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木崎湖畔の生活
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2007/08/01のBlog
今日は夕焼けがあまりきれいだったので文章と関係ないけど写真は今日の木崎湖周辺の夕焼けです。


昨日の微生物農法について簡単に説明します。
一部では米糠除草法などとも言われます。
米糠を田んぼに撒くと雑草を抑えられる場合があることは知られていました。
ただその効果は確実ではなく条件にもよる。

それを確実なものとするために、稲葉先生などが研究に取り組んだのです。

最近の研究により、米糠そのものが除草に効くのではなく、それを撒く事で微生物が活躍し、その結果として草が抑えられる事がわかってきました。

その効果はいくつかの複合的要素によるのですが、かいつまんで説明します。
米糠などの有機物を撒くと微生物が大発生します。
すると水がにごって光を遮断し草の発芽を邪魔します。

土壌表面で微生物が活発に活躍するため、酸欠が起こり草の発芽を阻害する。

酸欠状態になると嫌気性菌(乳酸菌などの空気を嫌う菌)が活躍し有機酸を出す。これが発芽したばかりの雑草の根に障害を及ぼす。

微生物が活躍すると土壌表面があわ立つように盛り上がり、クリームのようなトロトロの層を形成します。この層が雑草の種も覆い隠すため草が成長できなくなる。


等の条件がうまく重なる事で雑草の発生を抑える事が出来ます。
僕は米糠を米の味を向上させるために田んぼに撒いていました。

米糠にはマグネシウムやカルシウム、などお米の味をよくし、栄養も高める成分が一杯だからです。


けど稲葉先生の試験田のように、うちの田んぼも変化してくれればよいなぁという下心も少しありました。

少し可能性が見えてきました。

2007/07/31のBlog
[ 22:44 ] [ 農業日記 ]
僕の田では二週間ほど前にカモをあげました。
今はカモが逃げないように囲っていたネットをはずす作業をしているのだが、最近異変に気付きました。

普通、カモを囲うネットの外側は草だらけになります。

写真でもその差はおわかりになりますか?
カモが泳いでた稲の周りは殆ど草がないですよね。

カモをあげて二週間にもなるので小さい草も生えてきています。
ひどいところはだいぶ大きくなっていますが、こんな状態は普通です。

ちなみに、この程度の草はもうイネに大した影響はない。

ところがこちらの田は畦際まで草がない。

手前に見える草はあぜのもので、田の中には全く草がない。

この田がいちばん長く有機農業を行ってきた田で、長年有機物を投入してきました。

この田は実は最初からあまり草が生えなくてカモを放す期間もたいへん短かった。
勿論、株間にも草はない。
稲の間にちょいちょいあるのは浮き草です。
もうとっくに雑草の芽くらいは出てもよい頃なのに。


恐らく田んぼに画期的変化が生じています。



有機農業のひとつの方法として微生物農法とも呼ぶべきものがあります。
田んぼに適度な有機物を撒き、優良な微生物を繁殖させ、土壌表面の雑草の発芽を抑制するというものです。
稲葉光圀さんという偉い先生が研究を重ねたいへん素晴らしい成果を出しています。
一度、栃木まで先生の農場の見学と勉強に行ったのですが素晴らしい田んぼでした。

恐らくあそこと同じような事が僕の田んぼで起こっています。

特に驚くのが、田のドロが臭くないのです。恐らく優良微生物の影響かもしれません。
その事は去年から気がつきました。

稲葉先生の農法についてはまた後ほど説明します。
2007/07/30のBlog
[ 20:44 ] [ 農業日記 ]
今日は寒かったです。どれだけ寒かったかというと朝はビニールハウスの中で長袖シャツを着て、その上に作業着を着て、更にどかジャンを着てちょうどよい位。

おかげでハウス内の仕事ははかどりましたが.....

ラジオを聞いてたらウナギネタが多かったです。
土用の丑の日にウナギを食べるように提唱したのは平賀源内だとか、ウナギって川に居る時は全部オスで海に出るとメスになって卵を産むとか、電気ウナギはウナギじゃなくて鯉の仲間だとか色々勉強になりました。
午前十一時くらいでもビニールハウスのなかですら二十度程にしかなりませんでした。
土用の丑の日だというのに、いくら大町が涼しいとはいえ、これは異常です。

さすがにイネの生育も少し遅れている気もします。
去年より一割くらい収量は減るかもしれません。

友人の田を見回った帰り、近所の川原です。
いわゆる渓流釣りができる。岩魚などが釣れるそうですが、あいにく僕は釣りをしません。
釣りをする人たちからはもったいない、といわれます。
このあたりは渓流釣りもできる。鯉などが釣れるちょっと大きめの川もある。湖もあれば、海までも一時間余り。釣り好きにとっては最高のロケーションだそうです。
いずれおぼえようと本気で思ってます。
2007/07/29のBlog
[ 22:41 ] [ 周辺案内 ]


昨日は仕事を早めに切り上げて大町市内の若一王子神社のお祭りに行きました。
黄昏どき、すでに出店が参道から境内の方へ並んでいて、浴衣を着た人がいっぱいいます。

この神社、町中にありますが、ふだんはとっても静かなんです。
室町末期に仁科氏・・・戦国時代の武田氏の家臣・・・によって建てられ、その後江戸時代初期に修理された本殿のほか、とても趣のある三重の塔などがあります。
神社ですが塔があります。
お祭りの二日間はまるで別世界のようににぎやかになります。
はじめてこのお祭りを目にしたとき、とても感動しました。
なぜなら大町の、老若男女問わずみんながこのお祭りを楽しんでいるという雰囲気が漂ってたのと、しっとりと古い建物に合った舞台、お囃子がすてきだったからです。
歴史的な重さを残しつつ、いまどきの若者たちも着飾って楽しく参加してる、そんな感じ。

あたりが暗くなり夜店の灯りに三重の塔がほのかに照らし出されます。


お月様がとてもきれいでした。
平和なお祭りの夜でした。・・・今年も行けてよかった。 (嫁)
2007/07/28のBlog
[ 22:54 ] [ 日々雑感 ]
私の住んでいる家は古く、譲ってくれたおじいさんが七代目でした。
隣りに建っていた五代前に分家した家が十年程前壊されましたが、築200年以上だったとのこと。では、ここは一体何年前のものなのだろう。
このあたりの人は、住んでいる家が古い事を恥ずかしがります。なので正確ににどれだけ古いかははっきり言いたがりません。
僕に譲った人もこの家は壊してから出て行かないと申し訳ない、というのを僕が止めました。
上の方ばかり写してるのは散らかっているからです。

根太やコロバシ、床の張替えなどは自分である程度いじりました。まだ未完成ですが。
いじりながらよく見ると土台も柱も何回も直してあります。
あるはずのものがなかったり、すごく古く見える梁も後から付けられた事がわかったりします。
様々な知恵と技術が駆使されていて感心します。
こういった文化や技術が途絶えようとしている事に危機を感じます。
六本ある大黒柱のうち玄関のもの。六本の内これだけはきれいに鉋もかけてます。
あとは微妙に曲がってたり、自然な形をしています。
正確にまっすぐではありません。自然の木ですから。
現代の専門家はこういうのを見ると困ったような顔をして忠告してくれます。
ご高齢の大工さんは目を輝かせます。
写真の梁はだいぶ後についたと思います。上の方の古い梁はみんな曲がっています。これは恐らく元々は柱でした。
ヌキのためのホゾ穴があるので。
昔はあたりまえに建材をリサイクルしていました。
土壁の土なんかもリサイクル品の方が馴染んで良いそうです。
なんでも熟成が進んでいるとか。

大町は大正時代大町地震という大きな地震がありました。一キロほど離れたところにはその時できたという断層があったり、山から落ちてきた巨岩があったり、傷跡が今も残っています。

そんな地震もこの家は耐えてきました。
2007/07/27のBlog
気温は上がったものの湿度は低く気持ちいい。

日差しは強いのですけれど。

安曇野は宮崎よりも太陽光発電に適しているのだそうです。
木崎湖畔がやはりリゾート地なのだと思う出来事。

田んぼで作業してる僕の横をビキニ姿の外人の娘さんたちが自転車でにぎやかに通り過ぎていきました。

おじさんは目のやり場に困りました。

けど、文化の違いというか、感じ方の違いというか、妙な事に感心した。



話は変わって、ドジョウがうちの田へきた!!

一時農薬で全滅したと思われたらしいのですがどこかで細々と生き長らえた一団が、僕の田んぼを安住の地と認めてくれて繁殖を始めたのですね。

まだ小さい。頑張って仲間を増やしてね。

今日も暑かったものの、夕方はぐっと涼しくなりました。

仕事を終わらそうか、と思いながらふと顔を上げると出て来た月の白さが涼しげでした。


月さまが ゆうすずみとて 東から


さきたま古墳人さんの影響か、つい五七五で考えてしまいます。