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あるがままに
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2008/06/14のBlog
一人-静かに、机に向かい。

一度-静かに、窓を開ける。

梅雨の雫が-注ぐ、月夜。

雨樋の雫が-一滴、輝く。

「きらり」

月夜の光を-今宵、静かに。

空の涙を-今宵、静かに。

光る輝き-雨樋の、雫。

一人静に-零れる、涙。

花は白く-月夜に、輝。

葉は藍に-夜に、消え。

照らす月-輝く、花弁。

涙は葉に-潤み、堪る。

「きらり」

一人静に-涙、零れる。
2008/06/06のBlog
佇む-ピアノ。

佇む-想い出。

ピアノに、映る-窓辺の、景色。

ピアノは、一人-景色を、眺め。

かつて、いた-子供。

かつて、いた-大人。

石炭ストーブの、灯火が-

静かに、役目-終える、夜。

奏でた、音色-止まる、夜。

ピアノも、静かに-役目を、終える。

校舎に残る、似顔絵達は-

ピアノが、そっと-微笑み、奏でる。

奏でた、音色-止まる、夜。

奏でた、指先-最後の、夜。

廊下を飾る、折鶴たちは-

ピアノの、想いと-重なり、映ろう。

奏でた、指先-最後の、夜。

奏でた、音色-願いの、夜。
2008/05/15のBlog
窓辺に-一人。

入口に-一人。

開けたドアから、零れる光。

夢の中-見た二人。

昔見た-二人の姿。

歩む背中を、遠く見つめ。

一人が-微笑み。

一人が-背を向き。

五月雨が、道を濡らす頃。

一人が-傘を。

一人が-傘を。

傘を持たぬ、自分を招く。

差出す、二人。

優しい、指先。

足許を、濡さぬよう。
2008/03/15のBlog
優しい光が-射し込む、窓辺。

暖かさに、抱かれ。

春の風に、揺られ。

木漏れ日と、温もりと。

微かに香る、肌の香り。

小鳥の声が、囀る森で。

夢の中で、聞こえる声。

夢の中で、感じる人肌。

夢の中から-いつまでも。

いつまでも-夢のままで。
2008/03/12のBlog
指先を伝い-零れる雫。

光を浴び、輝く雫。

静かに、一筋に。

雫は-光へ。

分かち合う、光。

触れ合う、光。

光は、指先に。

明日の-光へ。
2008/03/02のBlog
ぼんやりと-ヒトのコトバを考える。

喜んでいる、ヒト。

怒っている、ヒト。

悲しんでいる、ヒト。

そして-考えている、ヒト。

相手に想いを伝える時、コトバはやっと-意味を持つ。

「伝わったかな」

自分だけではなく、相手に想いを寄せて。

やさしく、ゆっくり。

コトバは、想いを継ぐ器。

何を継ぐかは、想い次第。
2008/02/29のBlog
足元を照らす、柔らかな光。

木々の呼吸に、揺られながら。

辺りに広がる、樹の香り。

深く、深く、深呼吸。

森は静かに、人を抱く。

静かに、静かに。

森の声に、耳を傾け。

森の緑を、目に焼き付ける。

森を仰ぎ、光の道へ。

光の先に広がる、赤い花。

花の香りと、樹の香り。

静かに、静かに。