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2008/08/20のBlog
[ 22:26 ] [ 個人山行(関西) ]
◎日程:8月10日(日)

◎行程:
駐車場(10:20)~日出ヶ岳(11:00)~正木嶺(11:30)~牛石ヶ原(12:10)
~大蛇グラ(12:30)~シオカラ谷吊橋~駐車場(13:30)

◎アクセス:
<行き>大和上市(8:30)~バス~大台ケ原バス停(10:00)
<帰り>大台ケ原バス停(14:15)~バス~大和上市(16:00)
バス片道2000円

◎参加人数:2人

========================

所用で奈良に行ってましたので、ついで(?)に大台ケ原山へ。
熊野灘は見えなかったけどそれなりのお天気で、笹原の緑と
立ち枯れた木の白と青空のコントラストを楽しんできました。

日出ヶ岳の山頂には立派な避難小屋兼展望台があって...
ちょっとがっかりなのでした。
まあ、駐車場からも近くて、道もよく整備されてて...
観光地なかんじなんですけどね。

正木嶺の登りにはシロヤシオがいっぱいありました。
ツツジの季節にはさぞや...と思いましたが、猛烈に混むそうです。
う~ん。平日はバスの本数も減るようだし、難しいところ...
牛石ヶ原で鹿を眺めた後は、お約束の大蛇グラへ。
クサリはあるんですけど、クサリの間から滑り落ちれるぐらい
隙間がたっぷりあるので、ある意味スリル満点です。

シオカラ谷に向けてどんどん下った後は、下った分だけ
登り返して駐車場へ。

今回歩いた東大台は気楽に行けるのですけれど、西大台は
利用調整地区に指定されているため、事前に許可を得ないと、
立ち入ることができません。
シオカラ谷からの登りは利用調整地区との境界となり、
ちらっと横目で見てたのですが...森が深そうで、
屋久島にも雰囲気似てそう。
西大台も一度歩いてみたいと思いました。(しかし遠い...)

2008/08/15のBlog
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2008年8月8日(金) 晴

4:00 テン場の女の子はすでに出発していた。彼女は今日、百間洞を目指す(マジで!?)
小屋の3人は皆、三伏を目指す。諏訪のおじさん、明石のおじさんが先行して出発。
最後に私、5:15に高山裏避難小屋をあとにした。縦走最終日。ここまで来れたことに、歩きながらうれしさがこみ上げてくる。いやいや、油断は禁物。無事に下山しなくてはと気持ちを引き締める。

快晴がこんなに暑いものだったとは!
昨日、食欲のない私を心配して、諏訪のおじさんがうめぼしのお菓子をくれた。会社ではよく食べているけれど、山に持ってくることには気がつかなかった。それを口にして歩く。カロリーはないけどおいしい。
もはやポカリスエットは口にしたくなく、今日はレモン水にしてみた。

無理せず、息を上げず、、板屋岳を過ぎ、崩壊地のふちと樹林帯とを繰り返しながらたんたんと小河内岳を目指す。

昭文社の「塩見・赤石 聖岳」の地図、5日前にはいちばん下をめくっていたのに、今、いちばん上をめくっていることがなんともうれしい。

小河内岳は大きくてとても立派だ。けっこうあなどれない。
雷鳥の親子が散歩していたのを見やり、ちょっとした岩場を越えて、9:05、小河内岳に到着。
ようやくここまで来た。明石のおじさんが休んでいた。
居合わせたおじさんに山座同定してもらう。仙丈、甲斐駒、北岳、間ノ岳、そして塩見岳、、仙丈が大きい。塩見が立派!

この先まだ、前小河内岳、烏帽子岳がひかえているが、「ここまでに比べればどうってことないよ」と勇気付けられて出発。
確かにそうだった。小さな起伏を繰り返して、前小河内岳、そして烏帽子岳へ。

ちょっと雲がかかってきたけれど、三伏峠小屋がはっきりと見える。6日間の稜線歩きともお別れ。山々の見納めをして下りにかかる。慌てずに慌てずに。

11:40 三伏峠。うどんをいただいて、12:20、最後の下りに入る。バスは14:25。普通に降りればよい。

途中、桟道が連続して難儀するほかは、全体的に歩きやすい道。でももうへとへとで、平坦な道なのにつんのめって膝から崩れ落ちるように転んでしまった。どんどん下って14:00、豊口山コース登山口に、無事 (?)下山。

バスにゆられて伊那大島駅へ。タクシーでお風呂に行き、松川ICから高速バスにのり、帰途につきました。

南ア南部、6日間の縦走。易老渡から登山口まで、実働、51時間40分の道のりでした。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
5:15 高山裏避難小屋 - 9:05 小河内岳
9:20 小河内岳 - 11:40 三伏峠小屋
12:20 三伏峠小屋 - 14:00 豊口山コース登山口(鳥倉林道バス停)


バス(登山口→伊那大島 乗車賃+荷物代):2400円


(by 下界担当)
2008/08/14のBlog
[ 23:33 ] [ 個人山行(南・中央アルプス) ]
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2008年8月7日(木) 晴れのち一時雷雨

4:20、玄関に出たら、正面に夜明け前の富士山のシルエット。だんだんと空が明るくなっていく。トイレに行こうにも、ついつい足をとめて眺め入ってしまい、結局出発が30分も遅れてしまいました。でも、縦走5日目、ようやく美しい朝の景色に恵まれたのです。

昨日引き換えしたポイントを過ぎた頃、斜面の向こうに朝陽が顔を出した。眩しい!なんだか感動して涙が出てくる。
荒川前岳のお花畑は、聞いたり写真で見たりしていた以上にすばらしかった。お花畑の中に登山道がのびている。前後左右を圧倒的なボリュームの花に囲まれる。先を急ぐのでゆっくりと楽しむことができなくて残念。また来よう。

6:20、稜線の分岐に出た。右に進めば荒川中岳と東岳。左は前岳。標識には三伏の文字もあり、あぁ、ここまで来たんだなぁと実感が沸いてくる。
とても惜しかったけれど、中岳と東岳はまたの機会に。すぐそこの前岳に向かいました。
目の前に赤石岳。たどってきた山々が青空に映えてきれい。南ア南部ならではの、この青と緑のコントラストが好きだ。

前岳からしばらくは、崩壊地のフチをどきどきしながら進みました。案の定、本日のブレーキポイント。ガレの大斜面を下り、樹林の中に入っていく。足元はガレのままなので、思いのほか進みづらい。

途中、鎖場で道を間違えてしまった。本当は鎖に頼ってのトラバースなのに、下へ下へと進んでしまったのだ。土の斜面、あまりにも足場が悪いのですぐに「絶対におかしい」と気付き、ぐるーっと見渡して目を凝らせば、右上の離れたところに赤テープ発見。どうやって降りたんだ、、という斜面を木の枝に頼って登り返して登山道に合流。ほっとした。

時間のロスもさることながら、かなり消耗してしまいました。途中、登山道脇の水場で手と顔を洗ってちょっとさっぱりし、高山裏避難小屋を目指す。

9:05 高山裏避難小屋。ウワサに聞いていた一癖ありそうな小屋番さんがいたので、「こんにちわ」と挨拶。ちらっと一瞥くれたけれど返事がない(笑) 引き続き「ここ座ってもいいですか?」と聞いたら、今度はびっくりしたように「おう」と返事。

ちょっと考える。ここから目的地の三伏峠までは6時間。小河内避難小屋までなら3時間40分。三伏までは無理だなぁ。足のまめとかはないけれど、もう体力のキャパをとうに超えていてよれよれだ。胃が弱っているのか(何故??)、押すと痛いし嘔吐感が激しい。
小河内までなら13時過ぎには着ける。小河内にしよう、と決めて、カロリーメイトを1本食べて出発。
このあたり、マルバダケブキがわさわさ生えていて、私の肩ぐらいまである。高山植物というより、マルバダケブキ星人に囲まれている気分。

板屋岳を過ぎて小河内方面を見渡せるところに出て愕然とした。今更だけど、小河内岳避難小屋は稜線上、頂上の向こうだ。。これでは雷雨が来たらどうにもならない。そして、小河内岳方面の上空を暗い雲が覆い始めていた。

あぁ、ぜったいに間に合わない。大丈夫かもしれないけれど、ヒヤヒヤしながら登るのはいやだ。いざという時の体力ももうない。かなり考えて、引き返すことにしました。一人であそこに泊まるのかぁ。。ちょっと不安だけど雷よりはいいか。。身体も休まるし。

テン場に若い女の子がひとり、テントをはっていた。ちょっとほっとする。
高山裏避難小屋ライフ。思いのほか快適だったし、おじさんはいい人でしたよ。
思うに、あの小屋もあの界隈も、おじさんが面倒をみているのだから、いわばおじさんの城なのだ。だから、こちらの我をとおすべきではないのだ。ただし、おじさんはとても登山者のことをわかっているので、ほんとうにツボの部分で気を遣っていただいた。

時間はたっぷりあるし、ここなら雷の心配はないので水場へ。おじさんが洗面器を貸してくれた(どうみても、家庭用の食器洗い桶でしたが)
水場は、遠かった(笑) 南アルプスを凝縮したような道筋で熊除けの鈴は必須。。森を下り、原っぱをぬけて、涸れた沢を下り、いつしか足元の石が苔むして来たら水の流れる沢になっていた。採水しやすいようにトイがつけられている。洗濯、洗顔、洗髪してさっぱり!

テン場の女の子もやってきて、おじさん話で盛り上がる。彼女も一等地をあてがっていただいたとか(笑)

小屋の宿泊者は私+2名。一人は諏訪から。一人は明石から。二人とも鳥倉に車をおいて、三伏~赤石岳をピストンなのだそう。そういう来方もあるのか。3人とも昨夜は荒川小屋。昨日、一昨日の雷の話から、北アをいかに効率よくまわるかなど、話はつきない。

小河内までが勝負だよ、ちょっときついけど、あとは惰性で行けるから。と明日のコースについても教えていただく。

7時過ぎに就寝。夜中に2回ほど目が覚めたけれど、案外よく眠れました。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
4:50 荒川小屋 - 6:15 稜線上分岐 - 6:30 荒川前岳
6:40 荒川前岳 - 9:05 高山裏避難小屋
9:20 高山裏避難小屋 - 1時間少々で引き返す - 11:20 高山裏避難小屋


高山裏避難小屋:素泊まり寝具付き 4500円(だったかな。。)
2008/08/12のBlog
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2008年8月6日(水) 晴れのち雷雨

4:00起床。どうにかビスケット2枚を食べ、4:50、中岳避難小屋に向けて出発。今年も居心地のよい百間洞山の家でした。

テン場を過ぎ、赤石岳方面へ。樹林帯を進み、ガレ場を登りつめ、百間平が近づく頃には青空も広がった。
振返れば、聖、兎、小兎、中盛丸山、、緑のでこぼこが連なっている。この辺りから赤石岳の取り付きまでは、本当に気持ちのよいところ。ただし残念ながら槍穂はよく見えなかった。

百間平で朋友会チームが追い付いた。馬の背では写真にも入れていただきました(朋友会のHPに載ってしまいました~)。

赤石岳へは忍の一文字。しかもトリッキーなつくりなので「まだ先があった、、」の連続なのですが、、知っているので覚悟はできている。焦らずに登っていたら、山頂に着く頃にはすっかり展望がなくなってしまいました。富士山が見たかったのに。。

分岐から先は未知の世界です。おだやかな尾根上の道が続く。スカイトレイル。晴れていたらどれだけ気持ちのよいことだろう。つくづく残念。
大聖寺平に大きく下り(また3000mまで上がるというのに、、)、斜面をトラバースして明るい樹林のいい雰囲気の道を荒川小屋へ。

10:05。あとは中岳避難小屋に向けて2時間弱上るだけなので、ここで大休止。何かきっちり食べようと決めていました。何せ朝からろくに食べていないのです(食料はたっぷりあるのだけど、持っているものは食べたくない)
麺ものは出来ないとのことで、おでんと牛乳をいただきました。

お世話になった朋友会チームを見送り(彼らの目的地は千枚小屋)、水2Lを加えたザックを背負ってみれば息も絶え絶え。。で、出発する。

ちくちくと、というより、ずりずりと足を運ぶ。樹林を過ぎ、ざれた斜面に出る。30分ほどして「中岳避難小屋まで60分」の標識。いいペースではあるけれど、空模様がとても気になる。

あのハイマツはもぐれるな、このハイマツも使えるな、と思いながら歩いていたら、にわかに、ボタボタっとした雨が落ちてきた。雷鳴も轟く。いきなりですか。。しかもまだ11時半を過ぎたばかりなのに!

目の前の潜り込みやすそうなハイマツにストックを放り込む。ザックカバーをかけ、雨具を今日は上下着込む。大丈夫。もぐれるし、スキを見て小屋に逃げればいいし、、と、もたもたしていたら小止みになった。

。。。どうしよう。行くか?戻るか?とても逡巡したけれど、引き返すことにした。この荷物ではいざとなったとき走れないし、ハラハラしながら登るのはいやだ。何しろ、昨日の記憶が生々しかった。

小屋に戻る途中、青空まで広がって、早まったかしら。。とも思ったけれど、その後、大雷雨となったのでやはり戻ったのは正解でした。
朋友会チームも中岳避難小屋に入っていればよいのだけれど。。
午後はだら~んとした荒川小屋ライフ。
神奈川から来た人が多く、丹沢話で盛り上がる。青ケ岳山荘は泊まるといいですよ~、と宣伝しておきました(笑)
三伏峠から来たという人もいて、道の様子や途中の水場のことなど伺えてよかったです。

荒川小屋の夕食はすばらしくおいしかったです。カレー旨い!手作りのおかずもおいしい!

明日は三伏峠まで9時間40分。小河内岳までが勝負かなぁ。思わぬ長丁場になってしまった、、覚悟を決めて19時過ぎに就寝。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
4:50 百間洞山の家 - 6:00 百間平 - 8:10 赤石岳
8:20 赤石岳 - 9:30 大聖寺平 - 10:05 荒川小屋
10:50 荒川小屋 - 1時間弱で引き返す - 12:30 荒川小屋


荒川小屋:1泊夕食のみ寝具付き 7000円
2008/08/11のBlog
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2008年8月5日(火) 曇のち雷雨

3:30に目を覚まし、暗闇の中、昨日の残りのアルファ米をのんびりのんびりと食べる。。完食できたところで、行こう、と決めました。

Hさんのご主人に見送られ、5時に出発。
薊畑分岐を過ぎ、一時、聖岳が見えたけれどあとはガスガス。マルバダケブキの斜面から樹林帯に入り、少し登れば小聖岳に到着。

聖岳の大斜面をひたひたと登っていくと、上から仁田岳仲間のご夫婦がピストンして早々に降りてきたところでした。ふたりはこのまま下山。「がんばってね」と背中を押されました。

聖岳の大斜面は、急だけれどトリックがないので、案外あっさりと到着できます。(むしろ私の場合、下りは難儀しそう)。

ここからが長い。
今回も奥聖はパス。と腰を上げると、聖平小屋で通路をはさみ向こう側にいた4人組が上がってきました。豪快なおじさんに女性3名。本日の行き先は同じ。6時に出発したというからかなりの健脚チームです。

少しお先に、、と兎岳を目指して再開。展望を見せてくれないくせに、はるか彼方の百間洞山の家は見えて気が遠くなる。。

尾根を進み、だんだんと高度を下げ、ラジオラリヤ岩盤(?)と言われる赤紫の岩のガレ場にさしかかったところで道がわからなくなる。
ほんの数歩進んで戻り、右手に進路をとりかけて戻り。。苦手な岩場なので一歩たりとも間違えたくはない。。
よーく目をこらすと、右手下方に×印がある。と、そのすぐ横に→もある。つまり左手に進んでは行けないのだ。
赤紫の岩に赤いペンキで書かれたって見えないよ。
聖を出発して約2時間、前方に標識が見えた。
兎だ~と思ったら、兎岳非難小屋。去年もこんな思いをしたっけ。。
がっくりと小休止をとっていると、4人組が上がってきました。やはり、先ほどの岩場で難儀したそう。あそこ、何とかならないものでしょうか。

兎岳を過ぎ、小兎と中盛丸山を目指すうちに、健脚な4人組からは離れてしまいました。

12時を過ぎた頃、ぱらぱらっと雨が落ちだしたので、雨具の下だけ着用。このときはすぐにやんだのですが。。

13:05。中盛丸山の山頂へあと数歩というところで、ボタボタっとした雨に急変。「まずい」と直感的に思った。山頂に上がった数秒後にはどしゃぶり。すでに雷の音も聞こえる。

私は今たった一人で、ここもこの先も、身を隠せるものは何もない。
この山頂には、明確な標識はないけれど去年の記憶がある。少し先に赤い印のある石を見つけ、そのまま斜面に走り出す。

叩きつけるような降り。どーんどーんと雷の音が大きくなってくる。
広い斜面は木どころか岩ひとつないザレたもの。今この斜面でいちばん飛び出しているのはわずか155cmの私なのだ。こんなチビひとりぐらい見逃してっ!と、分岐を目指し、ジグザグの道をひた走る。

斜面の下のほうに4人組がいた。雨具を着用していたのか。。駆け下りてくる私を見つけて待っていてくれたのか。。ここから5名で走り出す。

斜面を下り、そのまま広い斜面を大沢岳方面に少し登り返したところが分岐なのですが、ここの標識がまたしょぼくてわかりづらい。先行する4人が立っている。「そこです!そこです!」 5人次々に分岐に飛び込んだ。

雷雨は一向に弱まらず、早くこの状況から逃れたい一心で小屋への道を急ぐ。帽子のツバがへたって前が良く見えず、横木におでこから激突して弾き飛ばされたり、、

14:05。やっとの思いで百間洞山の家に着いた。

雨具の上を着ていなかったので、雨が身体をつたって靴の中まで全身ずぶぬれ。すべて着替えて、ようやくほっとした。

4人は朋友会という山の会のお仲間で、仙台から来たのだそう。斜面に姿が見えたとき、とても心強かったです。

16時を過ぎて、ようやく雨がやみ、聖岳を望むことができました。ここから見る聖岳は緑の要塞のようです。

明日は中岳避難小屋まで。果たして天気はどうなるんだろう。
おいしいとんかつの夕食をいただき、疲れ果てて就寝。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
5:00 聖平小屋 - 8:00 聖岳
8:30 聖岳 - 11:05 兎岳 - 13:05 中盛丸山 - 14:05 百間洞山の家


百間洞山の家:一泊夕食のみ寝具付き 7000円
2008/08/10のBlog
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2008年8月4日(月) 曇り(ガス)時々晴れ

小屋のテラスから朝焼けと富士山が見えた。しかし上空には雲が立ち込め、おどろおどろしい光景だった。

光小屋には利用時間限定のバイオトイレがあり、利用後は備え付けの大きなハンドルをまわして撹拌するのですが、左に20回以上+右に10回以上。
これが出発前のいい運動になる(笑)

易老岳までは昨日来た道を戻るので、顔なじみとなった宿泊客が前後して同じ方向を目指す。

朝の木道を気持ちよく歩き、涸れた沢すじを今日はどんどん下り、樹林帯を少し登り、2時間ほどで易老岳。
昨日、どこ?どこ??と探した山頂の標識は、登山道の少し奥にあったけれど、やはりしょぼいものでした。。

易老岳から少し下り、樹林の中をリズムよくたんたんと進んで行く。
苔むしていたりシダ(?)が多かったり、深い森の中を歩いていることを感じました。

やがて登り返して希望峰。ここで魔が差して仁田岳に向かってしまう。天気もよくないしパスするつもりだったのに。。
風は強いしガスで周囲は真っ白、展望がよければなぁ。。往復約50分。無駄に時間を使ってしまった。
気をとりなおして茶臼岳を目指す。

木道を歩き、仁田池?と思ったのはただの水溜りで、本物の仁田池はもう少し先。
樹林から離れ、歩きやすい岩場をひょいと上がれば茶臼岳に到着。
周囲は真っ白でなにも見えない。

すでに10:40。この先まだ4時間以上あるのかー、と少々うんざり。。
しかも上河内岳は茶臼より200mも高いんだなー。つくづく仁田岳が余計だったと後悔。かなりモチベーションが下がっている。

少し下れば茶臼小屋への分岐。ここで泊まれば楽だなぁ~という誘惑を振り払い、ちゃっちゃと先を急ぐ。
開けた草原を歩いていると少し青空が広がった。それだけで気持ちが上向きになるのだからげんきんなもんです。
このあたり、亀甲状土と地図に書かれている場所。よく聞くけれど、地面を見ても何が亀甲なのかあまりよくわからないんですよね。

奇岩竹内門を過ぎ、えいやっと標高を上げてようやく上河内岳の肩。ザックをおいて頂上を往復すること20分。案外するっと登れるけれど展望はゼロ。惜しいなぁ。。そしてまだ2時間もある。

南岳に向かう途中、はるか向こうに聖平小屋が見えた。遠い!しかも低い!そして背後が高い!
きれいなお花畑をトラバースし、南岳を経て、緊張する崩壊地を過ぎ、ようやく見たことのある平たい分岐点に出た。前方に進めば聖岳。
木道を右に向かい、聖平小屋に到着。15:20。疲れました。へとへとです。

受付で名前を書いたら、探している人が一人いるけれど心当たりないですか?と聞かれたがピンと来なかった。誰だろう。

ここは水が自由でうれしい。
顔を洗ってさっぱりし、荷物を広げてようやくほっとしていると、平岡の宿でご一緒した埼玉のHさんが訪ねてきてくれました。私を探している人ってHさんだったのか。今日、聖岳を往復し、連泊しているのだそう。
私が着いたかどうかを受付に何度も聞いてくれていたとのこと。すごくうれしかった。

光小屋から(実際には易老渡から)前後して歩いていた千葉からのご夫婦もまもなく到着。仁田岳で魔が差した同士である(笑)
ひとりで来ていることを忘れてしまう。

見知った方々とお話し、くつろいだ気分にはなっていたけれど、翌日からの怪しい天気予報に加えて、このへとへと状態での百間洞へのきついアップダウンを想像し、聖を往復して下山。。もアタマをかすめていた。

豚汁の夕食(小屋)をいただき、考えがまとまらないまま就寝。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
5:00 光小屋 - 7:10易老岳
7:15 易老岳 - 9:00 希望峰(仁田岳往復) - 10:40 茶臼岳
10:55 茶臼岳 - 12:55 上河内岳肩(山頂往復) - 15:20 聖平小屋


聖平小屋:一泊夕食のみ寝具付き 6500円
2008/08/09のBlog
[ 20:31 ] [ 個人山行(南・中央アルプス) ]
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2008年8月3日(日) 曇り時々晴れ

朝4時に宿を出発し登山口まで送っていただく。まず便ケ島に向かい、東屋で朝食をいただく。熱いお味噌汁やお茶がうれしい。
ご夫婦はここから聖平小屋を目指すということで、3人で記念撮影した後、私だけ易老渡に再度送っていただいた。
宿のご主人は、夏山期間中ほぼ毎日、片道一時間以上の山道を、朝と午後と往復するのだろう。仕事とはいえ大変なことだと思う。丁重にお礼を申し上げて別れた。

6:05 登山届けを投函し、橋を渡って薄暗い森へ入っていく。 出発だ。

ここは標高880m、光岳は約2590m。笠新道といい勝負(!)
比較的歩きやすいが傾斜のきつい道を、ひたすらぺたぺたと登っていくのみ。途中、地図にも書かれているミズナラの大木が立っていた。とても立派ですぐにそれとわかった。

牛乳、飲んじゃおうかな、200ml軽くなるよな、なとどちっちゃい計算をしながらどこまでも続く急坂を登っていく。
11:15 たくさんのザックがデポしてあるところに出ました。
半分に破れた標識が木の根っこにほかされていて、真ん中に「易老岳」と書かれている。。光小屋・茶臼岳・易老渡方面を指し示す標識は立派なのに、なんだかあんまりだ(笑)

光小屋を目指す。薄暗い樹林帯から開放され、頭上が開けたので気持ちが良い。
見晴らしのよい三吉ガレと地図に書かれているところで、携帯のアンテナをチェック。ぜんぜんだめ。
今回の山行中、携帯を使えるらしいポイントは事前チェックで何箇所かわかっていたのだけれど、私は完敗だった。docomo-FOMAが、というよりは機種の問題だろう。ノキアはだめ。

その後、三吉平を経て、涸れた沢の登り返しがきつかった。
ようやく平たい台地に上がれば、静高平では水は涸れていた。ここで水が出ていると小屋で分けていただけないらしいので、不謹慎にもラッキー。。

時間が早かったので、ザックを置いてイザルヶ岳にも足をのばしました。空身ってすばらしい!羽が生えたようだ。
イザルヶ岳では、展望はいまひとつながら、明日、歩く方面は見えた。上河内岳がずいぶん遠いけれど。。
14:25 光小屋に到着。
受付を済ませるより先にまず熱いお茶が振舞われた。なんとうれしいこと。
ふと見れば、牛乳、トロピカーナ(しかもグレープフルーツ、アップル、オレンジの3種類!)を売っている。。苦労して1700m担ぎ上げたのに(笑)
グレープフルーツを買って一気飲み。

ここまで来て山頂をはずすわけにもいかないので、靴はぬがずにすぐに光岳山頂に向う。
光石は山頂のさらに先。でも展望台から眺めれば十分。深南部と呼ばれる方面を少し眺めて小屋に戻りました。

簡単な夕食をすませ、19時過ぎには就寝。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
6:05 易老渡 - 7:44 面平
7:55 面平 - 10:20 小広場
10:30 小広場 - 11:15 易老岳
11:30 易老岳 - (イザルヶ岳往復) - 14:25 光小屋

光小屋:素泊まり寝具付き 4500円
[ 16:38 ] [ 個人山行(南・中央アルプス) ]
昨年に引続き、南アルプスへ。今年は光岳から三伏峠まで北上しました。
いろいろありましたが歩きとおすことができました‥の記録です↓

南ア縦走1日目 易老渡~易老岳~光小屋・光岳
南ア縦走2日目 光小屋~易老岳~希望峰・仁田岳~茶臼岳~上河内岳~南岳~聖平小屋
南ア縦走3日目 聖平小屋~薊畑~小聖岳~聖岳~兎岳~小兎岳~中盛丸山~百間洞山の家
南ア縦走4日目 百間洞山の家~百間平~赤石岳~小赤石岳~大聖寺平~荒川小屋
南ア縦走5日目 荒川小屋~荒川前岳~高山裏避難小屋
南ア縦走6日目 高山裏避難小屋~小河内岳~烏帽子岳~三伏峠~豊口山コース登山口~帰宅

予定では4日目に中岳避難小屋に上がり、5日目は三伏小屋の予定でしたが、雷雨のおかげで変更多々。


昨年、聖岳から見た上河内岳が立派で、「来年はアレと茶臼だ」と思っていました。
けれど、光岳だけ残しても悔いが残りそうなのでそこから始め、また赤石岳から下ろうかなと思っていたところ、今年はしずてつが全面的にバス運行をとりやめるとのこと(夏山期間中のみ1往復だけはするはずだったのに‥)。

いろいろ考えるのも面倒になり、三伏まで行くことにした次第です。けっこうなプレッシャー(笑)

今回、自炊が2泊はあることに加え、長丁場なので持って行く食料にはけっこう悩みました。結局、、

・アルファ米を6個
・パンを6個(生協の長期保存パン)
・スープ、味噌汁を4つ
・おかずになりそうなつまみ系を3つ
・ポカリスエットの粉を5袋
・牛乳、野菜ジュース、ウィダーインゼリーを各2つ
・その他(日本茶・紅茶、はちみつ、ポッカレモン、行動食、おやつ、、)

着替えは2セット。なんとか37Lのザックに治まりましたが、テント山行より重かったかも。。
少しでも小さく、軽くと、スノーピークのソロチタンセットとプリムスのガスコンロを新調しました。コンパクト!

アプローチは、新宿から飯田までは高速バス、飯田からは遅~い遅~い飯田線に乗り、平岡で下車し前泊しました。古民家を改築したという全4室のこじんまりとした宿。

気持ちよいお風呂とおいしいお料理に満たされすぎて、このまま帰ろうかと思ってしまった(笑)

宿には、私と埼玉からのご夫婦が一組。70歳を超えているという、どうみても50代にしか見えない奥様がいろいろお話してくださった。
子育てしているうちは夫婦交代で山に行き、子供が大きくなってからようやく夫婦で山に行くようになったこと、自分が好きなこと(山や旅行)はやめたくなかったので絶対に仕事は続けたこと。。その当時に、である。ものすごい先輩だ。

私の行程を聞き、すごいね、とか、一人で?などと言うのではなく、「うらやましいなー。まだ若いからこれからもたくさん歩けるね。」とおっしゃる。
翌日からやろうとしていることを当たり前のこととして受け止めてもらえたからか、なぜかわからないけれど、不安が取り除かれたような気がした。


(by 下界担当)
2008/08/04のBlog
[ 22:29 ] [ 個人山行(北アルプス) ]
◎日程:8月2日(土)~3日(日)

◎行程:
<1日目>ヒエ平(7:30)~常念小屋(11:50~12:15)~大天荘(15:00)
<2日目>大天荘(6:45)~燕山荘(8:50)~燕岳(9:20)~燕山荘(9:40)
~合戦小屋(10:10~10:30)~中房温泉(12:00)~有明荘(12:15)
※これはあくまで私たちのコースタイムです。

◎参加人数:2人(OL+晴れ女嬢)

◎アクセス
<行き>松本にて前泊、
松本~JR~穂高(320円) 穂高~タクシー~ヒエ平(4,140円)
<帰り>有明荘~(タクシー)~穂高

◎大天荘テント場
1人500円(水1L200円~小屋より)

◎有明荘:600円(シャンプー、ドライヤーあり)

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今週はOL登山委員会の8月定例山行だったのだけど、どうしようかな~と
ぼんやり考えているうちに参加申し込みの締切りが終了。

爺ヶ岳~針ノ木ぐるりっぷに行こうと思ったが、雲ノ平の準備であたふた
しているうちに、夜行バスがどこも満席となってしまった。
さすがに早朝に登山口に到着しないと、このコースを1泊2日で歩くのはきつい。

前夜松本入りして1泊2日で行けるところ...ということで、歩きそびれていた
常念小屋から大天荘のルートをたどることとした。
(実はこの週末から下界担当姉さんが南アルプス長期縦走に出発したのだが、
姉さんも爺ヶ岳~針ノ木ぐるりっぷに行きたかったので、バスを満席にして
今回の行き先を変えさせた...という説もある。姉さんの「のろい」(笑))
小屋が混むことが想定されたので、姉さんにテントを借りて出発。

ヒエ平から一ノ沢へのコースは下ったことはあるが、登ったことがない。
どうかなあ...と思ったが、思ったより早く常念小屋に到着できた。
当初の予定では、常念小屋でテントの予定だったが、常念岳はパスして、
そのまま大天荘に向かう。

雲は湧きはじめていたけど、槍穂のかっこいい姿を眺めながらの稜線歩きとなる。
途中で出会ったツアーのガイドさんに「雷雲が湧いてるので気をつけて」と言われ、
ちょっと急ぎ足になりつつ大天荘に到着。
さっそくテントを設営。
まわりの山にガスが少しずつ上がってきたが、まだまだいい天気で、
暑くてテントの中にはいられない。外でまったりおやつタイム。

いつ雷が来るのかなあ...テントで大丈夫かなあ...と不安に
なりつつ、早めの4時半には夕食タイムとした。
今回は軽量化を図るため、粗食に徹したため、アルファ米+スープ+
ミックスビーンズ(パウチ入り)+ちくわ(チーズ入り)のみ。

だらだら食べていると、隣のテント男性3人組の夕食の準備が始まった。
鍋で何かを煮ていたが、トマト缶詰→やきとり→豚角煮→何やら調味料?
と順にいろいろなものが投入されていく。
二人で注目していたら、作りすぎたから...と、おすそわけいただきました!
パンプキントマトスープで、じゃがいもがごろっと入っていて、おいしかった。
粗食のつもりだったけど、急にリッチな夕食になりました。

ガスはだんだん濃くなって、槍穂の姿もすっかり隠れてしまった。
今日は夕焼けは無理か...とあきらめかけたものの、裏銀方面がなんとなく明るい。あっちの方だけでも見とこうかなと、山頂に向かってみる。
ダメかと思った夕焼け。
日が傾くにつれガスがどんどん晴れていき...

上空の雲がぐるっとバラ色に変わり、槍のシルエットがくっきり浮かんだ。
過去見た中で、5本の指に入るに違いない美しい夕焼けだった。
コンデジじゃ全然見たとおりの色にうつらなくて、
カメラで撮るのは殆どあきらめて、ずーっと空を見つめていた。
こんなの見ちゃうと、ほんと、山に来るのをやめられなくなる。

雷は来なかったけど、風が強くて、一晩中テントはばたばた言ってた。
借り物なのにフライがなくなってたらどうしよう...と不安になって、
夜中に入口のファスナーを開けて確認してみたりして。
まあ、風のせいか、翌日もテントはからっと乾いていて、
持ち運びが重くなくてよかったんだけど。
翌朝は4時起きして山頂へ。
日が昇るあたりは雲が出て、くっきりした朝日はみられなかったけど、
富士山、南アルプス方面の空が淡いピンク色に染まってきれいだった。
槍穂はあんまり赤く焼けることはなかったけど、
朝日にすっきり照らされた姿が清々しい。

山頂で相当のんびりしたので、結局出発したのはテント場で一番最後。
テント慣れしてない...
快晴の中急ぎ足で燕山荘に向かう。
左側に裏銀の山をずっと眺めながらの稜線歩き。
次は向こうの稜線も歩いてみたいなあ。
山並みの奥には立山もくっきり。

燕山荘で休憩するという晴れ女嬢を残し、一人で燕岳往復。
せっかくのお天気だし、去年の餓鬼岳の時は微妙な展望だったので...
コマクサはもう終わりかけだったけど。

合戦小屋で山菜きのこうどんと、暑さに負けてスイカを半分ずつ食べる。
おいしかった。
そこからはひたすら下って中房温泉へ。

有明荘で入浴して、バスに乗ろうとバス停で待っていたら、タクシーの運転手さんが
「バスと同じ料金でいいから」と、ぱぱっと相乗り4人集めてしまい、そのまま乗り込む。

一緒になった男性が、74歳というのを知り、びっくり。
今日は燕山荘から大天井岳を往復して下山してきたとのこと。
「今日、下りで膝が笑ってしまってショックです」って...
それだけ歩いて、しかもこの時間にここに着いてるなんて、
そりゃあ...膝も笑いますとも。
(結局、タクシー代、全員分払ってくださいました。ありがとうございました)

大天井岳、表銀座縦走してると、つい山頂はパスされがちのようですが、
結構好きなんですよね。実は3年前に槍から燕に縦走した時に、
大天荘に泊ったのですが、カメラのバッテリーが切れて、写真が
とれなかったのです。あの時も朝の槍がきれいだったんですよね、実は。
2008/07/30のBlog
最終日は少し早めの5時出発。
今日も天気は悪くない。
薬師沢と黒部本流に両側を削られた、崖っぷちの急登からはじまる。
急登はすぐ終わり、後はなだらかな木道歩きとなる。

途中、木々の間から山頂を朝日に照らされた黒部五郎がのぞく。
いいなあ、五郎...一昨年歩いた五郎カールを二人で思い出したり。

ゆるやかなアップダウンを繰り返し、キヌガサソウの群落地を抜け、
橋を3回ほど渡る。コースタイム上のポイントに、薬師沢小屋から
1時間10分ほどで着くはずなのだが、この時点で1時間経過。
ポイントどこかな~とぼんやり考えながら、さらに歩いたが、
実は一つ目の橋がポイント地点だった(笑)。
その後はしばらく急登が続いたが、朝一番でまだ疲れがそれほど
ないこともあり、快調に登り、結局2時間ほどで太郎平小屋に到着
(コースタイムは2時間45分だった)。

ここで方針検討。
折立12時半の富山行バスを予約していたが、太郎到着が7時。
太郎から折立までのコースタイムは3時間10分。
前にこの道を下った時は、コースタイムが甘いなあと思った記憶も
あるが、12時半の前のバスは9時半。

9時半を狙うのはさすがにちょっと...だが、12時半まではかなり
時間が余る。折立からタクシーを呼べないので、タクシーを呼ぶなら
ここで呼ぶしかないのである。(本当は9時半を狙ってみて、
乗れなかったら、そこで呼べたらいいんだけど...)

結局大人の選択をして、太郎平小屋でタクシーを10時半に予約。
ご飯休憩をのんびりとって、7時半ごろ下山開始。
太郎平小屋からの下りは一面のお花畑を期待したが、
上の方はあまり花が咲いてなかった。
少し下ったあたりからニッコウキスゲがちらほら咲きはじめ、
緑の斜面に黄色い点々が散らばるようになった。

今回の山行もあと少しで終わりか...と思うと、
名残惜しくて何度も後ろを振り返りながら下山。
チングルマはすっかりかざぐるまになっていた。

だんだん標高がさがるにつれ、気温もどんどん上がっていき...
一歩ごとに暑い~と叫びながら下山。

結局折立に到着したのは9時50分。
2時間半ぐらいで下山できたから、がんばればバスに乗れたかも
しれないな~。

タクシーが早めに来てくれていたので、そのまま乗り込み、
亀谷温泉の白樺荘へ。
4日ぶりのお風呂でさっぱりして、富山に向い、駅前でお刺身定食を食べて、
電車に乗って帰途についた。

4日間で笠ヶ岳と雲ノ平という、私達にしてはよくばり山行だったが、
めげそうになりながらも、一応当初の予定通りに歩くことができた。
途中ではげましてくれた方々のおかげかな...と思う。

ピークらしいピークのほとんどない雲ノ平、今度は通り過ぎるのでなく、
のんびりそこで時間を過ごしてみたいな~。


祖父岳~雲ノ平~薬師沢小屋|~太郎平~折立