあるとするのがまっとうな考えではないか。
 そして、その責任を取らせる、落とし前をつけさせることこそが、近い将来実現されるべき「政権交代」に活路を見いだす根拠とするべきなのだ。
 自民党政権、そしてそれに癒着する官僚に自浄能力がないことなど、今や誰もが知る常識だ。とはいえ民主党が絶対的であるはずもないかもしれない。
 
 それでも、やはり自民党政治を全否定し、政権交代を実現するしか我々に残された選択肢は今はないように思われる。
 年金問題を通して、つくづく私はそう思う。



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2008/09/18のBlog

◆社会保険庁の管理する年金データに非常に多くの不備があることが明らかになり、そのずさんな管理体制が叫ばれだしたのが2007年5月頃であった。
 同一人物であるのにも関わらず、統合されない散逸した個人情報はいわゆる「宙に浮いた年金記録」として、その数、実に5千万件を超えるありさまだった。

 私は保険関係のシステムを扱っている関係上、このような個人情報統合の作業、通称「名寄せ」業務に少し携わったことがある。
 名寄せの作業は非常に曖昧な部分があり、人的判断が入り込む余地が非常に大きいものであるが、これまで名寄せについたは様々な解説が為されてきたであろうから、詳細についてここでは省略したい。私の場合、約150万件の個人情報を名寄せするものであったとだけ言っておく。
 そして、もちろん企業の取り組み方にもよるが、この150万件でさえ名寄せ作業の完結には数年を要する、というのが私の率直な意見である。

 ところが、当時の首相安倍晋三はあろうかことか、これを1年でやってのけると言い張った。
 私はつくづく思った。
 「この男は真性の阿呆ではなかろうか?」と。
 問題の本質を爪の先ほども理解できていなかったようなのだ。
 もしそうでなければ、確信的ペテン師だ。
 -いづれにせよ、首相失格人間であったことは、疑いようもないのである。

 また、柳澤伯夫に代わり厚労相に就任した舛添要一も、問題がよく見えていない一人であるように思われた。
 彼は、社保庁ので使われていたホスト・コンピューターが大変古いのに驚いたという。あたかも、最新のホストに交換すればこの問題は解決するとでも言わんばかりであった。
 ところが、名寄せの作業はコンピューターの性能に依存するものではない。
 確かに電算機器を最新化すれば、作業効率の飛躍的向上が期待できる。しかし、既に述べた通り、この作業は人的判断・人的作業が全てである。
 つまり、極論を言えば、「名寄せ」作業はシステム化できないということであり、新しいコンピューターを導入したとて、1週間掛かるシステム的な突合せが、5日程に短縮できる程度の話ということなのである。
 名寄せ作業は、そのシステム的な突合せの先にこそ、本来の作業が待ち受けているのだ。

 世の政治家たちは、そのことを理解できていないとみえる。

◆私の手元に”ねんきん特別便”が届いたのは、今年に入って間もなくのことだ。これは私の年金記録に”空白期間”があったことを物語っている。
 案の定、それは確かにあった。
 親が支払っていた20歳頃の記録、そして現在の会社に入社した最初の1年、契約社員扱いで働いていた頃の記録である。もちろん、そのいずれの時期においても、私(もしくは親)は年金を支払っていたことは言うまでもない。
 私は、親から当時の年金手帳を取り寄せ、また会社からも現在の年金手帳を預かり、社会保険庁・専用ダイヤルに電話をした。
 親切な男性が対応してくれ、彼と会話を交わすうちに分かってきたのは、どうやら私の空白期間における個人情報は社保庁でも把握しているらしい、ということだった。

 「基礎年金番号」が分かれば、照会は可能だと彼は言う。私が自分の番号を告げると、果たして空白期間と浮いた個人情報は見事に符合するではないか。
 後日、新聞で知ったことなのだが、社保庁は浮いた個人情報が符合できると予想できた際にも、敢えてそれを当事者本人には知らせていなかったらしい。
 本人がそれを知らせてきた場合、当然浮いた情報は解消されるわけだが、何の申し出もなかった場合、永久にそれは浮いたままの情報となり、つまりは、支給額が減額されることを意味しているのだ。


 一体なんだ、このやり方は。相当汚くないか?
 まるで詐欺師、ペテン師である。
 まともに年金制度を維持できない社会、年金問題を解消する名のもとに、このような詐欺的行為が平気でまかり通る社会に、一体誰がしたというのだろうか?
 その連中のことを思うたび、胸クソが悪くなるのは私だけではあるまい。



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2008/09/11のBlog

 自民党総裁選という出来レースが、スタートした模様である。
 本命と目される者、いずれは首相の座を狙う今回は顔見せのデモンストレーション的に出馬した者、そして単なる売名行為の者。
 雨後の筍とはよく言ったもので、さすがは”人材の宝庫”、自民党である。

 さて、今回の自民党総裁選における評価を各方面から集めてみた。
 備忘録として貼り付ける。


■東京新聞 2008年9月10日朝刊

 「小泉劇場ではメディアが完全に踊らされたが、今回は茶番やシナリオといった批判もセットになっている点が少し違う。」「政党が操る選挙報道」の著書がある鈴木哲夫・日本BS放送報道制作部長はこう分析する。
 
 解散・総選挙への流れも加速する中、草野厚・慶応大教授は指摘する。
 「総裁選を派手にやった方がメディア受けもいい。しかし、小泉劇場の時とは違う。有権者は。安倍、福田内閣の二年間で問題が自民党にあることを見抜いている。
 メディアジャックをすれば、有権者が自民に戻ってくると思っているようだが、今回はちょっと違うと思う」


■天木直人 (評論家。元レバノン大使)

 自民党総裁選をめぐる10日一日のテレビや新聞の報道振りを眺めて、つくづく思った。
 自民党総裁選挙ははじまったとたんに終わってしまった、と。
 これから22日の総裁選まで、候補者もメディアも、一体どのようにして10日あまりを過ごすのだろうかと思う。

 なぜ本当の政策が訴えられないのか。
 わかっているけれど、それを言えば自公政権のこれまでの政策の誤りをいう事になるから言えないのかもしれない。
 本音を言ってしまえば国民からそっぽを向かれるから、本音を隠して耳障りのいい事しか言わないのかもしれない。

 これから10日あまり、候補者は、メディアはどう時間を潰すつもりか。


■「情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)」 2008年9月5日のエントリー

 二〇〇三年九月二十一日、野中は最後の自民党総務会に臨んだ。議題は党三役人事の承認である。楕円形のテーブルに総裁の小泉や幹事長の山崎拓、政調会長の麻生太郎ら約三十人が座っていた。

 午前十一時からはじまった総務会は淡々と進み、執行部側から総裁選後の党人事に関する報告が行われた。十一時十五分、会長の掘内光雄が、
「人事権は総裁にありますが、異議はありますか?」と発言すると、出席者たちは、
「異議なし!」
と応じた。堀内の目の前に座っていた野中が、
「総務会長!」と甲高い声を上げたのはそのときだった。

 立ち上がった野中は、
 「総務会長、この発言は、私の最後の発言と肝に銘じて申し上げます」
 と断って、山崎拓の女性スキャンダルに触れた後で、政調会長の麻生のほうに顔を向けた。

 「総務大臣に予定されておる麻生政調会長。あなたは大勇会の会合で『野中のような部落出身者を日本の総理にはできないわなあ』とおっしゃった。そのことを、私は大勇会の三人のメンバーに確認しました。君のような人間がわが党の政策をやり、これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできようはずがないんだ。私は絶対に許さん!」

 野中の激しい言葉に総務会の空気は凍りついた。麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたままだった。

 麻生が、庶民をどのような目で見ているかがよ~く分かるエピソードだ。彼のような人が総理大臣候補であることを恥ずかしく思う。


■「AERA」 2008年9月15日号

 ~自民党が壊れる~



 ◆そんな自民党に手向ける曲をもう一つ
 野坂昭如 「マリリンモンロー・ノーリターン」
 →<http://jp.youtube.com/watch?v=d4HiKH9dzIo>


 マリリン・モンロー・ノー・リターン
 ノー・リターン ノー・リターン

 この世はもうじきおしまいだ
 あの町この町鐘が鳴る
 切ない切ないこの夜を
 どうするどうするあなたなら
 マリリン・モンロー・ノー・リターン
 ノー・リターン ノー・リターン

 この世はもうじきおしまいだ
 俺たちゃ毎晩お祭りだ
 結んで開いて蓮の花
 なんだらなんだら朝ぼらけ
 マリリン・モンロー・ノー・リターン
 ノー・リターン ノー・リターン

 この世はもうじきおしまいだ
 桜ちるちる菊もちる
 よくばりばばあは長生きで
 やさしいむすめは早死にだ
 マリリン・モンロー・ノー・リターン
 ノー・リターン ノー・リターン

 この世はもうじきおしまいだ
 あるきつかれて西のはて
 まっかなまっかな陽が沈む
 さよならさよなら国家甲羅(コカコーラ)
 マリリン・モンロー・ノー・リターン
 ノー・リターン ノー・リターン

 この世はもうじきおしまいだ
 霞たなびくすみだ川
 あほうあほうと鳥は啼き
 うかぶ魚の目に涙
 マリリン・モンロー・ノー・リターン
 ノー・リターン ノー・リターン

 この世はもうじきおしまいだ
 赤ん坊つくるにゃ遅すぎる
 どなたの唄やら子守唄
 極楽極楽ねむの里
 マリリン・モンロー・ノー・リターン
 ノー・リターン ノー・リターン



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2008/09/09のBlog

 茶番劇である。
 しかも汚物にまみれた中年老年男女の大根役者による、テレビの画面から、パソコンのディスプレイから、ラジオのスピーカーから腐臭が漂ってきそうな茶番劇に、”自民党”はご熱心である。

 この政党は総裁選という”お祭り騒ぎ”をぶち上げ、それにメディアも巻き込み、そうすれば”ご祝儀相場”という名のもとに支持率が回復、政権維持も可能であると今でも信じているらしい。

 このことは、山口二郎・北海道大学教授が東京新聞「本音のコラム」でも指摘しているように、「今の自民党は自分の家に放火しておいて、野次馬達に火事場見物に集まってくれ」と言っているようなものである。確かに盗人猛々しい行為であり、自民党の衰退ここに極まれり、といったところだ。

 安倍晋三が政権を放り出したのは2007年の9月。
 そして奇しくも、今回の福田康夫による政権放棄も今年の9月である。
 自民党はこのような国民の信任を得ない首相を2人も”排泄”し、しかも揃いも揃って民主党・小沢代表に怨みごとを言い放って、最前線からいち抜けたである。

 福田康夫においては、したり顔で、さも状況を見据えたような、そしてお約束のまるで他人事のような退陣であったが、茶番劇の意味するところの「底の割れたばかばかしい行為や物事」同様、彼の画策することなど最初から見え透いたものである。
 既に指摘して通り、民主党を埋没させ、自民党の乱痴気騒ぎを演出し、国民という野次馬を利用し自民党の延命を図る。この程度のことだ。

 この乱痴気集団に加担し、それを後押しするメディアは最も罪深いと言える。近年、マスコミが”マスゴミ”と揶揄される所以である。

 さて、問題は我々の立ち振る舞いである。
 自民党の火事場見物に群がる野次馬に成り果てるか、さてまた自民党に鉄槌をくらわすのか。

 自民党の醜態を物見遊山的に見物し、最後は非自民に投票することによる明確な意思表示が、最も望ましいと思われる。
 我々は、自民党の茶番劇に踊らされる”ダメ人間”であってはならないのである。
 
 嗚呼、哀しや自民党。
 今日も茶番に踊り狂っている・・・。



 ◆そんな自民党に捧げる一曲
 筋肉少女帯 「踊るダメ人間」
 →<http://jp.youtube.com/watch?v=fkMBO1IZkBo>


 子供騙しのお唄を唄って
 そこそこ人気もある僕だけれど
 いつも心に仮面の男が
 灯台の上で僕に叫ぶのさ
 「おごることなかれ
 おまえの思い言ってやろう」
 ダメ人間はびこるこの世
 マイト一発!爆発させて!3、2、1、0!

 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間
 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間
 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間
 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間

 コックリさんにたずねてみましょか?
 いつかかもめになれるのでしょうか?
 もしもかもめになれないのならば
 僕は静かな地蔵でいたいな
 「お前は老いぼれか!?
 心の中を言ってやろう」
 ダメ人間はびこるこの世
 魚雷一発!轟沈させてえ!3、2、1、0!

 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間
 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間
 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間
 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間

 「踊っている場合か!
 お前の思い言ってやろう」
 この世を燃やしたって
 一番ダメな自分が残るぜ!3、2、1、0!

 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間
 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間
 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間
 ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
 ダメ!人間、人間

 おーダメ人間として
 生きるおろかさを
 あまねくすべての人に伝えたい
 そしてダメ人間の王国をつくろう
 王様は僕だ 家来は君だ

 ダメー!
 それでも生きていかざるをえない!



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2008/09/06のBlog
■福田康夫とは、一体何だったのだろうか?

 福田康夫が自身の職責放棄宣言を発してから、1週間も経過してはいない。
 なのに、彼の存在感のなさは一体なんだろう。あたかも彼が遠い遠い、忘れ去られた過去の人に成り下がっているのはなんだろう。
 福田康夫とは、一体何だったのだろうか。

 福田康夫も昨今の風潮にもれず、メルマガを配信していたらしい。そのメルマガも彼の職責放棄宣言と同時に終了を迎えたようだが、最終回が何とも笑える内容である。
 彼は言う。
 「政策を立案する際、『永遠の今』を想うことがあった。」
 「政策は今だからこそ即効性に富んだもの、未来の日本と日本国民に寄与するものが必要である」
 「そうした政策がアンサンブルを奏でることが必須の条件である」
 「きめ細かな政策を実施することにより、皆さんとともにこの困難を乗り越えていきたい」

 非常に抽象的な掴みどころのない主張であるとはいえ、これを目にした私はこう思う。
 「そこまで分かってるんだったら、だったらお前がそれをやれよ!」

 何かとあれが大切、これが重要と御託を並べるのなら、だったらお前がそれをやれよ!なのである。
 しかるに、福田康夫の思考は決してそうではないのだ。
 「国民の皆さんのための政策をより力強く進めていくためには、新しい体制を整えるべきであると考えた」ということになってしまうのである。
 全くをもって魯鈍な人間である。
 彼は70代という、いわば人性の円熟期に到達し、周囲に対してもその老練なる感性と手腕の発揮を期待されるべく世代でもあるにも関わらず、為していること、発言の様はまるで小学生レベルのそれでしかないとは、なんとも無様な限りである。
 彼は40代まで企業に所属し、一般的な社会人生活を過ごしたとはいえ、それが何ら政策にも反映されず、安倍晋三同様、こともあろうに政権半ばでその職を辞した。いかに彼が企業人としても全く役に立たなかったあろうことを、如実に物語っているようでもある。
 一国の元首が辞めるとは、どういうことか?
 それは、選挙で敗れるか、もしくは”死んだ時”であると私は考える。
 個人の恣意的な理由により辞職できるほど、国家元首の職責は甘くはない。
 これは保育園の日直当番を決める話ではないのである。

 結局、彼は役立たずの”2世ボンボン”でしかなかったのである。

 彼の行動の背景など、今や誰もが知っている。
 結局、民主党党首の無投票当選という状況にオーバーラップさせ、それを世間の目から覆い隠し、あわよくば新自民党総裁(=首相)によるの衆院解散総選挙のご祝儀投票を画策したい、それだけのことだ。あまりにも分かりきったことで、言うのも馬鹿馬鹿しいことである。
 それにしても、70代のボンボンなんぞ、気色悪いことこの上ない。

 現在、我々にとって大切なことは、決して自民党の次期党首選ではなく、なぜ故に”福田康夫”のような低レベルの、役立たずの、世間知らずのボンボンを立たせてしまったのかという検証作業にこそある。
 福田政権は国民の審判を仰がず、自民党が勝手に決めた首相だから、我々国民には何ら責任がないとする考えはお門違いである。
 つまりは、このような自民党政権、最近の公明党政権の土壌を作ってきたのは、戦後一貫してこれらを承認してきたのは、言うまでもなく我々なのであるという事実である。これらはとりもなおさず我々の責任、自業自得なのである。
 今はメディアの報道を物見遊山的に眺めている場合ではない。現実の自民党政治、そして我々のこれまでの行動を検証する時期である。
 そして、自民党政治にNo!を突きつける国民は非常に多いのではないかと推察する。
 これまで散々煮え湯を飲まれれ、愚弄され、騙され続けてきた我々である。もう、いい加減うんざりでもあろう。
 であれば、我々のとる道は唯一つ。
 自民党政治の完全なる否定である。
 私は民主党シンパではないでので、民主党を支持せよと言うつもりは毛頭ない。
 ただし、これだけは言っておく。
 「自民党を全否定せよ!」
 「自民党には絶対入れるな!」

 我々は、そろそろキレてもいいんじゃないか?


 ◆そんな福田康夫チャンに捧げる一曲
 戸川 純 「レーダーマン」
 →<http://www.youtube.com/watch?v=RuYmvPYW_k8>



 自分を見つめる 孤独な毎日
 悲しみにくれる家族達
 レーダーマン

 ※疑似ロボット高性能
 識別不可能 レーダーマン
 疑似ロボット高性能
 識別不可能※

 フィードバックの人形使いに情報求めて
 メタモルフォーゼ
 守備範囲360度
 スクリーンみつめて身じろぎもせず
 どんな情報も 見逃さないが
 自分捕える機能はない
 レーダーマン

 右も左もレーダーマン
 仲間同志で情報交換
 何から何まで同じ構造
 私と同じあなたがそこに
 あなたと同じ誰かがそこに
 プリントされた記憶と知識
 レーダーマン

 疑似ロボット高性能
 識別不可能 レーダーマン
 疑似ロボット高性能
 識別不可能 La la la ta ta ta ta…
 レーダーマン

 レーダーマンに なれないあの娘は
 泣き叫びながら 連れさられ
 ベッドの上で 治療を受ける
 壁をみつめる孤独な毎日
 自分をみつめる 孤独な毎日
 悲しみにくれる家族達
 レーダーマン

 レーダーマン レーダーマン
 レーダーマン レーダー


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