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内山裕之一生態学徒の教育遍歴
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2008/11/27のBlog
いろいろな色の小さな花をつけている野草に、以前から気になっていました。甲子園埋立地など完璧な荒れ地にはいないのですが、都会の花壇の延長線にあるような空き地で結構生えているのです。しかも、様々なチョウやホウジャクなど蛾を集めるのです。昆虫お気に入りの花なのです。
 ヤブガラシの親戚のような感じの野草でいつも気になっていました。私は自然の植物には関心があるのですが、園芸植物には関心がありません。だから、こころにとめているだけでおいていました。
 それが、気になって、植物の専門家である坂東先生にいよいよ聞きました。
「しょうもないことを聞きますが・・・・なんかヤブガラシみたいな雰囲気の野草で、ピンクや黄色の小さな花をつけるものはなんですか。」
すごいですね。「ああ、それはランタナだと思いますよ」見透かしたように言われました。
家に戻って園芸植物図鑑を買って調べました。載っていました!!
 その通りです。ランタナです。
 中南米原産の植物で、野草ではなくやはり園芸植物の本に載っていました。
 熱帯・亜熱帯など暖かい地方では、広く勢力を伸ばしているそうです。東南アジアではやっかいな雑草として問題になっているとも言われています。
 小鳥が実を食べ、種子を散布しているようで、この園芸植物が野生化しているということは、阪神間も沖縄や南九州地方なみに暖かくなっているということかもしれません。
 ハナゾノツクバネウツギもそうですが、花の少ない都会ではけっこう昆虫の良きレストランになるので、「この空き地にはびこること、許してつかわす。くるしゅうないぞ」と思ってしまうのは、生態学徒としては及第点をもらえそうにありません。

木曜日、教育学部教員どうしの学術教育研究会が開催された。「子どものメンタルヘルスケアサポート」についてO先生、そして、「子どもの絵の発達の道筋」ということで元神戸大学美術教育のH先生の発表でした。
 O先生はホース・アシステッド。セラピーにおける関わりについて発表されました。
私が生き物好きなので、馬と人との関わりから子どもたちにライフスキルを育成さえようという取り組み、よくわかりました。
H先生の絵の分析は実に興味深いものでした。子どもは「殴り書き」からはじまり、「何々しているつもりの絵=象徴期」の絵になり、次に「漠然とした全体知覚を優先する絵=図式期」の絵になり、そして写実的な絵に発展する。これを実際の子どもの作品から示されました。
 だから、子どもの絵の発達は私が研究しようとしている科学認識のプロセスに示唆を与える発表で、食い入るように絵を見ました。
 ピアジェやビゴツキー、ゲゼル、ヘッケルなど教育心理発達の理論とも重なり、実にためになりました。
 今日は、分野の違う他の先生方の研究テーマを聞くことができ、楽しかったです。
[ 00:16 ] [ がんばる講演 ]
水曜日は久しぶりに暖かく、そして青空が広がりました。近大姫路のキャンパスもケヤキの赤茶に看護棟がしっくりたたずんでいて、美しい景色になりました。
 いよいよ12月も近づき、残された仕事があれこれ目の前にぶら下がってきました。
大学の基本的な業務以外に
12月中・・・・・理科指導法テキスト及び理科テキスト作り
11月29日・・・日本理科教育学会近畿大会(会場:神戸大学)の発表
12月中に4回・・・京都教育大の初等理科の講義
12月 3日・・・西宮市立西宮東高等学校数理・科学コースの講義
12月 7日・・・立命館大学平和記念館実地見学
12月中旬・・・オープンキャンパス大学模擬授業
12月中旬・・・京都教育大大学院論文提出
 をこなさなければなりません。
 でも、これをこなせば、かなり今年度の仕事の大きな部分が達成できたことになります。そう思って
 がんばります。
 ところで
 課題があることはありがたいことです。少なくとも自らに、そう言い聞かせます。
 何かに追われているということをいやがる人もありますが、私にとって、これほどうれしいことはありません。自らに、そう言い聞かせます。
 私の場合、仕事に追われるから、一段落ついたとき、至福の時を手に入れることができます。
 例えば、カレーライスが好きだからと言って、いつもいつも5杯も6杯も食べる人はいませんよね。我慢して、たまに、食べるから、おしいです。私の場合、そうです。
 白が際だつのは黒があるから、電子が良き働きをするのは陽子があるから、前胸腺ホルモンが効果を出すのはアラタ体ホルモンがあるから、映画でヒーローが活躍できるのは悪役がいるから・・・・・・・対立するもののおかげです。
 そう自分に言い聞かせ、今日も時計とにらめっこで仕事に励んでいます。
2008/11/26のBlog
今日は野菜の植物としての位置づけ、そして、落葉樹の紅葉についての学びであった。
 それにしても京都教育大キャンパスは樹木が多いな。色づく様々な樹木がある。
黄色い葉も多い。イチョウ、イヌビワ、ナガバイヌビワなどが持ち込まれた。
赤い葉もイロハモミジをはじめ持ち込まれた。ケヤキも今年はかなり赤い。写真はトウカエデ。緑、赤、黄色、まんだら、いろいろな葉が同じ木なのについている。
ドウダンツツジもかなり赤い葉を持っている。
でもそのドウダンツツジの重なっている葉の隠れている葉をのぞいてみると、赤くなっていない。
 赤くなるのは光の当たり具合、光合成の出来具合であることが、ここから読み取れる。
2008/11/24のBlog
[ 23:46 ] [ 今、心にひっかかること ]
二男がせきをごほんごほんとします。雨が降って野に出られなくて、よけい、せきがひどくなったような気がします。私の娘はほとんどずっと病院にいたので、子どもの健康はすごく気になります。大丈夫かなと。それで、のど飴とビタミンCたっぷりの果物ジュースを買いました。
 子育の中で、「健康」をすごく気にするようになりました。もし私が独り者ならば、自分の健康を顧みず、今頃は酒浸りで肝硬変になっていたのではないかと思います。今も元気でいられるのは、家族(妻や息子や娘)のおかげです。
 とは言っても、
 体がかたくなってきました。筋力が衰えてきました。近くの物が見えなくなってきました。髪が白くなってきました。
 それでも、
 今日もおいしくご飯を食べることができました。自分の行きたいところへ車を運転したり、歩いたりして、いくことができました。空気をいっぱい吸うことができました。
金持ちではないけれど、贅沢をしなければ、楽しく生きることができます。誰に言えばいいのか分かりませんが、天に向かって「今日もありがとう」と言いたいですね。愚痴らず
謙虚に、感謝の気持ち、さらになるようになるさの楽観主義で布団にはいると、爆睡できます。
 だけど今日の心配は
 せきをする息子です。見守っています。

 でも、
 ちょっと前からせきも少なくなり、熱も下がってきたようです。
 ありがたい、ありがたい。
2008/11/23のBlog
[ 22:17 ] [ 今、心にひっかかること ]
京都教育大芝原先生が持っておられて、欲しい欲しいと思っていたダイソーのパレットが神戸深江店(サンシャインなんたらのお店)にあった!!!息子と日曜自然探険の帰り、「あるんじゃないか?」と胸騒ぎがして、ふらっと足を伸ばした。

 すると、思惑通り
「あった!!!!」・・・・・今津のダイソーからはずっとない!とつれない返事であきらめかけていたしろものである。

 写真のものがそれ。10枚入りの簡易パレットで丸い6つの溝と正方形の大きな一つの溝がある。
 これがあれば、マイクロスケール実験の場合50人の講義でも500円でできる!

 芝原先生の実践を私の理科講義で試させてもらうことがきる。うれしい!

 ところで、芝原先生のマイクロスケール実験は実に素晴らしい。場所を取らない。薬品の分量が非常に少ない。一人で一つの実験をさせることができる。子どもにデリケートな実験感覚を養える。

 先ずは初等理科教育を受ける学生にマイクロスケール実験をやってもらおう。

酸性アルカリ性中性のオーソドックスなものをやろう。

学生にいろいろな液をあちこち行って汲んできてもらおう。私は紫キャベツを買ってきて、ジュースにしておこう。灰汁、重曹、レモン汁、カビキラー、食塩水、砂糖水、お酢ぐらいは用意しようか。
 
 理科実践のネタとか道具が増えることほど、うれしいことはない。
 
 かかった費用は
 630円!これで60人に個人個人の実験をさせることが可能になった!!
[ 22:00 ] [ 自然探検 ]
丸い形の甲山。かつて、このまわりにホテルを建て、甲山頂上行きのロープウェーをつけて、観光地にしようという計画があった。
 それはよくない。都市部なのだから開発せずに自然のまま残そうと言うことに、かろうじてなった。それで甲山森林自然公園として昔の風景のまま残っている。
 ホテルより今の景色の方が何百倍も価値があり、阪神間だけでなく近畿一円から大勢の軽登山者およびハイカーが集まる。
尼崎埋立地→甲子園浜の散歩は甲山森林歩きで完結である。
今日は欄干の鉄柵の穴をのぞくシジュウカラを発見。中に巣があるんじゃないだろうね。
[ 21:47 ] [ 自然探検 ]
今日、甲子園にいるカモ類は1スズガモ(2000)、ホシハジロ(600)、ヒドリガモ100、オカヨシガモ80,オナガガモ60、コガモ40、ハシビロガモ40、カルガモ5、キンクロハジロ、マガモである。これ以外に今日は見ていないがホオジロガモもくる。ツクシガモ、トモエガモ、ヨシガモ、クロガモ(1羽だけ、いついていた)も過去には何回かきたことがある。
 カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ウミアイサなども常連である。ミコアイサもくることがある。
写真はスズガモ。
シギチドリは干潟が狭くなったせいか、私の季節以外で見られるのは少ない。
 今日もハマシギ2、イソシギ1しか確認できず。
[ 21:43 ] [ 自然探検 ]
ジョウビタキが浜甲子園団地を囲む柵の上にとまっていた。ジョウビタキが縄張りを造ることができるのは今年が最後だろう。来年は高層マンションの敷地になるはずだ。
甲子園浜でカンムリカイツブリを10確認した。ホオジロガモはまだ来ていない。
ハジロカイツブリはスズガモの大群(今日は2000を超えていた!!!)の中でいっしょにエサを採っている。30ぐらいだろう。
尼崎の埋立地の池群は珍しい鳥をいっぱい集めている。しかし、だんだん埋め立てられ、数が減ってきた。今回は小さな池が完璧に埋め立てられていた。
それでもオオバンを確認。兵庫県でオオバンが見られる池など、兵庫県は琵琶湖のような豊かな湖を持ち合わせていないので、希少価値、超珍しいと思うのだが・・・・・。それでも、この辺りの池は全部なくなるのかな。自分の非力さを痛感する。
今日も尼崎の池でアオアシシギを確認。少なくとも4つはいた。
イソシギもちょこまか歩いていた。
尼崎の埋立地に突如できたこの池群。埋め立てられなくなるのはもうすぐか。
 もう風前の灯火。
 ほこりっぽい工場地帯、自然の少ない尼崎にあってオオバンやオオハシシギ、アオアシシギ、エリマキシギ、オグロシギなどが訪れる池など、他にまったく皆無なのだが・・・。(こんな池は西宮にもない。神戸にもない・・・)
 にもかかわらず
 どうして、尼崎は残す動きができないのだろう。
 西宮では甲山森林公園、甲子園浜の自然など豊かな自然を再生することによって、住民が住みたいと思える価値を高めているというのに・・・・・。私は西宮住民だけれど、本当は尼崎生まれなので、この現実が悲しい。
今日は日曜日。それで気分転換(いつものこと)で息子と自然探険である。昼頃、暖かくなったせいか、虫が動き出す。かすかなコオロギの声、シジミチョウの仲間がいた。
一番目だったのがセンダングサの間を4つ5つ、ヒメアカタテハがひらひら飛んでいたことだ。少し暖かくなった土の上にもとまり、日向ぼっこをしていた。
アシナガバチもいた。模様を見るとフタモンアシナガバチである。ここは浜手。市街地だが、埋め立ての荒れ地があるせいで、セグロアシナガバチとフタモンアシナガバチ、2種類は確実にいるようだ。
甲子園浜へ日曜散歩に出かけた。あれれ、なんだあれは!?
スズメがぎゅうぎゅう詰めで塀にとまっている!
 逃げる気配がない。寒いんだろうか?
2008/11/22のBlog
[ 23:36 ] [ 今、心にひっかかること ]
甲子園浜が40年前、埋め立てられコンクリートの岸壁とテトラポットだけになるはずでした。でも、不思議なことに阪神間で唯一、浜辺が残りました。
 残った理由は西宮市民、とりわけ南甲子園に住むお母さん方の努力のおかげです。「子どもの遊び場がなくなるやんか。」「幹線道路が学校の横にできたら、うるさくて勉強ができないじゃないか」
 母親たちの一生懸命の努力で昔からある浜辺を守り通したのでした。

 大阪から神戸に膨大な海岸線の殆どはコンクリートの岸壁になっています。だから、砂浜が残ったということは素晴らしいことです。
 そして、この自然は子どもたち(私たち以後の世代)にたくさんのすばらしさを提供してくれました。
 日曜ごとに散歩するこの風景が私を成長させてくれました。
 結局の所、この自然から学んだ体験によって理科教師になれたと思います。

 今日、久しぶりに青空の美しい浜甲子園浜を見て、そんなことを振り返りました。

 私たちも子ども、孫、ひ孫の世代へと、この自然を守り伝えていかねばならないと思います。
甲子園浜とは逆の方、そこは枝川浄水場になっている。建物の間はけっこう木々を植えていて、緑豊かである。そんなところは必ず、冬に市街地にやってくる渡り鳥、ジョウビタキがいるものだ。先週と同じ場所に先週と同じくメスのジョウビタキを確認。同じ個体が縄張りにしているようだ。何らかのアクシデントがない限り、来年の3月末まで、ここに居着いているだろう。
今日もウミネコとユリカモメがいた。ユリカモメは団体だが、ウミネコはそう多くはない。
海の魚をねらうミサゴ(魚を主食とする猛禽類=ワシタカの仲間)は海の沖(遠いところ)に立つ棒によくとまっている。今日(土曜日)もとまっていた。甲子園浜は遠浅で遠くにも岩場(コンクリート残骸)があり、そこに突きでている木の棒である。
土曜日の散歩。朝方はかなり干上がっていたので、岩場にハマシギが10ほど確認できた。
この写真の風景が私の野鳥観察のホームグランド(自宅から5分)甲子園浜である。見ての通り、海に小さな粒が浮いている。これがスズガモである。写真では切り取れなかったが、右にも左にも同じように浮いている。膨大な群れである。数えると、およそ1300。これは大雑把な数え方なので、カウンターを用いればもっといるだろう。
 背景の山が六甲山。
RikaTan(理科教育誌)の企画委員である小野さん(大阪市立科学館友の会)から答えを示してくださいとの依頼ですので紹介します。
 さて、その前になんでメタ認知的かということを説明します。
1 仮説を立てて考えること
2 コミュニケーションする相手の考えから自分の考えを修正できること
*ここでしゃべってはいけないではないかと反論されそうですが、直接
関係なさそうな相手の様子や態度もりっぱな情報なのです。

 さて問題は以下の内容でした。
*********************************
 私は朝起きると、なぜか監獄に閉じこめられていました。牢屋は3つの部屋があり、それぞれの部屋には私も含めて囚人が3人いました。
 刑務所の所長が私に言いました。
「窓から見える二人の囚人が共に白い帽子をかぶっているか、またはあなた自身が何らかの理由で何色の帽子をかぶっているかが分かれば、この監獄から出してあげよう。言っておくが、3人とも同じことを言っている。誰が一番、はやく出られるかな?」

 さらに所長は続けた。
「ただし、囚人どうしは互いの帽子についてだけでなく、どんな事についても、しゃべったり、その他の方法で意志の伝達をしたりしてはいけない。窓にはガラスがないので、反射して自分の帽子を見ることもできない。それと、君たち囚人には必ず、白か黒の帽子をかぶせている。だから、あなたの頭にもかぶせてある。あなたも含めて3人の囚人はイスに強くしばられている。だから自分の手で帽子を取って見ることはできない。
 無事、出ることができるよう、健闘を祈る」

 私はつぶやいた。「なんてことだ・・・・あれ、見える囚人は二人とも黒い帽子をかぶっているじゃないか・・・・・。いったい俺は何色の帽子をかぶっているのかな。おお、見える囚人は二人とも、ぎょろぎょろ、こっちを見ているな。二人とも人相が悪いな。でも、出る気配はないな・・・。二人とも考え込んで出ない。どうなっているのかな・・・。」

 しばらくしても、まだ出ない3人。 

 そのとき、私は突然、ビビビビッビ、ひらめいて気がつきました。
 「ア!!! そうだ!! 」
 そして、所長にきちんと説明して、帽子の色を伝えると所長は「えらい!」と褒めてくれ、そして無事出ることができました。

 さて、私の帽子は何色だったのでしょう?
*********************************
1 【仮説をたて、相手が何を考えているか、相手の立場になって考える】
 ①仮説1 もし、私が黒い帽子をかぶっているとしたら
 左の囚人は何を考えるであろう。
 左の囚人はきっと「見える二人はともに黒か。あかんな」
 右の囚人も条件は同じだから、同じ考え。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・出ることはできない。
 ②仮説2 もし、私が白い帽子をかぶっているとしたら
 左の囚人は何を考えるであろう。
 左の囚人はきっと「おお!一人が白でもう一人が黒か。としたら黒い帽子 をかぶっているやつは、俺が白ならばす