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2008/05/09のBlog
[ 01:57 ]
[ 商品・先物市場 ]
踏み上げ太郎さんが,ここに書いておられますが,石油関連株をやWTIを直接購入して,目先の原油高についていくのでなければ,エタノール株として,
AVENTINE RENEWABLE ENERGY COM (AVR: NYSE) や
VERASUN ENERGY CORP COM (VSE: NYSE) に注目することもできるでしょう。
一方,
SYNTEC BIOFUEL INC COM (SYBF: OTC BB) は相対取引で流動性がないためお勧めできません。
しかし,まだ上場していない別の会社によってゲームチェンジがある可能性も考えておかなければなりません。GMがパートナーシップ関係を持っているコスカタという会社です。
詳しい説明は,ここをご覧ください。抜粋すると,
<製造コストは1ガロン1ドル以下>
米農務省によると、従来製法のトウモロコシ原料を使ったエタノールの生産コストは、1ガロン当たり1ドル10セント程度。これは政府からの補助金を含めてのもので、トウモロコシ価格が1ブッシェル(25.401キログラム)当たり4ドルの場合には補助金を差し引くと2ドル10セント前後になる〔米農業経済協会(AAEA)、注〕。一方、コスカタのエタノールは1ガロン1ドル以下という低コストを実現しており、補助金を受けているトウモロコシ由来にもコストで勝る。生成プロセスが効率的である上、高価な酵素や化学薬品を使わないこともコスト削減に役立っている。
今後はさらに原材料費や原料の運搬費用を安く抑える工夫を進める。エタノール原料に使用する農業廃棄物や都市ゴミの買取価格を1トン50ドルに設定しているが、コストを下げるため、ゴミ回収手数料の徴収や廃棄物処理会社の買収などを検討している。また米国でのエタノールの流通・販売インフラはまだ整っていないため、一般の大型ディスカウント量販店での販売など、これまでとは異なった経路での販売も視野に入れているという。エタノールは「C85」のブランド名で発売する予定。
将来のIPOでは高値になることが想定されるので,直接コスカタの株を買うことを勧めているわけではありませんが,前述のAVRやVSEなどの食物系エタノール燃料生成会社の株を持つことを考えている場合には,売り時の検討のためにコスカタの動向に注目しましょう。
株価は上場されている会社の業績だけで決まるわけではありません。カタリストはあらゆるところに転がっているのです。
AVENTINE RENEWABLE ENERGY COM (AVR: NYSE) や
VERASUN ENERGY CORP COM (VSE: NYSE) に注目することもできるでしょう。
一方,
SYNTEC BIOFUEL INC COM (SYBF: OTC BB) は相対取引で流動性がないためお勧めできません。
しかし,まだ上場していない別の会社によってゲームチェンジがある可能性も考えておかなければなりません。GMがパートナーシップ関係を持っているコスカタという会社です。
詳しい説明は,ここをご覧ください。抜粋すると,
<製造コストは1ガロン1ドル以下>
米農務省によると、従来製法のトウモロコシ原料を使ったエタノールの生産コストは、1ガロン当たり1ドル10セント程度。これは政府からの補助金を含めてのもので、トウモロコシ価格が1ブッシェル(25.401キログラム)当たり4ドルの場合には補助金を差し引くと2ドル10セント前後になる〔米農業経済協会(AAEA)、注〕。一方、コスカタのエタノールは1ガロン1ドル以下という低コストを実現しており、補助金を受けているトウモロコシ由来にもコストで勝る。生成プロセスが効率的である上、高価な酵素や化学薬品を使わないこともコスト削減に役立っている。
今後はさらに原材料費や原料の運搬費用を安く抑える工夫を進める。エタノール原料に使用する農業廃棄物や都市ゴミの買取価格を1トン50ドルに設定しているが、コストを下げるため、ゴミ回収手数料の徴収や廃棄物処理会社の買収などを検討している。また米国でのエタノールの流通・販売インフラはまだ整っていないため、一般の大型ディスカウント量販店での販売など、これまでとは異なった経路での販売も視野に入れているという。エタノールは「C85」のブランド名で発売する予定。
将来のIPOでは高値になることが想定されるので,直接コスカタの株を買うことを勧めているわけではありませんが,前述のAVRやVSEなどの食物系エタノール燃料生成会社の株を持つことを考えている場合には,売り時の検討のためにコスカタの動向に注目しましょう。
株価は上場されている会社の業績だけで決まるわけではありません。カタリストはあらゆるところに転がっているのです。
2008/05/05のBlog
[ 01:10 ]
[ FX(為替)市場 ]
先週は,FOMCまでは小動きでしたが,声明後にFFレートの利下げ打ち止め感が増していったこと,原油がいったん調整をしたこと(週末にかけてまた上昇しましたが…),雇用統計の指標が予想より良かったことなどから,ドルが特にユーロに対して強くなりました。
ドル円は,6週連続下値を切り上げ,3週連続上値を切り上げていて,待望の105円越えを果たしました。ユーロドルは,2週連続下値を切り下げてきて,週足終値でも1.54ドル割れ目前まで来ました。
ドル円は,6週連続下値を切り上げ,3週連続上値を切り上げていて,待望の105円越えを果たしました。ユーロドルは,2週連続下値を切り下げてきて,週足終値でも1.54ドル割れ目前まで来ました。
ドルスイスは,4週連続下値を切り上げ,3週連続上値を切り上げていて,待望の1.05フラン越えを果たしました。ドル円とドルスイスの動きが特に似てきていますが,これは円やフランに特有の経済要件で相場が決まっていないことの表れです。すべてはドルのユーロに対する反発(もしくはユーロのドルに対する下落)によるものです。
今週は連休モードですので,5日の月曜日に発表されるISM非製造業景況指数に絞って,ドル円・ユーロドル・ドルスイスをまとめて考えましょう。
今週は連休モードですので,5日の月曜日に発表されるISM非製造業景況指数に絞って,ドル円・ユーロドル・ドルスイスをまとめて考えましょう。
【ネガティブサプライズの場合】
ドル円の下値のメドは103.30円から102.60円までのどこかです。ドルスイスの下値のメドは1.0360フランから1.0300フランまでのどこかです。102.60円もしくは1.0300フランを割らない限り押し目買い狙いは継続です。一方,ユーロドルの上値のメドは1.5700ドルです。1.5700ドルを越えない限り戻り売り狙いは継続です。この時,もしポジションを取りたいなら,指値にはせずに成行で,ドル円・ドルスイスの場合は押し目が反発するのを待ってから買う(ユーロドルの場合は戻りが下落に転じてから売る)ようにお勧めします。
【ポジティブサプライズの場合】
ドル円の上値は106円の壁がまずありますので,106.20円付近で逆指値買いを狙うのが良いでしょう。ドルスイスの上値は1.06フランの壁がまずありますので,1.0620フラン付近で逆指値買いを狙うのが良いでしょう。ただし上値の重さは継続的ですので,107円または1.07フランまでにはいったん利益確定すべきです。一方,ユーロドルの下値は1.53ドル台で幅広い抵抗帯がありそうですが,ユーロドルの場合の逆指値は,結構戻しにあうためお勧めできません。ポジティブサプライズの発表と同時に下落に対して成行で売るのが良いでしょう。
※さてこのブログも連休に入るため,緊急更新以外は5月8日あたりまでお休みいたします。素敵なGW後半をお過ごしください。
ドル円の下値のメドは103.30円から102.60円までのどこかです。ドルスイスの下値のメドは1.0360フランから1.0300フランまでのどこかです。102.60円もしくは1.0300フランを割らない限り押し目買い狙いは継続です。一方,ユーロドルの上値のメドは1.5700ドルです。1.5700ドルを越えない限り戻り売り狙いは継続です。この時,もしポジションを取りたいなら,指値にはせずに成行で,ドル円・ドルスイスの場合は押し目が反発するのを待ってから買う(ユーロドルの場合は戻りが下落に転じてから売る)ようにお勧めします。
【ポジティブサプライズの場合】
ドル円の上値は106円の壁がまずありますので,106.20円付近で逆指値買いを狙うのが良いでしょう。ドルスイスの上値は1.06フランの壁がまずありますので,1.0620フラン付近で逆指値買いを狙うのが良いでしょう。ただし上値の重さは継続的ですので,107円または1.07フランまでにはいったん利益確定すべきです。一方,ユーロドルの下値は1.53ドル台で幅広い抵抗帯がありそうですが,ユーロドルの場合の逆指値は,結構戻しにあうためお勧めできません。ポジティブサプライズの発表と同時に下落に対して成行で売るのが良いでしょう。
※さてこのブログも連休に入るため,緊急更新以外は5月8日あたりまでお休みいたします。素敵なGW後半をお過ごしください。
2008/05/02のBlog
[ 22:25 ]
[ 経済指標 ]
U.S. Loses 20,000 Jobs in April; Unemployment Rate Falls to 5%
0.1%の失業率の改善というより,非農業雇用者数の減少の予想が大幅に改善されたことが大きいです。
米4月失業率: 5.0% [予測値5.2%,前月確定値5.1%]
米4月非農業部門雇用者数: -2.0万人 [予測値-7.5万人,前月確定値-8.1万人]
久しぶりに経済指標での吹き上がりです。(図はドルスイスの動き)
FOMC直後の値動きは壁が固い感じでしたが,それだけに破れた時のストップのつき方はあっという間でした。少しドルを贔屓目に見た今週のレートの予想は,ほぼドルの上値予想を達成です。(ドル円だけはきつめの壁なのでもっと跳ね上がるかと思いましたが,106.50円は言いすぎでした。)
【ドル円】
105円ブレイクを試しに行くと見て,上値は106.50円
【ユーロドル】
下値は1.55ドル割れを試しに行くと見て1.5350ドル程度
【ドルスイス】
1.0500フランブレイクを試しに行くと見て,上値は1.0550フラン
※NY株式市場の上昇も楽しみです。今晩は連休入りをワインで祝いたいと思います。
0.1%の失業率の改善というより,非農業雇用者数の減少の予想が大幅に改善されたことが大きいです。
米4月失業率: 5.0% [予測値5.2%,前月確定値5.1%]
米4月非農業部門雇用者数: -2.0万人 [予測値-7.5万人,前月確定値-8.1万人]
久しぶりに経済指標での吹き上がりです。(図はドルスイスの動き)
FOMC直後の値動きは壁が固い感じでしたが,それだけに破れた時のストップのつき方はあっという間でした。少しドルを贔屓目に見た今週のレートの予想は,ほぼドルの上値予想を達成です。(ドル円だけはきつめの壁なのでもっと跳ね上がるかと思いましたが,106.50円は言いすぎでした。)
【ドル円】
105円ブレイクを試しに行くと見て,上値は106.50円
【ユーロドル】
下値は1.55ドル割れを試しに行くと見て1.5350ドル程度
【ドルスイス】
1.0500フランブレイクを試しに行くと見て,上値は1.0550フラン
※NY株式市場の上昇も楽しみです。今晩は連休入りをワインで祝いたいと思います。
[ 05:52 ]
[ アノマリー・データ等 ]
米経済指標は相変わらず悪く,個別に取り上げるまでもない状況
U.S. Economy: Manufacturing Shrinks for a Third Month (Update2)
ISM製造業景況指数: 48.6 [予測値: 48.0,前回: 48.6(速報値)→48.6(確定値)]
一方,5月1日にリリースされたBOEの4月のレポートでは,サブプライムローン問題をめぐるクレジットクランチに関して市場の悲観しすぎを指摘しています。
April 2008, Financial Stability Report
p.26
>But estimates of the ultimate losses to the financial
system and real economy implied by current market prices are
a significant overestimate. Overpessimism about these losses
may itself be denting confidence and may be delaying the
return of investor risk appetite and the recovery of asset prices.
たぶんこれが影響したのでしょう。NY株式市場はダウが1月以来の13000ドルを回復,ドルもユーロ,スイスフラン,円の各通貨に対して上値追いです。例のMBIAの株価も急騰して,底値から回復しています。
今晩の雇用統計が予測通りなら,ドルの堅調には変化が見られず,ドル円の105円越えも現実味を帯びてくるかもしれません。
U.S. Economy: Manufacturing Shrinks for a Third Month (Update2)
ISM製造業景況指数: 48.6 [予測値: 48.0,前回: 48.6(速報値)→48.6(確定値)]
一方,5月1日にリリースされたBOEの4月のレポートでは,サブプライムローン問題をめぐるクレジットクランチに関して市場の悲観しすぎを指摘しています。
April 2008, Financial Stability Report
p.26
>But estimates of the ultimate losses to the financial
system and real economy implied by current market prices are
a significant overestimate. Overpessimism about these losses
may itself be denting confidence and may be delaying the
return of investor risk appetite and the recovery of asset prices.
たぶんこれが影響したのでしょう。NY株式市場はダウが1月以来の13000ドルを回復,ドルもユーロ,スイスフラン,円の各通貨に対して上値追いです。例のMBIAの株価も急騰して,底値から回復しています。
今晩の雇用統計が予測通りなら,ドルの堅調には変化が見られず,ドル円の105円越えも現実味を帯びてくるかもしれません。
[ 00:22 ]
[ 商品・先物市場 ]
2008/05/01のBlog
[ 04:24 ]
[ FX(為替)市場 ]
[ 03:34 ]
[ アノマリー・データ等 ]
予定通り25BPの利下げで,反対は2人
先月からあまり変わっていないが,景気減速の表現が消費だけでなくビジネス環境まで言及されるようになったことと,原油やコモディティについて言及してよりインフレに対する警戒感を強めたと言える。利下げ打ち止めの文言はなかったので,株式市場にとっては良い知らせですが対ユーロに対してはドルはまた弱くなるかもしれないです。
Release Date: April 30, 2008
For immediate release
The Federal Open Market Committee decided today to lower its target for the federal funds rate 25 basis points to 2 percent.
Recent information indicates that economic activity remains weak. Household and business spending has been subdued and labor markets have softened further. Financial markets remain under considerable stress, and tight credit conditions and the deepening housing contraction are likely to weigh on economic growth over the next few quarters.
Although readings on core inflation have improved somewhat, energy and other commodity prices have increased, and some indicators of inflation expectations have risen in recent months. The Committee expects inflation to moderate in coming quarters, reflecting a projected leveling-out of energy and other commodity prices and an easing of pressures on resource utilization. Still, uncertainty about the inflation outlook remains high. It will be necessary to continue to monitor inflation developments carefully.
The substantial easing of monetary policy to date, combined with ongoing measures to foster market liquidity, should help to promote moderate growth over time and to mitigate risks to economic activity. The Committee will continue to monitor economic and financial developments and will act as needed to promote sustainable economic growth and price stability.
Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; Timothy F. Geithner, Vice Chairman; Donald L. Kohn; Randall S. Kroszner; Frederic S. Mishkin; Sandra Pianalto; Gary H. Stern; and Kevin M. Warsh. Voting against were Richard W. Fisher and Charles I. Plosser, who preferred no change in the target for the federal funds rate at this meeting.
In a related action, the Board of Governors unanimously approved a 25-basis-point decrease in the discount rate to 2-1/4 percent. In taking this action, the Board approved the requests submitted by the Boards of Directors of the Federal Reserve Banks of New York, Cleveland, Atlanta, and San Francisco.
先月からあまり変わっていないが,景気減速の表現が消費だけでなくビジネス環境まで言及されるようになったことと,原油やコモディティについて言及してよりインフレに対する警戒感を強めたと言える。利下げ打ち止めの文言はなかったので,株式市場にとっては良い知らせですが対ユーロに対してはドルはまた弱くなるかもしれないです。
Release Date: April 30, 2008
For immediate release
The Federal Open Market Committee decided today to lower its target for the federal funds rate 25 basis points to 2 percent.
Recent information indicates that economic activity remains weak. Household and business spending has been subdued and labor markets have softened further. Financial markets remain under considerable stress, and tight credit conditions and the deepening housing contraction are likely to weigh on economic growth over the next few quarters.
Although readings on core inflation have improved somewhat, energy and other commodity prices have increased, and some indicators of inflation expectations have risen in recent months. The Committee expects inflation to moderate in coming quarters, reflecting a projected leveling-out of energy and other commodity prices and an easing of pressures on resource utilization. Still, uncertainty about the inflation outlook remains high. It will be necessary to continue to monitor inflation developments carefully.
The substantial easing of monetary policy to date, combined with ongoing measures to foster market liquidity, should help to promote moderate growth over time and to mitigate risks to economic activity. The Committee will continue to monitor economic and financial developments and will act as needed to promote sustainable economic growth and price stability.
Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; Timothy F. Geithner, Vice Chairman; Donald L. Kohn; Randall S. Kroszner; Frederic S. Mishkin; Sandra Pianalto; Gary H. Stern; and Kevin M. Warsh. Voting against were Richard W. Fisher and Charles I. Plosser, who preferred no change in the target for the federal funds rate at this meeting.
In a related action, the Board of Governors unanimously approved a 25-basis-point decrease in the discount rate to 2-1/4 percent. In taking this action, the Board approved the requests submitted by the Boards of Directors of the Federal Reserve Banks of New York, Cleveland, Atlanta, and San Francisco.
2008/04/30のBlog
[ 13:25 ]
[ アノマリー・データ等 ]
まだ2008年はサンプル週が少なくそれほどアノマリーとは言いがたいのですが,図に先週までの通貨ペアの曜日アノマリーの集計を示します。(いつものように,2,3,4,5,6は月曜日から金曜日をあらわし,U%は陽線確率,D%は陰線確率です。)
これを見ると,
■ 金曜日には円が強い
■ 火曜日・木曜日はポンドが強くて,ユーロが弱い(EUR/GBPに顕著)
■ 月曜日・水曜日・金曜日はユーロが強くて,ポンドが弱い(EUR/GBPに顕著)
■ クロス円は週の前半上がって,週の後半下がる傾向がある
■ ユーロドルはダイナミックに動き,曜日アノマリーは全く感じない
ですから,今週後半からのGWは,曜日のアノマリーにGWアノマリーが重なって一時的に円高が強まるかもしれませんね。
追記 08/04/30 21:20:
燃料代が高くなって,GWに海外に行く人も少なくなったのですかねえ。
去年続いてGWでも円高どころか円安に動いているようです。クロス円ロングの人たちに乾杯!
これを見ると,
■ 金曜日には円が強い
■ 火曜日・木曜日はポンドが強くて,ユーロが弱い(EUR/GBPに顕著)
■ 月曜日・水曜日・金曜日はユーロが強くて,ポンドが弱い(EUR/GBPに顕著)
■ クロス円は週の前半上がって,週の後半下がる傾向がある
■ ユーロドルはダイナミックに動き,曜日アノマリーは全く感じない
ですから,今週後半からのGWは,曜日のアノマリーにGWアノマリーが重なって一時的に円高が強まるかもしれませんね。
追記 08/04/30 21:20:
燃料代が高くなって,GWに海外に行く人も少なくなったのですかねえ。
去年続いてGWでも円高どころか円安に動いているようです。クロス円ロングの人たちに乾杯!
[ 04:12 ]
[ 相場哲学・ストラテジー ]
ある企業の業績の先行きや企業価値を判断する時に,誰を信用するかという問題は常にあります。
Q:次のうち,A企業の株を買うかどうか決めるのにもっとも重要な情報源はなんでしょうか。
■ CNBCに出てくるコメンテーターがA企業が買いだと推奨した
■ 有名経済紙のなかでA企業に関して好意的な記事があった
■ 格付け機関がその企業のコーポレートの長期格付けを格上げした
3つともA企業の短期的株価をあげるのに十分かもしれませんが,持続的なA企業の成長を確認するために情報源をひとつ選ばないといけない場合(たとえば情報源が相反する内容を提供していて取捨選択が必要な場合など)には,情報を発表する会社のインセンティブを考えると良いでしょう。
まず,CNBCのインセンティブは番組の視聴率が上がることであり,コメンテーターの明快な回答や人気が一番優先されると思われます。コメンテーターの意見に従って多くの人が株を買い,それが値上がりしたらから番組の視聴率が劇的に上がったという有意性は誰も確証していません。もちろん,そのコメンテーターに自分の名声のために良い予測をするインセンティブがあるとしても,あなたが買おうと思っている企業の株について正確に予測する保証はありません。
さて,有名経済紙はどうでしょうか。この経済紙の記者にも優れた予測や深い洞察を発揮する記事を書く個人的なインセンティブはあることでしょう。しかし,そのような記者を多く抱えているからその経済紙の発行部数が上がるという有意性があるかどうかは不明です。それどころか,経済紙の発行母体のインセンティブはやはりその経済紙の発行部数の増加にあるので,経済の記事には手を抜き,娯楽のページを改善して発行部数を増やす戦略に切り替えたとしてもなんら不思議ではありません。
ですから,企業の格付けの評価を直接求められる格付け機関の発表のほうが,一般にはインセンティブの観点からは信用できます。しかし,同じその格付け機関がCDOの格付けをトリプルAに判断するときに,そのようなモーゲージ債券の組成会社からより多くの格付け手数料をもらえるとなると格付けのインセンティブが変わってきますから要注意です。
同じように,経済アナリストが自己売買をしている場合とそうでない場合ではその人のインセンティブには明確な違いがあります。また,ファンドを組成しているファンドマネージャとそのファンドを売りたがっているだけの営業マンにも違いがあるのはもちろんです。
つまり,ネットの時代で情報はたやすく得られますが,情報の背後にあるものを理解し,その情報が本当に価値あるものなのかどうか判断するのは結局あなた自身なのです。
そして,私たちの誰もそのような情報のいくつかには全く愚かしいことに騙されてしまいます。だから,「ああ間違えたなあ」と気づかされたときには思い切って損切りするのが必要なのです。
Q:次のうち,A企業の株を買うかどうか決めるのにもっとも重要な情報源はなんでしょうか。
■ CNBCに出てくるコメンテーターがA企業が買いだと推奨した
■ 有名経済紙のなかでA企業に関して好意的な記事があった
■ 格付け機関がその企業のコーポレートの長期格付けを格上げした
3つともA企業の短期的株価をあげるのに十分かもしれませんが,持続的なA企業の成長を確認するために情報源をひとつ選ばないといけない場合(たとえば情報源が相反する内容を提供していて取捨選択が必要な場合など)には,情報を発表する会社のインセンティブを考えると良いでしょう。
まず,CNBCのインセンティブは番組の視聴率が上がることであり,コメンテーターの明快な回答や人気が一番優先されると思われます。コメンテーターの意見に従って多くの人が株を買い,それが値上がりしたらから番組の視聴率が劇的に上がったという有意性は誰も確証していません。もちろん,そのコメンテーターに自分の名声のために良い予測をするインセンティブがあるとしても,あなたが買おうと思っている企業の株について正確に予測する保証はありません。
さて,有名経済紙はどうでしょうか。この経済紙の記者にも優れた予測や深い洞察を発揮する記事を書く個人的なインセンティブはあることでしょう。しかし,そのような記者を多く抱えているからその経済紙の発行部数が上がるという有意性があるかどうかは不明です。それどころか,経済紙の発行母体のインセンティブはやはりその経済紙の発行部数の増加にあるので,経済の記事には手を抜き,娯楽のページを改善して発行部数を増やす戦略に切り替えたとしてもなんら不思議ではありません。
ですから,企業の格付けの評価を直接求められる格付け機関の発表のほうが,一般にはインセンティブの観点からは信用できます。しかし,同じその格付け機関がCDOの格付けをトリプルAに判断するときに,そのようなモーゲージ債券の組成会社からより多くの格付け手数料をもらえるとなると格付けのインセンティブが変わってきますから要注意です。
同じように,経済アナリストが自己売買をしている場合とそうでない場合ではその人のインセンティブには明確な違いがあります。また,ファンドを組成しているファンドマネージャとそのファンドを売りたがっているだけの営業マンにも違いがあるのはもちろんです。
つまり,ネットの時代で情報はたやすく得られますが,情報の背後にあるものを理解し,その情報が本当に価値あるものなのかどうか判断するのは結局あなた自身なのです。
そして,私たちの誰もそのような情報のいくつかには全く愚かしいことに騙されてしまいます。だから,「ああ間違えたなあ」と気づかされたときには思い切って損切りするのが必要なのです。
2008/04/29のBlog
[ 14:33 ]
[ FX(為替)市場 ]
こういう奇特な日は,少しはレバレッジを高くしてドル円はレンジ相場でスキャルピングをすることも可能でしょう。104.15円から104.30円でしか動かないんじゃないかと予測します。
ただし,予想に反してブレイクアウトしたときの対応も考えておきましょう。
■ スキャルピングの特性から言ってレバレッジが高いですから,20PIPSアゲンストになったら損切りする。資金に余裕がある場合は,両建ても可能ですがナンピンは絶対しない。
■ 両建ては,なるべくロングとショートのレートが近いところで行う。
■ 両建ては,アゲンストの拡大が止まったところで利益が出たほうのポジションをクローズする。損の出たほうのポジションは少し戻したところでクローズする。戻しがそれなりにあれば,イーブンか利益が乗るかもしれません。
■ 安全のために,なるべく東京時間が終わったら全ポジションをクローズする。
以上を守れば,安全にスキャルピングができるでしょう。それでは,Von Voyage!
※なお,必ず両建てからポジションを取るオプションで言うところのストラドルに相当するトレードの仕方もありますが,利益をコンスタントに出すのにはコツが要りますので,デモトレードで練習してください。今のところはアゲンスト対策だけでの両建てでいいでしょう。
ただし,予想に反してブレイクアウトしたときの対応も考えておきましょう。
■ スキャルピングの特性から言ってレバレッジが高いですから,20PIPSアゲンストになったら損切りする。資金に余裕がある場合は,両建ても可能ですがナンピンは絶対しない。
■ 両建ては,なるべくロングとショートのレートが近いところで行う。
■ 両建ては,アゲンストの拡大が止まったところで利益が出たほうのポジションをクローズする。損の出たほうのポジションは少し戻したところでクローズする。戻しがそれなりにあれば,イーブンか利益が乗るかもしれません。
■ 安全のために,なるべく東京時間が終わったら全ポジションをクローズする。
以上を守れば,安全にスキャルピングができるでしょう。それでは,Von Voyage!
※なお,必ず両建てからポジションを取るオプションで言うところのストラドルに相当するトレードの仕方もありますが,利益をコンスタントに出すのにはコツが要りますので,デモトレードで練習してください。今のところはアゲンスト対策だけでの両建てでいいでしょう。