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2008/02/08のBlog
[ 00:30 ]
[ FX(為替)市場 ]
2008/02/07のBlog
[ 07:37 ]
[ 市場雑感 ]
2月5日のISM非製造業景況指数の50割れは,FEDにとっても相当ショックでしょう。これまで個人消費を中心とする内需主導でリセッションにならずに済んできた米国の景気の先行きに急激に不安が広がりました。
製造業は製品の輸出によって持ち直すことができますが,サービス業の多くは内需によってしか回復しません。このサービス業には金融機関も含まれていますが,本丸が火の車でありリストラが行われている状況では海外での営業拡大は難しく,またドル安で海外投資家がドル資産に投資する動きも活発化しませんので,結局は内需頼みです。
加えて,現在のドル安は,
■ 外需拡大の観点では
海外への製品輸出自体にとっては良いことです。しかし,外国の現地法人の現地通貨建ての営業費用・人件費などを結果的に削減させることになり,日用品のように勝手に売れていく製品以外では売り上げには影響が出る可能性があります。
■ 内需拡大の観点では
輸入物価が上がるので,個人消費の低下に拍車をかける可能性があります。
果たして,FEDおよび財務省を始めとする米政府は,ちょっと前の日本のように外需主導で立て直すのでしょうか。それとも,これまで通り内需主導で景気を立て直すつもりなのでしょうか。
前者ならドル安容認ですが,後者なら急激かつ極端なドル安を容認はしないでしょう。ドル安がインフレにより個人消費を冷え込ませ,さらに米国に還流してくる証券投資を減少させます。双子の財政赤字と貿易赤字がなんとか持ちこたえてこられたのもこの還流する証券投資のおかげでした。
■ 自力回復を放棄したドル安容認路線だとすると
これは,米当局は自力での景気回復が相当難しく,ギブアップしたことを示すものです。BRICsに「経済がんばってください。いい製品作りますから。」と言っているに等しいです。
■ 「強いドルは国益にかなう」の従来路線だとすると
これは,米当局は景気の回復にまだ自信を失っておらず,金融政策および減税政策によって2008年後半には巻き返そうという気持ちの現れです。
週末のG7に関するニュースの断片では,なんだか弱気くさいですね。アニマル・スピリットは残っていないのか。欧州通貨の下落要因とは別のところにも別のシナリオがあるのかもしれません。
うーーん,市場と同じようにドル高かドル安か悩む時節ですねえ。
製造業は製品の輸出によって持ち直すことができますが,サービス業の多くは内需によってしか回復しません。このサービス業には金融機関も含まれていますが,本丸が火の車でありリストラが行われている状況では海外での営業拡大は難しく,またドル安で海外投資家がドル資産に投資する動きも活発化しませんので,結局は内需頼みです。
加えて,現在のドル安は,
■ 外需拡大の観点では
海外への製品輸出自体にとっては良いことです。しかし,外国の現地法人の現地通貨建ての営業費用・人件費などを結果的に削減させることになり,日用品のように勝手に売れていく製品以外では売り上げには影響が出る可能性があります。
■ 内需拡大の観点では
輸入物価が上がるので,個人消費の低下に拍車をかける可能性があります。
果たして,FEDおよび財務省を始めとする米政府は,ちょっと前の日本のように外需主導で立て直すのでしょうか。それとも,これまで通り内需主導で景気を立て直すつもりなのでしょうか。
前者ならドル安容認ですが,後者なら急激かつ極端なドル安を容認はしないでしょう。ドル安がインフレにより個人消費を冷え込ませ,さらに米国に還流してくる証券投資を減少させます。双子の財政赤字と貿易赤字がなんとか持ちこたえてこられたのもこの還流する証券投資のおかげでした。
■ 自力回復を放棄したドル安容認路線だとすると
これは,米当局は自力での景気回復が相当難しく,ギブアップしたことを示すものです。BRICsに「経済がんばってください。いい製品作りますから。」と言っているに等しいです。
■ 「強いドルは国益にかなう」の従来路線だとすると
これは,米当局は景気の回復にまだ自信を失っておらず,金融政策および減税政策によって2008年後半には巻き返そうという気持ちの現れです。
週末のG7に関するニュースの断片では,なんだか弱気くさいですね。アニマル・スピリットは残っていないのか。欧州通貨の下落要因とは別のところにも別のシナリオがあるのかもしれません。
うーーん,市場と同じようにドル高かドル安か悩む時節ですねえ。
2008/02/06のBlog
[ 00:25 ]
[ 経済指標 ]
非製造業の景況指数は50を割ってしまいましたが,
ISM非製造業景況指数: 41.9 [予測値: 53.0,前回: 53.9(速報値)→54.4(確定値)]
製造業の景況指数は既出の通り,
ISM製造業景況指数: 50.7 [予測値: 47.0,前回: 47.7(速報値)→48.4(確定値)]
でしたから,とても対照的な結果です。
これは,製造業は製品輸出が進めば景況感に影響は少ないのに,サービス関連・建設関連などの内需系は国内消費や住宅市場の落ち込みにより影響を相当受けているということでしょう。
NY株式市場で株を物色するとすれば,相当午前中で下落していますので,
■ 国内・海外問わず製品を出荷・輸出できるグローバルな会社の銘柄の押し目を買う
■ 建設・住宅関連の会社の銘柄を底値を見極めて買う
■ ゴールド関連銘柄の押し目を買う
ことになるでしょうか。今日の景況指数は優良株の押し目買いにはちょうどいいのではないでしょうか。
一方,為替に目を転じると,
【ドル円】106.63円から107.73円
※上値予測(108円)は的中し,下値予測(105円)は全く届かず
【ユーロドル】1.4632ドルから1.4831ドル
※下値予測(1.4610ドル)は的中し,上値予測(1.4950ドル)は全く届かず
【ドルスイス】1.0874フランから1.1056フラン
※上値予測(1.10フラン)は越えてきて,下値予測(1.07フラン)は全く届かず
【ポンドドル】1.9628ドルから1.9762ドル
※下値予測(1.9550ドル)は届かず,上値予測(1.9950ドル)は全く届かず
本当に米国の悪い経済指標が無視されて,ドルが堅調だという段階にきていると思います。欧州通貨下落注意です。
ISM非製造業景況指数: 41.9 [予測値: 53.0,前回: 53.9(速報値)→54.4(確定値)]
製造業の景況指数は既出の通り,
ISM製造業景況指数: 50.7 [予測値: 47.0,前回: 47.7(速報値)→48.4(確定値)]
でしたから,とても対照的な結果です。
これは,製造業は製品輸出が進めば景況感に影響は少ないのに,サービス関連・建設関連などの内需系は国内消費や住宅市場の落ち込みにより影響を相当受けているということでしょう。
NY株式市場で株を物色するとすれば,相当午前中で下落していますので,
■ 国内・海外問わず製品を出荷・輸出できるグローバルな会社の銘柄の押し目を買う
■ 建設・住宅関連の会社の銘柄を底値を見極めて買う
■ ゴールド関連銘柄の押し目を買う
ことになるでしょうか。今日の景況指数は優良株の押し目買いにはちょうどいいのではないでしょうか。
一方,為替に目を転じると,
【ドル円】106.63円から107.73円
※上値予測(108円)は的中し,下値予測(105円)は全く届かず
【ユーロドル】1.4632ドルから1.4831ドル
※下値予測(1.4610ドル)は的中し,上値予測(1.4950ドル)は全く届かず
【ドルスイス】1.0874フランから1.1056フラン
※上値予測(1.10フラン)は越えてきて,下値予測(1.07フラン)は全く届かず
【ポンドドル】1.9628ドルから1.9762ドル
※下値予測(1.9550ドル)は届かず,上値予測(1.9950ドル)は全く届かず
本当に米国の悪い経済指標が無視されて,ドルが堅調だという段階にきていると思います。欧州通貨下落注意です。
2008/02/05のBlog
[ 02:45 ]
[ 動画職人 ]
動画ファイル第4弾としてアップしたのは,一青窈の「ハナミズキ」を原曲とする福井俊彦日銀総裁の金融政策についての動画です。
手持ちの福井総裁の写真のどれを使うか相当悩みましたが,総裁は感情豊かな方で動画的にはとても楽しめますね。ここから直接か,リンク集の動画職人のページからどうぞ。
2008/2/5:追記
さっそく,視聴者の皆様から「量的緩和解除(2006年3月)よりお詫び会見(2006年6月)のほうが後ではないか」という鋭いご指摘を受けましたので,後ほど1番と2番のサビを入れ替えたバージョンをアップします。完全な順序の間違いのため前のバージョンは残しませんのでご了承ください。どうしてもほしい方はメールでご連絡ください。
手持ちの福井総裁の写真のどれを使うか相当悩みましたが,総裁は感情豊かな方で動画的にはとても楽しめますね。ここから直接か,リンク集の動画職人のページからどうぞ。
2008/2/5:追記
さっそく,視聴者の皆様から「量的緩和解除(2006年3月)よりお詫び会見(2006年6月)のほうが後ではないか」という鋭いご指摘を受けましたので,後ほど1番と2番のサビを入れ替えたバージョンをアップします。完全な順序の間違いのため前のバージョンは残しませんのでご了承ください。どうしてもほしい方はメールでご連絡ください。
2008/02/04のBlog
[ 01:33 ]
[ 相場哲学・ストラテジー ]
株式と為替の両方をやっている人はあまりないのではないかとコメントをいただきました。
確かに感覚は違いますね。私の場合…
■ 株式は宝探し
株式の場合は,他の人がお宝だと思わないものをサーチする楽しみがあります。そういう株は暴騰する前に買うので買うタイミングはあまり関係ありません。天井で売るのが難しいので,上がっている株をさらに買い上げる度胸が私にはあまりありません。そして,デイトレを行わないので日足・週足のチャートしか見ませんし,主にファンダメンタルが中心の選別です。
■ 為替は波乗り
為替の場合は,通貨ペアは株式に比べて圧倒的に少ないので宝探しの感覚は全くありません。皆が同じ条件で売買をしなければいけないので,その売買タイミングが一番重要です。たとえて言うなら波乗りに似ています。どの波に乗るかどのタイミングで乗るかという違いが個人のパフォーマンスに直結します。以前にも述べたように,長期ではファンダメンタル分析を重視し,短期ではテクニカル分析を重視します。
■ ファンダメンタル分析は株式・為替どちらにも有効
為替の場合は,テクニカル(チャート)分析のみという方も結構おられますね。週末ギャップ以外は24時間トレードができることや自動売買の環境などが整っていることなどからその傾向は強まっていると思います。完全にテクニカル分析で為替トレードを行う人は,逆にファンダメンタル分析が邪魔になると考える場合もありますので,その場合は何も先入観が無いほうがよいのかもしれません。一方,私は1時間足ではシステムトレードでの自動売買をしますが,週足を見ながらスワップ益を取りに行くこともあります。後者の場合は,やはりファンダメンタル分析に基づく当該通貨の長期的なブルベア展望が必要です。そして,通貨や世界経済のファンダメンタル分析を行った結果,どんなセクターの銘柄を選んでいくかという株式のおおまかなカテゴリー選びにも役立っていますので,私の場合はファンダメンタル分析はどちらにも有効ということです。
確かに感覚は違いますね。私の場合…
■ 株式は宝探し
株式の場合は,他の人がお宝だと思わないものをサーチする楽しみがあります。そういう株は暴騰する前に買うので買うタイミングはあまり関係ありません。天井で売るのが難しいので,上がっている株をさらに買い上げる度胸が私にはあまりありません。そして,デイトレを行わないので日足・週足のチャートしか見ませんし,主にファンダメンタルが中心の選別です。
■ 為替は波乗り
為替の場合は,通貨ペアは株式に比べて圧倒的に少ないので宝探しの感覚は全くありません。皆が同じ条件で売買をしなければいけないので,その売買タイミングが一番重要です。たとえて言うなら波乗りに似ています。どの波に乗るかどのタイミングで乗るかという違いが個人のパフォーマンスに直結します。以前にも述べたように,長期ではファンダメンタル分析を重視し,短期ではテクニカル分析を重視します。
■ ファンダメンタル分析は株式・為替どちらにも有効
為替の場合は,テクニカル(チャート)分析のみという方も結構おられますね。週末ギャップ以外は24時間トレードができることや自動売買の環境などが整っていることなどからその傾向は強まっていると思います。完全にテクニカル分析で為替トレードを行う人は,逆にファンダメンタル分析が邪魔になると考える場合もありますので,その場合は何も先入観が無いほうがよいのかもしれません。一方,私は1時間足ではシステムトレードでの自動売買をしますが,週足を見ながらスワップ益を取りに行くこともあります。後者の場合は,やはりファンダメンタル分析に基づく当該通貨の長期的なブルベア展望が必要です。そして,通貨や世界経済のファンダメンタル分析を行った結果,どんなセクターの銘柄を選んでいくかという株式のおおまかなカテゴリー選びにも役立っていますので,私の場合はファンダメンタル分析はどちらにも有効ということです。
[ 01:30 ]
[ FX(為替)市場 ]
先週は再度FOMCによる利下げがあったのですが,モノラインがらみのゴタゴタがまだ収まっていないようで,(株式市場はだいぶ戻しましたが)為替市場としては一進一退でした。この差は何なのでしょう。為替市場の参加者は,モノラインといわれても実はピンと来ないのだろうと思います。なんとなく株式市場にあわせて動いている受動的な感じがいたします。本当の答えはまだ出ていませんが,今週はもう始まってしまいます。
ドル円は,安値は105円半ばでとどまって先々週より切り上げていますが,高値は107円半ばでこちらは先々週より下がっています。また,終値は微妙に20銭程度下げた陰線でした。よって,下値は試しに行って105円は堅いのですが,上値はドルが上がる材料が見つかっていないためはっきりせず,当面は108円までとします。
ドル円は,安値は105円半ばでとどまって先々週より切り上げていますが,高値は107円半ばでこちらは先々週より下がっています。また,終値は微妙に20銭程度下げた陰線でした。よって,下値は試しに行って105円は堅いのですが,上値はドルが上がる材料が見つかっていないためはっきりせず,当面は108円までとします。
ユーロドルは,週初の米経済指標の悪さとユーロとドルの金利差がさらに拡大したことから,上値が1.4930ドルあたりまで上昇し,週末の金曜日の指標がまずまずだったので,1.47ドル台まで戻して終値を迎えました。一方,下値は月曜日につけた1.4660ドルまでしか下落しなかったので大外しの一週間でした。先週の予測では,FOMCの再利下げによる影響を全く気にしておらず完全なテクニカルな予測になってしまいました。m(__)m
今週は,いよいよドイチェバンクを始めとする欧州金融機関の決算発表が始まります。決算内容次第では大きくボラティリティが上がるでしょう。上値はさすがに今週も1.4950ドルまでで踏みとどまるとは思います。一方,下値は1.47ドル半ばか後半で少しもみ合いになると予想しています。そこを割れば1.46ドルに突入すると思いますが,サポートを1.4610ドルあたりに見ているので1.46ドル台は堅いと見ています。
今週は,いよいよドイチェバンクを始めとする欧州金融機関の決算発表が始まります。決算内容次第では大きくボラティリティが上がるでしょう。上値はさすがに今週も1.4950ドルまでで踏みとどまるとは思います。一方,下値は1.47ドル半ばか後半で少しもみ合いになると予想しています。そこを割れば1.46ドルに突入すると思いますが,サポートを1.4610ドルあたりに見ているので1.46ドル台は堅いと見ています。
ドルスイスは,あともう一回FOMCが25BP利下げすると,金利差が無くなってしまうのですね。FOMCの再利下げにより,1.07フラン台にまで下落しましたが,1.07フランジャストでのオプションを防戦買いしている人たちがいるような値動きです。
週足終値でも先々週よりさらに50PIPS程度下がってしまいましたので,もう徳俵はありません。さば折り状態になりながら1.08フランをキープできるかが見物です。そのようなわけで,下値は1.07フランで上値は1.10フランと予測します。下落圧力が高まっているので,1.07フランを割った瞬間の逆指値の売りは試せるかも知れませんが,どこにも買い出動するタイミングはありません。先々週,1.10フラン付近でとどまっているなら売りも買いもできずに様子見といったことを思い出してください。
週足終値でも先々週よりさらに50PIPS程度下がってしまいましたので,もう徳俵はありません。さば折り状態になりながら1.08フランをキープできるかが見物です。そのようなわけで,下値は1.07フランで上値は1.10フランと予測します。下落圧力が高まっているので,1.07フランを割った瞬間の逆指値の売りは試せるかも知れませんが,どこにも買い出動するタイミングはありません。先々週,1.10フラン付近でとどまっているなら売りも買いもできずに様子見といったことを思い出してください。
ポンドドルは,週初から堅調でしたが,週末金曜日の経済指標等で一気に下落し,終値=安値で引けました。とは言え,先週の下値サポート1.96ドルを割ることはなかったので,今週明けにギャップをつけて下がるかどうかが注目です。週の終わり方から考えて,先週よりレンジを50PIPS下げて,上値は1.9950ドルで下値は1.9550ドル程度と見ていますが,週明けのギャップ次第で1.95ドル割れも視野に入れます。また木曜日にBOEが利下げしたら1.94ドル割れの可能性も出てきます。ドルも弱いことは弱いのですが,ポンドはさらに弱いイメージがここのところ続いています。
いつものように,週足を209.55円で終えたポンド円は計算により算出します。
ドル円のレンジ:105.00円~108.00円
ポンドドルのレンジ:1.9550(1.9400)ドル~1.9950ドル
から,計算値は205.28(203.70)円~215.46円となりますが,ドルの上昇・下落時の影響を考えて207.50(205.50)円~213.50円くらいでしょうか。※カッコ内はBOEの利下げ時の下値予想
いつものように,週足を209.55円で終えたポンド円は計算により算出します。
ドル円のレンジ:105.00円~108.00円
ポンドドルのレンジ:1.9550(1.9400)ドル~1.9950ドル
から,計算値は205.28(203.70)円~215.46円となりますが,ドルの上昇・下落時の影響を考えて207.50(205.50)円~213.50円くらいでしょうか。※カッコ内はBOEの利下げ時の下値予想
2008/02/01のBlog
[ 17:09 ]
[ 相場哲学・ストラテジー ]
株や為替のトレードや投資を始めた頃と今の自分がどう変わったか時々思い起こすことがあります。いくつかは大きく変化しました。代表的なことを挙げましょう。
■ 他の人の推奨銘柄やシグナルを見なくなった
トレードを始めた当初は,ブラウザに山のようにブックマークを登録していました。為替のシグナルや株の推奨銘柄などです。また,円高だドル高だとかシグナルが出たときのメルマガなども取っていましたね。でも徐々に,自分でファンダメンタルを調査するようになり,売買シグナルも自分で作成したもの以外は信用しなくなりました。理由は,ブラックボックスの推奨銘柄やシグナルは自分のお金を運用するにはあまりにリスクが大きいということです。つまり,その推奨者が間違っていても誰にも文句をいえませんし,推奨の背後に何らかのポジショントークにがあるのかも結局はわかりません。また,シグナルも自分でバックテストをしたのであれば一時的なトレードの不調にも我慢ができますが,他の人のシグナルでは疑心暗鬼になって従い続けることはできないということもわかりました。さらには,自分が理系出身である程度突き詰めないと気がすまないのもあるかもしれません。おかげで,投資関係のブックマークは3分の1に減ってしまいました。(笑)
■ 相場の動きや他の人の意見に素直になった
自分がポジションを持っているかどうかに関わらず,相場の動きに自然についていくようになりました。例えば,ロングポジションを持っていてもチャートがショートを推奨しているなら売りを優先します。場合によっては持っているロングポジションをすばやく手仕舞います。あと,相場の見通しに関して自分と異なる人の意見を尊重するようになったということです。最初の項目と矛盾しているように見えるかもしれませんが,ここで言う意見とは根拠がしっかり示されたホワイトボックスの意見です。株・為替・金利・債券・政治問題・世界情勢にわたるまでブログの世界では,はっきりと根拠を挙げて責任編集してくださる方が大勢います。そういう人の意見は,自分の意見と異なるときに本当に重宝します。かえって全員が同じ意見のときのほうが相場が転換点のときが多いくらいです。ですから,特に経済のファンダメンタルについて語るこの手のブログのブックマークは少数ですが厳選して増え続けています。これからも裁量取引を続けるつもりなので,この方針は変わりません。
■ 損失を出したときの自分の心理状態を記録したいと思うようになった
初めの頃は損失を出したトレードは思いだしたくもないものでした。でも,それでは同じ失敗をまたするかもしれないということに気づきました。勝ったトレードより負けたトレードのほうが自分の弱点がわかります。また,絶対にポジションを取るべきでない状況がどんなだったか,トレンドに逆行してポジションを取るようになった間違った心理状態なども学べます。投資にはマネーマネージメントが大切ですが,つまるところはそれは心理マネージメントです。根拠のない淡い期待はマネーマネージメントをぶち壊してしまいかねないと気づいたとき,その時々の相場観のログをつけようと思い立ちました。ずっとノートに書いていたのですが,ブログに書くようになって字の下手さを気にすることもなく,たくさん書けるようになりました。あと,各種資料の参照などにリンクが使えるのでブログのほうが断然便利と言えます。
■ まとめ
今後もこのブログは続けていくつもりですが,ひどい間違いや予想ハズレもあるので覚悟してくださいね。(例えば,今週のユーロドルは1.48ドル後半まで上がって上値予想がはずれてしまいました。)というより,このブログは皆さんの考え方のヒントになれば良いと思いますが,考えないで私の意見に同調するようにはなってほしくないのです。それでは,自分自身の相場観など育たないのでいつまでも自信にはなりませんし,トレードを始めた頃の私の失敗を繰り返すことになるでしょう。
■ 他の人の推奨銘柄やシグナルを見なくなった
トレードを始めた当初は,ブラウザに山のようにブックマークを登録していました。為替のシグナルや株の推奨銘柄などです。また,円高だドル高だとかシグナルが出たときのメルマガなども取っていましたね。でも徐々に,自分でファンダメンタルを調査するようになり,売買シグナルも自分で作成したもの以外は信用しなくなりました。理由は,ブラックボックスの推奨銘柄やシグナルは自分のお金を運用するにはあまりにリスクが大きいということです。つまり,その推奨者が間違っていても誰にも文句をいえませんし,推奨の背後に何らかのポジショントークにがあるのかも結局はわかりません。また,シグナルも自分でバックテストをしたのであれば一時的なトレードの不調にも我慢ができますが,他の人のシグナルでは疑心暗鬼になって従い続けることはできないということもわかりました。さらには,自分が理系出身である程度突き詰めないと気がすまないのもあるかもしれません。おかげで,投資関係のブックマークは3分の1に減ってしまいました。(笑)
■ 相場の動きや他の人の意見に素直になった
自分がポジションを持っているかどうかに関わらず,相場の動きに自然についていくようになりました。例えば,ロングポジションを持っていてもチャートがショートを推奨しているなら売りを優先します。場合によっては持っているロングポジションをすばやく手仕舞います。あと,相場の見通しに関して自分と異なる人の意見を尊重するようになったということです。最初の項目と矛盾しているように見えるかもしれませんが,ここで言う意見とは根拠がしっかり示されたホワイトボックスの意見です。株・為替・金利・債券・政治問題・世界情勢にわたるまでブログの世界では,はっきりと根拠を挙げて責任編集してくださる方が大勢います。そういう人の意見は,自分の意見と異なるときに本当に重宝します。かえって全員が同じ意見のときのほうが相場が転換点のときが多いくらいです。ですから,特に経済のファンダメンタルについて語るこの手のブログのブックマークは少数ですが厳選して増え続けています。これからも裁量取引を続けるつもりなので,この方針は変わりません。
■ 損失を出したときの自分の心理状態を記録したいと思うようになった
初めの頃は損失を出したトレードは思いだしたくもないものでした。でも,それでは同じ失敗をまたするかもしれないということに気づきました。勝ったトレードより負けたトレードのほうが自分の弱点がわかります。また,絶対にポジションを取るべきでない状況がどんなだったか,トレンドに逆行してポジションを取るようになった間違った心理状態なども学べます。投資にはマネーマネージメントが大切ですが,つまるところはそれは心理マネージメントです。根拠のない淡い期待はマネーマネージメントをぶち壊してしまいかねないと気づいたとき,その時々の相場観のログをつけようと思い立ちました。ずっとノートに書いていたのですが,ブログに書くようになって字の下手さを気にすることもなく,たくさん書けるようになりました。あと,各種資料の参照などにリンクが使えるのでブログのほうが断然便利と言えます。
■ まとめ
今後もこのブログは続けていくつもりですが,ひどい間違いや予想ハズレもあるので覚悟してくださいね。(例えば,今週のユーロドルは1.48ドル後半まで上がって上値予想がはずれてしまいました。)というより,このブログは皆さんの考え方のヒントになれば良いと思いますが,考えないで私の意見に同調するようにはなってほしくないのです。それでは,自分自身の相場観など育たないのでいつまでも自信にはなりませんし,トレードを始めた頃の私の失敗を繰り返すことになるでしょう。
[ 08:45 ]
[ 経済指標 ]
非農業部門雇用者数: -17K [予測値: +58K,前回: +18K(速報値)→+82K(確定値)]
失業率: 4.9% [予測値: 4.9%,前回: 5.0%]
建設支出: -1.1% [予測値: -0.5%,前回: 0.1%(速報値)→-0.4%(確定値)]
ISM製造業景況指数: 50.7 [予測値: 47.0,前回: 47.7(速報値)→48.4(確定値)]
ミシガン大学消費者信頼感指数修正値: 78.4 [予測値: 79.0,前回: 80.5]</b>
※MBIAの決算を切り抜けたので,本日は相当悪くなければ無視されることもありえます。発表になったら追記します。
※指標後の追記:
雇用者数は前月の確定値が上がった分はポジティブで,そこから下がった分がネガティブです。確定値が変化しなければそれほど減少していない。このせいで為替は多少のスパイクが起きているようです。あと,MSのYahoo買収提案は株式市場にはプラスでしょう。その他の指標は予想の範囲内というか若干良いくらい。無視されちゃうどころか対円,対ユーロ,対ポンドに対してドル高になっていますね。
失業率: 4.9% [予測値: 4.9%,前回: 5.0%]
建設支出: -1.1% [予測値: -0.5%,前回: 0.1%(速報値)→-0.4%(確定値)]
ISM製造業景況指数: 50.7 [予測値: 47.0,前回: 47.7(速報値)→48.4(確定値)]
ミシガン大学消費者信頼感指数修正値: 78.4 [予測値: 79.0,前回: 80.5]</b>
※MBIAの決算を切り抜けたので,本日は相当悪くなければ無視されることもありえます。発表になったら追記します。
※指標後の追記:
雇用者数は前月の確定値が上がった分はポジティブで,そこから下がった分がネガティブです。確定値が変化しなければそれほど減少していない。このせいで為替は多少のスパイクが起きているようです。あと,MSのYahoo買収提案は株式市場にはプラスでしょう。その他の指標は予想の範囲内というか若干良いくらい。無視されちゃうどころか対円,対ユーロ,対ポンドに対してドル高になっていますね。
2008/01/31のBlog
[ 07:49 ]
[ アノマリー・データ等 ]
ほぼ大方の予想に従い0.5%の利下げであり,今回の声明には,financial marketsに'stress' という表現を使ってはいますが,'deterioration'という強烈な言葉は使われていません。
昨年の12月の利下げ時の表現:
Recent developments, including the deterioration in financial market
conditions, have increased the uncertainty surrounding the outlook for economic
growth and inflation.
とは明らかに違いますね。住宅市場および労働市場などの実体経済にさらに配慮した表現となっています。さらに,フィッシャー・ダラス地区連銀総裁が一人据え置きを主張しています。
*** Release Date: January 30, 2008 ***
For immediate release
The Federal Open Market Committee decided today to lower its target for the federal funds rate 50 basis points to 3 percent.
Financial markets remain under considerable stress, and credit has tightened further for some businesses and households. Moreover, recent information indicates a deepening of the housing contraction as well as some softening in labor markets.
The Committee expects inflation to moderate in coming quarters, but it will be necessary to continue to monitor inflation developments carefully.
Today’s policy action, combined with those taken earlier, should help to promote moderate growth over time and to mitigate the risks to economic activity. However, downside risks to growth remain. The Committee will continue to assess the effects of financial and other developments on economic prospects and will act in a timely manner as needed to address those risks.
Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; Timothy F. Geithner, Vice Chairman; Donald L. Kohn; Randall S. Kroszner; Frederic S. Mishkin; Sandra Pianalto; Charles I. Plosser; Gary H. Stern; and Kevin M. Warsh. Voting against was Richard W. Fisher, who preferred no change in the target for the federal funds rate at this meeting.
In a related action, the Board of Governors unanimously approved a 50-basis-point decrease in the discount rate to 3-1/2 percent. In taking this action, the Board approved the requests submitted by the Boards of Directors of the Federal Reserve Banks of Boston, New York, Philadelphia, Cleveland, Atlanta, Chicago, St. Louis, Kansas City, and San Francisco.
昨年の12月の利下げ時の表現:
Recent developments, including the deterioration in financial market
conditions, have increased the uncertainty surrounding the outlook for economic
growth and inflation.
とは明らかに違いますね。住宅市場および労働市場などの実体経済にさらに配慮した表現となっています。さらに,フィッシャー・ダラス地区連銀総裁が一人据え置きを主張しています。
*** Release Date: January 30, 2008 ***
For immediate release
The Federal Open Market Committee decided today to lower its target for the federal funds rate 50 basis points to 3 percent.
Financial markets remain under considerable stress, and credit has tightened further for some businesses and households. Moreover, recent information indicates a deepening of the housing contraction as well as some softening in labor markets.
The Committee expects inflation to moderate in coming quarters, but it will be necessary to continue to monitor inflation developments carefully.
Today’s policy action, combined with those taken earlier, should help to promote moderate growth over time and to mitigate the risks to economic activity. However, downside risks to growth remain. The Committee will continue to assess the effects of financial and other developments on economic prospects and will act in a timely manner as needed to address those risks.
Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; Timothy F. Geithner, Vice Chairman; Donald L. Kohn; Randall S. Kroszner; Frederic S. Mishkin; Sandra Pianalto; Charles I. Plosser; Gary H. Stern; and Kevin M. Warsh. Voting against was Richard W. Fisher, who preferred no change in the target for the federal funds rate at this meeting.
In a related action, the Board of Governors unanimously approved a 50-basis-point decrease in the discount rate to 3-1/2 percent. In taking this action, the Board approved the requests submitted by the Boards of Directors of the Federal Reserve Banks of Boston, New York, Philadelphia, Cleveland, Atlanta, Chicago, St. Louis, Kansas City, and San Francisco.
[ 00:57 ]
[ 市場雑感 ]
2007年4QのGDPは年率換算0.6%プラスという大幅な低下となり,市場予想の1.2%プラスの半分でした。
U.S. Economy Expanded 0.6 Percent, Less Than Forecast (Update2)
しかし,ドルは円やフランに対してドル安にはなりませんでした。また,この日記を書いている段階の序盤のNY株式市場も若干の下げにとどまっています。このあと,FOMCでの利下げが0.5%なのか0.25%なのかはたまた0.75%の可能性があるのかわかりませんので様子見の色合いが濃いですが,それでもあまり変化無いのはどうしてでしょう。いくつかの理由が考えられますが,私はまず第一に,目に見えない信用不安から目に見えるもの景気後退への不安の転換が行われていると思います。
これまでサブプライム問題からクレジットクランチ(信用不安)の問題に移行して,損失がどれくらいにあるかわからない不安,あるいはどこかつぶれるのではないかという不安がありました。これらは市場がかつて経験したことのない投資家たちの恐怖を巻き起こしました。しかし,ようやく4Qの決算も少しずつ開示され,目に見えない信用不安は目に見える損失となって明らかになってきました。つまり,霧が覆っていて底なしに見える谷を降りていくのはものすごーく不安だったのが,霧が晴れてきて底は深いけれども奈落ではないなということを市場は徐々に確認しだしたのだろうと思います。(この点で,問題を先送りせずに積極的に損失を開示したのは問題の早期解決のために大変良いことでした。)
FOMCの利下げのロープも命綱として何本も張り巡らされることも保証されています。モノラインの破綻という崖の崩落の懸念もありましたが,それもなんとか回避されそうです。政府の景気対策が与野党合同で策定されようとしていますので,補給路もしっかり確保された形で谷底への探索を続けることができます。
こうして,従来型とは違った信用不安の問題から目に見える景気後退という問題に置き換わったということは,市場にある種の安心感を与えています。(LIBORも昨年末の異常な上昇から下がってきています。一時的な円高・フラン高が徐々に調整されるのもこの同じ流れです。)もちろん,景気後退の流れの中で特定の会社がつぶれたり人員削減を行うことは今後もあるでしょうが,それでも見慣れた景気後退という不安のほうが市場は対処しやすいのです。
加えて以前述べたように,市場はドルの悪材料を無視しだしたのではないかと考えています。それはもっと売りたい欧州通貨があるからです。なぜ,売りたいかというと,
■欧州の金融セクターはまだ損失を隠しているのではという懸念がもたれています。これについては,2月の決算発表を続々待たねばなりません。
■スペインと英国における住宅バブルの崩壊の影響もまだ未知数のままです。
■欧州通貨はこれまで買われすぎてきたという実績もありますので,ポジションを解消したいという流れもごく自然です。
■オイルマネー・中国マネーともドル建てで外貨準備高を持っている割合が高く,そこには腐っても基軸通貨のドルの強みが現れています。これ以上のドルの毀損を望まない利害関係者が多すぎるのです。ドルはなくなってもいい、ユーロの時代だと真剣に考えているのはロシアぐらいではないでしょうか。当のECBだって,今すぐにドルの代わりができるなどとは考えていないでしょう。
などが思いつきます。最初の2つは,市場が信用不安のときに感じていたのと同じ恐怖です。これは実際に損失の規模が明らかになるまで断続的に続きます。後の2つは現実の市場の状況から導き出されるもので,いわば決定的なカタリストが現れるまで暗黙の了解の下にあります。
あとになってわかることですが,株式市場・為替市場とも先週から今週にかけての相場の変化は転換点になったかもしれない状況の変化だと思います。
U.S. Economy Expanded 0.6 Percent, Less Than Forecast (Update2)
しかし,ドルは円やフランに対してドル安にはなりませんでした。また,この日記を書いている段階の序盤のNY株式市場も若干の下げにとどまっています。このあと,FOMCでの利下げが0.5%なのか0.25%なのかはたまた0.75%の可能性があるのかわかりませんので様子見の色合いが濃いですが,それでもあまり変化無いのはどうしてでしょう。いくつかの理由が考えられますが,私はまず第一に,目に見えない信用不安から目に見えるもの景気後退への不安の転換が行われていると思います。
これまでサブプライム問題からクレジットクランチ(信用不安)の問題に移行して,損失がどれくらいにあるかわからない不安,あるいはどこかつぶれるのではないかという不安がありました。これらは市場がかつて経験したことのない投資家たちの恐怖を巻き起こしました。しかし,ようやく4Qの決算も少しずつ開示され,目に見えない信用不安は目に見える損失となって明らかになってきました。つまり,霧が覆っていて底なしに見える谷を降りていくのはものすごーく不安だったのが,霧が晴れてきて底は深いけれども奈落ではないなということを市場は徐々に確認しだしたのだろうと思います。(この点で,問題を先送りせずに積極的に損失を開示したのは問題の早期解決のために大変良いことでした。)
FOMCの利下げのロープも命綱として何本も張り巡らされることも保証されています。モノラインの破綻という崖の崩落の懸念もありましたが,それもなんとか回避されそうです。政府の景気対策が与野党合同で策定されようとしていますので,補給路もしっかり確保された形で谷底への探索を続けることができます。
こうして,従来型とは違った信用不安の問題から目に見える景気後退という問題に置き換わったということは,市場にある種の安心感を与えています。(LIBORも昨年末の異常な上昇から下がってきています。一時的な円高・フラン高が徐々に調整されるのもこの同じ流れです。)もちろん,景気後退の流れの中で特定の会社がつぶれたり人員削減を行うことは今後もあるでしょうが,それでも見慣れた景気後退という不安のほうが市場は対処しやすいのです。
加えて以前述べたように,市場はドルの悪材料を無視しだしたのではないかと考えています。それはもっと売りたい欧州通貨があるからです。なぜ,売りたいかというと,
■欧州の金融セクターはまだ損失を隠しているのではという懸念がもたれています。これについては,2月の決算発表を続々待たねばなりません。
■スペインと英国における住宅バブルの崩壊の影響もまだ未知数のままです。
■欧州通貨はこれまで買われすぎてきたという実績もありますので,ポジションを解消したいという流れもごく自然です。
■オイルマネー・中国マネーともドル建てで外貨準備高を持っている割合が高く,そこには腐っても基軸通貨のドルの強みが現れています。これ以上のドルの毀損を望まない利害関係者が多すぎるのです。ドルはなくなってもいい、ユーロの時代だと真剣に考えているのはロシアぐらいではないでしょうか。当のECBだって,今すぐにドルの代わりができるなどとは考えていないでしょう。
などが思いつきます。最初の2つは,市場が信用不安のときに感じていたのと同じ恐怖です。これは実際に損失の規模が明らかになるまで断続的に続きます。後の2つは現実の市場の状況から導き出されるもので,いわば決定的なカタリストが現れるまで暗黙の了解の下にあります。
あとになってわかることですが,株式市場・為替市場とも先週から今週にかけての相場の変化は転換点になったかもしれない状況の変化だと思います。