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2008/07/04のBlog
[ 15:03 ] [ 背景 ]
7月になったので
いつまでも新緑でもないな、と
黒い背景にしてみました。

ちょっとは涼しそうになった?(笑)

暑苦しいとか、見えにくいとか
何かご意見があったら、直しますので・・・
■ 17時追記

早々に苦情が入りまして・・・(汗)


黒背景だと目立っちゃって職場でこっそり開けないとか(笑)
仕事中にさぼってるのが悪い!とも思ったのだけど
仕方がないので変えました(笑)


わずか2時間の模様替え。
記念に画像を残しておこうっと。


こんな感じになってたのですよ♪

新しい背景は、画像を用意していないので

[ NOION さん ] から 空の画像をお借りしました。



2008/06/30のBlog
[ 17:20 ] [ ■海外作家の本 ]
7部から構成される物語

ざっと読み通したあと
今度は日を置きながら 1部ずつ読み返してみた

ばらばらにして読んでいくと
一気に読んだときには見えなかったものが見えてくる

「究極の恋愛小説」なんて、かつて謳われていたようだけれど
これのどこが恋愛小説なんだ?と思えてくる


非常に個性的で魅力的な人物を配して
その恋愛模様を綴っていきながら
それと並行して作者の思索がここかしこに絡んでくる

登場人物たちはまるで
著者クンデラの思索の手立てとして存在しているようだ
というよりもクンデラの思索のテーマが
そのまま登場人物の顔になっているような感じさえ受ける


サビナには軽さを
テレザには重さを


対照的な二人の女性を並べて
ねえ、きみは どちらを選ぶ?
どちらを耐える?
軽さ? それとも 重さ?

読んでいる間 ずっと
作者に問いかけられているような気がしていた

それは つまり
どんな人生を選ぶか、ということなのだろう


軽い人生、重い人生
どちらを選んでも、たいした違いはないのではないか

『存在の耐えられない軽さ』 とは
(自分という存在の)耐えられない ※空虚さを
あらわしているように思えてならない

※はじめ、耐えられない「無意味さ」としていたのですが
ニュアンスがうまく伝わらない言葉だと思い「空虚さ」に訂正しました。
それでも、なんかちょっと違うんだな。
この気持ちにぴったりな言葉はなんだろう・・・




[ 存在の耐えられない軽さ ミラン・クンデラ 訳 西永良成 ] (河出書房新社)


~~*~~

preludioさんがこの本のレヴューを書いてらっしゃいます。

preludioさんの記事

軽さか or 重さか
見えてくるのは、偶然に支配される
人間存在の頼りなさと、先の見えない永劫の迷い。
たぶん読者は、つらつらと思索するだろう。
そこに意味があるように思える。

preludioさんの記事のこの部分に深く共感しました。


2008/06/27のBlog
[ 19:00 ] [ 書き出しの印象的な小説 ]
顔なじみの書店員さんに
「書き出しの印象的な本はなあに?」と たずねて
「う~ん、これかな?」と 貸してもらった本
(書店員さんに借りるな、という話だけど、お店になかったので・笑)

「完璧な文章など存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」
なるほど・・・と思う

完璧な絶望は存在しない

僅かなりとも希望があるから
だから絶望を自覚できる
完璧な絶望は、からっぽになってしまうということ
そこにはもう、希望も絶望も、なんにもないのだ
そう 前に聞いたことがある

ならば絶望という感情がないのだから
完璧な絶望は存在しない


では、完璧な文章が存在しない、ということは
完璧な文章に感情が存在してはならない、ということ?


こんなふうに
最初の一行だけで、これだけ思考がぐるぐるしてくるのだから
すごい書き出しなのかもしれないと思う


この1章には、「 」で括られた印象的な言葉が他にもある

「文章を書くという作業は
とりもなおさず自分と自分をとりまく事物との距離を確認することである。
必要なものは感性ではなく、ものさしだ。」

「暗い心を持つものは暗い夢しか見ない。
もっと暗い心は夢さえも見ない。」

いきおいに乗って、一気に読んでしまった
さらりと一気に読んでしまえる本だった


たくさんのハルキストさんたちを敵にまわしてしまいそうだが(笑)
おもしろくないわけじゃないのに
一気に読めてしまった、という感想しか出てこない
登場人物は それぞれ魅力的なのに
なぜか読み終えてしまうと すっと頭から消えていってしまう

村上春樹の小説
短篇を中心に少しずつ読んでいるのだけれど
記事にできないのは、登場人物がわたしの世界に居ついてくれないからかもしれない(笑)


でも、書き出しから13ページまでの第一章は
すごくすごく おもしろかった

いろいろなことを考えながら
気持ちよく深く潜っていけそうな
そんな魅力的な書き出し



[ 風の歌を聴け 村上春樹 ] (講談社文庫)