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2008/05/02のBlog
[ 05:52 ]
[ アノマリー・データ等 ]
米経済指標は相変わらず悪く,個別に取り上げるまでもない状況
U.S. Economy: Manufacturing Shrinks for a Third Month (Update2)
ISM製造業景況指数: 48.6 [予測値: 48.0,前回: 48.6(速報値)→48.6(確定値)]
一方,5月1日にリリースされたBOEの4月のレポートでは,サブプライムローン問題をめぐるクレジットクランチに関して市場の悲観しすぎを指摘しています。
April 2008, Financial Stability Report
p.26
>But estimates of the ultimate losses to the financial
system and real economy implied by current market prices are
a significant overestimate. Overpessimism about these losses
may itself be denting confidence and may be delaying the
return of investor risk appetite and the recovery of asset prices.
たぶんこれが影響したのでしょう。NY株式市場はダウが1月以来の13000ドルを回復,ドルもユーロ,スイスフラン,円の各通貨に対して上値追いです。例のMBIAの株価も急騰して,底値から回復しています。
今晩の雇用統計が予測通りなら,ドルの堅調には変化が見られず,ドル円の105円越えも現実味を帯びてくるかもしれません。
U.S. Economy: Manufacturing Shrinks for a Third Month (Update2)
ISM製造業景況指数: 48.6 [予測値: 48.0,前回: 48.6(速報値)→48.6(確定値)]
一方,5月1日にリリースされたBOEの4月のレポートでは,サブプライムローン問題をめぐるクレジットクランチに関して市場の悲観しすぎを指摘しています。
April 2008, Financial Stability Report
p.26
>But estimates of the ultimate losses to the financial
system and real economy implied by current market prices are
a significant overestimate. Overpessimism about these losses
may itself be denting confidence and may be delaying the
return of investor risk appetite and the recovery of asset prices.
たぶんこれが影響したのでしょう。NY株式市場はダウが1月以来の13000ドルを回復,ドルもユーロ,スイスフラン,円の各通貨に対して上値追いです。例のMBIAの株価も急騰して,底値から回復しています。
今晩の雇用統計が予測通りなら,ドルの堅調には変化が見られず,ドル円の105円越えも現実味を帯びてくるかもしれません。
[ 00:22 ]
[ 商品・先物市場 ]
2008/05/01のBlog
[ 04:24 ]
[ FX(為替)市場 ]
[ 03:34 ]
[ アノマリー・データ等 ]
予定通り25BPの利下げで,反対は2人
先月からあまり変わっていないが,景気減速の表現が消費だけでなくビジネス環境まで言及されるようになったことと,原油やコモディティについて言及してよりインフレに対する警戒感を強めたと言える。利下げ打ち止めの文言はなかったので,株式市場にとっては良い知らせですが対ユーロに対してはドルはまた弱くなるかもしれないです。
Release Date: April 30, 2008
For immediate release
The Federal Open Market Committee decided today to lower its target for the federal funds rate 25 basis points to 2 percent.
Recent information indicates that economic activity remains weak. Household and business spending has been subdued and labor markets have softened further. Financial markets remain under considerable stress, and tight credit conditions and the deepening housing contraction are likely to weigh on economic growth over the next few quarters.
Although readings on core inflation have improved somewhat, energy and other commodity prices have increased, and some indicators of inflation expectations have risen in recent months. The Committee expects inflation to moderate in coming quarters, reflecting a projected leveling-out of energy and other commodity prices and an easing of pressures on resource utilization. Still, uncertainty about the inflation outlook remains high. It will be necessary to continue to monitor inflation developments carefully.
The substantial easing of monetary policy to date, combined with ongoing measures to foster market liquidity, should help to promote moderate growth over time and to mitigate risks to economic activity. The Committee will continue to monitor economic and financial developments and will act as needed to promote sustainable economic growth and price stability.
Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; Timothy F. Geithner, Vice Chairman; Donald L. Kohn; Randall S. Kroszner; Frederic S. Mishkin; Sandra Pianalto; Gary H. Stern; and Kevin M. Warsh. Voting against were Richard W. Fisher and Charles I. Plosser, who preferred no change in the target for the federal funds rate at this meeting.
In a related action, the Board of Governors unanimously approved a 25-basis-point decrease in the discount rate to 2-1/4 percent. In taking this action, the Board approved the requests submitted by the Boards of Directors of the Federal Reserve Banks of New York, Cleveland, Atlanta, and San Francisco.
先月からあまり変わっていないが,景気減速の表現が消費だけでなくビジネス環境まで言及されるようになったことと,原油やコモディティについて言及してよりインフレに対する警戒感を強めたと言える。利下げ打ち止めの文言はなかったので,株式市場にとっては良い知らせですが対ユーロに対してはドルはまた弱くなるかもしれないです。
Release Date: April 30, 2008
For immediate release
The Federal Open Market Committee decided today to lower its target for the federal funds rate 25 basis points to 2 percent.
Recent information indicates that economic activity remains weak. Household and business spending has been subdued and labor markets have softened further. Financial markets remain under considerable stress, and tight credit conditions and the deepening housing contraction are likely to weigh on economic growth over the next few quarters.
Although readings on core inflation have improved somewhat, energy and other commodity prices have increased, and some indicators of inflation expectations have risen in recent months. The Committee expects inflation to moderate in coming quarters, reflecting a projected leveling-out of energy and other commodity prices and an easing of pressures on resource utilization. Still, uncertainty about the inflation outlook remains high. It will be necessary to continue to monitor inflation developments carefully.
The substantial easing of monetary policy to date, combined with ongoing measures to foster market liquidity, should help to promote moderate growth over time and to mitigate risks to economic activity. The Committee will continue to monitor economic and financial developments and will act as needed to promote sustainable economic growth and price stability.
Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; Timothy F. Geithner, Vice Chairman; Donald L. Kohn; Randall S. Kroszner; Frederic S. Mishkin; Sandra Pianalto; Gary H. Stern; and Kevin M. Warsh. Voting against were Richard W. Fisher and Charles I. Plosser, who preferred no change in the target for the federal funds rate at this meeting.
In a related action, the Board of Governors unanimously approved a 25-basis-point decrease in the discount rate to 2-1/4 percent. In taking this action, the Board approved the requests submitted by the Boards of Directors of the Federal Reserve Banks of New York, Cleveland, Atlanta, and San Francisco.
2008/04/30のBlog
[ 13:25 ]
[ アノマリー・データ等 ]
まだ2008年はサンプル週が少なくそれほどアノマリーとは言いがたいのですが,図に先週までの通貨ペアの曜日アノマリーの集計を示します。(いつものように,2,3,4,5,6は月曜日から金曜日をあらわし,U%は陽線確率,D%は陰線確率です。)
これを見ると,
■ 金曜日には円が強い
■ 火曜日・木曜日はポンドが強くて,ユーロが弱い(EUR/GBPに顕著)
■ 月曜日・水曜日・金曜日はユーロが強くて,ポンドが弱い(EUR/GBPに顕著)
■ クロス円は週の前半上がって,週の後半下がる傾向がある
■ ユーロドルはダイナミックに動き,曜日アノマリーは全く感じない
ですから,今週後半からのGWは,曜日のアノマリーにGWアノマリーが重なって一時的に円高が強まるかもしれませんね。
追記 08/04/30 21:20:
燃料代が高くなって,GWに海外に行く人も少なくなったのですかねえ。
去年続いてGWでも円高どころか円安に動いているようです。クロス円ロングの人たちに乾杯!
これを見ると,
■ 金曜日には円が強い
■ 火曜日・木曜日はポンドが強くて,ユーロが弱い(EUR/GBPに顕著)
■ 月曜日・水曜日・金曜日はユーロが強くて,ポンドが弱い(EUR/GBPに顕著)
■ クロス円は週の前半上がって,週の後半下がる傾向がある
■ ユーロドルはダイナミックに動き,曜日アノマリーは全く感じない
ですから,今週後半からのGWは,曜日のアノマリーにGWアノマリーが重なって一時的に円高が強まるかもしれませんね。
追記 08/04/30 21:20:
燃料代が高くなって,GWに海外に行く人も少なくなったのですかねえ。
去年続いてGWでも円高どころか円安に動いているようです。クロス円ロングの人たちに乾杯!
[ 04:12 ]
[ 相場哲学・ストラテジー ]
ある企業の業績の先行きや企業価値を判断する時に,誰を信用するかという問題は常にあります。
Q:次のうち,A企業の株を買うかどうか決めるのにもっとも重要な情報源はなんでしょうか。
■ CNBCに出てくるコメンテーターがA企業が買いだと推奨した
■ 有名経済紙のなかでA企業に関して好意的な記事があった
■ 格付け機関がその企業のコーポレートの長期格付けを格上げした
3つともA企業の短期的株価をあげるのに十分かもしれませんが,持続的なA企業の成長を確認するために情報源をひとつ選ばないといけない場合(たとえば情報源が相反する内容を提供していて取捨選択が必要な場合など)には,情報を発表する会社のインセンティブを考えると良いでしょう。
まず,CNBCのインセンティブは番組の視聴率が上がることであり,コメンテーターの明快な回答や人気が一番優先されると思われます。コメンテーターの意見に従って多くの人が株を買い,それが値上がりしたらから番組の視聴率が劇的に上がったという有意性は誰も確証していません。もちろん,そのコメンテーターに自分の名声のために良い予測をするインセンティブがあるとしても,あなたが買おうと思っている企業の株について正確に予測する保証はありません。
さて,有名経済紙はどうでしょうか。この経済紙の記者にも優れた予測や深い洞察を発揮する記事を書く個人的なインセンティブはあることでしょう。しかし,そのような記者を多く抱えているからその経済紙の発行部数が上がるという有意性があるかどうかは不明です。それどころか,経済紙の発行母体のインセンティブはやはりその経済紙の発行部数の増加にあるので,経済の記事には手を抜き,娯楽のページを改善して発行部数を増やす戦略に切り替えたとしてもなんら不思議ではありません。
ですから,企業の格付けの評価を直接求められる格付け機関の発表のほうが,一般にはインセンティブの観点からは信用できます。しかし,同じその格付け機関がCDOの格付けをトリプルAに判断するときに,そのようなモーゲージ債券の組成会社からより多くの格付け手数料をもらえるとなると格付けのインセンティブが変わってきますから要注意です。
同じように,経済アナリストが自己売買をしている場合とそうでない場合ではその人のインセンティブには明確な違いがあります。また,ファンドを組成しているファンドマネージャとそのファンドを売りたがっているだけの営業マンにも違いがあるのはもちろんです。
つまり,ネットの時代で情報はたやすく得られますが,情報の背後にあるものを理解し,その情報が本当に価値あるものなのかどうか判断するのは結局あなた自身なのです。
そして,私たちの誰もそのような情報のいくつかには全く愚かしいことに騙されてしまいます。だから,「ああ間違えたなあ」と気づかされたときには思い切って損切りするのが必要なのです。
Q:次のうち,A企業の株を買うかどうか決めるのにもっとも重要な情報源はなんでしょうか。
■ CNBCに出てくるコメンテーターがA企業が買いだと推奨した
■ 有名経済紙のなかでA企業に関して好意的な記事があった
■ 格付け機関がその企業のコーポレートの長期格付けを格上げした
3つともA企業の短期的株価をあげるのに十分かもしれませんが,持続的なA企業の成長を確認するために情報源をひとつ選ばないといけない場合(たとえば情報源が相反する内容を提供していて取捨選択が必要な場合など)には,情報を発表する会社のインセンティブを考えると良いでしょう。
まず,CNBCのインセンティブは番組の視聴率が上がることであり,コメンテーターの明快な回答や人気が一番優先されると思われます。コメンテーターの意見に従って多くの人が株を買い,それが値上がりしたらから番組の視聴率が劇的に上がったという有意性は誰も確証していません。もちろん,そのコメンテーターに自分の名声のために良い予測をするインセンティブがあるとしても,あなたが買おうと思っている企業の株について正確に予測する保証はありません。
さて,有名経済紙はどうでしょうか。この経済紙の記者にも優れた予測や深い洞察を発揮する記事を書く個人的なインセンティブはあることでしょう。しかし,そのような記者を多く抱えているからその経済紙の発行部数が上がるという有意性があるかどうかは不明です。それどころか,経済紙の発行母体のインセンティブはやはりその経済紙の発行部数の増加にあるので,経済の記事には手を抜き,娯楽のページを改善して発行部数を増やす戦略に切り替えたとしてもなんら不思議ではありません。
ですから,企業の格付けの評価を直接求められる格付け機関の発表のほうが,一般にはインセンティブの観点からは信用できます。しかし,同じその格付け機関がCDOの格付けをトリプルAに判断するときに,そのようなモーゲージ債券の組成会社からより多くの格付け手数料をもらえるとなると格付けのインセンティブが変わってきますから要注意です。
同じように,経済アナリストが自己売買をしている場合とそうでない場合ではその人のインセンティブには明確な違いがあります。また,ファンドを組成しているファンドマネージャとそのファンドを売りたがっているだけの営業マンにも違いがあるのはもちろんです。
つまり,ネットの時代で情報はたやすく得られますが,情報の背後にあるものを理解し,その情報が本当に価値あるものなのかどうか判断するのは結局あなた自身なのです。
そして,私たちの誰もそのような情報のいくつかには全く愚かしいことに騙されてしまいます。だから,「ああ間違えたなあ」と気づかされたときには思い切って損切りするのが必要なのです。
2008/04/29のBlog
[ 14:33 ]
[ FX(為替)市場 ]
こういう奇特な日は,少しはレバレッジを高くしてドル円はレンジ相場でスキャルピングをすることも可能でしょう。104.15円から104.30円でしか動かないんじゃないかと予測します。
ただし,予想に反してブレイクアウトしたときの対応も考えておきましょう。
■ スキャルピングの特性から言ってレバレッジが高いですから,20PIPSアゲンストになったら損切りする。資金に余裕がある場合は,両建ても可能ですがナンピンは絶対しない。
■ 両建ては,なるべくロングとショートのレートが近いところで行う。
■ 両建ては,アゲンストの拡大が止まったところで利益が出たほうのポジションをクローズする。損の出たほうのポジションは少し戻したところでクローズする。戻しがそれなりにあれば,イーブンか利益が乗るかもしれません。
■ 安全のために,なるべく東京時間が終わったら全ポジションをクローズする。
以上を守れば,安全にスキャルピングができるでしょう。それでは,Von Voyage!
※なお,必ず両建てからポジションを取るオプションで言うところのストラドルに相当するトレードの仕方もありますが,利益をコンスタントに出すのにはコツが要りますので,デモトレードで練習してください。今のところはアゲンスト対策だけでの両建てでいいでしょう。
ただし,予想に反してブレイクアウトしたときの対応も考えておきましょう。
■ スキャルピングの特性から言ってレバレッジが高いですから,20PIPSアゲンストになったら損切りする。資金に余裕がある場合は,両建ても可能ですがナンピンは絶対しない。
■ 両建ては,なるべくロングとショートのレートが近いところで行う。
■ 両建ては,アゲンストの拡大が止まったところで利益が出たほうのポジションをクローズする。損の出たほうのポジションは少し戻したところでクローズする。戻しがそれなりにあれば,イーブンか利益が乗るかもしれません。
■ 安全のために,なるべく東京時間が終わったら全ポジションをクローズする。
以上を守れば,安全にスキャルピングができるでしょう。それでは,Von Voyage!
※なお,必ず両建てからポジションを取るオプションで言うところのストラドルに相当するトレードの仕方もありますが,利益をコンスタントに出すのにはコツが要りますので,デモトレードで練習してください。今のところはアゲンスト対策だけでの両建てでいいでしょう。
2008/04/27のBlog
[ 20:40 ]
[ FX(為替)市場 ]
先週は原油価格が高止まりにもかかわらず,米企業の決算発表が良かったためにNY株式市場は終始底堅く推移しました。米新規失業保険申請数がポジティブサプライズであり,ユーロ圏の独4月IFO業況指数が予想以下であったために,ユーロドルはいったんは1.60ドルを越えたものの下落しました。
ドル円は,週初めの予測では,
>下値は101.50円あたりで底堅いと思われます。また,上値は先週の高値が104.63円でとどまったことが示すように,105円を越えるまでに激しく戻り売りの抵抗にあうでしょう。
と書きましたが,高値は104.80円で安値は102.66円となり,思ったより下がらなくて戻り売りの強さのみが目立ちました。輸出企業も今年の基準為替レートを100円ないし105円においているところが多く,105円に近づくとバンバン為替予約を執行しているようです。とはいえ,週足で5週連続で下値を切り上げており,上値も2週連続で切り上げています。今週は,105円ブレイクを試しに行くと見て,上値は106.50円で下値は102.50円です。
ドル円は,週初めの予測では,
>下値は101.50円あたりで底堅いと思われます。また,上値は先週の高値が104.63円でとどまったことが示すように,105円を越えるまでに激しく戻り売りの抵抗にあうでしょう。
と書きましたが,高値は104.80円で安値は102.66円となり,思ったより下がらなくて戻り売りの強さのみが目立ちました。輸出企業も今年の基準為替レートを100円ないし105円においているところが多く,105円に近づくとバンバン為替予約を執行しているようです。とはいえ,週足で5週連続で下値を切り上げており,上値も2週連続で切り上げています。今週は,105円ブレイクを試しに行くと見て,上値は106.50円で下値は102.50円です。
ユーロドルは,週初めの予測では,
>原油価格の上昇と1.60ドルへの抵抗力が相殺されて,引き続き上値は1.5950ドル程度で,下値は1.5600ドル程度のレンジ相場を構成すると思います。
と書きましたが,高値は1.6018ドルで安値は1.5554ドルとなり,予測よりレンジ幅は広がりました。多分止まるだろうと思ったところで止まらないユーロドルのボラティリティの高さを示しています。先週はさすがに1.60ドルを越えてユーロドルには達成感があります。一方,原油価格は何とか1バレル120ドルを越えたがっていますからなかなか下がりません。もし,今週のFOMCでFRBがインフレに対する警戒感や利下げ打ち止めの可能性を強調するなら,ユーロドルのさらなる下落の可能性が高まります。そこで,今週の上値は1.5850ドルで下値は1.55ドル割れを試しに行くと見て1.5350ドル程度と見ています。
>原油価格の上昇と1.60ドルへの抵抗力が相殺されて,引き続き上値は1.5950ドル程度で,下値は1.5600ドル程度のレンジ相場を構成すると思います。
と書きましたが,高値は1.6018ドルで安値は1.5554ドルとなり,予測よりレンジ幅は広がりました。多分止まるだろうと思ったところで止まらないユーロドルのボラティリティの高さを示しています。先週はさすがに1.60ドルを越えてユーロドルには達成感があります。一方,原油価格は何とか1バレル120ドルを越えたがっていますからなかなか下がりません。もし,今週のFOMCでFRBがインフレに対する警戒感や利下げ打ち止めの可能性を強調するなら,ユーロドルのさらなる下落の可能性が高まります。そこで,今週の上値は1.5850ドルで下値は1.55ドル割れを試しに行くと見て1.5350ドル程度と見ています。
ドルスイスは,週初めの予測では,
>下値はおそらく0.9950フラン以下にはならないでしょう。上値は1.0360フランあたりまでは引き続き上値の重い展開
と書きましたが,高値は1.0426フランで安値は0.9996ドルとなり,予測よりフランの弱さが目立ちました。本来ユーロとフランは強い相関関係があり,ユーロドルとドルスイスは逆相関関係がありますが,フランは金融機関の信用不安が後退してからは,円とともに自前での通貨の強さはなくなっています。ドル円と似ていて1.0500フランまでにやや戻り売りが多めに控えていることが観察されました。今週は,1.0500フランブレイクを試しに行くと見て,上値は1.0550フランで下値は1.0150フランです。
ドルの反転のしるしも徐々に出ていますので,今週は3通貨ペアともドルを強めに予測してみました。これまで安かったドルですがどこかで買わないとこの先ずっと買えなくなってしまいます。先週買えなかった人たちが買うのは今週です。もちろん,FOMCが期待はずれでどのような結果になったとしても適当なところで損切るだけでよいのです。
>下値はおそらく0.9950フラン以下にはならないでしょう。上値は1.0360フランあたりまでは引き続き上値の重い展開
と書きましたが,高値は1.0426フランで安値は0.9996ドルとなり,予測よりフランの弱さが目立ちました。本来ユーロとフランは強い相関関係があり,ユーロドルとドルスイスは逆相関関係がありますが,フランは金融機関の信用不安が後退してからは,円とともに自前での通貨の強さはなくなっています。ドル円と似ていて1.0500フランまでにやや戻り売りが多めに控えていることが観察されました。今週は,1.0500フランブレイクを試しに行くと見て,上値は1.0550フランで下値は1.0150フランです。
ドルの反転のしるしも徐々に出ていますので,今週は3通貨ペアともドルを強めに予測してみました。これまで安かったドルですがどこかで買わないとこの先ずっと買えなくなってしまいます。先週買えなかった人たちが買うのは今週です。もちろん,FOMCが期待はずれでどのような結果になったとしても適当なところで損切るだけでよいのです。
2008/04/25のBlog
[ 23:41 ]
[ 株式・債券市場 ]
当初の目論見が外れて,本来のファンダメンタルは良いのに株価が下落するときがあります。
当該会社の不祥事や製造業におけるプラント事故や決算発表による利益減少および見込みなどさまざまです。
あくまでその銘柄の長期的なファンダメンタルが良い場合で,当面は短期にその株を売る気がない場合とします。また,低位株ではなくて一日に20%や30%の下落することがないとします。皆さんはそういう時にどう対処しますか?
以下が私の場合の参考です。
■ 下落幅が-5%まで:
長期保有の場合,この程度では気にも留めません。
■ 下落幅が-5%から-10%まで:
流動性があれば,デルタ・ヘッジのために同銘柄のOTMのプットを買うかもしれません。ナンピンはしません。
■ 下落幅が-10%から-20%まで:
プットを買っていればなるべくOTMの間に利益確定します。理由はITMに近づくとデルタが大きくなり最初のデルタ・ヘッジの割合に無理が生じるからです。その後,さらに下がる予測があれば,行使価格の下がった小さなプレミアムのOTMのプットを買いなおして,基本的にはオプションはプレミアムを全部捨てても良い方針で行きます。
■ 下落幅-20%以上:
本当にその銘柄に将来性があるかどうかやポジション量を考慮して,さらにプットを買うか損切りするかを決めます。プットでヘッジしていれば,これでも下落幅がもっと小さいときに損切りしたのと同じになります。
オプションの買い方にはOTM/ATM/ITMのどれを買うかや残存期間をどれぐらいのものを買うかなど,その人の投資スタイルにあった戦略を考える必要があります。なるべく小さなポジションで日ごろからオプションの売買に慣れておくと本命の保有株の下落時のヘッジにも役立つと思います。いきなり生兵法では怪我の元ですからね。
当該会社の不祥事や製造業におけるプラント事故や決算発表による利益減少および見込みなどさまざまです。
あくまでその銘柄の長期的なファンダメンタルが良い場合で,当面は短期にその株を売る気がない場合とします。また,低位株ではなくて一日に20%や30%の下落することがないとします。皆さんはそういう時にどう対処しますか?
以下が私の場合の参考です。
■ 下落幅が-5%まで:
長期保有の場合,この程度では気にも留めません。
■ 下落幅が-5%から-10%まで:
流動性があれば,デルタ・ヘッジのために同銘柄のOTMのプットを買うかもしれません。ナンピンはしません。
■ 下落幅が-10%から-20%まで:
プットを買っていればなるべくOTMの間に利益確定します。理由はITMに近づくとデルタが大きくなり最初のデルタ・ヘッジの割合に無理が生じるからです。その後,さらに下がる予測があれば,行使価格の下がった小さなプレミアムのOTMのプットを買いなおして,基本的にはオプションはプレミアムを全部捨てても良い方針で行きます。
■ 下落幅-20%以上:
本当にその銘柄に将来性があるかどうかやポジション量を考慮して,さらにプットを買うか損切りするかを決めます。プットでヘッジしていれば,これでも下落幅がもっと小さいときに損切りしたのと同じになります。
オプションの買い方にはOTM/ATM/ITMのどれを買うかや残存期間をどれぐらいのものを買うかなど,その人の投資スタイルにあった戦略を考える必要があります。なるべく小さなポジションで日ごろからオプションの売買に慣れておくと本命の保有株の下落時のヘッジにも役立つと思います。いきなり生兵法では怪我の元ですからね。
2008/04/24のBlog
[ 23:51 ]
[ FX(為替)市場 ]
ユーロドルがこの2日間で1.60ドル近くから1.57ドルあたりまで下落しました。原油価格も24時間のGlobexで(為替との連動で見るためにはフロアーレートだけではだめ)1バレルで118ドル台から116ドル台まで落ちていますので,原油とユーロドルの利益確定が連鎖しているものと思われます。
原油やユーロドルのロングをまだキープしている人に損失が出始めるとポジションを投げる人が増えるので下落スピードは増すでしょう。一方,押し目買いのほうが勝ってくれば下落は止まります。
1.56ドル台ではすでに押し目買いが入っているようですが,そこを抜けて1.56ドルジャストを割るようだといよいよユーロドルの続落を想定する必要があります。こまめに利益確定しながら次の動きに備えるようにしましょう。
原油やユーロドルのロングをまだキープしている人に損失が出始めるとポジションを投げる人が増えるので下落スピードは増すでしょう。一方,押し目買いのほうが勝ってくれば下落は止まります。
1.56ドル台ではすでに押し目買いが入っているようですが,そこを抜けて1.56ドルジャストを割るようだといよいよユーロドルの続落を想定する必要があります。こまめに利益確定しながら次の動きに備えるようにしましょう。