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2008/11/18のBlog
[ 15:17 ]
[ ■国内作家の本 ]
アメリカの大統領選があって
若い大統領が誕生して、なんだか騒がしい状況のようだけど
それとは無関係に読みたくなったのは
warmgunさんとマキノコさんがコメント欄で
映画の話を楽しそうにしてらっしゃるのを見て・・・(笑)
「映画のひと」から「読書のひと」へ
「特別なひと」でありたいと願った『アメリカの夜』に住む彼に
また会ってみたいと思ったから
でも、これ
ほのぼの楽しい本ではなかったんだよね
そして阿部和重さんの本って
読み始めると何かに追われるように
ページをめくる手がとまらなくなって先を急いでしまうから
気分的に呼吸困難になってしまうんだった(苦笑)
[ アメリカの夜 阿部 和重 ] (講談社文庫)
「特別な存在」になりたくて
「特別な存在」で在りたくて
あきれるほど愚直に邁進していく主人公唯生の姿
見つめ続けてしまうのは
自分にも唯生と同じものがあることを認めているからなのだろう
読み終えて
10年前も、いまも、ちっとも変ってない自分を再確認
いいんだか、悪いんだか・・・(笑)
自分にとっての自分は「特別な存在」
誰が認めても認めてくれなくても
自分がそう思っていればそれでいいじゃない、と
そう思えるようになっただけ、10年前よりは間違いなくおとなになってる
この作品は、1994年に発表された阿部和重のデビュー作
わたしはこれがいちばん好きだ
若い大統領が誕生して、なんだか騒がしい状況のようだけど
それとは無関係に読みたくなったのは
warmgunさんとマキノコさんがコメント欄で
映画の話を楽しそうにしてらっしゃるのを見て・・・(笑)
「映画のひと」から「読書のひと」へ
「特別なひと」でありたいと願った『アメリカの夜』に住む彼に
また会ってみたいと思ったから
でも、これ
ほのぼの楽しい本ではなかったんだよね
そして阿部和重さんの本って
読み始めると何かに追われるように
ページをめくる手がとまらなくなって先を急いでしまうから
気分的に呼吸困難になってしまうんだった(苦笑)
[ アメリカの夜 阿部 和重 ] (講談社文庫)
「特別な存在」になりたくて
「特別な存在」で在りたくて
あきれるほど愚直に邁進していく主人公唯生の姿
見つめ続けてしまうのは
自分にも唯生と同じものがあることを認めているからなのだろう
読み終えて
10年前も、いまも、ちっとも変ってない自分を再確認
いいんだか、悪いんだか・・・(笑)
自分にとっての自分は「特別な存在」
誰が認めても認めてくれなくても
自分がそう思っていればそれでいいじゃない、と
そう思えるようになっただけ、10年前よりは間違いなくおとなになってる
この作品は、1994年に発表された阿部和重のデビュー作
わたしはこれがいちばん好きだ
2008/11/13のBlog
[ 14:55 ]
[ ■ハヤカワepi文庫 ]
著者は トルーマン・カポーティ
14の短篇からなるこの本はおおきく3部に分かれている
〈私の人生、少なくとも作家としての私のこれまでをかえりみる時・・・〉と、はじまる序文
早熟の天才、と呼ばれたカポーティ
ほとんど独学で学んできたカポーティが「書くこと」について語っている
著者による序文は
(いくつかの例外をのぞいて)
それほどじっくり読む必要はないとわたしは思っているが
これは、じっくりと、噛みしめるように読んでから本章を読むといい
序章に続くのは 6つの比較的短い作品たち
表題作「カメレオンのための音楽」の銀髪の老婦人が
奇妙で底冷えがする現実と虚構の狭間へ誘ってくれるのだけれど
老婦人と重なって冷たい目をしたカポーティが見えてくる
続いて「手彫りの柩」
アメリカ的犯罪のノンフィクション解釈 と副題がついている
読みごたえがある
そして最後に「会話によるポートレイト」という7篇がおさめられている
カポーティ自身も 『TC』という名前で対話形式の作品に登場している
全体を通して感じるのは、奇妙な違和感というのだろうか
鏡に映った自分が、ほんのすこし違っているような気がする
どこが違うかわからないけれど、やっぱり何か変で落ち着かない
それに似たような感覚
気持ちが悪い、と一言で言ってしまう人もいるかもしれないけれど
その気持ちの悪さに惹かれる人もいるのではないかと思う
わたしは、惹かれるほうかもしれない
いやだなぁ、後味悪いなぁ、と一方で思いつつも
きっと手放せない本だし
いつかまた開くことになる本な気がする
カポーティは、「夜の樹」 「遠い声、遠い部屋」がとても好きだった
でも、「ティファニーで朝食を」は挫折
「冷血」も挫折
そんなわたしが、カポーティを語るのは
とてもおこがましいのだけれど
この本を読んで、思う
カポーティは 「カメレオン」のような作家だと
意識的に計算しながら変態しているようにみせながら
変態せずにいられない天性のものがあったのだろう
私は今、この私自身の暗黒の狂気のただなかにいる。
たった一人で一組のカードを持って果てしなく配り、手札を調べ
そして、もちろんのこと、神の恩寵と鞭を二つながら身に受けつつ。
序 ~P20~
[ カメレオンのための音楽 トルーマン・カポーティ ] (ハヤカワepi文庫)
14の短篇からなるこの本はおおきく3部に分かれている
〈私の人生、少なくとも作家としての私のこれまでをかえりみる時・・・〉と、はじまる序文
早熟の天才、と呼ばれたカポーティ
ほとんど独学で学んできたカポーティが「書くこと」について語っている
著者による序文は
(いくつかの例外をのぞいて)
それほどじっくり読む必要はないとわたしは思っているが
これは、じっくりと、噛みしめるように読んでから本章を読むといい
序章に続くのは 6つの比較的短い作品たち
表題作「カメレオンのための音楽」の銀髪の老婦人が
奇妙で底冷えがする現実と虚構の狭間へ誘ってくれるのだけれど
老婦人と重なって冷たい目をしたカポーティが見えてくる
続いて「手彫りの柩」
アメリカ的犯罪のノンフィクション解釈 と副題がついている
読みごたえがある
そして最後に「会話によるポートレイト」という7篇がおさめられている
カポーティ自身も 『TC』という名前で対話形式の作品に登場している
全体を通して感じるのは、奇妙な違和感というのだろうか
鏡に映った自分が、ほんのすこし違っているような気がする
どこが違うかわからないけれど、やっぱり何か変で落ち着かない
それに似たような感覚
気持ちが悪い、と一言で言ってしまう人もいるかもしれないけれど
その気持ちの悪さに惹かれる人もいるのではないかと思う
わたしは、惹かれるほうかもしれない
いやだなぁ、後味悪いなぁ、と一方で思いつつも
きっと手放せない本だし
いつかまた開くことになる本な気がする
カポーティは、「夜の樹」 「遠い声、遠い部屋」がとても好きだった
でも、「ティファニーで朝食を」は挫折
「冷血」も挫折
そんなわたしが、カポーティを語るのは
とてもおこがましいのだけれど
この本を読んで、思う
カポーティは 「カメレオン」のような作家だと
意識的に計算しながら変態しているようにみせながら
変態せずにいられない天性のものがあったのだろう
私は今、この私自身の暗黒の狂気のただなかにいる。
たった一人で一組のカードを持って果てしなく配り、手札を調べ
そして、もちろんのこと、神の恩寵と鞭を二つながら身に受けつつ。
序 ~P20~
[ カメレオンのための音楽 トルーマン・カポーティ ] (ハヤカワepi文庫)
2008/11/01のBlog
[ 11:05 ]
[ 背景 ]
あっと言う間に秋は深まって・・・
雪が積もる前のこの時季は
いちば~~ん 寒く感じる季節だったりします。
あたふたとしているうちに
紅葉が落葉になって
きれいな赤いもみじの写真取り損ねてしまいました。
なので、また
[ NOION さん ] から 紅葉の画像をお借りしました。
とってもきれい。
この連休も、やることがいっぱい。
冬支度もしないとならないし
積んである本も読みたい。
11月は 雪待月。
雪が積もる前のこの時季は
いちば~~ん 寒く感じる季節だったりします。
あたふたとしているうちに
紅葉が落葉になって
きれいな赤いもみじの写真取り損ねてしまいました。
なので、また
[ NOION さん ] から 紅葉の画像をお借りしました。
とってもきれい。
この連休も、やることがいっぱい。
冬支度もしないとならないし
積んである本も読みたい。
11月は 雪待月。