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2007/11/28のBlog
[ 14:43 ]
[ FX(為替)市場 ]
今週初めの予測と現在までの状況です。
【ドル円】
109円台に上がったら戻り売り,下落のめどは今週分は106円台あたりまで,ただし110円台までもし上がったら,今度はショートサイドの利食いが発生した可能性を考える必要があります。
->今のところ,109.15円あたりまでにしか上がらず,すかさず戻り売った人たちは○
【ユーロドル】
再び,1.46ドル台から1.47ドル台までの調整を見越して,押し目を狙いましょう。明確に1.45ドルを割るまではストップも考える必要はありません。
->高止まりのため,1.47ドル台に下落せず…しかし,迎えに行かないほうが良いですよ。現時点では何事も起きず△
【ドルスイス】
つまり,下値抵抗線がないので,ドル円と同じくドルスイスもフリーフォールだから逆指値による安値を取ることが可能である…
->準備だけはする意味があります。現時点では何事も起きず△
週明けの値動きがさらに他の利食いを誘発するかどうかに注目し,1.10フラン台から1.11フラン台後半のどこかで戻り売りをすることが可能である…
->1.1070フランまで上昇していますので,戻り売りできれば○
【ポンド円】
このショルダーを考えると,サイコロジカルなサポートラインである220円の攻防がとても大切となります。
->今のところ,ここまでの心配は杞憂に終わっていますが,考えておくこと自体は○
【ポンドドル】
ポイントを少し上げて2.05ドル台前半から押し目買いに徹したい
->高止まりのため,2.05ドル台に下落せず…しかし,迎えに行かないほうが良いですよ。現時点では何事も起きず△
この時期,ディフェンシブな戦略でも着実に成果を上げたい…
【ロンドン市場開始後に追記】
ユーロ,ポンドが対ドルで全般的に弱くなり,ユーロドルとポンドドルの押し目が本当に訪れそうです。一方,ドルスイスの戻り売りはやや早まった感があります。
【ドル円】
109円台に上がったら戻り売り,下落のめどは今週分は106円台あたりまで,ただし110円台までもし上がったら,今度はショートサイドの利食いが発生した可能性を考える必要があります。
->今のところ,109.15円あたりまでにしか上がらず,すかさず戻り売った人たちは○
【ユーロドル】
再び,1.46ドル台から1.47ドル台までの調整を見越して,押し目を狙いましょう。明確に1.45ドルを割るまではストップも考える必要はありません。
->高止まりのため,1.47ドル台に下落せず…しかし,迎えに行かないほうが良いですよ。現時点では何事も起きず△
【ドルスイス】
つまり,下値抵抗線がないので,ドル円と同じくドルスイスもフリーフォールだから逆指値による安値を取ることが可能である…
->準備だけはする意味があります。現時点では何事も起きず△
週明けの値動きがさらに他の利食いを誘発するかどうかに注目し,1.10フラン台から1.11フラン台後半のどこかで戻り売りをすることが可能である…
->1.1070フランまで上昇していますので,戻り売りできれば○
【ポンド円】
このショルダーを考えると,サイコロジカルなサポートラインである220円の攻防がとても大切となります。
->今のところ,ここまでの心配は杞憂に終わっていますが,考えておくこと自体は○
【ポンドドル】
ポイントを少し上げて2.05ドル台前半から押し目買いに徹したい
->高止まりのため,2.05ドル台に下落せず…しかし,迎えに行かないほうが良いですよ。現時点では何事も起きず△
この時期,ディフェンシブな戦略でも着実に成果を上げたい…
【ロンドン市場開始後に追記】
ユーロ,ポンドが対ドルで全般的に弱くなり,ユーロドルとポンドドルの押し目が本当に訪れそうです。一方,ドルスイスの戻り売りはやや早まった感があります。
[ 01:58 ]
[ 経済指標 ]
U.S. Consumer Confidence Dropped More Than Forecast (Update2)
(米) 11月消費者信頼感指数: 87.3 [予測値91.0,前月確報値95.2]
うん,低いですね。2005年10月にハリケーン・カトリーナが来た時の信頼感指数以来の低さだそうです。でも,アブダビ・サプライズの影響のほうが大きくて,NY株式市場はすぐに切り返しています。
この信頼感指数は,カンファレンス・ボードという民間の調査会社の発表するものですが,
http://www.conference-board.org/economics/press.cfm?press_ID=2020
からリリースされます。ミシガン大学消費者景況感指数とあわせて,通常は株価にも影響を与える指標なのですが…
何はともあれ,11月27日(日本時間の昨日)は,アブダビ・サプライズの一日でした。
(米) 11月消費者信頼感指数: 87.3 [予測値91.0,前月確報値95.2]
うん,低いですね。2005年10月にハリケーン・カトリーナが来た時の信頼感指数以来の低さだそうです。でも,アブダビ・サプライズの影響のほうが大きくて,NY株式市場はすぐに切り返しています。
この信頼感指数は,カンファレンス・ボードという民間の調査会社の発表するものですが,
http://www.conference-board.org/economics/press.cfm?press_ID=2020
からリリースされます。ミシガン大学消費者景況感指数とあわせて,通常は株価にも影響を与える指標なのですが…
何はともあれ,11月27日(日本時間の昨日)は,アブダビ・サプライズの一日でした。
2007/11/27のBlog
[ 12:39 ]
[ 市場雑感 ]
Citigroup to Receive $7.5 Billion Investment from Abu Dhabi Government
今回のシティの巨額損失は相当巨額なので,役に立ちそうもないM-LECではなく,政府による超法規的救済か中国か中東のオイルマネーが救済しないとどうにもならないと思っていましたが,白馬の騎士は中東のアブダビ投資庁からやってきました。自分ばかり儲けているケチは誰からも好かれませんが,アラブの旦那さまは気前のいい人たちです。
世界最大の銀行つぶすと,いくら原油で儲けている人たちだって返り血どころではすまないでしょうから,これからもアラブの旦那様を含む皆様にはがんばってもらわないといけません。
なんか,1990年代にIBMの業績が悪化した時に,(確かCitiも入っていた)世界的な銀行のシンジケートが資金調達したことを思い出す光景です。
1993年1月19日、IBMは1992年度会計での49億7000万ドルの損失を発表した。
これは単年度の単一企業による損失額としてはアメリカ史上最悪であった。この損
失以来、IBMは事業の主体をハードウェアからソフトウェアとサービスへ大胆にシフト
させることとなる。 - Wikipedia より引用
やっぱり話をまとめたのは,ロバート・ルービン元財務長官ですかね。
(11月28日追記:英国発のニュースで,プリンス前CEOの後に暫定CEOに任命されているウィンフリード・ビショフ卿が仲介したとレポートされています。アラブ王族への対応はやはり爵位のある貴族の方が良いのかな。)
昼休みにニュースが飛び込んできて,円がらみの為替がびっくり反転しましたので,ポンド円とドル円を載せておきます。
今回のシティの巨額損失は相当巨額なので,役に立ちそうもないM-LECではなく,政府による超法規的救済か中国か中東のオイルマネーが救済しないとどうにもならないと思っていましたが,白馬の騎士は中東のアブダビ投資庁からやってきました。自分ばかり儲けているケチは誰からも好かれませんが,アラブの旦那さまは気前のいい人たちです。
世界最大の銀行つぶすと,いくら原油で儲けている人たちだって返り血どころではすまないでしょうから,これからもアラブの旦那様を含む皆様にはがんばってもらわないといけません。
なんか,1990年代にIBMの業績が悪化した時に,(確かCitiも入っていた)世界的な銀行のシンジケートが資金調達したことを思い出す光景です。
1993年1月19日、IBMは1992年度会計での49億7000万ドルの損失を発表した。
これは単年度の単一企業による損失額としてはアメリカ史上最悪であった。この損
失以来、IBMは事業の主体をハードウェアからソフトウェアとサービスへ大胆にシフト
させることとなる。 - Wikipedia より引用
やっぱり話をまとめたのは,ロバート・ルービン元財務長官ですかね。
(11月28日追記:英国発のニュースで,プリンス前CEOの後に暫定CEOに任命されているウィンフリード・ビショフ卿が仲介したとレポートされています。アラブ王族への対応はやはり爵位のある貴族の方が良いのかな。)
昼休みにニュースが飛び込んできて,円がらみの為替がびっくり反転しましたので,ポンド円とドル円を載せておきます。
[ 01:51 ]
[ 市場雑感 ]
Dollar Displaces Yen, Franc as Carry Trade Favorite (Update2)
ドル・キャリートレードのトレンドがやってきたと言う記事です。まだ,金利が4.5%もあるのにですよ。
2004年にFFレートが1%だったころに,このドル・キャリートレードという言葉は使われました。そのころ,ちょうど円キャリートレードで円が外貨にどんどん換えられていったのと同じことがドルで起きていたのです。まさに3年ぶりにそれが金利差+ドル安で脚光を浴びてきたのでしょう。(2004年からドル・キャリーをやっている人も確かにいて,そういう人はずっとドルを売ってハイイールド通貨を買って来たわけなんでしょうけど。)
ドルの流動性の高さからすると,今後さらにFFレートが下がれば,今までの円がもたらしてきた世界の過剰流動性を今度はドルが担うことになるのでしょうか。ポンドだけでなく,ブラジル・リアル,ハンガリー・フォリント,メキシコ・ペソ,韓国・ウォン,シンガポール・ドルなどがキャリートレードの対象のようです。世の中には結構金利の高い国があると言うべきか,ドルが本当に弱くなったと言うべきか…
なんだか,キャリートレードによって円安が行くところまで行ってから円高に振れたのと同じように,ドル安もさらに徹底的に進むのではという予感がしますね。
27日追記:
キャリートレードのリターンチャートがブルームバーグに載っていましたので追記しました。急に始まったと言うより,円キャリーやフラン・キャリーよりパフォーマンスが良くなった事実があるのでこれからさらに増加するでしょうと意味でとらえていいのかな。
ドル・キャリートレードのトレンドがやってきたと言う記事です。まだ,金利が4.5%もあるのにですよ。
2004年にFFレートが1%だったころに,このドル・キャリートレードという言葉は使われました。そのころ,ちょうど円キャリートレードで円が外貨にどんどん換えられていったのと同じことがドルで起きていたのです。まさに3年ぶりにそれが金利差+ドル安で脚光を浴びてきたのでしょう。(2004年からドル・キャリーをやっている人も確かにいて,そういう人はずっとドルを売ってハイイールド通貨を買って来たわけなんでしょうけど。)
ドルの流動性の高さからすると,今後さらにFFレートが下がれば,今までの円がもたらしてきた世界の過剰流動性を今度はドルが担うことになるのでしょうか。ポンドだけでなく,ブラジル・リアル,ハンガリー・フォリント,メキシコ・ペソ,韓国・ウォン,シンガポール・ドルなどがキャリートレードの対象のようです。世の中には結構金利の高い国があると言うべきか,ドルが本当に弱くなったと言うべきか…
なんだか,キャリートレードによって円安が行くところまで行ってから円高に振れたのと同じように,ドル安もさらに徹底的に進むのではという予感がしますね。
27日追記:
キャリートレードのリターンチャートがブルームバーグに載っていましたので追記しました。急に始まったと言うより,円キャリーやフラン・キャリーよりパフォーマンスが良くなった事実があるのでこれからさらに増加するでしょうと意味でとらえていいのかな。
2007/11/26のBlog
[ 00:26 ]
[ FX(為替)市場 ]
先週のとにかく円の強い一週間でした。ドル円は,109.99円と108.99円の二つのサポートラインを下抜けしました。もう少し,このレベルで揉むかと思ったのですが,感謝祭前に108.99円を割れると,感謝祭および明けの市場の薄さも手伝って,一時107円台に突入しました。
102円あたりまでフリーフォールかもしれないと書いたのは,2005年1月の101.69円から2005年5月の108.34円までは,揉み合いなく上昇しているからです。揉み合いがあれば,そのレベルで止まるはずだと考える市場参加者がいるので買い手が付きます。また,そのあたりで揉み合うことを前提に売り手が利食いに走るのでレートが均衡するのです。そのどちらの思惑も無いとすれば,102円まで行きそうだと言う根拠になります。
一方,さる有名な為替関連のHP(ライブドアにある名前を出さなくてもわかるほど有名なHPです)では,110円台のロングを抱えながら107円を下落のめどとしています。これは,個人的にはちょっと自分のポジションを意識した楽観論かなと思います。107円を割ったら,そのHPの歴史上初めて損切りを見られるのかな?期待しましょう。
109円台に上がったら戻り売り,下落のめどは今週分は106円台あたりまで,ただし110円台までもし上がったら,今度はショートサイドの利食いが発生した可能性を考える必要があります。
102円あたりまでフリーフォールかもしれないと書いたのは,2005年1月の101.69円から2005年5月の108.34円までは,揉み合いなく上昇しているからです。揉み合いがあれば,そのレベルで止まるはずだと考える市場参加者がいるので買い手が付きます。また,そのあたりで揉み合うことを前提に売り手が利食いに走るのでレートが均衡するのです。そのどちらの思惑も無いとすれば,102円まで行きそうだと言う根拠になります。
一方,さる有名な為替関連のHP(ライブドアにある名前を出さなくてもわかるほど有名なHPです)では,110円台のロングを抱えながら107円を下落のめどとしています。これは,個人的にはちょっと自分のポジションを意識した楽観論かなと思います。107円を割ったら,そのHPの歴史上初めて損切りを見られるのかな?期待しましょう。
109円台に上がったら戻り売り,下落のめどは今週分は106円台あたりまで,ただし110円台までもし上がったら,今度はショートサイドの利食いが発生した可能性を考える必要があります。
ユーロドルは,感謝祭およびその後の薄い市場を狙って上値を試す仕掛けのため,1.49ドル台後半までの史上最高値を記録しました。これで1.49ドルのオプションは消えたのですが,その後,23日にロンドン市場が開いてから,猛烈に売り込まれて1.48ドル台前半に戻して週末を迎えました。
目の前に1.50ドルが迫っていますので,さすがに1.49ドル台で週末を迎えるのは居心地が良くないと考えるいっそうのユーロ高を懸念する動きもあるようです。このような状況では,逆指値で新高値を狙うのは高値掴みとなりかねません。
再び,1.46ドル台から1.47ドル台までの調整を見越して,押し目を狙いましょう。明確に1.45ドルを割るまではストップも考える必要はありません。眼下には,11月12日の1.4520ドルまでの下落に対しての翌日の猛烈な買戻しがあります。このロングポジションが投げられない限りは,長期だけでなく短期の上昇基調は継続と考えられます。
目の前に1.50ドルが迫っていますので,さすがに1.49ドル台で週末を迎えるのは居心地が良くないと考えるいっそうのユーロ高を懸念する動きもあるようです。このような状況では,逆指値で新高値を狙うのは高値掴みとなりかねません。
再び,1.46ドル台から1.47ドル台までの調整を見越して,押し目を狙いましょう。明確に1.45ドルを割るまではストップも考える必要はありません。眼下には,11月12日の1.4520ドルまでの下落に対しての翌日の猛烈な買戻しがあります。このロングポジションが投げられない限りは,長期だけでなく短期の上昇基調は継続と考えられます。
ドルスイスも,ユーロドルの裏返しで相当ドル安が進みました。1.11フランを割った時点で100PIPS以上の下落があると言ったとおり,週末のドサクサで1.08フラン後半まで売られた後,ユーロドルのようにロンドン市場が開いてから1.10フラン前半までドルは買い戻されました。
今後の方針を考える上で,23日のドル買戻しをどう見るかを考えて見ます。
【23日の買い戻しを,少数の市場参加者の無駄な抵抗と考える】
この考え方に立てば,ユーロドルとドルスイスのドル安の違いは,ユーロドルには1.50ドルと言うサイコロジカルな防御線があるのに,ドルスイスはすでに1.11フランと言う節目を割ってしまったという事実を非常に重く見ます。つまり,下値抵抗線がないので,ドル円と同じくドルスイスもフリーフォールだから逆指値による安値を取ることが可能であると考えるのです。
【23日の買い戻しによる長い下ヒゲを,用意周到なショートサイドの利食いであると考える】
年末のドルのレパトリの時期とも一致して,ある程度のショートポジションの利幅が達成された時点で利食いするという戦略は理にかなっています。薄い市場でさらにドルを売ってくる参加者を狙った利食いであれば相当用意周到な考えではあるとは思います。この考え方に立てば,週明けの値動きがさらに他の利食いを誘発するかどうかに注目し,1.10フラン台から1.11フラン台後半のどこかで戻り売りをすることが可能であると考えるのです。
どちらが私にも正しいかわかりません。週明けのロンドン市場に注目したいと思います。
今後の方針を考える上で,23日のドル買戻しをどう見るかを考えて見ます。
【23日の買い戻しを,少数の市場参加者の無駄な抵抗と考える】
この考え方に立てば,ユーロドルとドルスイスのドル安の違いは,ユーロドルには1.50ドルと言うサイコロジカルな防御線があるのに,ドルスイスはすでに1.11フランと言う節目を割ってしまったという事実を非常に重く見ます。つまり,下値抵抗線がないので,ドル円と同じくドルスイスもフリーフォールだから逆指値による安値を取ることが可能であると考えるのです。
【23日の買い戻しによる長い下ヒゲを,用意周到なショートサイドの利食いであると考える】
年末のドルのレパトリの時期とも一致して,ある程度のショートポジションの利幅が達成された時点で利食いするという戦略は理にかなっています。薄い市場でさらにドルを売ってくる参加者を狙った利食いであれば相当用意周到な考えではあるとは思います。この考え方に立てば,週明けの値動きがさらに他の利食いを誘発するかどうかに注目し,1.10フラン台から1.11フラン台後半のどこかで戻り売りをすることが可能であると考えるのです。
どちらが私にも正しいかわかりません。週明けのロンドン市場に注目したいと思います。
ポンド円は,円高とポンドの不安定さが重なって3週連続の陰線となりました。チャートはきれいなヘンドアンドショルダーを形成しようとしています。このショルダーを考えると,サイコロジカルなサポートラインである220円の攻防がとても大切となります。いまはまだ223円台ですからしばらくは安心ですが,現在の円高の動きは決して軽視はできないです。前述のように217円や210円を想定して今後の戦略を立てましょう。
ポンドドルは,週足の高値と安値の差は大きいのですが,始値と終値の差は70PIPS程度しかありませんので図は省略します。大きく見て上昇トレンドにおける振幅の一環と考えられる先週の見方に変化はありません。ブレのめどとしては,21週移動平均の2.03ドルを割るとちょっと上昇トレンドの変化を示唆し,下値トレンドラインの2.00ドルを割れるとトレンド転換の始まりかもしれません。ポイントを少し上げて2.05ドル台前半から押し目買いに徹したいと思います。
ポンドドルは,週足の高値と安値の差は大きいのですが,始値と終値の差は70PIPS程度しかありませんので図は省略します。大きく見て上昇トレンドにおける振幅の一環と考えられる先週の見方に変化はありません。ブレのめどとしては,21週移動平均の2.03ドルを割るとちょっと上昇トレンドの変化を示唆し,下値トレンドラインの2.00ドルを割れるとトレンド転換の始まりかもしれません。ポイントを少し上げて2.05ドル台前半から押し目買いに徹したいと思います。
2007/11/23のBlog
[ 20:18 ]
[ アノマリー・データ等 ]
日銀経済月報とは,
http://www.boj.or.jp/theme/seisaku/handan/gp/index.htm
日本銀行がレポートする金融・経済情勢に関する現状判断月報です。
ちょうど良い機会ですので,1998年のロシア危機後の数ヶ月の月報の「為替」の記述のところを抜き出してみます。
【1998年8月】
為替相場をみると(図表28)、7月中は概ね138~142円での推移となったが、
7月末以降は、日米景気動向の相違が市場においてあらためて強く認識された
ことなどもあって軟化し、最近では145~147円程度での動きとなっている。
【1998年9月】
為替相場をみると(図表27)、円の対ドル相場は、8月中旬に、147円台まで
軟化した後、141~147円程度での振れの大きい展開となった。8月末以降、米
国経済に対する先行き不透明感の台頭などから、円相場は振幅を伴いながら上
昇し、最近は132~135円程度の展開となっている。
【1998年10月】
為替相場をみると(図表36)、円の対米ドル相場は、米国景気に対する不透
明感の強まりなどから、10月上旬に急速に円高が進展し、現在は1ドル115~120
円程度で、振れの大きい展開となっている。
【1998年11月】
為替相場をみると(図表28)、円の対米ドル相場は、米国景気の先行き不透
明感の後退等から、最近は121~123円程度と、ひと頃に比べ円安・ドル高気味
の展開となっている。
【1998年12月】
為替相場をみると(図表33)、円の対米ドル相場は、12月入り後、中南米情
勢や米国企業業績の悪化懸念などを受けて、米国経済の先行きに不透明感が再
び広がったため、円高・ドル安方向の展開となっている。
【1999年1月】
為替相場をみると(図表31)、円の対米ドル相場は、中南米情勢に対する懸
念が高まったことなどを材料に円高・ドル安方向の動きが強まり、更年後、一
時1ドル110 円前後まで上伸した。もっともその後は、市場で介入警戒感が強
まったことなどから、1ドル114 円前後まで小幅軟化している。
なんだか31円も円高になっているのに,このあっさりぶりは…為替が主体の月報ではないですからしかたがないのかな。しかし,固有名を出して書かない月報では,多少書き換えれば今年の月報でも通用してしまいます。
ちなみに今年はどうでしょうか。
【2007年7月】
為替相場をみると(図表40)、円の対米ドル相場は、米国株価などを眺めて
振れを伴う展開となり、最近では121~123 円台で推移している。
【2007年8月】
為替相場をみると(図表35)、円の対米ドル相場は、世界的なリスク再評価
の流れの中で上昇し、最近では概ね112~115 円台で推移している。
【2007年9月】
為替相場をみると(図表37)、円の対米ドル相場は、米国の一部経済指標な
どを受けて一旦上昇した。その後、米国の金融政策運営などを材料に下落し、
最近では114~116 円台で推移している。
【2007年10月】
為替相場をみると、円、ドルともに主要通貨に対して軟調であったため、円
の対ドル相場(図表41)は横ばい圏内の動きとなったが、最近では幾分円安と
なり、116~117 円台で推移している。
【2007年11月】
為替相場をみると(図表35)、円の対米ドル相場は、一部の米国金融機関の
決算などをきっかけに上昇し、最近では109~110 円台で推移している。
すこしは,日銀もグローバル経済とは何かを学習して,ドル円が下落した理由にいくつかのバリエーションを持たせることができたようですね。でも,今年のほうが直接の原因を載せているだけで文章に深みが無いですね。日銀文学を味わうには,私にはまだまだ修行が足りないようです。
追記: ちなみに過去の円高の雰囲気を味わうためには,かんべえさんの溜池通信バックログ
1999年7月30日号 特集:円高になる理由
1999年8月 6日号 特集:続・円高になる理由
1999年12月 3日号 特集:円高と景気とデノミ論
などをご覧ください。
11/27追記分:
面白いことに1998年のこの半年で,FEDはFFレートをやはり75BPを下げていて,今年と同じです。以下に週足でのドル円の Close Open High Low およびFFレート 載せておきます。
08/07/98 146.22 144.86 146.34 143.39 5.50
08/14/98 146.38 146.27 147.66 144.33 5.50
08/21/98 144.64 146.22 146.96 141.42 5.50
08/28/98 141.80 144.98 145.23 140.30 5.50
09/04/98 133.53 141.63 142.45 132.95 5.50
09/11/98 130.95 134.55 138.29 129.19 5.50
09/18/98 132.75 131.74 135.80 131.00 5.50
09/25/98 136.15 133.58 137.22 132.37 5.50
10/02/98 135.50 136.05 136.89 133.05 5.25
10/09/98 116.65 135.95 136.05 115.25 5.25
10/16/98 115.27 117.40 120.42 113.55 5.00
10/23/98 118.07 115.40 119.59 113.81 5.00
10/30/98 115.97 118.62 119.81 115.00 5.00
11/06/98 119.00 115.28 119.10 114.32 5.00
11/13/98 122.77 119.35 124.10 119.07 5.00
11/20/98 120.40 122.38 122.70 118.53 4.75
11/27/98 123.05 120.63 123.55 120.15 4.75
12/04/98 118.72 123.24 124.07 117.32 4.75
12/11/98 116.35 118.74 120.60 116.30 4.75
12/18/98 115.65 116.40 117.60 114.50 4.75
12/25/98 116.22 115.89 117.49 114.70 4.75
01/01/99 113.60 113.24 114.67 113.20 4.75
01/08/99 110.85 113.30 114.46 109.75 4.75
01/15/99 114.15 110.20 114.45 108.22 4.75
http://www.boj.or.jp/theme/seisaku/handan/gp/index.htm
日本銀行がレポートする金融・経済情勢に関する現状判断月報です。
ちょうど良い機会ですので,1998年のロシア危機後の数ヶ月の月報の「為替」の記述のところを抜き出してみます。
【1998年8月】
為替相場をみると(図表28)、7月中は概ね138~142円での推移となったが、
7月末以降は、日米景気動向の相違が市場においてあらためて強く認識された
ことなどもあって軟化し、最近では145~147円程度での動きとなっている。
【1998年9月】
為替相場をみると(図表27)、円の対ドル相場は、8月中旬に、147円台まで
軟化した後、141~147円程度での振れの大きい展開となった。8月末以降、米
国経済に対する先行き不透明感の台頭などから、円相場は振幅を伴いながら上
昇し、最近は132~135円程度の展開となっている。
【1998年10月】
為替相場をみると(図表36)、円の対米ドル相場は、米国景気に対する不透
明感の強まりなどから、10月上旬に急速に円高が進展し、現在は1ドル115~120
円程度で、振れの大きい展開となっている。
【1998年11月】
為替相場をみると(図表28)、円の対米ドル相場は、米国景気の先行き不透
明感の後退等から、最近は121~123円程度と、ひと頃に比べ円安・ドル高気味
の展開となっている。
【1998年12月】
為替相場をみると(図表33)、円の対米ドル相場は、12月入り後、中南米情
勢や米国企業業績の悪化懸念などを受けて、米国経済の先行きに不透明感が再
び広がったため、円高・ドル安方向の展開となっている。
【1999年1月】
為替相場をみると(図表31)、円の対米ドル相場は、中南米情勢に対する懸
念が高まったことなどを材料に円高・ドル安方向の動きが強まり、更年後、一
時1ドル110 円前後まで上伸した。もっともその後は、市場で介入警戒感が強
まったことなどから、1ドル114 円前後まで小幅軟化している。
なんだか31円も円高になっているのに,このあっさりぶりは…為替が主体の月報ではないですからしかたがないのかな。しかし,固有名を出して書かない月報では,多少書き換えれば今年の月報でも通用してしまいます。
ちなみに今年はどうでしょうか。
【2007年7月】
為替相場をみると(図表40)、円の対米ドル相場は、米国株価などを眺めて
振れを伴う展開となり、最近では121~123 円台で推移している。
【2007年8月】
為替相場をみると(図表35)、円の対米ドル相場は、世界的なリスク再評価
の流れの中で上昇し、最近では概ね112~115 円台で推移している。
【2007年9月】
為替相場をみると(図表37)、円の対米ドル相場は、米国の一部経済指標な
どを受けて一旦上昇した。その後、米国の金融政策運営などを材料に下落し、
最近では114~116 円台で推移している。
【2007年10月】
為替相場をみると、円、ドルともに主要通貨に対して軟調であったため、円
の対ドル相場(図表41)は横ばい圏内の動きとなったが、最近では幾分円安と
なり、116~117 円台で推移している。
【2007年11月】
為替相場をみると(図表35)、円の対米ドル相場は、一部の米国金融機関の
決算などをきっかけに上昇し、最近では109~110 円台で推移している。
すこしは,日銀もグローバル経済とは何かを学習して,ドル円が下落した理由にいくつかのバリエーションを持たせることができたようですね。でも,今年のほうが直接の原因を載せているだけで文章に深みが無いですね。日銀文学を味わうには,私にはまだまだ修行が足りないようです。
追記: ちなみに過去の円高の雰囲気を味わうためには,かんべえさんの溜池通信バックログ
1999年7月30日号 特集:円高になる理由
1999年8月 6日号 特集:続・円高になる理由
1999年12月 3日号 特集:円高と景気とデノミ論
などをご覧ください。
11/27追記分:
面白いことに1998年のこの半年で,FEDはFFレートをやはり75BPを下げていて,今年と同じです。以下に週足でのドル円の Close Open High Low およびFFレート 載せておきます。
08/07/98 146.22 144.86 146.34 143.39 5.50
08/14/98 146.38 146.27 147.66 144.33 5.50
08/21/98 144.64 146.22 146.96 141.42 5.50
08/28/98 141.80 144.98 145.23 140.30 5.50
09/04/98 133.53 141.63 142.45 132.95 5.50
09/11/98 130.95 134.55 138.29 129.19 5.50
09/18/98 132.75 131.74 135.80 131.00 5.50
09/25/98 136.15 133.58 137.22 132.37 5.50
10/02/98 135.50 136.05 136.89 133.05 5.25
10/09/98 116.65 135.95 136.05 115.25 5.25
10/16/98 115.27 117.40 120.42 113.55 5.00
10/23/98 118.07 115.40 119.59 113.81 5.00
10/30/98 115.97 118.62 119.81 115.00 5.00
11/06/98 119.00 115.28 119.10 114.32 5.00
11/13/98 122.77 119.35 124.10 119.07 5.00
11/20/98 120.40 122.38 122.70 118.53 4.75
11/27/98 123.05 120.63 123.55 120.15 4.75
12/04/98 118.72 123.24 124.07 117.32 4.75
12/11/98 116.35 118.74 120.60 116.30 4.75
12/18/98 115.65 116.40 117.60 114.50 4.75
12/25/98 116.22 115.89 117.49 114.70 4.75
01/01/99 113.60 113.24 114.67 113.20 4.75
01/08/99 110.85 113.30 114.46 109.75 4.75
01/15/99 114.15 110.20 114.45 108.22 4.75
[ 17:48 ]
[ FX(為替)市場 ]
この11月のドル円の115円台から107円台までの8円の下落は,単独月としては1998年12月以来です。もちろん11月は終わっていませんので,それを更新しそうです。さらに複数月だと,
1998年8月-12月 約31円(ロシア危機後)
1999年7月-11月 約19円
2002年2月-8月 約16円
2003年8月-2004年1月 約15円
2007年7月-11月 約16円(継続中)
つまり,今回の123円から107円への下落は,複数月の下落としては標準的です。でも,ドル円の節のレートから見ると,あと5円ぐらいは円高になっても(つまり102円台となっても)不思議ではないです。
さらに,ポンド円はもっとすごいことになっています。…
1998年8月-12月 約31円(ロシア危機後)
1999年7月-11月 約19円
2002年2月-8月 約16円
2003年8月-2004年1月 約15円
2007年7月-11月 約16円(継続中)
つまり,今回の123円から107円への下落は,複数月の下落としては標準的です。でも,ドル円の節のレートから見ると,あと5円ぐらいは円高になっても(つまり102円台となっても)不思議ではないです。
さらに,ポンド円はもっとすごいことになっています。…
ポンド円は,この11月に始値から現在値まで約17円の下落で,まだ継続中です。そして単独月では,1998年10月の約38円以来の下落です。複数月では,1999年6月-11月までの 約31円がありますが,他にはこれほど下落していません。
こちらは,8月に一度220円を割りましたが,すぐ戻しました。このレベルが再び割られるなら一応,7月の247円から30円の下落を想定すると,217円相当だったりします。すると…
【ポンドドルの高値更新の場合】
ポンド円:217円
ドル円:102円
ポンドドル:2.127ドル
サブプライム問題が長期化して,ポンド高も嫌気されると…
【ポンドドルが現状維持の場合】
ポンド円:210円
ドル円:102円
ポンドドル:2.059ドル
です。
ドル円もクロス円も,円がいったん強くなるとこの円高は1-2年は続くかもしれません。
円の買場はよく見極めないといけません,しっかりモニターしましょう。つまり,上昇するユーロ高は徐々に進行するのに対し,下落する円高は急激に進行するからです。
こちらは,8月に一度220円を割りましたが,すぐ戻しました。このレベルが再び割られるなら一応,7月の247円から30円の下落を想定すると,217円相当だったりします。すると…
【ポンドドルの高値更新の場合】
ポンド円:217円
ドル円:102円
ポンドドル:2.127ドル
サブプライム問題が長期化して,ポンド高も嫌気されると…
【ポンドドルが現状維持の場合】
ポンド円:210円
ドル円:102円
ポンドドル:2.059ドル
です。
ドル円もクロス円も,円がいったん強くなるとこの円高は1-2年は続くかもしれません。
円の買場はよく見極めないといけません,しっかりモニターしましょう。つまり,上昇するユーロ高は徐々に進行するのに対し,下落する円高は急激に進行するからです。
2007/11/22のBlog
[ 22:52 ]
[ FX(為替)市場 ]
相場というのは基本的に人間の心理的な動きから作られます。
現時点(22日日本時間22:55あたり)のユーロドルの一時間足を例に,市場参加者がどんなことを考えるか考えて(妄想して)見ましょう。
ユーロドルショートの参加者:
これには,1.49ドルのプットオプションを買っている人も含まれます。1.49ドルに近づけば近づくほど不意な出来事で上に破られ,またストップロスが炸裂する可能性があるので,なるべく細かく売っておいて,1.48ドルの前半にとどめて週末を迎えたいなと思うはずです。1.4875ドル前後をつけた後,陰線がつづいているのは,こういう参加者の売りのおかげです。
ユーロドルロングの参加者:
はやく何とかして1.49ドルの大台を破りたい気持ちがあります。しかし,20日は1.4850ドル台で押しとどめられ,21日と今日はがんばりましたが1.4870ドル台で押し返されました。いかんせん,相場上昇のためのニュースや経済指標が無いなという感じです。とはいえ,ずるずる下がるのを傍観していると,ショートの連中があわよくば1.48ドル台を割らせようとたくらんでいますので,下がったら買い続けようとは思っています。
これらの両方の参加者たちのコンセンサスは,いまのところ1.4830ドルあたりでの売買の均衡です。ショート方にとってもここならすぐにはオプションは破られまいと思っているでしょうし,ロング方も1.48ドル台が破られなければいいやと妥協しているからです。さて,この均衡が週末にかけて破られとしたら,
【直近2番天井の1.4855ドルを上抜いてくる】
ロング方は,希望を持って買いあがる準備を始めます。
逆にショート方は,ここを破らせないようにあらかじめ売り浴びせるでしょう。
【1.4800ドルを割り込む】
ショート方,その下のストップをつけたいと思っているので売り浴びせに参加します。
逆にロング方は,ここを割り込ませないように早めに1.4800ドル台を脱出する動きをします。
【ドルに有利なニュースやユーロに有利なニュース】
ニュースの程度にもよりますが,ショート方あるいはロング方に有利なニュースはそのまま売りや買いの勢いを増すのに使われます。ですが,よっぽど大きな経済指標や事件の情報でもない限り,大きな変化はその後のブレイクポイントを抜けるかサポートポイントを割るかで決まります。
【他の通貨ペアのサポート・ブレイクポイントを割ったり,破ったりした場合】
ユーロドルについて言えば,例えばドルスイスが1.10フランを割ったりすれば,ドルの連鎖売りがユーロドルにも波及します。このような時は一刻を争うので,上の3つより緊急度が高く自分のポジションを守る方向に売買をひたすらするだけです。打ち勝つ力が自分にないとわかればストップをつけて手仕舞います。
しかし,感謝祭の週末に,そんな活発な売買を誰もしたくないですよ。ですから,なるべくニュースには過激に反応しないように,適当な均衡レートでとどまってくれないかなというのが大多数の市場参加者の本音です。
ところが,掟破りはどこの世界にもいるものです。特に今年のクレジット・クランチで大損した市場参加者は,こういう薄商いのときに大きく売買して,自分に有利な方向に相場を動かそうと画策します。成功するかどうかは,そういう参加者のポジションサイズと市場の薄さと,いかにばれないように巧妙にコンセンサスをつくるか(市場参加者の思惑を作り上げるか,パニックを引き起こすか)にかかっています。これは,私ごときにはできませんので,あくまでプロの人たちにはそういう駆け引きがあるだろうなという想像の範囲ですが。
ですから,結論としてこういう週末には,ポジションを手仕舞いするか安全のためのストップをつけてお出かけするに限るのです。なお,休日もしっかりPCの前で売買する人は,この限りではありません。
※なお,今週末は日曜日まで更新を休みます。来週の展望は,月曜日の日付が変わってからの更新の予定です。では,Happy Holidays!
現時点(22日日本時間22:55あたり)のユーロドルの一時間足を例に,市場参加者がどんなことを考えるか考えて(妄想して)見ましょう。
ユーロドルショートの参加者:
これには,1.49ドルのプットオプションを買っている人も含まれます。1.49ドルに近づけば近づくほど不意な出来事で上に破られ,またストップロスが炸裂する可能性があるので,なるべく細かく売っておいて,1.48ドルの前半にとどめて週末を迎えたいなと思うはずです。1.4875ドル前後をつけた後,陰線がつづいているのは,こういう参加者の売りのおかげです。
ユーロドルロングの参加者:
はやく何とかして1.49ドルの大台を破りたい気持ちがあります。しかし,20日は1.4850ドル台で押しとどめられ,21日と今日はがんばりましたが1.4870ドル台で押し返されました。いかんせん,相場上昇のためのニュースや経済指標が無いなという感じです。とはいえ,ずるずる下がるのを傍観していると,ショートの連中があわよくば1.48ドル台を割らせようとたくらんでいますので,下がったら買い続けようとは思っています。
これらの両方の参加者たちのコンセンサスは,いまのところ1.4830ドルあたりでの売買の均衡です。ショート方にとってもここならすぐにはオプションは破られまいと思っているでしょうし,ロング方も1.48ドル台が破られなければいいやと妥協しているからです。さて,この均衡が週末にかけて破られとしたら,
【直近2番天井の1.4855ドルを上抜いてくる】
ロング方は,希望を持って買いあがる準備を始めます。
逆にショート方は,ここを破らせないようにあらかじめ売り浴びせるでしょう。
【1.4800ドルを割り込む】
ショート方,その下のストップをつけたいと思っているので売り浴びせに参加します。
逆にロング方は,ここを割り込ませないように早めに1.4800ドル台を脱出する動きをします。
【ドルに有利なニュースやユーロに有利なニュース】
ニュースの程度にもよりますが,ショート方あるいはロング方に有利なニュースはそのまま売りや買いの勢いを増すのに使われます。ですが,よっぽど大きな経済指標や事件の情報でもない限り,大きな変化はその後のブレイクポイントを抜けるかサポートポイントを割るかで決まります。
【他の通貨ペアのサポート・ブレイクポイントを割ったり,破ったりした場合】
ユーロドルについて言えば,例えばドルスイスが1.10フランを割ったりすれば,ドルの連鎖売りがユーロドルにも波及します。このような時は一刻を争うので,上の3つより緊急度が高く自分のポジションを守る方向に売買をひたすらするだけです。打ち勝つ力が自分にないとわかればストップをつけて手仕舞います。
しかし,感謝祭の週末に,そんな活発な売買を誰もしたくないですよ。ですから,なるべくニュースには過激に反応しないように,適当な均衡レートでとどまってくれないかなというのが大多数の市場参加者の本音です。
ところが,掟破りはどこの世界にもいるものです。特に今年のクレジット・クランチで大損した市場参加者は,こういう薄商いのときに大きく売買して,自分に有利な方向に相場を動かそうと画策します。成功するかどうかは,そういう参加者のポジションサイズと市場の薄さと,いかにばれないように巧妙にコンセンサスをつくるか(市場参加者の思惑を作り上げるか,パニックを引き起こすか)にかかっています。これは,私ごときにはできませんので,あくまでプロの人たちにはそういう駆け引きがあるだろうなという想像の範囲ですが。
ですから,結論としてこういう週末には,ポジションを手仕舞いするか安全のためのストップをつけてお出かけするに限るのです。なお,休日もしっかりPCの前で売買する人は,この限りではありません。
※なお,今週末は日曜日まで更新を休みます。来週の展望は,月曜日の日付が変わってからの更新の予定です。では,Happy Holidays!
[ 22:43 ]
[ 市場雑感 ]
今日のところは早めに休みを取るのか為替市場は薄商いです。
為替関係のニュースもたいしたものはありません。
Swiss Franc Rises to Record High Against Dollar on Growth Signs
スイス経済は堅調なんですねえ。雇用の堅調さ,リスク回避の動き,そして来年第一四半期には利上げ(3%に)が予定されており,3拍子そろっていますので,ドル安はまだ続きそうです。ただし,直近には1.10にオプション・バリアがあるとレポートされていますので,週末の休みにかけては破られないかもしれません。(同じ理由で,ユーロドルも1.48ドル台の前半で上値が重いです。)
でも,明日はもっと市場が薄くなって荒れるかも…あるいは休み明けにドーンとか…
荒れるというのはどちらかというと,誰もが想定していない方向(一時的にドル高になる方向)のことです。手仕舞いをしないときは,ちゃんとストップ入っていますか。
為替関係のニュースもたいしたものはありません。
Swiss Franc Rises to Record High Against Dollar on Growth Signs
スイス経済は堅調なんですねえ。雇用の堅調さ,リスク回避の動き,そして来年第一四半期には利上げ(3%に)が予定されており,3拍子そろっていますので,ドル安はまだ続きそうです。ただし,直近には1.10にオプション・バリアがあるとレポートされていますので,週末の休みにかけては破られないかもしれません。(同じ理由で,ユーロドルも1.48ドル台の前半で上値が重いです。)
でも,明日はもっと市場が薄くなって荒れるかも…あるいは休み明けにドーンとか…
荒れるというのはどちらかというと,誰もが想定していない方向(一時的にドル高になる方向)のことです。手仕舞いをしないときは,ちゃんとストップ入っていますか。
2007/11/21のBlog
[ 14:25 ]
[ FX(為替)市場 ]