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毎日書くのが目標 宮内寿和のブログ
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2006/09/01のBlog
[ 22:05 ] [ 仕事の話 ]
8月の始めに、私が参加させていただいております京都鴨川建築塾で木の家の防火性能についてのお話がありました。講師は安井昇さん 工学博士で 1級建築士で 早稲田大学理工学研究センターの客員研究員で武蔵野大学や岐阜森林アカデミーで非常勤講師をされている方です。この話を聞いて自分の中にある日本の木と土で造る家の火事に対する認識が変わったような気がします。木の家は火事に弱い、燃えるというのが世間一般的な認識ですが、火事になったとき燃え移りにくい・燃え移らさない・燃えても倒壊しにくいという考えの下改めて木と土の力に可能性を発見できたお話でした。
今、安井さんは準防火地域で板倉の木の家でも建てられるよう研究と活動をされています。これからの建築はこういった研究されている人たちと我々造り手とが協力しあうことによって本当に人の命が守れる安心して安全に住める家ができる。これからも自分が造る家のレベルアップのため色々な人と出会っていきたいと思います。
2006/08/31のBlog
久しぶりの更新です。8月も今日で終わり・・・朝晩涼しくなり夜鳴く虫の声も変わり少しずつ季節の移り変わりを感じていながらブログを書いております。この夏で感じたことといえばこの数年前から日差しが変わってきたような気がします。夏だから照り返すような日差しは当たり前ですが日差しが痛い!刺すように痛い!我々日々太陽の下で汗を流している肉体労働者には本当に堪えます。地球温暖化やオゾン層破壊はかなり進んでいるような気がします。子供のころ夏の日差しはもっと優しかったような気がします。今年の夏も盛りだくさんで忙しい日々を送っておりました。
この夏京都府の木津町で仕事をしていたのですが、木津町といえばもう奈良との県境で東大寺はすぐそこに、これは国宝めぐりに行くべしと夏休みということもあり家族をつれて鹿と戯れて、いざ東大寺南大門へ
実際奈良の東大寺に来たのは中学のバス遠足以来、約25年ぶりに見た南大門の金剛力士像・・、、、800年の時を経てもいまだ この迫力・・・力強さ・・・運慶と快慶の阿吽の金剛力士像は自分が大工になってから本当にそのすごさがわかったような気がします。 本当に東大寺は巨大な建物です。
今年の夏は30代最後であることと、8/11は嫁さんと結婚して10年あっと言う間でした。特別にお祝いしたわけではありませんが子供が寝てから二人でケーキを食べて終わりました。次の10年も仲の良い夫婦でいられますようにと大仏様に誓い来年の夏が来れば40歳代に突入今よりももっと夢に向かって進み更なる努力をすることを誓った2006年の夏でした。
大仏様
2006/06/10のBlog
[ 00:28 ] [ 目の保養 ]
パソコンがつぶれてしまい更新がおろそかになってしまいました。(T-T)この月曜日に
私が参加しています。京都鴨川建築塾のフィールドツアーで西本願寺にある国宝飛雲閣の見学にいってまいりました。普段は見ることのできないこの飛雲閣は太閤豊臣秀吉が建てたものであの聚楽第から移設されたといわれております。聚楽第の一部分でこれですから実際に当時建っていた聚楽第って本当にすごい建物だったのでしょうね、
京都には3つの楼閣建築がありひとつは金閣寺と銀閣寺そしてこの飛雲閣です。この3つのうち飛雲閣だけが唐破風 入母屋 寄棟の左右非対称の外観になっている木造3階建てです。昔の職人って本当にすごいですね、時間が止まってしまいます。国宝の木造建築を見ていると今の建築基準法って馬鹿らしいですね。飛雲閣の中にも入れていただき国宝の茶室や秀吉が入っていたお風呂なども見せていただけました。でも本当に見たかったのは床下や天井裏や!
西本願寺には国宝がいっぱいあって書院や床の間など午前中だけでしたが、お腹がいっぱいになりました。この国宝唐門の豪華さ、この彫刻を眺めているだけで日が暮れるのを忘れてしまうところからと日暮門とも呼ばれています。う~ん納得・・・
日本最古の能舞台、障子を開けてその姿を見たときのこの建物の威厳にしばし心を奪われていました。
半日だけでしたが、西本願寺の普段は見ることのできない国宝建築の数々、昔の職人たちのセンスと技術と美しさに見せられた半日でした。このところ国宝めぐりしていなかったのでまた始めてみようと思います。
2006/04/30のBlog
今日は、昨年の3月に竣工した、O邸の一年点検に行きました。このお宅の設計をされたのが、岐阜県立森林文化アカデミーの三澤文子先生(Ms建築設計事務所)です。「一度一緒にお仕事しましょうね」と以前から声をかけて頂いており、Oさんご夫妻が私の家は、三澤さんと宮内さんのコラボレーションで是非御願いしますと言って頂いて実現したお宅です。Oさんご夫妻は、私が載っていた雑誌をご覧になられ出会わせて頂きました住まい手さんです。電話では何回かお話ししていたのですが、久しぶりに文子先生とあってお話しができ、お昼までごちそうになりました。 また夏ぐらいにご飯を食べに行く約束をしたので色んなお話しが聞けると思うと今から楽しみです。
このお宅は、無垢の杉材で組んだ木造ラーメン工法で、製材の木造ラーメン工法はこのお宅が日本で初です。この工法の事は、建築雑誌の建築技術2005.11月号で紹介されております。後siga木の家クラブのHPでも紹介されております。Oさんご夫妻も本当に大事に住んで頂いていて、いつお宅に寄せて頂いても綺麗にしていただいて仕事をした大工としては本当にうれしい限りです。このお宅で建築家と一緒に仕事をする楽しさや新しい工法への挑戦など本当に勉強になり設計者と一緒に造る事の意味を教えて頂けたお宅でした。これからも住まわれる方が愛着の湧く気持ちよく住んで頂ける住宅を建てていきたいと改めて思いました。この木造ラーメンとDボルト&Jパネル工法を文子先生がアメリカの建築学会で発表されるそうでジャパニーズカーペンター宮内の事も少し紹介していただけるみたいで楽しみです。
2006/04/26のBlog
職人がつくる木の家ネットのHPのつくり手インタビューで宮内を紹介していただきました。何よりも事務局の
持留ご夫妻のご尽力のおかげでとても内容の濃いお話しにしていただきました。このインタビューで水中乾燥の話を中心に住宅建築に関わる`今の自分の姿を恥ずかしくなるくらいうまくまとめ上げて頂き感謝致しております。このインタビューの内容をご覧になり何か感じることが有ればぜひコメント頂きますよう御願いいたします。このインタビューの内容を見て頂いてからブログを読んで頂ければこのブログの内容も少し濃くなると思います。これからの仕事とブログの内容を充実させていきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

宮内 建築 宮内寿和
2006/04/23のBlog
自然乾燥室が完成いたしました。そこで伊藤源木材で燻煙処理をしてもらった木を丸太の経で取れる寸法の角材に製材してもらいました。全ての材の重量と含水率をはかりました。含水率は、材の元と末とそのちょうど真ん中3カ所をはかりましところ大半の木材が、含水率が3カ所共水分の誤差が無く均一に水分がへっておりました。大概含水率にばらつきが出るのですが水中に着けている効果出てるようです。後燻煙処理をすると乾くのが本当に早く、4寸角の材が平均で含水率20%だいから30%だいまで落ちておりました。30%以下に水分が抜けていて材の表面に割れが無い木が大半を占めておりました。
この後、自然乾燥室に入れてゆっくりと含水率がこの調子で20%以下~15%ぐらいまで水分か抜けてくれるいいのですが。(乾燥室と材に乾燥の魂を注入中の定成先生)
この乾燥室には、部屋の奥と手前に温湿度計を付けて部屋の真ん中に湿度センサーをつけて湿度管理をしています。湿度と温度が上がりすぎると吸気と排気の換気扇が自動で動き湿度を外に出します。また、湿度が足らないときは加湿器が作動して部屋の湿度を上げます。その全ての操作をこの制御装置が管理し制御してくれてます。この装置もポリテクカレッジの協同研究と言うことで電子技術課の仲野先生が組んでくださいました。本当に人の出会いほどありがたい物は無いです。この後も天然乾燥と雨ざらし乾燥の用意にかかりたいと思います。また報告致します、興味の有る片はご一報下さい。
2006/04/19のBlog
[ 22:41 ] [ 水中乾燥 ]
作業場の空いてたスペースを利用して只今自然乾燥室を造っております。この部屋は水中乾燥した背割りしない柱、梁材を割れの少ない材に仕上げるための部屋です。まず、天然乾燥と自然乾燥の違いですが、天然乾燥は、太陽の日差しと雨、風を浴びせてやる乾燥方法で、自然乾燥はその反対で全く太陽の日差しと雨風を浴びせず部屋の湿度と室温を一定に保ちながらゆっくりと徐々に乾かして行く方法です。木の乾燥が含水率30%近くになってくると木の表面に少しずつ割れが出てきます。このときに風に当てると一気に木の表面が乾いて割れが進みます。天然乾燥の場合この割れを防ぐために材の一面にあらかじめノコギリで割を入れます。これがいわゆる背割り材です。柱や梁に背割れを入れずに割れの少ない、本来の木の良さを引き出すためにあえて日差しや、風に当てない方法を採りました。この部屋のシステムがうまく行けばきっと私の理想の木材ができると思います。水中乾燥アンド自然乾燥の進行状況を随時報告していきます。この部屋に興味の有る方は是非見に来てください。