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2008/03/26のBlog
[ 01:39 ]
[ 商品・先物市場 ]
BVN:NYSEは,ここでも述べたペルーの探鉱会社ですが,最近の金価格の下落に強い相関を持って押し目を形成し,昨日が底で今日は上昇しました。(図1:黒のラインがBVNの相場,下の黄色系の2本がゴールド関連の指数株価です。)
原油価格は米経済減速の観測により引き続き反落ですが,やや金価格は持ち直しており,セオリー通りにスイスフランが対ドルに対して高くなりました。この対照は,原油はドルに代わるものではなくいつかは売られるコモディティであるのに対し,一方,金は貴金属としての希少性だけでなくドルの価値が下がったから金でヘッジをしようという金本位制の時代の通貨の考え方も残っていることを示します。
よって,私はコモディティのうち金のほうがより有望だと考えます。EURO SELLERのポートフォリオにはこのBVNもまだあるので,今日のようなドル反落の日でもトータルの株価は上がっています。ラテンアメリカのBRICS系でかつ金価格と相関の強いこの株は,できれば直近高値の85.78ドルを越えて,90ドルまで行ってもらいたいと思っています。
原油価格は米経済減速の観測により引き続き反落ですが,やや金価格は持ち直しており,セオリー通りにスイスフランが対ドルに対して高くなりました。この対照は,原油はドルに代わるものではなくいつかは売られるコモディティであるのに対し,一方,金は貴金属としての希少性だけでなくドルの価値が下がったから金でヘッジをしようという金本位制の時代の通貨の考え方も残っていることを示します。
よって,私はコモディティのうち金のほうがより有望だと考えます。EURO SELLERのポートフォリオにはこのBVNもまだあるので,今日のようなドル反落の日でもトータルの株価は上がっています。ラテンアメリカのBRICS系でかつ金価格と相関の強いこの株は,できれば直近高値の85.78ドルを越えて,90ドルまで行ってもらいたいと思っています。
2008/03/25のBlog
[ 04:30 ]
[ アノマリー・データ等 ]
http://www.boj.or.jp/type/press/kaiken07/kk0803c.pdf
「多分、皆さまも覚えて下さっていると思いますが、5年前に着任した時
の日本経済、日本の金融の姿というのは、本当にどこに出口を見出していくか思
い悩むような状況でした。おまけに着任の日にイラク戦争が始まるという、いわ
ば非常時対応から物事を始めました。そのことを思い出してみますと、私の任期
中にいわゆる量的緩和から脱却できるのか、このことすら考えると恐ろしいとい
う気持ちで仕事を始めたわけです。従いまして、3年ほど経過した時点で量的緩
和から脱却し、新しい金融政策のフレームワークというものを打ち立てることが
でき、その後、政策金利の水準は低いけれども金利機能がしっかり働くマーケッ
トというところまで何とか漕ぎ着けた、ということが印象に残っております。
先程、金利正常化が途半ばではないかというご質問がありました。途半
ばかもしれませんが、正常化を急いで失敗するよりは、やはり確実な判断で進ん
でいった方がいいと思っております。やり残した仕事は沢山あることは間違いあ
りません。しかし、私は5年間という任期中にエネルギーをフルに注いでおりま
すので、やり残した仕事をさらにやるだけのエネルギーは残っていないと思って
います。」
ドラめもんさん談: 金利正常化の意欲は相変わらずですけど、「正常化を急いで失敗するよりは、やはり確実な判断で」っていうのはもうちょっと早めに仰って頂きますと。
EURO SELLER談: いささか我田引水のようなところもあるようですが,水野温審議委員を従えて2回も利上げしたからまあ「利上げ好き」としての本懐を遂げたのではないでしょうか。
「それから、何が良かったか、何が良くなかったかといった細かいことま
で今は整理できておりません。いつも申し上げている通り、振り返って色々と自
己点検をするのは、私の行動パターンの中にあまりビルトインされておりません。
皆様方でどうぞ自由に評価するなり批判するなりして下されば良いと思っており
ます。」
EURO SELLER談: これは,なんとなく福井前総裁のキャラクターとして想像しやすいですね。前向きに市場に対してイベントドリブンで対応していくためには,前言撤回,反省なし,損切りOKみたいで,ひょっとしたら福井ファンド作ってもうまくいくんじゃないの?
「私は、議論のペースが従来に比べて落ちていると思っておりません。諮
問会議の提案が与党の政策体系に取り入れられ、実行に結びつく時間的距離が比
較的短かった頃の状況に比べると、与野党逆転といった現在の政治構造の中で、
政治的プロセスが複雑化していると思っています。諮問会議のペースが遅くなっ
ていると捉えられがちなのは、そのためではないかと思います。これは非常に難
しいことであり、諮問会議が少し弛んでいるということではないと思います。」
EURO SELLER談: 大人の答えだよねえ。その点ではこの人はKYではないね。
「(問) 退任された後の人生設計は考えていらっしゃらないということですが、
今日終わって何かやりたいことありますか。
(答) 今日はビールを一杯飲みたい気分ですが、特別の予定はありません。」
EURO SELLER談: 本当にお疲れさまであります。しばらく充電したらまた新しいことをはじめてください。
「多分、皆さまも覚えて下さっていると思いますが、5年前に着任した時
の日本経済、日本の金融の姿というのは、本当にどこに出口を見出していくか思
い悩むような状況でした。おまけに着任の日にイラク戦争が始まるという、いわ
ば非常時対応から物事を始めました。そのことを思い出してみますと、私の任期
中にいわゆる量的緩和から脱却できるのか、このことすら考えると恐ろしいとい
う気持ちで仕事を始めたわけです。従いまして、3年ほど経過した時点で量的緩
和から脱却し、新しい金融政策のフレームワークというものを打ち立てることが
でき、その後、政策金利の水準は低いけれども金利機能がしっかり働くマーケッ
トというところまで何とか漕ぎ着けた、ということが印象に残っております。
先程、金利正常化が途半ばではないかというご質問がありました。途半
ばかもしれませんが、正常化を急いで失敗するよりは、やはり確実な判断で進ん
でいった方がいいと思っております。やり残した仕事は沢山あることは間違いあ
りません。しかし、私は5年間という任期中にエネルギーをフルに注いでおりま
すので、やり残した仕事をさらにやるだけのエネルギーは残っていないと思って
います。」
ドラめもんさん談: 金利正常化の意欲は相変わらずですけど、「正常化を急いで失敗するよりは、やはり確実な判断で」っていうのはもうちょっと早めに仰って頂きますと。
EURO SELLER談: いささか我田引水のようなところもあるようですが,水野温審議委員を従えて2回も利上げしたからまあ「利上げ好き」としての本懐を遂げたのではないでしょうか。
「それから、何が良かったか、何が良くなかったかといった細かいことま
で今は整理できておりません。いつも申し上げている通り、振り返って色々と自
己点検をするのは、私の行動パターンの中にあまりビルトインされておりません。
皆様方でどうぞ自由に評価するなり批判するなりして下されば良いと思っており
ます。」
EURO SELLER談: これは,なんとなく福井前総裁のキャラクターとして想像しやすいですね。前向きに市場に対してイベントドリブンで対応していくためには,前言撤回,反省なし,損切りOKみたいで,ひょっとしたら福井ファンド作ってもうまくいくんじゃないの?
「私は、議論のペースが従来に比べて落ちていると思っておりません。諮
問会議の提案が与党の政策体系に取り入れられ、実行に結びつく時間的距離が比
較的短かった頃の状況に比べると、与野党逆転といった現在の政治構造の中で、
政治的プロセスが複雑化していると思っています。諮問会議のペースが遅くなっ
ていると捉えられがちなのは、そのためではないかと思います。これは非常に難
しいことであり、諮問会議が少し弛んでいるということではないと思います。」
EURO SELLER談: 大人の答えだよねえ。その点ではこの人はKYではないね。
「(問) 退任された後の人生設計は考えていらっしゃらないということですが、
今日終わって何かやりたいことありますか。
(答) 今日はビールを一杯飲みたい気分ですが、特別の予定はありません。」
EURO SELLER談: 本当にお疲れさまであります。しばらく充電したらまた新しいことをはじめてください。
[ 01:36 ]
[ 市場雑感 ]
■ 金相場は続落ではなく,調整段階にとどまっています。
Gold, Silver Rise on Speculation Last Week's Drop Was Overdone
■ 米中古住宅販売戸数が予想に反して上昇しました。
U.S. Economy: Existing-Home Sales Rise, Prices Fall (Update1)
■ MBIAの格付けを現状維持にするとFitchが発表しました。※
http://www.fitchratings.com/corporate/events/press_releases_detail.cfm?pr_id=413613
※ただし,FitchにMBIAの内部情報をどれだけ公開するかで,もめているらしいので注意が必要です。
■ JP Morganがベア・スターンズ社の買収金額を引き上げました。
U.S. Stocks Rise; Bear Stearns, Tiffany, Monsanto Shares Climb
結果として,これらは市場に好感されて,株式市場は上昇しています。円・スイスフランは,「質への逃避」の流れが後退し,対ドルで続落しています。これらの二つの通貨に対するレートは,既に昨日のレンジ予想をブレイクしてしまいました。ごめんなさい。一方,ポンドやユーロは,今のところ円・スイスフラン比べると,対ドルに対して小動きです。さらに,これらの結果はコモディティ通貨やBRICS株式にも悪くない状況です。
今晩は,システムがGBP/JPYの買いサインを発令中です。
それからもう一つ付け加えると,円がらみの3月のレパトリは完全に先週で終わった(中には先々週のレートを見て,3月17日に朝一で執行した企業もいるらしいです。)と思いますので,クロス円の輸出企業戻り売りのフタは取れたと思いますよ。
Gold, Silver Rise on Speculation Last Week's Drop Was Overdone
■ 米中古住宅販売戸数が予想に反して上昇しました。
U.S. Economy: Existing-Home Sales Rise, Prices Fall (Update1)
■ MBIAの格付けを現状維持にするとFitchが発表しました。※
http://www.fitchratings.com/corporate/events/press_releases_detail.cfm?pr_id=413613
※ただし,FitchにMBIAの内部情報をどれだけ公開するかで,もめているらしいので注意が必要です。
■ JP Morganがベア・スターンズ社の買収金額を引き上げました。
U.S. Stocks Rise; Bear Stearns, Tiffany, Monsanto Shares Climb
結果として,これらは市場に好感されて,株式市場は上昇しています。円・スイスフランは,「質への逃避」の流れが後退し,対ドルで続落しています。これらの二つの通貨に対するレートは,既に昨日のレンジ予想をブレイクしてしまいました。ごめんなさい。一方,ポンドやユーロは,今のところ円・スイスフラン比べると,対ドルに対して小動きです。さらに,これらの結果はコモディティ通貨やBRICS株式にも悪くない状況です。
今晩は,システムがGBP/JPYの買いサインを発令中です。
それからもう一つ付け加えると,円がらみの3月のレパトリは完全に先週で終わった(中には先々週のレートを見て,3月17日に朝一で執行した企業もいるらしいです。)と思いますので,クロス円の輸出企業戻り売りのフタは取れたと思いますよ。
2008/03/24のBlog
[ 05:35 ]
[ FX(為替)市場 ]
先週は商品市場の巻き戻しが起きて,円高も一服,ドルは欧州通貨およびコモディティ通貨に対して反騰しました。原油,金,穀物が調整で終わるのか,もっと巻き戻しが起きるのかが注目されます。第3週を終えてオプション等の限月が切り替わったことも潮目の変化になる可能性を秘めています。
ドル円は,99.40円で金曜終値を迎え,100円を伺うかもう一度98円台に円高になるか微妙なところです。98円台になったら逆指値しても良いですが,今までのような一方的な円高になるかどうか不明ですので,深追いせず50PIPSぐらいずつ利益確定すると良いでしょう。そして,再びドルが反転するかどうか探るのです。
ドル円は,99.40円で金曜終値を迎え,100円を伺うかもう一度98円台に円高になるか微妙なところです。98円台になったら逆指値しても良いですが,今までのような一方的な円高になるかどうか不明ですので,深追いせず50PIPSぐらいずつ利益確定すると良いでしょう。そして,再びドルが反転するかどうか探るのです。
ユーロドルは,ドル高の勢いを受けて,金曜終値も1.5437ドルまで反落しました。先々週と先週では週足で行って来いになりました。日足でも3月17日が長い十字線を構成したので,1.57ドル台に上昇するエネルギーはなさそうです。また,根強いECBの口先介入のうわさもありますので,1.56ドル台への上昇可能性も怪しいです。上値は1.55ドル台後半,下値は1.5360ドルあたりで揉むでしょう。その下は1.5205ドルぐらいがサポートだと思います。
ドルスイスは,なんと言っても1.00フランを越えて1.0082フランまで戻したのが大きいです。こういう節目は限月替わりのオプションレベルとして再設定される可能性もあり,防戦買いなども期待できます。とはいえドルスイスの本格的な再上昇などは見込めず,当面は上値を1.01フラン半ばあたり,下値を1.00フランに見て狭いレンジで推移しそうです。おそらく,今週は,ドルスイス自身には経済指標によるブレイクのエネルギーはないでしょう。その代わり,金相場,原油相場,ユーロドルのレートと密接に関係して動くと予想しています。動く方向は,前のエントリで書いたようにコモディティが下がる方向でドルが高くなります。
為替が反転しそうなところでの鉄則は,どの通貨ペアでも
1.ドテンを予測した打診売りまたは買いをする
2.順行ならそのまま付いて行く,逆行ならドテンして付いて行く
3.付いて行った方向で,最低200PIPSぐらいまで含み益が出るまで粘る
4.3の結果,再度損切りになることも想定しておく
5.300PIPS以上の含み益になるまで,本格的にポジションを売り増し・買い増ししない
こんな感じで,上へも下へも機動的に動きましょう。
為替が反転しそうなところでの鉄則は,どの通貨ペアでも
1.ドテンを予測した打診売りまたは買いをする
2.順行ならそのまま付いて行く,逆行ならドテンして付いて行く
3.付いて行った方向で,最低200PIPSぐらいまで含み益が出るまで粘る
4.3の結果,再度損切りになることも想定しておく
5.300PIPS以上の含み益になるまで,本格的にポジションを売り増し・買い増ししない
こんな感じで,上へも下へも機動的に動きましょう。
2008/03/21のBlog
[ 06:43 ]
[ 株式・債券市場 ]
ここで書いたコニザント・テクノロジー・ソリューション(CTSH:NASDAQ)ですが,3月17日の底を確認してから反転し30ドル目前です。(図1)
■ 直近の決算ニュース
CTSH reported 4th quarter 2007 earnings of $.32 per share on 2/7/08. This beat the consensus of $0.313 by $0.007 of the 22 analysts covering this company. Surprise Percent: +2.24%
Surprise Amount: $0.007
Consensus Estimate: $0.313
■ 直近の決算ニュース
CTSH reported 4th quarter 2007 earnings of $.32 per share on 2/7/08. This beat the consensus of $0.313 by $0.007 of the 22 analysts covering this company. Surprise Percent: +2.24%
Surprise Amount: $0.007
Consensus Estimate: $0.313
■ 年度別INCOME STATEMENTS(図2) - サブプライム問題の影響を全く受けません。
■ 最近の事業関連ニュース1
Cognizant Sets up New Delivery Center in Argentina to Bolster Value to Customers
※顧客と共同でデリバリーセンターを構築してITサービスのアウトソーシングを達成
■ 最近の事業関連ニュース2
India IT Quarterly Snapshot: Cognizant Top Bellwether Pick
※ITサービスでできることはどんどんインドなどにオフショアしています。まともに日本で事業展開されたら,大手企業の間接部門である「なんちゃって」ホワイトカラーの人たちはリストラの対象かもしれません。
■ 当面の目標は40ドルですが,長期保有はもっと推奨します。
■ 最近の事業関連ニュース1
Cognizant Sets up New Delivery Center in Argentina to Bolster Value to Customers
※顧客と共同でデリバリーセンターを構築してITサービスのアウトソーシングを達成
■ 最近の事業関連ニュース2
India IT Quarterly Snapshot: Cognizant Top Bellwether Pick
※ITサービスでできることはどんどんインドなどにオフショアしています。まともに日本で事業展開されたら,大手企業の間接部門である「なんちゃって」ホワイトカラーの人たちはリストラの対象かもしれません。
■ 当面の目標は40ドルですが,長期保有はもっと推奨します。
[ 02:01 ]
[ 商品・先物市場 ]
原油も金も今週に入ってピークをつけて下落しました。
図1はWTIの価格,図2は金の価格です。原油もピークから8ドル程度,金も17日から80ドル程度の下落です。
今のところ,10%未満の下落ですので調整の一種かもしれませんが,反落の序章の始まりであるとしたら…
結構多くの通貨は影響を受けるでしょう。
図1はWTIの価格,図2は金の価格です。原油もピークから8ドル程度,金も17日から80ドル程度の下落です。
今のところ,10%未満の下落ですので調整の一種かもしれませんが,反落の序章の始まりであるとしたら…
結構多くの通貨は影響を受けるでしょう。
【ポンド】
原油が下がればここは下がります。非常に相関係数が高いのです。北海油田が関係するある種の思惑だかなんだか知りませんが…それと,米当局が住宅市場に対して先週から今週にかけて,利下げや資金供給以外の対策を打ち出しているのに対し,BOEやブラウン政権は英国住宅市場の低迷に対して何の手も打っていないというのが観察されます。今年の初めから次は英国だと思っていることが現実になるかもしれません。
【米ドル】
商品市場がすべて米ドル建てで取引されている事実は,商品の手仕舞いが相対的に米ドルを押し上げるかもしれないと考えるのには十分です。米国商品市場ではロールオーバーで限月を乗り換えることができますが,十分高いと思われた商品が限月を迎える週になると,今週のようにさすがに換金される事態も生じます。その時に米ドルがやっぱり必要になりますね。
【ユーロ】
特に特定の商品と関係しているわけではないと思いますが,やはり今回の商品の下落の影響を受けると思われます。たとえば,原油を売った側は米ドルで得た代金をどこかで運用しているはずなのです。それがユーロだったとしましょう。100ドルを越える上昇でいったん調整が入ると,下がった原油を買い戻したいという気持ちに駆られるかもしれません。つまり,高くなったユーロを売ってそこで利益確定し,安くなった原油を米ドルで買い戻して将来の値上がりを待つという一見合理的に思える行動です。(両方うまくいくと思うほうがどうかしていると思うのですが…)原油を安い段階で売った連中や買い損ねた連中でしたら,なおさら今回の押し目を狙いたいと思うはずです。だから,他通貨が米ドルへの換金の犠牲になってもおかしくありません。
【豪ドル・加ドル・NZドル・スイスフラン】
これらはひとくくりにコモディティ通貨です。オーストラリアは世界第3位の金生産国です。また,最近ではオーストラリアは干ばつによって高騰する小麦価格との相関もあるといわれています。NZドルはオーストラリアと経済的に関わりが高いために同様な動きをします。カナダは世界第5位の金生産国のため同様です。加えてカナダは原油とも相関があります。スイスフランは,スイスが金の生産国ではないものの,実はスイスは世界第4位の金保有国なので影響を受けるといわれています。さらに,かつてスイス憲法には通貨の40%を金準備によって裏付けることを求める条項がありました。いまはありませんが,これも思惑の一種でしょう。
全体を見渡すと,商品市場が下がるとその恩恵を受けるのは米ドルです。完全な逆相関と言ってよいでしょう。それに加えて,ECBの口先介入の動きやフィラデルフィア連銀の指標が予想より良かったりしたので,今週は米ドルが反発したとしてもおかしくありませんね。
【あとがき】
今週はトレードでお休みのはずでしたが,17日だけが特別で翌日早々に為替は撤退しました。株式では,予想外にFREが売れてしまい後の楽しみが減りました。というわけで,活発に裁量トレードする予定が狂ってしまい,前言撤回で結構更新してしまいました。m(__)m
原油が下がればここは下がります。非常に相関係数が高いのです。北海油田が関係するある種の思惑だかなんだか知りませんが…それと,米当局が住宅市場に対して先週から今週にかけて,利下げや資金供給以外の対策を打ち出しているのに対し,BOEやブラウン政権は英国住宅市場の低迷に対して何の手も打っていないというのが観察されます。今年の初めから次は英国だと思っていることが現実になるかもしれません。
【米ドル】
商品市場がすべて米ドル建てで取引されている事実は,商品の手仕舞いが相対的に米ドルを押し上げるかもしれないと考えるのには十分です。米国商品市場ではロールオーバーで限月を乗り換えることができますが,十分高いと思われた商品が限月を迎える週になると,今週のようにさすがに換金される事態も生じます。その時に米ドルがやっぱり必要になりますね。
【ユーロ】
特に特定の商品と関係しているわけではないと思いますが,やはり今回の商品の下落の影響を受けると思われます。たとえば,原油を売った側は米ドルで得た代金をどこかで運用しているはずなのです。それがユーロだったとしましょう。100ドルを越える上昇でいったん調整が入ると,下がった原油を買い戻したいという気持ちに駆られるかもしれません。つまり,高くなったユーロを売ってそこで利益確定し,安くなった原油を米ドルで買い戻して将来の値上がりを待つという一見合理的に思える行動です。(両方うまくいくと思うほうがどうかしていると思うのですが…)原油を安い段階で売った連中や買い損ねた連中でしたら,なおさら今回の押し目を狙いたいと思うはずです。だから,他通貨が米ドルへの換金の犠牲になってもおかしくありません。
【豪ドル・加ドル・NZドル・スイスフラン】
これらはひとくくりにコモディティ通貨です。オーストラリアは世界第3位の金生産国です。また,最近ではオーストラリアは干ばつによって高騰する小麦価格との相関もあるといわれています。NZドルはオーストラリアと経済的に関わりが高いために同様な動きをします。カナダは世界第5位の金生産国のため同様です。加えてカナダは原油とも相関があります。スイスフランは,スイスが金の生産国ではないものの,実はスイスは世界第4位の金保有国なので影響を受けるといわれています。さらに,かつてスイス憲法には通貨の40%を金準備によって裏付けることを求める条項がありました。いまはありませんが,これも思惑の一種でしょう。
全体を見渡すと,商品市場が下がるとその恩恵を受けるのは米ドルです。完全な逆相関と言ってよいでしょう。それに加えて,ECBの口先介入の動きやフィラデルフィア連銀の指標が予想より良かったりしたので,今週は米ドルが反発したとしてもおかしくありませんね。
【あとがき】
今週はトレードでお休みのはずでしたが,17日だけが特別で翌日早々に為替は撤退しました。株式では,予想外にFREが売れてしまい後の楽しみが減りました。というわけで,活発に裁量トレードする予定が狂ってしまい,前言撤回で結構更新してしまいました。m(__)m
2008/03/20のBlog
[ 08:12 ]
[ アノマリー・データ等 ]
先週,FRBがMBSを担保に出せば財務省証券を貸し出しますよと発表しました。金融機関はこれにより米国債の信用で新たな資金調達ができます。これは,MBSの政府による買い上げに一歩近づいたものですが実際にそうしているわけではありません。
このスキームにおいて一番まずい事態は,米国債の毀損,すなわち利回りが上がって価格が下がることです。今週発表されたTICSデータでは,諸外国がT-BONDとT-BILLをどの程度買い越しあるいは売り越ししているかの昨年12月までのデータがまとまりました。(2ヶ月以上遅れなのが残念ですが。)
このグラフによると,12月に入って欧州勢(黄緑)は大幅なT-BONDおよびT-BILLの売り越しに転じました。すなわち裏切ったというか見捨てたわけです。ユーロが上がるのもわかりますね。隣国なのにカナダ(薄緑)もドライに同じようなスタンスでいます。
大きく買い越しに転じたのは,当然のことながら外国政府あるいはその代理機関など(黄土)です。SWFもこの中に含まれます。さらに,ここへ来て忠実に買ってくれているのはラテンアメリカの諸国(スカイブルー)およびカリビアン経由のヘッジファンド・投資信託筋(水色)です。
内訳を見ると,日本はSWFではないものの政府の分は相当な買い越しとして黄土色のグループに含まれていますが,もはや民間は売り越しになっています。それで,アジア全体の買い越し度合いは中国の買い越し分と日本の売り越し分でずいぶん相殺されて図でも低くなっています。
S:SWF
L:Latin America
C:Caribbean Funds
この3つの代表格がアメリカを支えている間は,FRBのスキームも成立します。SWFだけでは支えきれない現状が明らかになっています。今のうちに今度は米国政府が踏み込んだ経済政策を発表することですね。(今日その兆しが見られましたが)商品市場が下落すると,ラテンアメリカの頑張りも怪しくなりますから,のんきなことを言ってられなくなるでしょう。
このスキームにおいて一番まずい事態は,米国債の毀損,すなわち利回りが上がって価格が下がることです。今週発表されたTICSデータでは,諸外国がT-BONDとT-BILLをどの程度買い越しあるいは売り越ししているかの昨年12月までのデータがまとまりました。(2ヶ月以上遅れなのが残念ですが。)
このグラフによると,12月に入って欧州勢(黄緑)は大幅なT-BONDおよびT-BILLの売り越しに転じました。すなわち裏切ったというか見捨てたわけです。ユーロが上がるのもわかりますね。隣国なのにカナダ(薄緑)もドライに同じようなスタンスでいます。
大きく買い越しに転じたのは,当然のことながら外国政府あるいはその代理機関など(黄土)です。SWFもこの中に含まれます。さらに,ここへ来て忠実に買ってくれているのはラテンアメリカの諸国(スカイブルー)およびカリビアン経由のヘッジファンド・投資信託筋(水色)です。
内訳を見ると,日本はSWFではないものの政府の分は相当な買い越しとして黄土色のグループに含まれていますが,もはや民間は売り越しになっています。それで,アジア全体の買い越し度合いは中国の買い越し分と日本の売り越し分でずいぶん相殺されて図でも低くなっています。
S:SWF
L:Latin America
C:Caribbean Funds
この3つの代表格がアメリカを支えている間は,FRBのスキームも成立します。SWFだけでは支えきれない現状が明らかになっています。今のうちに今度は米国政府が踏み込んだ経済政策を発表することですね。(今日その兆しが見られましたが)商品市場が下落すると,ラテンアメリカの頑張りも怪しくなりますから,のんきなことを言ってられなくなるでしょう。
[ 02:01 ]
[ 株式・債券市場 ]
図はバークシャーハサウェイ社の株価(B株)と20日ボリンジャーバンドです。ウォーレンバフェットの所有する超優良会社の株ですから,NYSEやS&P500が下がっても,そうそう下がるものではありません。その株が,直近の下落で-2σに達したのは,1月16日と2日前の3月17日のことです。
この株のチャート利用法1:
この株は,そもそも-2σに達することが珍しいほど安定しているように思えます。ですから,この株が-2σに達したときかその直後ぐらいが,セリングクライマックス(市場の恐怖指数が最大になる時とも言える)と判断するのも良いかもしれません。安全のために-2σから離れるために一日ぐらい待つのも良いでしょう。この株を買うにしても,よその株を買うにしてもセリングクライマックスに使えるなら結構良いですね。
この株のチャート利用法2:
この株は,逆に+2σに達することはあるにはあるのですが,いまいち抜ききれません。つまり,+2σに達したら手仕舞い売りもしくは空売りするというアイディアが考えられます。そうです。バークシャーハサウェイ株は安定しているので,移動平均線が横ばいの間は逆張りに向いた株だと思っています。今日明日ぐらいに買って,今度の+2σぐらいで売るのはどうですか?
トレードアイディアがたくさんある人は,株のほうが面白く感じるのはこういうところです。
この株のチャート利用法1:
この株は,そもそも-2σに達することが珍しいほど安定しているように思えます。ですから,この株が-2σに達したときかその直後ぐらいが,セリングクライマックス(市場の恐怖指数が最大になる時とも言える)と判断するのも良いかもしれません。安全のために-2σから離れるために一日ぐらい待つのも良いでしょう。この株を買うにしても,よその株を買うにしてもセリングクライマックスに使えるなら結構良いですね。
この株のチャート利用法2:
この株は,逆に+2σに達することはあるにはあるのですが,いまいち抜ききれません。つまり,+2σに達したら手仕舞い売りもしくは空売りするというアイディアが考えられます。そうです。バークシャーハサウェイ株は安定しているので,移動平均線が横ばいの間は逆張りに向いた株だと思っています。今日明日ぐらいに買って,今度の+2σぐらいで売るのはどうですか?
トレードアイディアがたくさんある人は,株のほうが面白く感じるのはこういうところです。
[ 01:28 ]
[ 株式・債券市場 ]
ちょうど一ヶ月前ぐらいに,ここでブービー賞狙いについて書いたのですが,その後,AMBAC,MBIA,ETFC,FNM,FREはどうなったでしょうか。
AMBAC(ABK):
保証債券の評価損が一番ひどく,ごまかしの格付けを維持しているところから-90%になるまで下落しています。デフォルトリスクを抱えてまだ下がる可能性さえあります。
MBIA(MBI):
-80%で底値圏で推移です。デフォルト危機はないかもしれませんが上昇する材料がいまいち不足しています。ただ,すでに10ドルで買った人は余裕ですし,今12ドル台ですので,20ドルまで上がると見ればまだ買えるでしょう。
ETFC(ETFC):
材料難で,-80%で底値圏で推移です。
Fannie Mae(FNM), Freddie Mac(FRE):
先週から今週にかけて,資本規制緩和および資本増強を米連邦住宅公社監督局(OFHEO)との合意を得たようなので,それがカタリストになりました。今日はFREは32ドルで売れたらしいので,20ドル台で買った人もまずまずですし,先週18ドルで買っていた人はウハウハでしょう。
いよいよとなったらFRBがベアスターン救済に動いたように,このFREとFNMを通じて今後も米当局は住宅市場のてこ入れを図ると思われます。ブービー賞は利き目を研けば大当たりなのです。
※じゃあ,5つとも買った人はどうなっていたでしょうか。AMBACには(低位株なので)-10%で損切りするルールを厳密に守り,FNEやFREを+40%で売っていたら,どこが上がるかわからなくても余裕でプラスでしょう。ETFCやMBIAがこれから上がらないともわかりませんし。
AMBAC(ABK):
保証債券の評価損が一番ひどく,ごまかしの格付けを維持しているところから-90%になるまで下落しています。デフォルトリスクを抱えてまだ下がる可能性さえあります。
MBIA(MBI):
-80%で底値圏で推移です。デフォルト危機はないかもしれませんが上昇する材料がいまいち不足しています。ただ,すでに10ドルで買った人は余裕ですし,今12ドル台ですので,20ドルまで上がると見ればまだ買えるでしょう。
ETFC(ETFC):
材料難で,-80%で底値圏で推移です。
Fannie Mae(FNM), Freddie Mac(FRE):
先週から今週にかけて,資本規制緩和および資本増強を米連邦住宅公社監督局(OFHEO)との合意を得たようなので,それがカタリストになりました。今日はFREは32ドルで売れたらしいので,20ドル台で買った人もまずまずですし,先週18ドルで買っていた人はウハウハでしょう。
いよいよとなったらFRBがベアスターン救済に動いたように,このFREとFNMを通じて今後も米当局は住宅市場のてこ入れを図ると思われます。ブービー賞は利き目を研けば大当たりなのです。
※じゃあ,5つとも買った人はどうなっていたでしょうか。AMBACには(低位株なので)-10%で損切りするルールを厳密に守り,FNEやFREを+40%で売っていたら,どこが上がるかわからなくても余裕でプラスでしょう。ETFCやMBIAがこれから上がらないともわかりませんし。
2008/03/19のBlog
[ 19:36 ]
[ 改善計画 ]
昨日,勢いよく参戦しようと決めたものの,月曜日は円のレパトリのパニック買いかと思わせる火曜日の反転です。仕方なく撤収作業の後,コメントクリーナをバージョンアップ。
v2.0では,トレイ実行モードにするとプログラムはシステムトレイに常駐し,15分に1回スパムコメントを自動ログオンチェックするようになりますので,また一歩完全自動化向けて前進しました。
■ 起動してからニックネームとパスワードを確かめてください。
■ 【トレイ実行】ボタンを押すと,システムトレイ領域に移動し,15分に1回スパムコメントを(最初のリストページのみ)自動チェックします。
■ チェックに先立って,Windowsのチャイム音が鳴ります。トレイのアイコンのほうきが赤くなります。
■ スパムコメントが見つかると削除するかどうかの確認,および未登録スパムの場合は名前を登録するかどうかの確認がなされます。
■ 正常にチェックが終了するとWindowsのメール到着音が鳴って,トレイのアイコンのほうきは元の黄色に戻ります。(ネットワークにつながっていないと最初のチャイム音が鳴っても,この到着音はなりません。)
■ トレイアイコンを元のダイアログに戻すには,アイコン上で右クリックして【設定】メニューを選びます。
ダウンロードはここからです。
※古い過去のコメントはひまな時に手動でチェックしておけば十分で,あとはほとんどこのトレイ実行モードで対応できます。なにせ15分に1回自動チェックですので,スパムコメントがついたらすぐ発見されることでしょう。
2008/03/19 19:20追記:
- ツールチップに最終チェック時刻を出すようにしました。
- IEの待ち時間が足りなくてコメントスキャンをスキップすることがあったので修正しました。
v2.0を3月19日19:20以前にダウンロードした人は再度ダウンロードしてください。
2008/03/20 23:53追記:
v2.1にアップデートしました。
トレイ実行モードのときに特にですが,直前のキャッシュページを読んでいて,スパムの追加に気づかないことがありましたのでまたまた修正しています。
2008/03/22 05:17追記:
v2.2にアップデートしました。
機能に変更はありませんが,アプリの二重起動とトレイ実行モードのときのダイアログが多重表示をしないように修正しました。
v2.0では,トレイ実行モードにするとプログラムはシステムトレイに常駐し,15分に1回スパムコメントを自動ログオンチェックするようになりますので,また一歩完全自動化向けて前進しました。
■ 起動してからニックネームとパスワードを確かめてください。
■ 【トレイ実行】ボタンを押すと,システムトレイ領域に移動し,15分に1回スパムコメントを(最初のリストページのみ)自動チェックします。
■ チェックに先立って,Windowsのチャイム音が鳴ります。トレイのアイコンのほうきが赤くなります。
■ スパムコメントが見つかると削除するかどうかの確認,および未登録スパムの場合は名前を登録するかどうかの確認がなされます。
■ 正常にチェックが終了するとWindowsのメール到着音が鳴って,トレイのアイコンのほうきは元の黄色に戻ります。(ネットワークにつながっていないと最初のチャイム音が鳴っても,この到着音はなりません。)
■ トレイアイコンを元のダイアログに戻すには,アイコン上で右クリックして【設定】メニューを選びます。
ダウンロードはここからです。
※古い過去のコメントはひまな時に手動でチェックしておけば十分で,あとはほとんどこのトレイ実行モードで対応できます。なにせ15分に1回自動チェックですので,スパムコメントがついたらすぐ発見されることでしょう。
2008/03/19 19:20追記:
- ツールチップに最終チェック時刻を出すようにしました。
- IEの待ち時間が足りなくてコメントスキャンをスキップすることがあったので修正しました。
v2.0を3月19日19:20以前にダウンロードした人は再度ダウンロードしてください。
2008/03/20 23:53追記:
v2.1にアップデートしました。
トレイ実行モードのときに特にですが,直前のキャッシュページを読んでいて,スパムの追加に気づかないことがありましたのでまたまた修正しています。
2008/03/22 05:17追記:
v2.2にアップデートしました。
機能に変更はありませんが,アプリの二重起動とトレイ実行モードのときのダイアログが多重表示をしないように修正しました。