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毎日書くのが目標 宮内寿和のブログ
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2006/06/10のBlog
[ 00:28 ] [ 目の保養 ]
パソコンがつぶれてしまい更新がおろそかになってしまいました。(T-T)この月曜日に
私が参加しています。京都鴨川建築塾のフィールドツアーで西本願寺にある国宝飛雲閣の見学にいってまいりました。普段は見ることのできないこの飛雲閣は太閤豊臣秀吉が建てたものであの聚楽第から移設されたといわれております。聚楽第の一部分でこれですから実際に当時建っていた聚楽第って本当にすごい建物だったのでしょうね、
京都には3つの楼閣建築がありひとつは金閣寺と銀閣寺そしてこの飛雲閣です。この3つのうち飛雲閣だけが唐破風 入母屋 寄棟の左右非対称の外観になっている木造3階建てです。昔の職人って本当にすごいですね、時間が止まってしまいます。国宝の木造建築を見ていると今の建築基準法って馬鹿らしいですね。飛雲閣の中にも入れていただき国宝の茶室や秀吉が入っていたお風呂なども見せていただけました。でも本当に見たかったのは床下や天井裏や!
西本願寺には国宝がいっぱいあって書院や床の間など午前中だけでしたが、お腹がいっぱいになりました。この国宝唐門の豪華さ、この彫刻を眺めているだけで日が暮れるのを忘れてしまうところからと日暮門とも呼ばれています。う~ん納得・・・
日本最古の能舞台、障子を開けてその姿を見たときのこの建物の威厳にしばし心を奪われていました。
半日だけでしたが、西本願寺の普段は見ることのできない国宝建築の数々、昔の職人たちのセンスと技術と美しさに見せられた半日でした。このところ国宝めぐりしていなかったのでまた始めてみようと思います。
2006/04/30のBlog
今日は、昨年の3月に竣工した、O邸の一年点検に行きました。このお宅の設計をされたのが、岐阜県立森林文化アカデミーの三澤文子先生(Ms建築設計事務所)です。「一度一緒にお仕事しましょうね」と以前から声をかけて頂いており、Oさんご夫妻が私の家は、三澤さんと宮内さんのコラボレーションで是非御願いしますと言って頂いて実現したお宅です。Oさんご夫妻は、私が載っていた雑誌をご覧になられ出会わせて頂きました住まい手さんです。電話では何回かお話ししていたのですが、久しぶりに文子先生とあってお話しができ、お昼までごちそうになりました。 また夏ぐらいにご飯を食べに行く約束をしたので色んなお話しが聞けると思うと今から楽しみです。
このお宅は、無垢の杉材で組んだ木造ラーメン工法で、製材の木造ラーメン工法はこのお宅が日本で初です。この工法の事は、建築雑誌の建築技術2005.11月号で紹介されております。後siga木の家クラブのHPでも紹介されております。Oさんご夫妻も本当に大事に住んで頂いていて、いつお宅に寄せて頂いても綺麗にしていただいて仕事をした大工としては本当にうれしい限りです。このお宅で建築家と一緒に仕事をする楽しさや新しい工法への挑戦など本当に勉強になり設計者と一緒に造る事の意味を教えて頂けたお宅でした。これからも住まわれる方が愛着の湧く気持ちよく住んで頂ける住宅を建てていきたいと改めて思いました。この木造ラーメンとDボルト&Jパネル工法を文子先生がアメリカの建築学会で発表されるそうでジャパニーズカーペンター宮内の事も少し紹介していただけるみたいで楽しみです。
2006/04/26のBlog
職人がつくる木の家ネットのHPのつくり手インタビューで宮内を紹介していただきました。何よりも事務局の
持留ご夫妻のご尽力のおかげでとても内容の濃いお話しにしていただきました。このインタビューで水中乾燥の話を中心に住宅建築に関わる`今の自分の姿を恥ずかしくなるくらいうまくまとめ上げて頂き感謝致しております。このインタビューの内容をご覧になり何か感じることが有ればぜひコメント頂きますよう御願いいたします。このインタビューの内容を見て頂いてからブログを読んで頂ければこのブログの内容も少し濃くなると思います。これからの仕事とブログの内容を充実させていきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

宮内 建築 宮内寿和
2006/04/23のBlog
自然乾燥室が完成いたしました。そこで伊藤源木材で燻煙処理をしてもらった木を丸太の経で取れる寸法の角材に製材してもらいました。全ての材の重量と含水率をはかりました。含水率は、材の元と末とそのちょうど真ん中3カ所をはかりましところ大半の木材が、含水率が3カ所共水分の誤差が無く均一に水分がへっておりました。大概含水率にばらつきが出るのですが水中に着けている効果出てるようです。後燻煙処理をすると乾くのが本当に早く、4寸角の材が平均で含水率20%だいから30%だいまで落ちておりました。30%以下に水分が抜けていて材の表面に割れが無い木が大半を占めておりました。
この後、自然乾燥室に入れてゆっくりと含水率がこの調子で20%以下~15%ぐらいまで水分か抜けてくれるいいのですが。(乾燥室と材に乾燥の魂を注入中の定成先生)
この乾燥室には、部屋の奥と手前に温湿度計を付けて部屋の真ん中に湿度センサーをつけて湿度管理をしています。湿度と温度が上がりすぎると吸気と排気の換気扇が自動で動き湿度を外に出します。また、湿度が足らないときは加湿器が作動して部屋の湿度を上げます。その全ての操作をこの制御装置が管理し制御してくれてます。この装置もポリテクカレッジの協同研究と言うことで電子技術課の仲野先生が組んでくださいました。本当に人の出会いほどありがたい物は無いです。この後も天然乾燥と雨ざらし乾燥の用意にかかりたいと思います。また報告致します、興味の有る片はご一報下さい。
2006/04/19のBlog
[ 22:41 ] [ 水中乾燥 ]
作業場の空いてたスペースを利用して只今自然乾燥室を造っております。この部屋は水中乾燥した背割りしない柱、梁材を割れの少ない材に仕上げるための部屋です。まず、天然乾燥と自然乾燥の違いですが、天然乾燥は、太陽の日差しと雨、風を浴びせてやる乾燥方法で、自然乾燥はその反対で全く太陽の日差しと雨風を浴びせず部屋の湿度と室温を一定に保ちながらゆっくりと徐々に乾かして行く方法です。木の乾燥が含水率30%近くになってくると木の表面に少しずつ割れが出てきます。このときに風に当てると一気に木の表面が乾いて割れが進みます。天然乾燥の場合この割れを防ぐために材の一面にあらかじめノコギリで割を入れます。これがいわゆる背割り材です。柱や梁に背割れを入れずに割れの少ない、本来の木の良さを引き出すためにあえて日差しや、風に当てない方法を採りました。この部屋のシステムがうまく行けばきっと私の理想の木材ができると思います。水中乾燥アンド自然乾燥の進行状況を随時報告していきます。この部屋に興味の有る方は是非見に来てください。
2006/04/16のBlog
[ 01:22 ] [ 見学会、イベント ]
私が参加させていただいております。大津の森プロジェクトのイベントが伊藤源木材で開催されました。あいにくの雨模様にも関わらず沢山の人に来ていただきました。この日は大津の山の木の展示即売会もあり、杉や桧だけでなく広葉樹の板材も沢山展示され結構良く売れていました。
この大津の森で出された木は、新月伐採をし山で3ヶ月間葉枯らし乾燥した後天然乾燥された杉の梁材です。新月伐採という神秘の伐採方法ですので心なしか光り輝くような美しい木材に見えてしまいます。滋賀県の杉は、他の産地の木に比べて硬いです。こちらの方の木は冬場は凄く冷え込み木自体の成長が遅いため大きくなるまでに結構年月がかかるため年輪の細かい気になります。そのため他の産地の杉に比べて硬い木になりますがその分強い構造材になります。これからも地元の人に内地材のすばらしさを伝えるために積極的にこのようなイベントに参加し活動を続けていきたいと思います。
2006/04/15のBlog
金物の町新潟県の三条から2.3ヶ月に1度マイクロバスに沢山の大工道具を積んで、
私の作業場に金物屋さんが来られます。その人は、削ろう会でもおなじみの平井出商店さんです。
このマイクロバスには、刃物を扱う職人としては、ヨダレが出るような道具がいっぱい載っており、そこらの金物屋さんでは手に入らないよう道具が沢山あります。料金も良心的で、田斎や左市弘など有名な鍛冶屋さんの鑿や鉋だけではなくオリジナルの商品も沢山ありどれも良く切れます。来られるたびに珍しい刃物や便利そうな道具など持って来られ、ある時は「これは、○○県の大工さんがこういう処でこんな風に使うからこんなん造って、て言われて造ったのがこの刃物、!へえ~なるほどな」というある種情報交換の場になったり、他の職方の手道具を見ることによって自分の仕事に応用できたりと大変勉強にも成りいつも楽しみにしております。
今日は、私の弟子の竹内と永岡に墨坪の職人の話などしていただきました。彼らは今一番.手道具に興味が有るようで、しばらくマイクロバスから出てこず色々な道具を見ては、ため息ばかりついていました。平井出商店さんが来られるたびに次に買う道具をすでに決めているようです。私も必要な道具以外買わないようにしているつもりですが、美しくて使い易く面白そうな道具を見てしますと、ついつい買ってしまいます。大工はいつまで経っても道具には・・・だめですね。でもこのように若い人たちが手道具に興味を持つことで手仕事へのこだわりや仕事への意欲がわくひとつのきっかけになっているようで、大変うれしいことです。日本の伝統的な手道具も存亡の危機に直面しております。これからは、このブログを通じて色々な道具の紹介やその手道具に関わる人たち、今まで自分が使って便利な道具達を紹介していきたいと思います。このコーナーは、滋賀県の道具馬鹿である私の使命だと思っております。