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2008/07/06のBlog
[ 01:17 ]
[ ■国内作家の本 ]
没後25年を経て刊行された
未発表歌集
[ 月触書簡 寺山修司 ] (岩波書店)
1983年 47歳で亡くなった寺山修司
「月触書簡」と題されたノートから 188の歌がおさめられている
寺山修司のパートナーだった田中未知さんが
遺稿を整理して編纂したもの
月触書簡
ひとつひとつの歌が
ひんやりとした手で読み手の心の奥底をくすぐる
寺山修司というひと
哀しみや痛みを知りつくしたひとなのだろう
あたたかい歌ばかりではない
けれども うわべだけではない優しさ がそこにある
そぎ落としてそぎ落として
残された言葉が語る物語
真夜中に煌々と生きる月のような
静けさと冷たさに隠された熱
読み進むうちに頁をめくる指先も
文字を追う目も胸の奥も
熱くてたまらなくなる
一夜にて老いし少女をてのひらで書物にかくす昼の月食
まなざしが一羽の蝶となりてゆく迷路あそびのゆきどまり春
満月に墓石はこぶ男来て肩の肉より消えてゆくなり
木のままで一生終るほかはなし花ざかりの墓地首吊りの松
てのひらで月をかくしてしまいたる書物眠れば死が目を覚ます
一本の釘を書物に打ちこみし三十一音黙示録
未発表歌集
[ 月触書簡 寺山修司 ] (岩波書店)
1983年 47歳で亡くなった寺山修司
「月触書簡」と題されたノートから 188の歌がおさめられている
寺山修司のパートナーだった田中未知さんが
遺稿を整理して編纂したもの
月触書簡
ひとつひとつの歌が
ひんやりとした手で読み手の心の奥底をくすぐる
寺山修司というひと
哀しみや痛みを知りつくしたひとなのだろう
あたたかい歌ばかりではない
けれども うわべだけではない優しさ がそこにある
そぎ落としてそぎ落として
残された言葉が語る物語
真夜中に煌々と生きる月のような
静けさと冷たさに隠された熱
読み進むうちに頁をめくる指先も
文字を追う目も胸の奥も
熱くてたまらなくなる
一夜にて老いし少女をてのひらで書物にかくす昼の月食
まなざしが一羽の蝶となりてゆく迷路あそびのゆきどまり春
満月に墓石はこぶ男来て肩の肉より消えてゆくなり
木のままで一生終るほかはなし花ざかりの墓地首吊りの松
てのひらで月をかくしてしまいたる書物眠れば死が目を覚ます
一本の釘を書物に打ちこみし三十一音黙示録
2008/07/04のBlog
[ 15:03 ]
[ 背景 ]
■ 17時追記
早々に苦情が入りまして・・・(汗)
黒背景だと目立っちゃって職場でこっそり開けないとか(笑)
仕事中にさぼってるのが悪い!とも思ったのだけど
仕方がないので変えました(笑)
わずか2時間の模様替え。
記念に画像を残しておこうっと。
こんな感じになってたのですよ♪
早々に苦情が入りまして・・・(汗)
黒背景だと目立っちゃって職場でこっそり開けないとか(笑)
仕事中にさぼってるのが悪い!とも思ったのだけど
仕方がないので変えました(笑)
わずか2時間の模様替え。
記念に画像を残しておこうっと。
こんな感じになってたのですよ♪
2008/06/30のBlog
[ 17:20 ]
[ ■海外作家の本 ]
7部から構成される物語
ざっと読み通したあと
今度は日を置きながら 1部ずつ読み返してみた
ばらばらにして読んでいくと
一気に読んだときには見えなかったものが見えてくる
「究極の恋愛小説」なんて、かつて謳われていたようだけれど
これのどこが恋愛小説なんだ?と思えてくる
非常に個性的で魅力的な人物を配して
その恋愛模様を綴っていきながら
それと並行して作者の思索がここかしこに絡んでくる
登場人物たちはまるで
著者クンデラの思索の手立てとして存在しているようだ
というよりもクンデラの思索のテーマが
そのまま登場人物の顔になっているような感じさえ受ける
サビナには軽さを
テレザには重さを
対照的な二人の女性を並べて
ねえ、きみは どちらを選ぶ?
どちらを耐える?
軽さ? それとも 重さ?
読んでいる間 ずっと
作者に問いかけられているような気がしていた
それは つまり
どんな人生を選ぶか、ということなのだろう
軽い人生、重い人生
どちらを選んでも、たいした違いはないのではないか
『存在の耐えられない軽さ』 とは
(自分という存在の)耐えられない ※空虚さを
あらわしているように思えてならない
※はじめ、耐えられない「無意味さ」としていたのですが
ニュアンスがうまく伝わらない言葉だと思い「空虚さ」に訂正しました。
それでも、なんかちょっと違うんだな。
この気持ちにぴったりな言葉はなんだろう・・・
[ 存在の耐えられない軽さ ミラン・クンデラ 訳 西永良成 ] (河出書房新社)
~~*~~
preludioさんがこの本のレヴューを書いてらっしゃいます。
■ preludioさんの記事
軽さか or 重さか
見えてくるのは、偶然に支配される
人間存在の頼りなさと、先の見えない永劫の迷い。
たぶん読者は、つらつらと思索するだろう。
そこに意味があるように思える。
preludioさんの記事のこの部分に深く共感しました。
ざっと読み通したあと
今度は日を置きながら 1部ずつ読み返してみた
ばらばらにして読んでいくと
一気に読んだときには見えなかったものが見えてくる
「究極の恋愛小説」なんて、かつて謳われていたようだけれど
これのどこが恋愛小説なんだ?と思えてくる
非常に個性的で魅力的な人物を配して
その恋愛模様を綴っていきながら
それと並行して作者の思索がここかしこに絡んでくる
登場人物たちはまるで
著者クンデラの思索の手立てとして存在しているようだ
というよりもクンデラの思索のテーマが
そのまま登場人物の顔になっているような感じさえ受ける
サビナには軽さを
テレザには重さを
対照的な二人の女性を並べて
ねえ、きみは どちらを選ぶ?
どちらを耐える?
軽さ? それとも 重さ?
読んでいる間 ずっと
作者に問いかけられているような気がしていた
それは つまり
どんな人生を選ぶか、ということなのだろう
軽い人生、重い人生
どちらを選んでも、たいした違いはないのではないか
『存在の耐えられない軽さ』 とは
(自分という存在の)耐えられない ※空虚さを
あらわしているように思えてならない
※はじめ、耐えられない「無意味さ」としていたのですが
ニュアンスがうまく伝わらない言葉だと思い「空虚さ」に訂正しました。
それでも、なんかちょっと違うんだな。
この気持ちにぴったりな言葉はなんだろう・・・
[ 存在の耐えられない軽さ ミラン・クンデラ 訳 西永良成 ] (河出書房新社)
~~*~~
preludioさんがこの本のレヴューを書いてらっしゃいます。
■ preludioさんの記事
軽さか or 重さか
見えてくるのは、偶然に支配される
人間存在の頼りなさと、先の見えない永劫の迷い。
たぶん読者は、つらつらと思索するだろう。
そこに意味があるように思える。
preludioさんの記事のこの部分に深く共感しました。