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HAKODADI ・・函館の政治と経済
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2008/03/17のBlog
首都圏のスーパーで、「北海道」の食品フェア。名づけて「北海道味紀行」
函館からも 函館牛乳、がごめ昆布キャラメルなどが出展
北海道の「菓子」のブランドイメージはまだまだ捨てたものではない。
ちなみに、このフェアーはいわゆる観光土産の定番「北恋」「マルセイユ」「生チョコ」などは入っていない。ちょっとマイナーな菓子類をこまめにたくさん集めたもの。
もちろん、「いかめし」も登場!「たこめし」とか「摩周の牛丼」など、北海道人でもなかなかお目にかかれないものも多数
しかし、フェアーが終わってしまったら、ここで買ったユーザーは次回どうやって調達したらいいのだろうか。ふと気になった。
売り場に常時置いてもらうだけの商品力がある(とみなされる)かどうか。類似商品が数多く競争し、商品のライフサイクルも短い中、どうやって「北海道ブランド」を現実の商売に結び付けていくのか。
江戸のの下町・深川を散歩した。
地下鉄半蔵門線、清澄白河駅から数分、深川江戸資料館の前の通りが、随分変わっていた。
資料館を中心として、深川の歴史や情緒をつかの間楽しめるような環境作りが進んでいるようだ。
名物の「深川めし」の看板も増えた。江戸湾で取れるアサリがあつあつのご飯の上に載っているというシンプルなものだが、近年隠れたブームのようだ。通りの看板の文字デザインや店の構えにも工夫がみられる。
建物は鉄筋で高層化しても、通りは昔の情緒を再現している。通りを歩く人たちの目線に合わせた工夫。
なんと店員までタイムスリップ。商魂たくましいというか、ほほえましいととるか。
それにしても、通り全体が、江戸・深川の伝統をなんとか残そうという意気にあふれている。
人出もなかなか。中高年の夫婦やグループがめだつ。
2008/03/14のBlog
3月11日、井上前市長が西尾現市長を「名誉毀損」で提訴したことをうけての記者会見を行った。
北海道新聞によれば、前市長が「公の場に姿を現すのは、市長選に敗れて以来10カ月ぶり」という。井上氏は「身の潔白、汚名返上、名誉回復という気持ちから提訴に踏み切った」などと提訴の理由を説明。代理人として出席した弁護士田中宏氏(札幌)は「提訴は選挙時の怨念を晴らすのが目的ではない」「選挙時での言論のあり方が問われる」と語ったという。

北海道新聞は全道版、道南版の2面にわたっておおきく記事を掲載。以下はタイトル

函館前市長 現職を提訴  
 「名誉棄損」1100万円賠償請求
“骨肉の争い”法廷へ

和解「糸口見出せず」 
 前函館市長 現職提訴で会見 
 「名誉回復したい」 
 弁護士「選挙の怨念」否定

体制固め前の対立再燃 
揺らぎかねぬ市政への信頼

一部内容は道新HPでも見ることができる。 関連記事(3月12日付け)
なお、同紙の記事は期間限定で消去されるので、それ以降はキャッシュで)

毎日新聞記事

函館新聞記事

今回の提訴の理由を考える上でのポイントは、以下のことではなかろうか。

●井上前市長が、選挙後、市役所での引き継ぎもまったくせず、職員へのお別れの挨拶もせず、公の場所に姿を現さなかったこと。(今回の記者会見は10カ月ぶり)
●市長選後の両者の和解について井上氏が「糸口が見出せなかった」とし、「怨念のストーリー」につながった、としている点。
●会見で、西尾氏の一連の発言がすべて「選挙戦のプロパガンダとして利用」するためのものであったと指摘していること。

それにしても選挙で破れた前職による現職市長の提訴は弁護士も「全国的にも異例」と認める。しかも「選挙戦における言論の自由」について司法の判断を求める」というのもほとんど前例がないだけに今後の推移は全国的にも注目を集めることになりそうだ。


2008/03/10のBlog
本日(10日)の道新朝刊に井上氏が西尾市長を名誉毀損で提訴する(見込み)という記事が載った。記事の全文

記事によれば、西尾氏が助役を辞任した一昨年12月以降の2回の記者会見(A)と、市長選公示後の集会(総決起集会)での発言(B)などにおいて
①原則として認められない市街化調整区域への有料老人ホーム建設計画について、井上氏が(福祉部長らに)再検討を強く指示した
②井上氏が地元情報誌の主催者(K氏)と密接な関係にあり、主宰者が市政に関与している
・・・・・以上(A)
③西尾氏が井上氏を時代劇(水戸黄門)の悪代官に例えた
・・・・・以上(B)
ことが、事実に反し、名誉を傷つけられたというものだ。
なお、提訴は、西尾市長の謝罪と1,000万円の損害賠償を請求するというものだという。

先日終了した市議会の「老人ホーム問題調査特別委員会」では参考人の招致が見送られた。
一方で、同委員会で福祉部長が「再検討の指示」の有無について昨年2月議会での答弁(井上在任中)で「再検討指示はなかった」としたものを、「明確な言葉での指示はなかったが、指示とも投げかけともとれる表現だった」と修正したことで、前市長の疑惑が深まっていた。
井上氏によれば、市長選で敗北し、公の機会で自己の潔白を表明する機会もない中で、特別委員会での「真相究明」も中途半端、かつての部下である福祉部長の発言も事実上修正されたことで、名誉回復の手段が「提訴」しかなくなったということのようだ。

選挙で敗れた前市長が現市長を名誉毀損で訴えて法廷で争われるというのは前代未聞の事態。


(A)については、以下の記事が該当するものと思われる。(いずれも西尾氏のブログに収録されているもの)

■「助役の職を辞することについて」(18年12月19日市職員宛メッセージ)

・ひとつは、福祉の利権を巡って、私や職員に脅迫的に迫り、誹謗中傷を続けているブラック・ジャーナル(NEW現代函館・函館電子新聞:以下“電子新聞”と略)と手を切るよう市長に再三申しあげましたが、実現できなかったこと。
さらに、その周辺にはいつも議会首脳・経済界首脳がいるということ。であり、
・二点目は、その雑誌が庁内で売り捌かれるなど、この人たちに逆らってはならないという恐怖心が人心を荒廃させてきているということ。を申しあげ、こうした市役所になっていることについて、事務方の責任者としての責任を明確にすることと、警鐘を鳴らしたいとして、辞任をしたものであります。
いわば、井上市長にこうした情況を反省し、正していただきたいとお願いしたものであります。

記者会見資料(07年1月29日)


・・・その後の同誌による私達への誹謗中傷はご承知のとおりですが、一方で、河野氏は井上市長・福島議長に強く迫っていた事実があります。井上市長は、ある時、私に、「自分も脅迫といえば脅迫されている。三選を無くしてやると言われている」と話したことがありますし、福島議長については、議会事務局の経由で、「許認可や人事?などに深く介入していることを(情報誌で)洗いざらい書き立てる」と脅されているということも伝わってまいりました。

困った状態だなと心配しておりましたが、こうしたことがしばらく続き、結果、7月20日になって、市長室に、福祉部長・次長が呼ばれ、福島議長同席のもと、強く再検討の指示があったとのことであります。・・・


(B)については集会での発言内容を選挙後に道新(4月26日、7月7日)が以下のように報道している。(記事本文がすでに道新のサイトでは削除されているので下記に要約)

①悪代官に例え(4月26日)
 「悪代官と悪徳商人の越後屋、地回りのやくざの親分の関係だ」。11日に市内の催事ホールで開かれた集会で、西尾正範氏は函館市の権力構造を時代劇の「水戸黄門」にたとえ、聴衆の笑いを誘った。悪代官は井上博司市長、越後屋は会頭、親分は市議会議長というわけだ。
 西尾氏は告示後、「井上さんは悪人じゃないので悪代官ではなく代官」と修正。「やくざ」の表現もやめた。だが、この例え話はすぐに市内の各界に広まった。(以下略)

②議会での個人質問に答える形で(7月7日)
個人質問に立った黒島宇吉郎氏(新生クラブ)が、市長選時の「悪代官、悪徳商人、やくざの親分」との西尾市長の発言を追及した。
 これに対し、市長は「(市長選の集会で)集まった市民からは大拍手をいただいたので、おのずと納得しているのではないか」と反論。「『悪代官』とは井上(博司前)市長だが、決して悪い人ではない。権力構造がそうなっていると言った」と説明した。(以下略)


2008/03/02のBlog
帯広に一泊。開催中のばんえい競馬を覗いてきました。
昨年まで道内4箇所(旭川、岩見沢、北見、帯広)で開催されていましたが、累積赤字の重みから3市が来年から廃止となる中、発祥の地,帯広の単独開催になったものです。

公式サイト(帯広市)
応援サイト(オッズパーク)

運営方法も大胆に見直し、新規にソフトバンク系の会社(オッズパーク)に全面委託。市の持ち出しを極力抑え、民間のマーケティング力で再活性化を図っています。
調教師や厩舎の支給金額ももちろん大幅カット。
こうした関係者の努力で、昨年から今年にかけての来場者・売り上げはともに当初見込みを30%程度上回るという成果が上がっています。
重い馬具を引きずるという特異なスタイルなので、馬場は直線200メートル程度。一般の競馬のようなスピードはもちろんありません。しかし体重が競走馬の2倍はあるという「ばんば」の専用馬にはそれなりの迫力と風格があります。
途中に2箇所設けられている急斜面。ここをどうこなすか、騎手と馬との絶妙なコラボレーションが見られます。
気温はマイナス10度、さすがに寒さには慣れている帯広のかたがたも、スタンドで眺める人は少なく、ガラス越し、または実況中継のテレビでお目当てのレースを観戦です。
スタンドの中には馬券売り場のほかに休憩室、食堂、売店もあり、キッズルームまで設けられています。「長くいても飽きない施設作りに向けて」の工夫が随所にあります。
ちなみに入場料はわずか100円。最近は観光コースにも組み入れられて、徐々に圏外客も増えているそうです。
北海道の開拓を支えた農耕馬が村の祭りなどでその体力・持久力を競ったところからはじまった「ばんば」の伝統を受け継ぐこの「帯広ばんえい」競馬。健闘を祈ります。

函館も公設の競輪事業の赤字に悩んでいます。次年度からは民間委託を進めるということですが、ばんえい競馬の経験、多分おおいに勉強になる筈。
[ 09:37 ] [ 市議会 ]
市議会の20年度第一回定例会は先週開会、特別委員会の報告などを終えていったん休会。明日3月3日から代表質問・一般質問に入る。
今日の新聞に質問の項目の一覧が広告として掲載されている。この事前告知は昨年の7月から始まったものだが、市議会で今何が課題になっているのかを市民に広く知らしめるには効果が上がっていると思う。もっとも、そのわりに「傍聴者が増えた」という話は聞かないが・・・
(詳しい質問項目一覧が市の公式サイトに)

さて、市会議員にとっては、この質問の機会は議員活動にとって非常に重大な意味を持つものの筈。なんといっても市政のお目付け役として、市長はじめ部局長を前に議員全員の前で堂々と論陣をはることができるのだから。しかもNCVの実況中継もある。選挙民・支持者へのアピールもおおいに期待できる。

聞くところでは会派別に質問者の数や持ち時間に一定の制限はあるが、基本的には議員の誰もが平等に「質問」のチャンスがある。

というわけで、昨年の7月以降の議会での議員の質問の回数を数えてみたところ、意外な結果。

4回=「皆勤」で質問をした議員が最長老の黒島議員、のほかに民主1人、公明1人、無所属の2人、共産の3人と合計8人〔議員総数37人〕いる一方で、ゼロが2人、一回きりというのがが7人もおられる。会派別でもかなりの偏りがあって、ひとりあたり質問回数がもっとも少ないのが新生クラブで1.4回、最高の共産3.5回と大差がある。

もちろんこの数字は質問時間が長い代表質問(のべ81回の質問件数のうち10回)と個人質問を通算したものだから、これだけで判断するのはやや早計かもしれないが、議員活動の評価の尺度のひとつにはなると思われる。
議員の活動の原点は議会での公明正大な言論。質問に磨きをかけ、市政の行方をしっかり監視し、また積極的な提言を数多く行っていただきたいものだ。

上の質問回数リストは2回クリックすると適切な大きさで表示される〔筈?〕

ところで、特別委員会の報告については以下のご意見でほぼ尽くされているので、今回は書かないことにする。(いったいなんのための特別委員会であったのか、という憤懣はある。顛末をいずれ時がきたらじっくり書いてみたいものだ)

前恵山町長の工藤氏のブログ「素浪人のひとりり言
定例会初日の「委員長報告」の様子は 洋楽議員がブログで
同じく最期の委員会(なんと当日に開催決定という”抜き打ち”)の経緯
あとで気づいたことだが、一度も質問に登壇していない2議員は何れも監査委員である〔小野沢、工藤議員〕
先の老人ホーム特別委員会の委員選任に当たって「監査委員は特別委員に就任できないという申し合わせがある」という議論がされたと記憶するが、まさか議場での「質問」も封じられているのであろうか?とすれば議会活動に大きな制約があるということになる。
そうだとすれば、議会というところも理解しがたい「申し合わせ」の多いところだ。
2008/03/01のBlog
1月29日、<暫定版>バナーが完成・発表となってから1か月。 前回に続き、再度バナーの浸透度を調べてみました。 yahooのリンクチェックを使って、公式サイト>http://hakodate150.livedoor.biz
にリンクをはっているサイトを検索しました。

結果は以下の通り (◆マークはバナーも使用 太字はブログまたはポータル)
リンク元は27件、うちバナー使用が24件でした。
前回より

新着サイト
(◆ワークショップ・オータ
(◆TPF TownPathFinder
函館のイベント情報発信に特化したサイト
(◆函館鉄道写真館
鉄道、電車、連絡船のことならここ!
(◆函館のおぢさん2的ブログ
函館の古写真収集サイト
(◆新Tackyのゆったり写真館
(◆子供の入院応援ページ
市内のブロガーの皆さんはさすがに反応が早い!のですが、公式サイトにLink先として出ている60以上の支援・協賛団体のうちで、逆リンクをはっているのはお膝元の市役所以外には皆無という状態です。

ちなみに、横浜の場合は約70件がヒット。スタートも早いし人口規模も大きいですから、当然の結果でしょうが、ともあれ、いまは市民の間に認知度を上げることが断然必要な時期です。あらゆる機会に「開港150周年」をPRしましょう!
2008/02/29のBlog
函館開港150周年に賛同して、記念事業のバナーを掲載しているサイト・ブログをこの欄で紹介していきます。随時更新(▼は新着)


■市役所・港湾空港部のスタッフによる
開港150周年事業の公式(暫定)サイトはこちらです。
先日、<暫定>のバナーができてきました。
http://hakodate150.livedoor.biz/
事業アイデア・市民スタッフの募集もやっています。

新Tackyのゆったり写真館
鉄道の写真が素晴らしい

函館のおぢさん2的ブログ
大門などの古写真のストックを大放出中

函館鉄道写真館
在りし日の青函連絡船など鉄道マニア垂涎の写真集が

BitandInk

道南ミュージアム
道南の情報源、道南ミュージアムには独自の協賛バナーも。
文書庫(PukiWiki)ページでは
150年前の函館」連載が始まりました。今後が楽しみです。

■”ばっきん”の函館ラーメンブログ 開港都市ラーメンサミットが提案される
函館塩ラーメン応援サイトはプレイヤーの「ラーメンサミット開催」に注目

函館市港湾空港部
さすがに「所管部局」。早速バナーがはられています。

函館市公式サイト
TOPページに150周年関連の記事が見当たらないのはちょっとさびしいもの。

巨漢さんとGO太くんのHAKODATE
函館は来年開港150年を迎えます
五稜郭タワーのADサイトも150周年を応援

エコノモト~エコスポ@函館大学よ永遠に
函館開港150周年作業部会
WGに参加したエノモトさんのブログ

HAKODATE CY BLOG
CY=コンテナーヤードについてのブログというユニークな存在

E-Hakodate
市民スタッフが足りない!」(函館新聞記事から)

市会議員の三遊亭洋楽さんが
議会質問で
開港150周年をとりあげています開港150周年のイベントについて

函館ニュースな出来事。。。とか
開港150周年関連記事1
WG第1回「全国初のラーメンを・・・」

函館地域交流まちづくりセンター
TOPページにバナーをでかでかと貼っていただきました

我的勝手日記
こちらでも、150周年記念事業のスローな滑り出しにご不満な意見が

Hakodate in Blue
「開港150周年事業・・・・・失敗したら50年待たなければならない。 」
市政150周年のときと比較して、今回はまだまだ盛り上がりが足りない・・・

函館で働く函館を愛する函館ブログ
函館開港150周年バナーを活用し











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横浜などその他の開港150周年関連サイト

横浜市・開港150周年・創造都市事業本部








ポートタウンフェスティバル 開港5都市出航前夜祭
 08年6月14日-4日、横浜赤レンガ倉庫を中心に開催。
 開港5都市の市長が一同に会する「市長会議」も
2008/02/27のBlog
先日の道新で、英国の高級経済紙、FinancialTimesに函館の記事が載ったという報道があった。
ネット上で検索してみると、全文が写真付で掲載されている。

題して 
In the lost realm of the shogun (失われた将軍の国)
By Lesley Downer

サイトのアドレス

記事を書いたDowner女史はこの冬に函館を訪れたようだ。函館で140年前に将軍をいただく反逆者たちの新政府への抵抗の戦争があったという歴史を簡潔に要約している。
函館山や五稜郭、そして旧英国領事館や教会群なども実際に訪れたようだ。そして屋台村ではイカと鮭を賞味しつつ、ハコダテ戦争を談じたようだ。土方歳三がいまだ函館では英雄と著名である点にも触れている。いまや「140年前の戦乱は日本国内でもほとんど忘れられているが、ここ函館の地にいまもその面影は残っている」

こういう文章がヒトを動かすのではなかろうか。多くの英国の、いやFinacialTimesの購読者である多くの英語圏の若者たちがこの記事で触発され、その一部は実際にハコダテを確かめにくるのではなかろうか。そう想像するのは楽しい。

非常に明瞭な英文なので、是非一読されることを薦めたい。

それにしても、英国の新聞記事のネット掲載は進んでいることにあらためて驚く。



2008/02/22のBlog
今日(2月22日)朝刊を読んで驚いた。

「規制緩和働きかけを」 函館・本町地区風俗営業許可
飲食団体 市議会に要望書

まだ解決していなかったの?が第一印象。
このブログでも昨年の7月に取り上げている(こちら)。もともと道新が大きく取り上げたことから一般の関心をよぶようになった話だが、発端は昨年の3月に遡る。

詳しくは過去の記事を参照願うとして、
①中央病院が助産施設に指定された(担当部局は福祉部)ことで周囲100メートルには風俗営業が不許可になっていた
にもかかわらず
②市(都市建設部)は同エリアの「商業地域」への用途変更(風俗営業が可能)を実施

結果として、②で認められたエリアの中に、①による半径100メートルの「風俗営業不許可ゾーン」ができてしまったというもの。
しかも、道新記事では、②の実施にあたって、担当部局が①の存在を認識していなかったとされる。市役所内の部局横断的な情報共有の不足を露呈するような事態。

その後。市は公安委員会に①による規制の緩和(助産施設の周辺であっても、このエリアのみ例外的に風俗営業を許可)を求めたが、不調。一方では中央病院に対して「助産施設」の「指定返上」を申し入れるという「本末転倒」な話もあったというが、こちらも不調に終わって、事態はこう着状態になっていたようだ。
ほぼ1年もたった今になって議長あてに要望書が出るというの不思議。行政当局としては、この問題を現状のねじれ状態で凍結せざるをえないと判断したのだろうか。
責任の所在と方針の明確化を早急に行うべきだろう。(道新も、過去の経緯を踏まえて、市側がどう判断をしたのか、説明を求め記事化するべきだ)

2008/02/12のBlog
[ 23:52 ] [ 情報・IT・関連ブログ&サイト ]
既報の「道のサミット推進局長がポータルサイト制作業者から接待」されていたとされる事件。

本日(12日)、高橋知事が記者会見を行ったことで、休み明けの北海道新聞夕刊に記事がでた。(道新のサイトで)

それによると、山谷局長からの事情聴取の結果
「接待は06年を中心に合計6回」、目的は「ポータルサイトの移管に伴うフォローアップ」
「費用は割り勘だったが、倫理条例には抵触」
という説明で、道のサイト「北海道人」の移管、さらには昨年の「洞爺湖サミット」サイトの制作受託などへの便宜供与は否定したようだ。
知事は、事実関係(飲食費の負担)を調べた上で何らかの処分を検討することを示唆した。もっとも、昨日の朝日新聞では「2、3回」と答えた「飲食」回数がもう6回に増えていることからも分かるように、今後も小出しに追加の事実が明らかにされる可能性は高い。

そもそも接待が「06年(山谷氏がIT振興次長時代)で終わっている」というのもにわかには信じにくい。
同氏がサミット推進局長に就任したのが07年6月。サミットのポータルサイトの「公募型プロポーザル」でNPO HEART(=>メディア社)に受託が決まったのが10月。

いまのところ、道新も両者の付き合い(飲食)のきっかけが「北海道人」サイトの移管にあったという局長の説明に対してさらに突っ込んだ疑問を呈するにはいたっていない。

洞爺湖サミットのサイトの受託に当たって、「公費の支出はない」=したがって格別の便宜供与の余地はないといわんばかりの論調。
しかし、まさに、「公費負担はない」というのが落とし穴ではないのか。

普通なら数百万円はかかるサイトの構築・運用をNPOがゼロ円で受託するという不可思議。実は、制作費はNPOと組んだ広告代理店が集めてくる広告費(35百万円という)によって賄われるという。たかだか1年未満の期間限定のポータルサイトへの広告費で35百万もの広告費を集められる(サイトに収用可能なバナーの数から推定して仮に50社の協賛といっても一社平均70万円)ものだろうか。それらの広告募集に北海道からの口利きが本当にないのだろうか。

NPO法人HEARTに決定するにあたって、「出来レースであった」との一部指摘もされている。(北方ジャーナルサイト
NPOをかくれみのにした新たな「官製談合」ではという疑惑に答えるべく、報道陣のフォローを期待する。

2008/02/11のBlog
先に掲載した政策投資銀行の藻谷氏の講演の要約が都市建設部のサイトに掲載された。(残念ながら函館市のTOPページに記事掲載のお知らせがない。早急に対処すべき)

さて【函館の進むべき道】と題した、氏の提言にたいして、筆者のコメント・補足を交えて紹介する。(斜字=イタリックが藻谷氏の意見)

【函館の進むべき道】

①神戸に勝つことを目標に,新幹線が開通していても成功している数少ない都市の成功事例になればよい。

氏によれば新幹線が通った町の中で唯一の成功事例が「神戸」。ファッション、デザイン、味、などの分野で「高級感」と「高品質」を売り込み、成功した。旨くて安いものなら大阪にいけばいい、高くても伝統と和なら京都、そして洋風で洒落た味なら「神戸」という関西三都のすみわけを上手に使いつつ、素材を磨き上げ発信してきたということか。六甲山の夜景も開港以来の歴史も、函館に比べて格段に優れているわけではない神戸が首都圏からの客の呼び込みに成功した理由は、イメージをきっちり絞り込んで、徹底した街づくりと商品造りに努力したからだ。(たとえば「神戸女学院」のイメージも)
函館にとっては、具体の目標を「神戸」において、集中的に「成功」の秘訣を研究するべき。

②繰り返し来ても,その度に違う経験ができるような魅力的なまちになり,熱烈なリピーターを多く獲得する。(一度くらいは行ってみたいという弱い動機の客層は決してリピーターにならない。)

人はだれでも「いつか行ってみたい町」の候補を5つくらいはもっているもの。格別の強い興味・関心があるわけではなく、ふんだんにある旅行・観光情報などの影響から「なんとなく」気になる場所というくらいのもの。そういう「弱い動機」の持ち主が世の中には多い。
だから「行ってみたい町ベスト」に函館が常連で入るわけだ。ところで、そうした人たちが「動く」理由は、何か「ひとつ」新しい要素が付け加わったときか、あるいは世の中に「ブーム」が起きたとき、というわけ。
だから、新幹線開業で一気に観光客が増えても、その増加分のひとたちは「浮気」な性分。次のブームがあればそちらに行く。そしてブームは札幌開業どころか、2年で終焉する。これは四国の大橋完成時の各地のケースでもあきらかな傾向。
それにしても、そいう人たち(のすべてである必要はないがに何か「事前予測」を超えた「面白さ」という経験をもってもらえないか。そこが最大のポイント。

③もののわかった大人がしっぽりと歩く裏町が増えれば人口も増える。

函館には「大人がしっぽり歩ける裏町」があるか?西部地区のちょっと外れたあたり(たえば弁天)とか、夜の大門(あの寂れようがいいとは思いませんか?ただし、ちょっと道案内が必要)とか、いくつか候補はあるのだが。

そう辻仁成の「函館物語」の世界。

朝の朝市、昼間の西部地区、午後のベイエリア、五稜郭、そして夕刻から夜の函館山、これらは確かにすこぶる人通りが多い。
しかしいずれも夜になるとまったく無人化。西部地区のライトアップも函館山からの夜景のためとしか思えないほど、夜の街歩きが推奨されていない。大人(あるいは初老の)観光客がどういうところを評価するか・・・という視点でマーケティングをしていない。

④相手によってマーケティングを変えることも必要。道内からの観光客は安くておいしいものを望むかもしれないが,わざわざ遠くから北海道に来た人は,都会よりおいしい素材で作った高級でも質の高い食事を望んでいる。

函館でお客に推奨できる高級【値段ではなく中身】レストランを5つ、すぐに挙げられる人は何人いるだろうか。<自分>が贔屓にしている店とはちょっと違う視点で、つまり<都会>人はナニを評価するか・・・がわかる人がハコダテには少ないのではなかろうか。著名人(決して雑誌の取材で提灯記事を書いている人たちではなく)がどこで「感心」したか・・・よーく観察・分析をしてみたらいい。 たとえば、浅田次郎氏にそういう質問してみましたか?>⑤観光は人数ではなく,落とすお金の額。(ニセコを訪れるオーストラリア観光客は1万人未満だが,平均13泊もするので経済効果が大きい)

函館で1泊を超えて滞在しても、「さて何をするか?」ということになる。あまりにも1泊2日の定番観光メニューに特化しすぎたマチだから、2日目に推奨するネタに困る。なんとも多様な楽しみ方を提案できていない。
たとえば、函館山。朝早く起きて2時間で歩いて上り下りしてみたら・・・。こんなことを推奨するハコダテ人はみかけない。

⑥沖縄が元気なのは,観光客の滞在日数が長い→地域に落ちるお金が多いことが大きな要因である。函館ほどの魅力があれば,観光客を3泊滞在させることも可能。(ただし,まだまだ魅力ある観光名所が不足)

魅力ある素材はたくさんある。しかし「名所」化が「できていないということを氏はいいたいようだ。食材のことだけではない、「加工」=付加価値をつけるという人為が決定的に欠けている!

⑦「地域ブランド」が明快である商品づくり。(ブランドとははずれがないということである)

ハコダテを代表する商品(およびサービス)は?といわれて戸惑う。
函館土産(というか北海道土産)として六花亭のバターサンドを買っていく修学旅行生は多数。
みやげ物店にはうんざりするほど多種類の「はこだて土産」(特にスイーツ系)が並ぶが、メジャー化したものは不思議なほど少ない。数少ない例外がスナッフルズだが、後に続くものがない。商品開発力(それもユーザーの目線での)がまだまだ不足。

⑧アジアで激増している富裕層や貯蓄のある高齢者に向けて物やサービスを売る商売に転換する。

こういう人たちが函館で、どこでナニを買っているか?誰も知らない。なぜならば、大半が先方の国のエージェントが全工程を仕切り、添乗員つきっきり、日本側が関わる部分が極端に少ないから。たとえば、ある台湾系団体旅客が西部地区の「生協」で目撃された・・・という情報があったりする。でも「それで?」で終わり。ここでもマーケティングは絶対的に不足。

⑨少量の高付加価値商品を世界に売れる中堅中小企業群(農業含む)の本社が割拠する地域にする。

函館のベンチャービジネスの成功例をもっと聞きたいもの。それにしても、外から来て業を起こす話は時折聞くが、市内の既存の業者が自ら新規事業を始めるという話がすくないマチだ。

⑩小さくても世界の情報を持った人間が集まって,商売をする場所にする。

うーーん。これが一番難しい。一度外に出て、厳しい競争にもまれて、かつ世界レベルでの活動経験をもった人たちが新しいビジネスを創業する場所としてハコダテを選ぶ・・・・そのための条件は・・・・
[ 19:23 ] [ 市役所 ]
昨年末以来議会やマスコミなどで物議をかもした、行革担当理事の新設に伴う新人事が2月1日に発表された。(函新サイト記事
遅ればせながらのコメント。

報道によれば、行革担当理事には小柏総務部長、水道局長には中林財務部長がそれぞれつくことになるという。両氏ともこの3月末で定年となるが、特別職への就任で、引き続き市の幹部としてとどまることになる。
実質は幹部に限った「定年延長」ではないかという批判もあるが、同時に示された公営企業の役職削減をみると、水道局、交通局でそれぞれ局長が部長事務取り扱いとなるほか、総務部長も新理事が兼任するということで、人数的には現行の5人が3人と実質2人の削減が実施される。これによる人件費削減効果が6,000万円(どいう計算かは判然としないが、多分今後4年間の人件費削減分のことであろう)ということのようだ。

現行 4月以降
(新設) 行革担当理事(小柏総務部長)
総務部長   → (理事が兼任)
水道局長 → 水道局長 (中林財務部長)
水道局管理部長  → (局長が兼任)
交通局長 → 交通局長
交通局管理運輸部長  → (局長が兼任)
 

屋上屋という批判も、財政難のおり人件費が増える(特別職ひとり分:4年間で6,000万円)という批判も今回の発表で一応鎮静化するであろう。

しかし、それならなぜ、最初から今回のように説明をしなかったのか。市役所の外にいる人間には知りえない複雑な庁内事情でもあるのだろうか。

いまにして思えば、議会でのあやうい議決(賛成討論がないまま多数の賛成で採決)も、今回の結末が実は議員には知らされていたからかと、一般の市民からすれば疑問に思われるのもやむをえまい。

市長の判断に対して、さまざまな角度から問題点を指摘し、反対(あるいは異論)を唱え、まじめに市政の行方を案じた多くの市民には後味の悪い結果になった。(本ブログへのコメント投稿は累計27件という記録的なもの)

結果からみれば組織の上のほうをリストラ(行革)したわけだから、もっと高い評価をえてもよさそうなものだが、そうならなかったのは、ここまでのプロセスに問題があったからではないのか。
情報公開、透明性の確保にむけた一層の努力を期待したい。


[ 11:41 ] [ 情報・IT・関連ブログ&サイト ]
北海道の洞爺湖サミット推進局長(山谷吉宏氏)が洞爺湖サミットのポータルサイト(http://do-summit.jp/)の制作・運営会社(メディアワークス)の社長らから接待をうけたという疑惑が11日の朝日の社会面トップにでました。(同紙のサイトには03:00頃に配信されている)

タイトルは
道庁サミット局長、懲戒処分へ サイト委託先と酒席

 7月の北海道洞爺湖サミットで、開催地自治体として道庁で実務を取り仕切る山谷吉宏・洞爺湖サミット推進局長(54)が、サミット情報をインターネットを通じて紹介するポータルサイトの運営委託先の会社幹部とたびたび酒席を共にしていたことがわかった。山谷局長は道の調査に対し、飲食の事実を認めており、道は倫理条例に違反しているとして、近く同局長を懲戒処分する方針だ。

サイトで全文を読むことができる
http://www.asahi.com/national/update/0210/OSK200802100047.html
道新には出ていないので、朝日の単独スクープらしい。

いまのところ局長の方は「飲食は2回だけ、自分も5,000円くらい出した」と言っているそうですが、新聞では「ススキノで頻繁に豪遊」と。最近あった防衛次官の場合もたしか最初は「割り勘」といっていました。
ちなみに道の規則ではたとえ割り勘でも「業者との酒席」は禁止。
まだまだ後がありそうです。

今回の洞爺湖サミットのポータルサイトは、道が公募(昨年9月)し、NPO HEARTが受注。といっても委託金はゼロ。民間から寄付を35百万円集めて、サイトの構築・運営費にあてる(30百万が下請けの メディア社、5百万が広告代理店とか)という方式。
何社が委託先<公募>に応じたかは不明だが、NPOのサイトでも以下のような微妙な表現がされている。

先般、2008年の7月7日から7月9日で開催されます北海道洞爺湖サミットの
オフィシャルサイト構築を道庁の公募型プロポーザルにて業者選定が行われましたが、当法人の提案が無事採択されました。


ちなみに、発注のしくみは

発注元: 北海道(洞爺湖サミット推進局・責任者山谷吉宏氏)

=>NPO法人 Heart(http://www.npo-heart.jp/) (道の肝いりで設立したNPO:前理事長はもと副知事、ここの理事=沼田氏がメディア社の社長を兼ねている) 

=>(有)メディアネットワークス(社長布田治氏)
ちなみに、資本金 11百万円 社員5人

ちなみに北海道が2001年から5年間運営後、2006年に民間に移管された「北海道人」(http://www.hokkaido-jin.jp/)というポータルサイトがある。
これもNPO HEARTが譲渡先になっている。メディア社はこの譲渡に当たって、「特産品販売」を担当する目的で設立されたとされるが、要はNPOが受託したシゴトの受け皿会社であろう。

このサイト、開発から情報の蓄積まで数千万円の公費を使ったものと思われるが、譲渡金額わずか210万円で<払い下げ>られたという。 「北海道人」は移管後は、北海道の「総合ポータルサイト」という発足時のミッションから大幅に軸足を『北海道の特産品の販売』に移している。最近の画面をみるとなるほど多数のバナー広告が所狭しと張り出されている。 当時の議会でも知事が「優良品」として道がお墨付きを与えた加工食品や農作物をインターネットで販売するためには民間への移管が必要,という答弁している。>