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2008/03/28のBlog
[ 22:51 ]
私の木造建築研究のホームグラウンド・・・ポリテクカレッジに静的加力試験機が導入されました。今日はその試運転に立ち会いました。この機械があれば今まで以上に木構造の実験や開発に役立つ事でしょう、この日が来るのをどれほど首を首長竜の用に長くして待っていたでしょう。
2008/03/03のBlog
[ 21:13 ]
土曜日に鴨川建築塾の座学があり、翌日の日曜日に、木造建築の重鎮建築家の吉田桂二先生が私の作業場にお越しくださいました。水中乾燥材と4寸角挟み梁工法の見学にこられ構造模型を見ながらこの工法での意見やアドバイスなど頂きこの工法の更に進化さすように激励を頂きました。雑誌チルチンびとの編集長の山下さんチルチンびと鴨川建築塾塾長の植久さんや塾生も一緒に来ていただいて水中乾燥材や挟み梁工法についての説明をさせていただきました。
この日が、今年度の塾の最終で5月からまた第5期が始まります。もし興味のある方は参加されてはいかがでしょうか、第一土曜日曜日の月1回の講座で結構内容の濃い塾になっており、来期は私の弟子の竹内と永岡も参加します。詳しいことは京都鴨川建築塾のHPをご覧ください。
2008/02/29のBlog
[ 00:27 ]
先日、約200年前に建てられた蔵の実測調査に行ってきました。当時ここは、時の大名にお金を貸せるくらいの米問屋で奥の庭側には座敷がある座敷蔵でした。この屋根の瓦は、地元の八幡瓦でこのお宅のご主人(80歳代くらいかな)が20代の頃一度並べ直しただけで当時の物だそうで、以前解体した御母屋の瓦の中に墨で文字が書いてあり、近くにある瓦ミュージアムで調べてもらったところ約200年前に製造されたもので、瓦を作った職人の名前までわかったそうでその話しと地元八幡瓦の耐久性に感動してしまいました。大した雨漏りもなく200年建っていても構造体の柱や梁はまだまだ生命力にあふれておりました。この事をご主人に伝えると「ご先祖様から受け継いで思い出の詰まったこの建物がまだ住めるなら綺麗に生まれ変わった姿が見てみたい」と改修させていただけることになりました。
しかし気になるところが・・・座敷と縁があるところには間口3間の間に柱がなく上の蔵の壁が縁の吐出し窓よりも飛び出ておりいわゆるオバーハングしている状態???ありえないどうやってもたしているのか、早速この小屋裏覗いてみることに
小屋裏に入ると棟札があり、年号が安政6年約160年くらい前かな・・・どうも後で増築したような感じがする。でも少なくとも6世帯はこの家で暮らせてる計算になるよね、そんな意味で長持ちする家ってある意味ローコスト住宅
ぱっと見て、丸太梁や桁梁の天端に穴が、最初は、「荒けない大工やなホゾの穴全部間違ってるやん」と思っていたところ・・・なななんと小屋束全部送り蟻や・・・手間かけてるじゃないですか。この時代製材機という気の利いた機械など無いすべて手作業の時代です。丸太をわざわざ角材にするということは、すごく大変でそれだけ手間とお金と時間が掛けられたわけで桁梁だけでなく小屋束、母屋まで角材にしてありました。本当にチョウナの後が綺麗
一番気になっているオーバーハングの部分を見てみると・・・・なななんとこの丸太がのっている桁梁の下に柱が無いそれに加えて写真の奥の一番角に柱が無い・・・ハネ出した丸太3本だけでこの屋根と土の付いた壁を持たしてる・・・よくよく見てみるとこの幕末の棟梁の仕事にやられました。この時代構造計算も無いのに大工棟梁の経験と勘だけでこんなことできるんや160年間戦争や自然災害にも負けずにこの部分の歪みなど一切見られない。 いつも古民家や古建築のこういった中の部分を見ると今の建築基準法が馬鹿らしいと思う反面古の匠たちの柔軟な発想と技術力に感動させられてしまう。我々平成の大工からすれば本当にこのような調査や改修工事は宝箱を開けるときのようにわくわくする・・・きっと今まで壊された古い建物の中には誰も気がつかずに失われた先人の技術が沢山あるんだと思う。この幕末の棟梁の心粋に答えるべく平成の大工が延命治療します。
2008/02/21のBlog
[ 00:17 ]
[ 水中乾燥 ]
今年は良く雪が降ります。何も木を浸ける日に・・・でも浸けます。もう3月になれば木に虫が入る恐れがあるからです。樹齢300年の桧を浸けました。この桧は、近江商人で有名な近江八幡市のとある神社の社木でこれくらいの丸太が、4本浸けました。どこかに、この桧を使ってバリバリの和室を造らしてくれる住まい手はいませんか~樹齢300年の社木ですのでご利益がきっとありますよ~
定成教授は、水面に張った分厚い氷を割りながらの作業・・・(学者の鏡)私はこの寒空の中冷たい水の中で作業をしてくれているみんなのために、がんばって火を絶やさないように焚き火の番をしておりました。 寒い中皆さんご苦労様でした。残りの丸太は、26日に浸けます。 見学、池に入りたい方はご一報ください。
熱処理庫も一様完成し、先日試運転いたしました。水蒸気処理と薫煙処理の両方ができる優れもの、これは乾燥機ではなくあくまでも、自然乾燥のための熱処理装置です。
水蒸気で試してみましたが、温度も順調に上がりひとまず水槽に浸けてあった杉、桧、松の丸太で試運転、熱処理前の丸太の重量と熱処理後の丸太の重量では、約2kgの違いがあり2時間程度の熱処理でしたがそれでも違いがあるようで今後の経過が楽しみです。
水蒸気で試してみましたが、温度も順調に上がりひとまず水槽に浸けてあった杉、桧、松の丸太で試運転、熱処理前の丸太の重量と熱処理後の丸太の重量では、約2kgの違いがあり2時間程度の熱処理でしたがそれでも違いがあるようで今後の経過が楽しみです。
2008/01/27のBlog
[ 20:22 ]
水中に浸けている材を一度熱をあてることによって、杉材の繊維を形成している成分のリグニンをやわらかくして天日干ししてからの乾燥を促進し材の割れを少なくするための熱処理室を只今造っております。天然乾燥推進派の私にとっては、人工的に熱を加えるのはどうも納得できないのですがポリテクの定成教授の「熱と言いっても90度までで2日間だけですから、ほんの一瞬だけ」ん~まあやってみますか。
と言う訳で、海上コンテナ40ft(約12m)を購入・・・コンテナの重量3.5トン・・・白川製材所の焼却炉の横に据えるのですが、これが大変・・・倉庫の屋根を越して降ろさなあかん、100トンレッカーがいる!と北洋レッカーの中川君(高校時代の友人)100トンレッカー35万円かかるでエ~ え~そんなの無理そんなお金かけられませ~ん・どうすんの・・・ ‘5000年前に人力でピラミッドつくっとんにゃ~これくらい人力で運ぼか‘ということでピラミッドの石を運んだようにコンテナを丸太の上に乗せて運ぶことにしました。
人間、便利になるとあまり頭を使わないようになるって改めて思いました。 レッカー代35万円使わなくてもチョットの工夫でどうにでも成るんですね。 4人で2時間くらいで転がして置けました。便利な世の中が今の日本を駄目にしているんでしょうねきっと!
2008/01/25のBlog
[ 20:55 ]
玉石の据付も完了し、いよいよ墨付けの始まりです。住まい手のA様から依頼を受けて約3年、住まい手の要望は・・・「板倉で一切金物を使わない木組みの家で石の上に建てる家をお願いしたい」。この要望に答えるべく、工法の開発から取り組み、木材の乾燥方法に水中乾燥を取り入れ素材造りから工法まですべてオリジナルでフルオーダーの住まいです。
2008/01/12のBlog
[ 10:27 ]
[ 雑談 ]
”商売繁盛で笹もってこい”でおなじみの十日戎(えびす)に大阪の今宮戎に言ってまいりました。毎年電気屋さんのM氏と商売繁盛祈願に行くのですが、今年は板金屋さんのT氏も一緒に行きました。私を含めこの3人はいわゆる夜のネオン街にまれに出没するトリオで、公私共にお付き合いの深い3人です。
