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飼い犬とボク
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2004/03/30のBlog
[ 15:15 ] [ マスメディア批評 ]
第39回「おまえら、頼むからサッカーに近づくなよ!」
底の浅い偽善的政治性でサッカーを絡め取ろうとする方々に申し上げたいこと――。



最初に読んだ時に違和感を感じて、知り合いのブログで紹介されていたのを見て読み直してみて、「これって何だ?」、と。
読んだ文章だけで言えば「何のために書いたのかサッパリわからない」のだ。
「大住良之×後藤健生対談」での、大住さんの発言を引用からフムフム、と読んでいく。
まあ、出来るだけ経験値はあったほうがいいし、体験できるならどんどんするに越したことはない。それに「どのスポーツにも共通する精神」みたいなのは確かにあって、"White Snake"のパクリばっかりやってるから"Eric Clapton"の凄さはわからない、とかそんな事はないだろう、と。まあそういう趣旨は理解できるな・・・と。
ただ、そうは言いつつ、スポーツにおける相手との共感とその経験が大事なことは理解できても、考えてみれば義務教育があってクラブ活動があって、そんな中で小中高って引篭りで、友達と遊ぶよりもゲームや盆栽ばかりやってましたって人間は、今の社会人の年齢層ではマイノリティーで、その辺「適当なサッカー観」を騙るのはジャーナリストのモラルの問題なんじゃないのか、と。

そういう「ジャーナリストの立場」というモラルで言えば「マイク・タイソンは強い。だからそれといい勝負をしたボタも強い」という谷川貞治みたいな論調(ボタについてはそれが戯言である事は証明された)で、「大住さん」というコラムニストを持ち上げる一方で自分を卑下しつつ、それでも自分勝手に「底の浅~い偽善的政治性で絡め取ろうとする良心的ニュースキャスターやら精神科医」なんて抽象的な表現で序列を作って自分を持ち上げるようなコラムを書き綴るってのはコラムニストとしてどうなんだ、と思わずにいられない。
それは別に他人を批判しちゃいけないとか、そんなわけのわからん平等感を支持してるわけじゃなくて、自分勝手な理論(しかもかなり筋違い気味の)でサッカー文化の幅広い視点に対して意見を言うだけじゃなく批判までして見せるなら、「あんたは今どんな立場に立ってるんだよ」という、他人とは比較の出来ない、逃げることも出来ない自分自身の存在価値をジャーナリストだというなら明確にしたらどうなんだ、ということである。

(一部の人が期待しているような)暴言を吐くなら、サッカー界全体を見ているような眼で「サッカー」や「サッカー文化」を語るこの人が、自分が批判されるバックボーンを背負っていないことが明白なのに、抽象的なものに向かって(やや暴言めいた)批判を投げつけるのがウザイのである。

サッカー界のジャーナリズムに対して批判的な文章は書けるが、ジャーナリズムが今後サッカー文化にどう貢献できるか、なんて視野はまるでない。
海外から帰ってきた選手に同情し、(海外から選手を)引き上げたクラブをなじることは出来ても、海外のクラブとの折衝に努力するクラブの努力には気がつかない。

全体を見ているつもりになっているけど、全体を構成する個体については実はよく見えていないし、責任を持つ個体を自分の中に抱えていないんじゃないのか?と勘繰りたくなるのだ。

おまえらはどの位置に立ってるんだ?
お前らにお互いをけなしあうサッカー文化は理解できまい。

底の浅い偽善的主観性でサッカーを絡め取ろうとするあなたに申し上げたいこと――。


「お前もサッカーに近づくなよ」
2004/03/28のBlog
-レアル・ソシエダ近況報告-
いい内容ながら勝ち切れない試合が続くレアル・ソシエダ。チャンピオンズリーグでもいい試合をしながらリヨンに敗れ去り、リーグでも順位が上がってこない。ドゥヌエコーチは反りが合わなくなったデ・ペドロを下げて、ガビロンドを起用しているが、デ・ペドロのリモコン操作をしているんじゃないのか、という正確なクロスが左サイドから消えてしまったのはかなりのダメージになっている気がする。移籍問題につながる確執だけにドゥヌエも厳しい選択なのだろうが、おかげでコバチェビッチは未だに冬眠中である。
一方、チャンピオンズリーグではユベントスを下して勝ち抜いたものの、ミランに粉砕されちゃったデポルティーボ。リーグでも不調でとうとうネタクラブバルセロナにも抜かれ、目標の持ちどころがなくなってきた感じ。「エースの復調」にかけたイルレタコーチの思いとは裏腹に、こちらも冬眠中のディエゴ・トリスタン。好調のパンディアーニ、ルケがいるだけに、イルレタも周りの突き上げにあっている模様。

-スターティングメンバー-
今日も相変わらずデ・ペドロはベンチ。ここまでするくらいならベンチからも外した方がいいのでは・・・と思わなくもない。元気いっぱいのガビロンドだが、ちょっと責任を感じているとの噂。GKはベステルフェルトではなくアルベルトを起用し、センターバックのシュレルが外れハウレギが入り、クバルメと最終ラインを組む(これが大きな誤算になるのだが・・・)
デポルティーボはこの日もトリスタンに見切りをつけパンディアーニが先発。左サイドは突破型のルケではなくバランスのいいフラン。マウロ・シウバが出られないのでドゥーシェルが代わりに入っているが、その関係もあるのだろう。

-試合展開-
中盤から潰しあいになる両チームだが、両サイドの攻撃を生かしてくるソシエダがカーサの応援も味方にデポル陣内にやや押し込むペース。試合を見る限り最後に勝っているのはソシエダだろう、と予想されるのだが、こういう試合展開をしながら落としていくのが今シーズンのソシエダ。その予想が当たって前半12分、オフサイドラインスレスレの(多分セルジオの)スルーパスに反応したパンディアーニが先制ゴールを決める。最終ラインに入ったクバルメがラインを揃えきれずにオフサイドに失敗。一つのミスで点を失うソシエダの悪い流れ。
前半44分、ソシエダは前線へのフィードに反応したニハトがセサルの足を引っ掛けつつ(この判定は微妙だが、足は掛かっている。アノエタじゃなければファールだった、という表現にしておこう)抜け出し、モリナの横を抜くシュートで同点に追いつく。
中盤での潰しあい、ショート・ダイレクトのパスといったミスの許されないスピードのある展開。正確なパスをつなぐソシエダが有利に試合を運んでいる。右のカルピンがやや調子が悪そうな上、左のガビロンドが相変わらずタイミング、正確性の欠けたクロスを上げてくるので、点で合わせてボールを落とそうとするコバチェビッチにまったく合わない。
緊張感のある粒試合から後半ソシエダ・ドゥヌエは恨みつらみも勝利が先よ、とばかりにデ・ペドロ投入。久々のチーム合流で、ややフィットしないデ・ペドロ(それにしても走らない・・・)だが、視野の広いプレーと正確なフィードは変わっていない。
一方イルレタもフランから突破型のルケ、さらにバレロンに替えてジャウミーニャを投入。それでも打開できないと見るとトリスタンして勝ちにきた。負けないことを重視するイルレタらしくない采配だが、これが結局デポルに勝利を呼び込む。といっても、トリスタンのチェイシングに嫌気がさしたクバルメの安易なバックパスにトリスタンとロペス・レカルテが詰めた結果、ロペス・レカルテの豪快なオウン・ゴールを誘っただけなのだが。

ソシエダはボール・ポゼッション、チャンスメイクでデポルティーボを上回りながら、些細なミスを突かれ敗れるという今年を象徴するような試合で敗戦で、相変わらず背中がすすけた状態である。やはり決定的なチャンスを作り出す回数を増やすためにも、現時点ではデ・ペドロを外すのは得策ではないだろう。また、ディフェンスラインは決して弱くはないのだが、本職といえる選手が少ないのはやはり大きな欠点ではないのだろうか。
一方デポルは幸運といっていい勝利を掴んで暫定ではあるけど3位に浮上し、かろうじて優勝のモチベーションを保てることになった。中盤のバランスがやや守備に傾いているため、押し込まれるとボールを維持することも出来なくなるのは今年も変わってないのは辛い。ワントップを採用しているがトリスタン、パンディアーニ、ルケと選択肢があるのは強みだが、今シーズン終了後の移籍期間がちょっと怖いw


2004/03/27のBlog
前回の四日市-水島-広島(予定がきちんと実行され、広島初上陸。今更ですけど、エスパさん、更紗さんはじめ、みんなありがとう。原爆ドーム、行きたかった)のレポートもまったく完成しないまま今週は熊本は有明に来ていて、「忙しい」というよりも「落ち着かない」感じ。
二つのレポはきちんと書き残しておきたいな、とは思ってるんですけど、回線か時間かPCがない状況ってこうやって出かけていると意外とあるものなんだなあ。
チャンピオンズリーグは録画してあるので後でゆっくり見て感想を書きたいし、そーいえば先週のお犬様圧勝劇もまだ何にも書いてないし・・・・・・。HPとして作成するのが時間がなくて出来ないから一時的なテキスト投げ込みどころとしてブログを利用し始めたはずなのにそれもできないとは。
それでもANAよりもJRを推奨利用しているあたり、ボクは犬サポである(西日本は犬とまったく関係ないのだけど)
2004/03/23のBlog
[ 17:21 ] [ 映画/BOOKS ]
前作の甲殻機動隊を見てないとかなり理解に苦しむんじゃないかと思うのですけど、テーマを持って描き出されたジャパニメーションとしては傑作と言っていいものなんじゃないのかな~、と個人的には思ってます。
ストーリーだけを洗い出すと、非常に陳腐な近未来犯罪とそれに対抗する刑事さんっていう図式なわけですけど、そこに重ね書きされた「人はなぜ自分に模した人形を作るのか」というテーマはかなりの重みがあると思います。
現実的には本来「思惟(*)」である人間の脳の思考やデータを(擬似的にであれ)デジタル化したり、パッチを当てるように能力向上を図ったりするような(この映画の中ではうなじの部分にケーブルを突き刺すことで脳のデータにアクセスできるようになっている。こんなことをしたら喪服を着た女性の髪を書き上げた状態で見えるうなじに色気を感じることもなくなるんじゃないのだろうか。だとしたら大変なことだ)、思考や記憶を「ビジュアルとして認識できるもの」、あるいは「データとして取り扱うもの」という感覚はもう概念として出てきているわけで(ただ、記憶はともかく思考を生み出すってのはかなり難しいらしい。1から100を作り出すことよりも、0から1を作り出す方がやはり難しいようだ。この映画の中で「脳(思考を発するもの)」が実際の人間の脳のサルベージ、あるいは機能拡張という形でしか登場しないのは、この辺を踏まえているんだろうな)、だとしたら人間の「考える」とか「認識する」ってのはなんだ、という20世紀の前半にある意味一段落した哲学に戻るわけで、上書きされたこの映画のテーマはこの哲学に対するアプローチだろうなあ、と。
まあ、自分が「見た」と認識したものが「現実」あるいは「事実」と認識できるのだろうか、「事実」を認識しているのは一体誰なのか、というテーマはもともとあったわけですが、自分の記憶や思考に外部からアクセスが出来たりするならば、それはより不安定で不確かなものになるんじゃないのか、という意思表示でしょう。

これはまったくの私見でしかないのだけど、PCとかネットワークとか便利になったわけですけど、本来そういった技術に対して人間側が「意思」を持って操作していたわけです。それが、ネットワークの業界(といってもそんな素晴らしい技術を持ってるわけじゃないのだけど・・・)から眺めていると、便利になっていく反面その技術を使い切るとか、操作するとかそういった部分に関してはあまり進歩していない気がするんですね。単に「過渡期」と言ってしまうことも出来ると思うのですけど、技術の進歩と共にあるべき意識というか、「思惟の進歩」というのが欠けているんじゃないだろうか、と思うわけです。
まあ、そんなことを言ったらこのブログサービスを利用しているボクだって「提供されているサービス」を単に利用しているだけであって活用しているとはとてもいえないわけで、なにか出来ているわけじゃないのですけど、そういう「思惟」に対するアプローチってものがなくなってきてるんじゃないかなあ、と。

設定として多少ぶっ飛んだところがあるにせよ、そういったテーマ(というより、これはもう哲学だよなあ)をここまでストーリーにのせて一つの近未来社会として映像化してしまう才能には感嘆するしかないです。

「面白くない」「わからない」という感想もあるようですが、インターネットの便利さと現実とのギャップを意識した人(アナログ回線~ISDN回線になって掲示板をはじめとするコミュニティ形式のサービスが普及してキタ頃を体験した人には、こういうことを体感した人は多いのではないだろうか)には、なんとなく理解できるんじゃないでしょうか。

代表選考でサッカー協会が考えを示さなかったツケがコレなのかなあ、と思わずにいられないのですけど、どうも前回に書いたボクの考えはちょっと甘かったようです。

http://sports.msn.co.jp/sportsarticle.armx?id=482237

日本U-23代表監督の山本さんは、日本代表候補から外れた大久保と茂庭(キャバクラ・セブン所属)をU-23には召集する考えを示したようです。「代表選手としてのモラルに欠けている」とA代表の監督に烙印を捺された二人をU-23では「反省しているようだから」ということで不問にするようですけど、そういった問題じゃないと思いますがね。
個人的には、ですが、モラルに反した(あるいは違法行為をした)政治家が「仕事に精励することで償いとしたい」と反省の弁を述べると「なんだそりゃ」と叩き、政治不信のネタとして槍玉に挙げておきながら、モラルに欠ける行為をした代表選手が「ピッチで返したい」というのには賛同するってのはどうなんだ、それは。

誤解を恐れずに言いたいことを言えば、ジーコのやり方でモラルが低下するのは理解も出来るし、その弊害を受けている選手達が不満をためるのも理解できるのだけど、それ以前に代表選手として代表合宿中に抜け出して遊んでるってのはおかしいと思うのですけどね。不満が鬱積したらモラルに欠ける行為をしてもいいというのなら、アフォな上司を抱えて、家に帰れば自分で自分の靴を磨き、「パパのあとの風呂には入れない」と娘にお湯を張りなおされてしまうような中年が駅で寝てしまったり、ゲロぶちまけたりしても基本的にはオッケーってことか?
サッカー協会の対応がモタモタグズグズして、一貫した統一性も責任感もないことには大いに不満があるし、ウィニングイレブンの監督モードの方がマシなジーコサッカーを支持する気はまったく無いし、どうにかならんものかと思ったりはするけど、だからといって処分が行き届かないってことの方がずっと問題だと思うけどね。
まずはコレ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20040322-00000055-kyodo_sp-spo.html

中田を起用するかどうか、山本監督が言及したわけではないようなので、ちょっと先回りするような話になるのですけど、日本はもっと海外に選手を送り出していて、海外のクラブとも良好な関係を築いていかなくてはならないってことを意識した方がいいんじゃないかなあ、と。
親善試合の後で入院し、チームに合流できなかったサンプドリアの柳沢とか、頻繁に帰国しフィジカル面での心配をされているレッジーナの中村とか、そういう悪い例が既に出来ている。
特にイタリアはそうですけど、代表に招集されることにクラブは結構抵抗感を持っているので(中村移籍当初レッジーナは中村の日本代表召集に寛容な姿勢を示していたけど、むしろこっちの方が珍しい例だと思うし、今現在レッジーナは中村の代表召集の頻繁さに辟易しているようだし)、「日本人の選手を獲得しても、外国人枠が減る上に親善試合程度の代表戦の度に帰国されたのではたまらない」と思われて移籍が困難になっていくんじゃないか、と心配になったりする。

次にコレ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200403/zico127.html

この処分に関しては「代表としてのモラルに欠けた選手が、しかも8人」という例自体がないわけで、その辺でサッカー協会が処分についてどうしたものかと悩んだ結果、ジーコによって(一時的に)代表選出を見送られる、という処分に落ち着いたようで。
コレに対して処分の方法ややり方に批判があるようですけど、こんなモラルに欠けた行為が起きることを想像しろって方が無理な話で、「代表強化」を取るのか「規律」を取るのか代表監督の判断に任せたサッカー協会に「責任感が無い」という感覚は残るものの、これ以外に円滑に済ませる方法があったのか、という気もする。
「代表の強化」というモノを念頭にやってきたサッカー協会としては「強化」の部分を切り捨てることに抵抗があったんだろう。この辺責任感というか、協会そのもののモラルはどうなんだ、と問い詰めたくなるのだが、一回トラブルとして起きた以上サッカー協会はこういったトラブルに対してどう処断していくのかきちんと決める必要があると思うので、その辺はしっかりやっていただきたいもので。
これを読んで勘違いしてほしくないのは、ボクはジーコ(のやり方、監督)を擁護するつもりなんてまったくない。ただ、正しい判断であるなら例えジーコが嫌いであろうとも(ああ、嫌いだよ。ブラジルサッカーが好きじゃないんだよ、ボクは)それは支持するべきだろう、と。
ついでにいうと、こういう行為をした選手をなぜクラブは処分しないのだろうか、という点ですかね。

どちらのニュースでもそうなのだけど、Jリーグが出来て、ワールドカップにも出場して、海外にも選手が出て行くようになった今、今まであった「サッカー・代表の価値観」というのは変革を要求されているんじゃないかなあ、と思う。
2004/03/22のBlog
チャンピオンズリーグの予想と見所でも書き残しておこうかなーってことで、まずは「ポルト vs リヨン」
日本にいるとなかなか見ることが出来ない二つのクラブなので予想しにくいんですけど、リヨンがやや有利かな、と思っております。ポルトもリヨンも攻撃力はそこそこにあるクラブなのですけど、ポルトの方は守備陣がややスピード不足な上、ゴールキーパーのビトール・バイアがかなり不安定なセービングをよく見せるため、リヨンの両サイドを使ったカウンターに十分に対応できないのではないか、と思われます。

ポルトは中盤のデコ、コスティーニャがハイパフォーマンスを安定して見せており、中盤でボールキープする時間をリヨンに対して長く取ることが出来るかもしれません。マンチェスター・ユナイテッドとの試合で見せたように、中盤の狭い位置でしっかりとボールキープが出来るのはポルトの大きな強みですので、9日のホームゲームでリヨンが守備重視で中盤から積極的にボールを奪いにこなければ、むしろポルトとしてはやりやすい環境になる気がします。ただ、リヨンの試合を見る限り、早いチェックを基本的な戦術としてやってくるので、ポルトとしてはそれを以下にかいくぐれるか、というのが焦点になりそうです。注目選手としては、ミスで笑わせてくれそうな「ビトール・バイア」と中盤で全体をコントロールする「コスティーニャ」を挙げます。

一方リヨンの方は際立って守備が弱いということはなく、連携さえしっかり取れていればポルトの攻撃を防ぐことは出来るでしょう。前線で安定してボールを捌く事の出来るリュインドゥラが基点として働くことが出来れば、ややスピードになんのあるポルトのディフェンスを破ることは充分に可能でしょう。逆に、9日のアウェイの試合を受身で守備に入るようだとポルトに中盤を構成されてしまうでしょうから、一回戦のソシエダ戦で見せたような早いチェックとリュインドゥラを基点にしたショートカウンターを度々繰り出すことで、アウェイでも勝ちを狙う姿勢こそがリヨンの勝利につながるのではないでしょうか。こちらの注目選手は前線の基点となる「ペギー・リュインドゥラ」とその後ろを支える「ジュニーニョ・ペルナンブカーノ」を挙げます。

リーグ戦での勢い、戦術的な相性を見て「ややリヨン有利」だと思いますが、リヨンがアウェイの環境にひるんで前線からのチェックが出来ないようだと、ポルトがあっさりと勝ってしまうかもしれません。