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あるじゃBLOG
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2007/05/30のBlog
こんばんわ、あるじゃです。
今日は私としては珍しい生活ブログと言いますか、
愚痴ブログになってしまいますが良かったら見ていってください。

えー、今月10日にPSPと言うゲーム機を買いまして、
ゲーム生活の幅が広がったのですが、これが3週間も持たず壊れた!!!
PSPの大ヒットゲームMHP2を楽しもうと思ったら壊れた!!!
なんで…一ヶ月も経ってないよ…
まぁ、壊れてしまったものはしょうがないので
ソニーのインフォメーションセンターに問い合わせたんですが、
どうも納得いかないすっきりしない。。。
私は携帯ゲームと言えども電車の中でやる勇気は無く
(いい年こいた青年が電車でゲームをやってる姿を見られるのは恥ずかしい派)
完全に家庭用として楽しんでいるわけでありまして、
それはもう大切に大切に扱っていたのです。プレイが終わったらいちいち箱に戻したり。
これがほんとの箱入り娘。(※私のPSPはピンク色なので性別をつけるとしたら♀)
落としたり、イスの上に置いといた事に気がつかず座ってしまったり
そんなことはありえないわけで、冷静に顧みても私がPSPさんにネガティブなことを
やってしまったとは考えられないのです。
(ちなみにメガネは何度も踏んだり座ったりしてぐにゃぐにゃです)
でも、IFS(インフォメーションセンター)に電話したところ
「保障期間内でもお客様に原因があると考えられる場合は修理費を要求します」の一点張りで
なにやら嫌な予感。
今はインターネット社会なので自分と同じような境遇の人がいるだろうと
検索して見たらいるわいるわで、ますます嫌な予感。
中には自分と全く同じケースなのに1万2千円掛かりそうになった事例とかもあるようで
どうもここの所、心がもやもやしたまま生活しています。
ともすると仕事中も暗い気持ちになったり、ゲームやってても楽しくなかったり
シャワーや寝る前のような考え事の時間は最悪です。
別に1万円が痛いのではありません。十分痛いですが、精神的ショックがデカイ。
何しろ、買ったばかりの電気製品が壊れると言うこと自体人生初体験で
(PS1もPS2もXBOX360も、その他家電も無事です)
サポートに出すと言うのも初めてで、浮ついているこちらの隙に付けこまれて
法外な料金を請求されたらどうしよう、弁護士に相談しようか、など
勝手に臨戦態勢状態になってしまいます。
で、一番嫌なのが「修理費9450円以上の場合は事前に通告しますが、
それ以下の場合は通告しないので宅配便の人に金払ってください」、これ。
前述の、自分と同じケースの人は電話のやり取りで自分に過失がないことを証明し
見事無料修理を勝ち取ったわけですが、修理費を勝手に9450円以下にされて
抗議しようもなく送りつけられちゃったら最悪ですよね、このシステムおかしくない…?
私に過失がないことはお亡くなりになったPSPをあちらが調べれば分かると思うんですが
でも、万が一、もしかすると汚い大人の世界の法則が発動して…とか
もう考えること考えることが悪い方に向かって楽しくない日々。
早く治って戻ってきておくれ。

あるじゃ語録
「2万円で買ったばかりのPSPが壊れて
修理費に1万2千円もとられるなら
 新しいの買うよ、おれは」
2007/05/27のBlog
お久しぶりです、決してブログ更新のことを忘れていたわけではありません。

さて、先ほど大相撲夏場所が白鵬の全勝優勝により終わりました。
私の目は充血し、目の下も真っ赤です。とても悔しかったです。
あまりに辛すぎて、とても白鵬関の表彰式は見られなかったので
その間に取り組み後の力士のようにシャワーを浴びて一泣きしてきました。
朝青龍関も同じ心境でしょう。
場所前の八百長報道や稽古場で豊ノ島関を怪我させてしまったこの場所で
この不本意な成績、おそらく世間の目のさらに厳しくなるでしょう。
しかし、ここで朝青龍関を応援しなくて何が朝青龍ファン。
この世界が100人の村だったら100人が朝青龍を叩いても
101人目の住人にでもなって、私だけは応援し続けます。
来場所は朝青龍関が前から望んでいたライバル横綱誕生。
必ずや復活し、逆襲の鬼の横綱となってくれます。
頑張れ朝青龍。

朝青龍ファンの私にはとても厳しいものとなった夏場所ですが
千秋楽結びの一番での緊迫感、心臓高鳴り胸躍る大相撲。
やはり相撲は面白いなと痛感させてくれた力士たちに感謝です。

来場所・2007年7月08日~22日・大相撲名古屋場所の見所
・逆襲!?朝青龍、鬼の横綱完全復活
・新横綱誕生!白鵬、横綱初場所
・新横綱の影でひっそりと生まれる、日本人大関!琴光喜、悲願の大関挑戦
・期待の若手力士たちの飛躍!注目は栃煌山
・いぶし銀!舞い戻るベテラン力士たち、土俵を熱くする!注目は土佐の海
・荒れる三役!刺すか刺されるかの緊張感、関脇の座を守れ安馬
まどなどです。他にも目を凝らせばキリがありません。
また二ヵ月後に合いましょう。
2007/05/07のBlog
本日、栃東関が引退を発表しました。
ここ数年は体の調子が悪く、相撲ファンなら薄々感づいていたこととは言え
土俵を沸かせた力士がいざ引退するとなると寂しいものです。
私の栃東の印象といえば、やはり、"朝青龍のライバル"に尽きると思います。
H18年の夏場所で朝青龍を下して優勝を決めたのはみんなの記憶にも新しいと思います。
なので、現役時代は実はあまり好きな力士ではなかったのですが
これで朝青龍との名勝負がなくなると思うと残念でもあるような、複雑な気持ちです。
ただ、若手の白鵬が綱に手を掛けているので、これからは若い世代に期待するとしましょう。
奇しくも、栃東と白鵬は優勝決定戦で立会い変化をして優勝したことがある力士同士です。
なんか運命的なものを感じるでしょう、皆さんも。
ともかくあと1週間と迫った夏場所を是非、みんなで応援しましょう。

あと相撲を「デブが踊りを踊っているようなものだ」と言った新フランス大統領にどすこい!!
2007/04/30のBlog
こんにちわ、お久しぶりのブログです。
実は今、ハワイからブログを更新しています。
今日の昼間はイカした車でハワイのオワフ島200kmを一周しました。
途中、警察に捕まったりもしたけれど。
おそらく私のハワイに対する愛情は世界ランク22839位でしょう。
2007/04/22のBlog
このブログでも散々書いてきたのですが、次世代機なるゲーム機で
遊んでいます。が、今まではコンポジット接続・S端子接続でやっていたので
本当のHD画質では遊んでいませんでした。
そんな私でしたが、今日、「Xbox 360 VGA "HD" AVケーブル」という
素晴らしいケーブルを入手して、PCモニターを使い高画質を初体験してみました。

こ、これは凄い!!

上下に変な黒帯が出てちょっと邪魔ですが、ヘボテレビで遊ぶより
迫力が桁違いだ。

よく「ゲームはグラフィックじゃない」と言われますが
ぶっちゃけグラフィックです。というより、グラフィックとともにゲームも
進化してきたように思えるのです。
ともかく、ますますxbox360が面白くなりました。
今度は5.1chサウンドシステムでも体験してみようかな。

というわけで今やってるゲームはDQ8です。
2007/04/15のBlog
この一週間は地球を守っていました。
これだけだと怪しい人に思われますか。
でも本当に地球を守っていたのです。
これからも地球は、私に任せてください。
2007/04/08のBlog
こんにちわ、あるじゃでえす。
またまた、一週間ぶりのブログとなってしまいました。
こうなったらいっその事、1週間おきに更新することにしましょうか。
そうしましょう。

で、この一週間に何があったのか。
大変なことがありました。

CONDEMNED PSYCHO CRIME (コンデムド~サイコクライム) <xbox360>

これです。最高に怖いです、サイコだけに。
これまでのゲーム人生において『ホラーゲーム』というジャンルは
「バイオハザード」しかやってこなかったので、それを基準に考えてしまい
『ホラーゲームなんて子供騙しだろう』とタカをくくっていたのが運の尽き。
バイオとは違い、一人称視点のゲームで、武器の大半が近接武器です。
また、敵が賢いです。これがかなり重要な要素を占めていて
AIを駆使して襲い掛かってくるので雑魚的が単なる標的で終わっていないのです。
故に出会いたくない、けど出会ってしまう。このもどかしさ。
ビックリポイントはあまり多くはありませんが、
暗い雰囲気、臨場感溢れるサウンドと、いきなり目の前に現れる敵に
皆さんの尿道の栓も緩んで思わずジョバってしまうでしょう。

2も出るらしいので、この機会にみなさんも1をプレイしてみてください。
2007/03/31のBlog
こんばんわ。
悲運の大相撲春場所から一週間経ちます。
朝青龍ファンとしても相撲ファンとしても少し悲しい結末になってしまいましたが
5月場所は白鵬の綱とりと逆襲の朝青龍の激突が見所です。

で、ゲームの話になりますがFF7も朝青龍の如く最後の最後で負けてしまいました。
相手の立会い変化的なインチキ殺法で。私としては熱い戦いを期待していたのですが
めちゃくちゃ硬くて、しかも仲間二人を吸い込むという反則技を使ってくるなんて反則です。
ぽっきり心が折れてしまったので、これにてFF7インターナショナル終了。

今はテストドライブのオンライン対戦とホラーゲームを楽しんでいます。
来月にはテスドラの日本語版が発売されるので皆さん買いましょう。
2007/03/24のBlog
FF7インターナショナル。
2週間くらいかかってやっとこさラスボスを倒しました。
インターナショナルで追加されたスーパー○ヴァという技も堪能しました。
二回も。太陽系人生オワタ\(^o^)/
でもホーリーによって救われたのでめでたしめでたし。
あとは追加ボス二体を倒すのみです。

で、ボスといえば、そう。角界のラスボス・横綱朝青龍。
やってくれました…白鵬との直接対決を制し、トップタイ。
勝負は明日ですが、緊張しいの白鵬と
優勝の仕方を誰よりも良く分かっている朝青龍とでは勝負は明らかです。
明日。明日で全てが決まります。是非、ご覧ください。
結びの一番はNHK総合で17:20あたり放送です。優勝決定戦までもつれると
17:30くらいからだと思います。
2007/03/19のBlog
大相撲春場所の初日二日目、どうなることかと心配していましたが
わが朝青龍は見事に立て直して逆転優勝まっしぐらです。
これも、優勝争いを盛り上げるための朝青龍からのサプライズなのでしょう。

で、ゲームの話。
まだFF7インターナショナル、やってます。
○○○○が○んで、○○○○が○○になっちゃう所まで進みました。
ドラマティックな盛り上げ方はFF屈指だと再認識。
これから出てくるインターナショナル特有のオマケ要素も楽しみなのですが
実はもっと楽しんでいるものがあります。

そう、xbox360の「test drive unlimited」というゲームです。
レースゲームなのですが、ただのレースゲームではない。
これまで私は、レースゲームというジャンル自体、あまりやったことがなく
(せいぜいスーファミのF-ZEROやマリカーくらい)
苦手としていたのですが、このゲームで認識が変わりました。
ただレースをするだけのゲームだったら、ここまで楽しめることもなかったのでしょうが
このゲームはいろいろなカーライフスタイルを送ることが出来るのです。

まず、かなり忠実に再現したハワイのオワフ島が舞台です。
武蔵丸や二代目小錦の出身地として有名ですが、とにかく広い。
なんでも、最速の車で最高のテクをもってしても島の外周を1週するだけで
一時間以上かかる。内陸地の道路を走破しようと思ったら
数時間じゃきかないと思います。

そして、誰もが憧れたスーパーカーが120種類以上登場します。
最新カーもあれば、クラシックカー、バイクなどもあります。
この時点でワクワクするのですが、そこからがまた面白い。
もう何をしてもいいんです。
MMOなので、そこら辺にいるPCにレースを吹っかけたり
さまざまに用意されたミッションをこなしたり。
もしくは観光名所めぐりでツーリングするだけでも楽しめます。
個人的なおすすめは、ヒッチハイカーや荷物の配達のミッションなどで
フランス映画「タクシー」のあのテーマを流しつつ300km/hで爆走したり
ビートルズを聞きながらクラシックカーでのろのろとハワイの海岸線を走り
「この景色は武蔵丸も見たのかなぁ…」と感慨にふけることです。
とにかく面白いので、みんなも要チェック!

以上宣伝終わり。
2007/03/11のBlog
FF7インターナショナル
・ベータのラーニング:神回避きたー打開余裕、FF7楽しい
・チョコボックルのラーニング:lv4自爆で余裕、FF7まじ楽しい(でも弱い)
・ぴろすえ(ユフィ)ちゃん仲間加入:人生が楽しい

3月11日~大相撲春場所開幕~
結びの一番前まで:三大関が敗れたか…相撲盛り上がってるな
結びの一番:人生人生オワタ\(^o^)/
2007/03/07のBlog
心のゲーム機Xbox360から少し離れまして
今日はFF7インターナショpナルをやってみました。
年を経てからやってみると当時とは違った見方や
こんなんあったっけ的なことも多く非常に楽しめました。
ふるきを尋ねてあたらしきをしる。
昔の人はいいこといったもんです。
今日はこれでおやすみなさい。
2007/03/04のBlog
「ワンの死を確認した。よくやってくれた…エージェントよ。
これで三つの組織は全て壊滅し、PCに再び平和が訪れたのだ…(渋)」
これまでエージェントをナビゲートしてきた渋声が
感に堪えられぬ声でそう呟いた。
全ての戦いを終えたエージェントは、どこか、上の空で、それを聞いていた。
まだ分からない。この戦いで何を得て、何を失ったのか。
そして、自分がどこへ行くのか。分からなかった。
だが、悪い気持ちではなかった。それだけで満足であった。

やがて、渋声エージェントの声が心に響き渡る。

「秩序を敷くためには、一度、秩序を全て破壊しないとな。
これからは私がその秩序を築き上げていくのだ…(渋)」


-完-
ワンは、パシフィックシティも、人の命も、戦いも、およそ全てが
おのれのための快楽の道具であるように感じている。
ある意味、たれよりも、この世の無常というものを悟っているのかもしれない。
平和な親子を無慈悲に捻りつぶす前の、涙の懇願さえも
ワンには最高の娯楽でしかなかった。

---違う…違う

エージェントは無意識のうちにつぶやいていた。
今まで独特のリズムで戦いの舞を繰り広げていたワンの動きが、一瞬、狂う。
エージェントの右腕の張り手が、急激に温度を増し、ワンの胸部を捕らえた。
爆発した。
ワンの老体が高層タワーから空中へと舞い、
糸が切れたかのように奈落の闇へと吸い込まれていった。
エージェントは、笑みを浮かべ目から窺い知れない光を放つワンを見ていた。

やがて、闇がすぅっと晴れ、パシフィックシティに日が昇った。
---ふぅっ
ワンが強烈な打撃を繰り出してくる。
エージェントは、それを、おのれの気を充実させた黄金の左腕で受け止める。
衝撃が襲う。防御した左腕が弾き飛ばされ、隙ができた左わき腹に
ワンの蹴りがめり込む。エージェントは蹴りが当たる瞬間に
自分の体を後方へ飛ばし衝撃を緩和したが、ダメージは大きい。
むぅ…
苦痛を言葉にして口に出したことのないエージェントが、思わず唸る。
恐ろしい老人であった。
これがパシフィックシティを支配する闇の帝王かと、
今、改めて、再認識させられたようであった。
また余計な思考を…エージェントは自分に呆れたように
微かに笑みを浮かべ、戦える喜びに身を任せた。
老人の身のこなしは軽い。
エージェントが捕らえたと思った攻撃も、空中を漂う髪のように
するりとかわされる。それは優雅な舞のようでもあった。
思わず惚れ惚れするような舞だ。
---だが
思う。戦いは踊りではない、舞ではない…
ワンもまた、シャイゲン幹部マッドサイエンティストと恐れられた
Drチェルネンコに何らかの改造を施されたのであろう。
尋常ではない動き…まるで動いていないかのようなゆったりとした
リズムで接近し、瞬間的に速度を爆発させ強烈な蹴りを放ってきた。
エージェントはその独特のリズムに戸惑い、一瞬、判断が遅れた。
信じられぬほどの威力。ワンの細身の老体からは想像もできなかった。
紙一重で交わしたエージェントの頬から鮮血がほとばしる。
エージェントは自分の血の味を舌で確かめ、呼吸を整える。
土俵入り…
枯れ木のような肉体ながらも禍々しいオーラを身に纏う老人と
筋肉の上に脂肪という名の鋼鉄の鎧を身に纏った元力士エージェント…
二人の超人が超高層ビル屋上で相対しあう…
-夕暮れの闇がその光景を彩っていた
人々はそこに地を駆ける狼を見ただろう。
人々はそこに天を昇ぼる竜を見ただろう。

ワンが驚きの声を上げ、ほぅと声にもならぬ声を上げた。
ワンは明らかに、護衛がそのエージェントと戦っている姿を
楽しんでいるようであった。名人の将棋を高みから眺めているようであった。
エージェントが最後の護衛を掬い投げたところで
この老人は不適な笑みを浮かべ、屋上庭園の屋根部でエージェントと対峙した。
年齢は外見からでは判断できない。
噂では、あくまで噂では、100をゆうに超えているとも言われている。
身に纏っている外套を脱ぎ捨てた老人の体は、一見、
全ての精が尽き果て枯れ落ちる寸前にも見える。
が、その身のこなしと、独特の呼吸法が只者でないことを告げている。
禍々しいオーラ。パシフィックシティの諸悪の根源。
その男がエージェントの目の前に居る。
これが最後の戦いであるのかもしれないし、
このエージェントにとってはこのあとも戦いは続くのかもしれなかった。
ただ、この戦いが答えを教えてくれそうな気もする。
この戦いの先に何かが見えそうな気がする。
それを信じてエージェントは足を前に踏み出す。
エージェントは、おのれの、銃撃を受けた部位に気を集中させた。
並外れた再生能力を持っているとはいえ、痛覚は依然としてその体を貫いている。
気を集中しなければ一気に精神を、意識を、削り取られていきそうであった。
わき腹を鈍い痛みが走りぬけた。だが、致命傷ではない。
そこに意識を集中させる。それによって再生能力も通常の効率より上がる。
---着地。この間、わずか三呼吸ほどであるが、どんな時間よりも
濃密な、甘美な匂いを漂わせた危険な時間であった。
庭園二階に綺麗に整列した護衛がエージェントの着地予想地点に鉛弾をばらまく。
が、エージェントは空中で灯篭を蹴り倒し、間一髪のところで交わした。
それでも銃撃の雨は止まず、コンマ一秒前にエージェントが居た場所へ
硝煙の匂いを刻み込む。側転で庭園一階部の塀へと身を隠す。
一階にも護衛が溢れている。庭園二階の銃撃部隊が補足できぬほどの
速さで突進し、つっぱりを繰り出す。その破壊力は計り知れない。
紙くずのように吹っ飛ぶ護衛を見てワンも色を失ったのか
理解できぬ言葉で指示を出している。
しかしそれでもなお、エージェントは窮地。
百戦錬磨のエージェントと言えども平静ではない。
二階の護衛の動きを封じるためにロケットランチャーを構えたその瞬間。
凶弾がエージェントの右腕を貫き、ロケットランチャーは地に落ちた。

素手になった。
それが逆に気持ちよかった。
シャイゲンタワー…標高はゆうに300mを超える、その屋上庭園で
歴戦のエージェントの最後の戦いが幕を開けた。
ロスムエルトスとの、ヴォルクとの、シェイゲンとの、自分との戦いの記憶
胸に去就するさまざまの想い。人の、車の、石油の、建物の、銃の、血の、匂い。
それらの全てがふぅっと無に帰り、体を、心を、思考を、全てを、戦いへと投じた。

庭園二階部からひらりと身を寄せ襲い掛かってきた敵。
その動きもまた、常人の範疇を軽く超えている。
愛銃コルビーEAR50アサルトライフルでその敵の動きを止める。
命中はしたが戦闘不能までは追い込んでいなかった。
エージェントが銃を放った瞬間、左右から二人の護衛が飛び掛ってきた。
二階の護衛はいわば囮で、一階の敵がエージェントの息の根を
止める作戦のようであったが、エージェントは頭で考えるよりも先に
地面をだんっと蹴り上げ、体を5m上空に蹴り上げていた。
標高300m超のシャイゲンタワーから見下ろす
パシフィックシティの全景は目のくらみそうなほど見事なものであった。
その景色に心奪われる瞬間、二呼吸前にエージェントがいた地で
凄まじい炸裂音が弾けた。エージェントが飛び立つ間際に設置した爆弾である。
左右から襲い掛かってきた護衛が意思を持たぬ肉片へと化した。
だが、いくら超人といえども宙に体を預けている間は無防備である。
-まだいくばくも傷を負っていない護衛の銃が唸りをあげて襲い掛かってきた。
---巨悪の根源シャイゲンのワンを目の前にして
今までの戦いがエージェントの頭の中を走馬灯のように流れていった。
この戦いで全てが終わるのか…それは分からない。
なぜ自分が戦っているのかも分からなくなる。
ヴォルグのボス、ゴリアックが最期に見せた絶望の眼差しが頭をよぎる…
さまざまな最期を見てきたエージェントがもっとも思い出したくないものであった。
その戦いは熾烈を極め、エージェントはゴリアックが放ったマグナムにより
左腕を失った。劣勢であった。
しかしゴリアックはそれで勝ちを確信してしまった。
驚異的な再生能力で何とか意識を保っているエージェントが
猛然と攻撃を仕掛けてくるゴリアックの動きを捉えた。
--なぜだ……
エージェントのぶちかましをまともに喰らい、死の淵に立たされたゴリアックの
目がそう語っていたように思える。
エージェントの体に施された人体実験。それによって得た脅威の能力。
だが、それだけではない。それだけであるなら、ロスムエルトスやヴォルグを
壊滅させられるエージェントは他にもいただろう。
エージェントがおのれに課した苦行。一流の力士ですら裸足で逃げ出す稽古。
思い出すのも憚られる過去。
それら全てがこのエージェントに息づいていた。
そのエージェントの前でゴリアックの目から光が失われた。

主人を失った石油コンビナートが機械音を静かに讃えていた。
たまらなく哀しげな声であった。
ロスムエルトスを大相撲の序盤戦とするならば
次なるターゲットのヴォルグは中日…
序盤は平幕との対戦が多いのだが、中日からはさらに骨のある相手との対戦だ。
ロスムエルトスを喜怒哀楽の組織とすると、
ヴォルグは無慈悲、冷徹、冷酷…PCの重要な資源である石油や製鉄を牛耳り
無表情で殺人を犯すことも厭わない恐るべきマフィア組織である。
頂点にウラジミール・ゴリアックを据え、財界や政界にまで手を伸ばしている
6人の幹部がその下にいる。根は深い…
だがその途方もない相手を前にしたときの絶望感はとうに捨て去った。
おのれの体が完全に回復したかを確かめるように跳躍しキープ頂上へと登る。
信じられぬ身のこなしだ。
キープ頂上の涼しい風が頬を差す。
その風に圧されたようにエージェントが飛び立つ。
ヴォルグが、ゴリアックが、待つパシフィックシティへ。

エージェントの戦いはこれから始まる…
「よくやったな(渋)」
「市民が希望を取り戻しつつあるぞ(渋)」
その渋い声が心に響き渡り、エージェントは我を取り戻した。
自分の体に刻まれた無数の傷と死体の山が
エージェントに、たった今繰り広げられた激闘を鮮明に思い起こさせる。
鮮血の真紅と夕日が目に痛かった。
右脚にぞっとするような銃創痕があった。
脅威の身体能力と再生能力がなければ自分も死体の一つとして
忘れ去られる存在になっていただろう。
「エージェント、大丈夫か?一旦キープに戻り再生カプセルで
筋組織を完全に回復させるのがいいだろう。
次のミッション内容もその時に説明しよう(渋)」
常に自分を戦いの場へと駆り立て続けてきたエージェントも
この時ばかりはさすがに休息が欲しかった。
傷ついた体と信じられぬほどの俊敏な動きでキープ本部に戻ると
「ずいぶんボロボロだな、それほどの相手だったか(渋)」という
渋声の、どこか温かみのあるねぎらいの言葉が飛んできた。
エージェントにはそれが心地良かった。

「休んでばかりいられないのが辛いところだが、早速次の任務を説明する」
パシフィックシティ(以降PC)には元々4つの組織があった。
ロスムエルトス、ヴォルグ、シャイゲンの犯罪組織と警察組織のピースキーパー。
3つの犯罪組織はお互いに徒党を組んでいるわけではないが
その狂牙は専ら市民とピースキーパーに向けられ、PCにはどす黒い無秩序が
幾層にも重なり、覆いかぶさっていた。
絶望的な生活の中でも希望を捨てず、ただひたすら相撲道に精進していた日々。
事故により全てが無にかえるはずであったあの日。
改造手術により脅威の肉体を得て復活し、このPCに平安をもたらすことを
義務付けられた運命の日。
渋声ナビゲーターと共に二人三脚の日々。
思えば戦いの人生であったように思う。

その戦いの開幕…初場所
第一のターゲット、ロスムエルトス…
シロアリに組織を根元から侵食されたかのように、全ての幹部がいなくなり
組織のボス、ドン・ガルシアが孤独に佇んでいる景色が目に焼きついた。
エージェントは妙に哀しかった。この男のために泣こうと思った。
超人的な身体能力で己の体を酷使し、平和と希望を取り戻すことは
元力士のエージェントにとって快感であったが、同時に苦痛でもあった。
ロスムエルトス幹部グエラが己の死期を悟り、こちらに襲い掛かってくる時の目。
この男にも家族が、仲間が、いるのか。この男の死を悲しむべき人がいるのか。
そんな取り止めのない想いが頭によぎった。
ガルシアにグエラの影を見た。
---シュイン
ふいに頬をかすめた鉛の塊がエージェントを現実へと引き戻す。
そこで思考が停止した。

ロスムエルトスが壊滅した。
2007/03/03のBlog
みしみしと音が聞こえてきそうなほどの緊迫感が大気を支配し
周囲の温度が急激に下がったようであった。
おのれの体温が、血が、内臓が、体が、気が、脳までもが
圧倒的な高温を持ちはじめ今にも爆発しそうであった。
まだ、その時ではない、とエージェントは思う。
しかし、その時は、また、すぐに来たることも知っている。
ワン…パシフィックシティに深く根を下ろした悪の元凶。
禍々しい気を放つシャイゲンタワーの最上部の屋上庭園。
その男が目の前にいる。ワンもまた、常人ではない。
およそ常人でなら、一呼吸ほどもこの場にはいられないだろう。
エージェントは、冷静に周囲を見渡し、ワン直属護衛の人数と位置を確認した。
このエージェントの特徴である。元、力士。
熱い闘争心と、どこか冷めきった心を併せ持ち自分の身を戦いへと投じている。
ひい…ふう…みい…よ………護衛は10人程度、ことによっては15人までは
増えるであろう。もちろん敵もこちらの姿を捕らえている。
エージェントはまだ動かない。いや、動けないという方が正しかった。
立会いはまだだ…ぴんと張りつめた静寂が耳に痛い。
その光景は名画の油絵のように静止して彩を飾っている。
ほんの三呼吸ほどの時間が何時間にも引き延ばされたように感じられた。
---動けない。
ふいに、庭園二階の右階段部にいる護衛が痺れを切らしたかのように
鮮やかな身のこなしでこちらに迫ってきた。
合図であった。
戦う事の喜びがエージェントに満ちあふれた。
2007/02/25のBlog