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あるがままに
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2008/04/21のBlog
過ぎし日の足跡を-そっと今、振り返る。

小さな足跡が-続く、小道。

春の草の芽が-続く、畦道。

自らの足跡に-重なり、続く。

道の影に-そっと芽吹く、細い蔦。

これから-幾重の葉を、抱くのだろう。

時は静かに-育つ蔦の、ように。

足跡を見守り-育ち、続ける。

今は遠い-過ぎし日の、足跡。

春の記憶と-初夏の、日差し。

太陽に向かい-蔦は、伸び行く。

畦道に-散りばめた、小さな足跡。

いくつもの想いを-その、足跡に。

小さな足跡を-絶やさぬ、ように。
2008/04/16のBlog
5時からの-関係者の打合せの席にて-

「私達はプロですから」

・・・あぁぁぁ、言っちゃった・・・

「一流」の看板と、「プロですから」の、一言。

・・・だから-信用しろとでも?-そりゃ無理だ・・・

修行中の技術者も、「一流の看板」で守られ-

素人目には、「一流のプロ」と-映るだろう。

・・・そのカラクリは-技術者ならば畑違いでも-誰でも知っている・・・

技術者のレベルを計るには-職務経歴書を確認するのが、一番確実。

手がけた物件の件数、大小、職位-そして、資格。

「相手は素人-いざとなれば、聞いてなかった事にしよう」

・・・ぉぃぉぃ-バレてますよ-もう少し考えてから、モノ言おうよ・・・

「設計していない」設計も、書類も残っていて・・・。

・・・「知らぬが仏」とは-この事でもあり・・・

相手方の開き直りに-唖然とし、思わず-苦笑い。

・・・詐欺師が「詐欺師です」とは言わんでしょうよ・・・

耐震偽造や、欠陥マンションを含め-大手ゼネコンも、大手業者も、関与しており。

どうやら-意図的に、遠回しに示唆している意味を-理解していないらしい。

悪意のあるエンジニアは-技術者として、いかがなモノか。

次回は、手加減なし。

有資格者として、現職では会う事も無いので-真っ向、勝負。

「譲る為に-遠回な表現で、止めておいたのを-逆手に取る」

のであれば、きちんと「ストレートにお灸」を。

・・・でも、そこまでする理由が-あるのだろうか?「森」側からは-疑いをかけられたにも関わらず・・・

本当に-悪い体質が、そのままで。

「森」側も、自らの問題点を理解しており。

「相手側」は、「そんなこと知りません」と-シラを切る。

挙句の果てに-ヒアリングした内容を-

「それじゃこちらの記録ミスですか?」

「そうでしょうね」

・・・もう、知らん(怒)全部明かしても良いのだけれど・・・

こちらも-相手方と同じ分野の、最低限の専門資格だけは有しており。

「こちらもプロですから」

と、言いたい気持ちを堪える-理由は、「森」側の問題も指摘される可能性が高いから。

「そこまで言うのなら-もうちょっと、隠すにも隠し方があるだろうに」

こちら側の仲間と、こちらの経歴を知らないからできる-開き直り。

即日-パートナーであるアメリカの友人、相手方と同業の友人、設計の友人へ連絡。

メーカの友人は-「OK-資料使っていいよ」と、快諾。

その他友人も-「最後は、名前を使っていいよ」と、快諾。

・・・丸投げの結果は-書類に全て残っており、一部違法・・・

組織の体質次第で-エンジニアの資質が、良くも悪くもなる。

このご時世-コスト偏重の、世の中で。

「間違ってますよね?」

だれも-「はい」とは、認めない。

が-有資格者で「プロ」の自分+外部の上位資格者の「プロ」5人から見て

「だめでしょう-コレ」

「発注時の打合せ不足は否めないけれども-プロなら指摘できる」

と、言われる工事であり-さらに示した改善策が、的外れ。

本来-「問題が発生したから」という理由で、場当たり的な対応をするのが間違い。

「問題の-原因の調査」を、することなく。

そして-今回は、本質的な理由を知っていて-

「大丈夫です」

と、言い切り-設計上のミスを、隠した結果であり。

悪質極まる上に-「保険で賠償します」とは・・・。

本来、保険は使えません(怒)

保証金額を、自らの懐から出したくない-じゃ、保険でという時点で「最低」の一言。

「機材までは-知りません」

と、次回は言い逃れを-するだろう。

ストレートに指摘しても良いけれど-あくまでも、相手側の「良心に訴える」言い回しをしてきた。

そして-責任転嫁が出てきたので-こちらの資料を全て渡すかどうか、考え中。

当時の責任者である2人の内-1人が、現在も「相手側」と連絡を取っている。

・・・それ自体が問題であり-内部癒着があったのでは?と、いらぬ監査対象に・・・

改めて-自分の生き方を、見直す時期らしい。

「素人であるから-業者を信用し、そのまま注文した」

は-本当は、フォローする必要の無いコトでもある。

・・・知ってる第三者に-間に入ってもらえば済むコトで・・・

個人ならば-「近くに専門家がいなかった」と、察するが。

しかし-最後は、個人に直結するので、解るまで相手側に聞くだろう。

会社の場合-チェックできる人物や、協力者がいない筈が無い。

「会社のお金だから」

という、甘い部分が-露呈した結果でもある。

プロゆえに信用できない部分-プロゆえの「逃げ言葉」と「言わなきゃ解らない-隠蔽」である。

「正直者は-バカを見る」

己の甘さと-出張先のベットの脇で感じた、先輩のコトバが-突き刺さる。

本当に、その通り。

夜-いつもより、舌と咽の感覚がおかしい。

「どうしました?」

「ん?・・・いや・・・」

過労と心労が重なると-気管支炎を、起こしやすく。

タバコは既に止めているが-息苦しさと、微熱が続く。

「あのさ」

カウンター越しの友に、伝える。

「このままじゃ-死んでも死に切れないな」

「そうですよね・・・長いですものね・・・」

「こちらは身内として信頼していたけれど-身内以下の扱いだった事に気付いたよ」

「どういう事です?」

「気付いた時には-何でも遅い-ってね」

「そうですよね(苦笑)」

・・・業務経歴書や資格は、現業から遠い事は「書かない」だけであり-「書いたモノが全て」では無く・・・

この十数年間-生かさず殺さずの「飼い殺し」状態だったと-気付き。

「もしや」と、疑った事は-幾度もあったが、「仕事の父」の言葉を、信用し。

「全て-間違いだったな・・・」

今まで-良かれと思っていた事が、全て間違いであったと。

今まで-費やした時間とモノ、失った人が頭を過ぎ、ひたすらに後悔。

そして、翌朝17日-ベットから起きた瞬間、再びベットへと-倒れた。
2008/04/15のBlog
朝の、眠りから-覚める、朝。

頬を伝う指が-白く、深く。

刺激を感じ-朝、目覚める。

細い-指先。

白い-肌色。

深い-愛情。

白く-深く。

頬を伝う指が-濡れて、しまわぬよう。

いつまでも-その、指で。

そのままの-その、指で。

触れて-いて。

いつ-までも。

この-ままで。
2008/04/14のBlog
今日14日は-家族全員が、揃う日。

そして、一人-家族が、増える日。

兄とは-現在、同業種。

そして-今は、お互いに技術者としての顔を持つ。

姉となる-御家族の皆様と、御挨拶。

そして-仕事へと、戻るコトに。

・・・本当に-申し訳なく・・・

YAGANAの家庭は-家族全員揃った回数を、数えたほうが良い。

全員が-父、母、兄、自分が別々の地で、生活する「一人暮らし」状態。

兄は-持病の為、実家と入院の生活し、群馬へ。

父は-再度学校へ行き、専門職として、長野へ。

母は-仕事を持ち、実家で一人。

自分は-高校から一人暮らしをスタートし、実家を離れる。

そして-今日。

兄は-自分のプライベートを、話すコトは無い。

会うと-仕事の話が、メインとなるから。

2人兄弟に、さらに技術者の父が混ざり-にぎやかに。

直近では-2年前の、正月。

全員で、温泉へ。

そして-早くから皆、自立した為に-

「旅行に行っても-好き勝手」

で、ある意味-楽しい旅行であった。

おそらく-最初で、最後かもしれない。

昔バーテンダーで、引退した後は再度学校へ行き-技術者に。

兄は-今の業界へ、入り。

自分は-兄が、学生時代に実家に持ってきた「あるモノ」が珍しく-

今の仕事を、始めるキッカケ-と、なった。

交通事故やトラブル-そして、床に倒れた時-

いつも笑いながら-

「生きてるかぁ~」

と、笑い飛ばしていた。

「倒れた」

と、母から連絡が兄に回った翌日-群馬からわざわざ-

ここまで、飛行機で様子を見に-

「生きてるかぁ~」

と、いつも通り-

「ハハハハ」

と-笑っていた。

昔-一度だけ、兄を怒らせたコトがある。

家で、ふすまに八つ当たりし-ふすまを、壊した時に-

「モノを作った人のコトを考えろ!壊される為に作ったんじゃないだろ!」

と-殴られた。

今でも-鮮明に、覚えている。

年齢が離れているので-ケンカになる事も、無く。

何かあれば、協力してくれた-兄。

気がつけば、同じ-「創る」仲間に、なった。

今回のトラブルで-顔を出す、余裕しかなく。

ただ-ただ、申し訳なく。

ホテルの前で-いつも通り、タバコをふかす兄の姿を横目に、車をホテルの駐車場へ。

そして-家族と、合流。

母が言う-「何?仕事?」

兄が言う-「そういう仕事だから」

父が言う-「死ぬわけじゃないんだから」

同業者でなければ-到底、理解されないだろう。

ある言葉が-頭を過ぎる。

昨年-同業者の、仲の良い仲間の奥様が亡くなり-

「俺達さ-この仕事をしてると、辛いよな」

通夜の-参列の、帰り際の一言。

「家族や-家庭を、大切にできるだろうか」

常に、この仕事で-考えるコトの、一つ。

今回のような-トラブルがあれば・・・。

出張の時-ちょっと寄ってみよう。

そして-

今日はダメでも-生きてる、限り。

もう一度-全員で。

姉を-囲み。
2008/04/12のBlog
最近の-記事を、見直す。

仕事の内容ばかりで-反省。

「・・・あ、きっと役に立つ」

トラブルの回避方法に、ついて。

・・・最近-仕事のBlogだったので、お役に立てば・・・

なぜ「森」側-と言うよりも、実際には-

「仕事の父」側に「反射的に」立ったのか-という理由。


書面での-代理人権限を持っているから。

解りやすい例は-車を、購入する時。

車庫証明や、ナンバープレート発行用に-

購入したお店で、本人が「委任状」に-記名し捺印する。

本来-委任状の「代理人となる相手」を記入・確認するが、場合多くは白紙。

「委任状に記名捺印した」=「記された相手を自分の代理人とし委任する」

事になり-範囲が明記されてなければ、本人と同一の権限を有する状態となる。

委任状を交わす際-「無料」か「有料」かは-関係無い。

ゆえに-「白紙の紙」や「委任状」や「契約書」の欄外への「捺印」「捨印」は、慎重に。

お金が動く場合、特に慎重に-そして、信頼できる相手に「委任」する事。

・・・最近は-「正常に判断できない状況下での捺印」の場合、無効となる場合も・・・

実際のトラブルは-

中古車を買う際-「申請用です」と、複数の書類を確認せずに記名・捺印するパターン。

買ったハズなのに、いつの間にか-納車待ちの間に、転売されている。

・・・登録書類+本来「売却」の際に使用する「譲渡証」に捺印させられ「倒産」していたり・・・

似たトラブルは-

借金の際に-パニック状態で、白紙に記名・捺印する「白紙委任状」パターン。

・・・この場合、後で何が書かれるか-解らない・・・

知らぬ相手に、印鑑証明等の「重要書類」を渡す場合-

「(使用目的)以外使用禁止」と一筆+記名・捺印。

弁護士、司法書士、行政書士の先生に、お世話になれば-知っている。

・・・実際には、委任する内容により-代理人側に資格が必要となるモノも・・・

自分の「資産」である-「お金」が動く。

会社であれば「現場の成果」である-「お金」が動く。

何かあろうものならば-

オーナー・株主・取引先-そして、社員の死活問題。

だからこそ-自分の及ばない範囲で、身内である「社員」に適任者がいない場合-

外部の「信頼できる」-会社や個人に、「代理人権限」を。

「プロ」には「プロ」の-仕事の「方法」がある。

自分がその世界を知らない-依頼した事が無いのであれば-

自分にとって、解りやすく説明してくれ-かつ、信頼できる人間と「契約」を用意する。

知らない相手であれば-「職務経歴書」と「所有している資格」を元に、自分が信頼できるか判断。

そして、「(自分が詳しくない・依頼したい範囲)に限り」として、代理人権限を与える。

同時に、「権限から除外する」内容も-併記する。

忘れてはならない、重要なコト-

人が関わり創るモノは、「人選」が「品質」に直結する-「ブランド」が「モノ」を創る訳ではない。

・・・「会社」が創れるモノは無く、「人間」がモノを創る以上-関わる「個人」が「ブランド」を支える・・・

代理人で有る限り-自らの「立ち位置」は、「プロ」として「権限を与えた側」に立つ。

今回の場合は-

既に2年前から、代理人としての権限を-有している。

「委任状」の存在を、忘れかけていたが-

受け取った直後-「委任状」の重さを、常に意識していた事で-「反射的」に。

内部であろうと、外部であろうと-「与えられた権限内」で、同一。

雇用関係-社員や部下とは、全く異なる位置であり。

「関係者が席に着き」-代理人権限を有する事を、明示する。

「与えた本人」と「同一」である事を、示す。

外部である-詰問された「相手方」の業界では、「代理人」の意味を「重く理解」している。

内部である-「森」側の業界では、「代理人」の意味は、一部の人物のみ知る。

そして-「代理人を疑った」理由を、きちんと確認する必要がある。

今日から-少しずつ。

普段の-生活に。







・・・なるのかなぁ(泣)ToT
2008/04/11のBlog
移動中は-貴重な、睡眠時間。

正直-考えるのも、関わるのも、嫌になり。

二年間に渡り-「森」側へ「警告」してきた、「根本的な原因」について。

普段は、どちらかと言うと-「ハッキリしない」物言いをする人が-

「そんな筈は無い」と、強い否定を。

「一流のZだから」と、強い肯定を。

昨年-今回のトラブルよりも、こちら側への被害は少ないが-

「森」側に重大な影響を与えた、問題が発生した。

今回の-トラブルと、同じ原因で。

こちら側の、「エビデンス」-示した「証拠」が弱く-

結果として、「原因」と「理由」が、認められなかった。

その後、「森」側の言い分を通す-結果と、なった。

それから-今回まで、「モニタリング」を、継続し。

隠れた-潜在的な原因が、何かある筈と。

都合の良いトラブルは-話題に上がるのが、早い。

が-今回は、3月15日から3月28日まで放置。

なぜ-話が上がらないのか。

まだ-引っかかる。

ソファーに座り、とある言葉を-思い出す。

「健全な猜疑心」

・・・このフレーズに-ピンと来る人は同業者であり・・・

ふと-した瞬間、に。

「まさか」

今まで-「根本的な原因」を指摘する都度

「そんな筈は無い」と繰り返し、何かを依頼しに訪れる。

視点を変えてみると-「依頼」は「フタ」として、機能している。

「気付かせない為」

原点に戻って、考える。

「!」

昔、部下へ指導した原則を-想い出す。

「強い否定と、強い肯定は-いずれも非なり」

・・・「浮気」「自分に不利な事」等を-「怒る」「大笑いする」のと、同じで・・・

仮説を立て-二つの書類に、目を通す。

「・・・」

灯台下暗し-そのモノ。

この事か-と。

3月21日-原因を考えながら、徹夜と心労でソファーへ沈み。

夢の中で誰かが-「そうじゃない-もう一度初めからやり直し」と言い-

「パチン」

と、指の音で-目が覚めた。

もちろん、指鳴らしする人など-いない。

今までも、夢の中で-答えが出てきたコトが、何度もある。

・・・カラダは寝ているが、アタマは起きている-状態なんだろうな・・・

そのまま-今回のトラブルの「根本的な原因」を解決するには、「初めからやり直し」となる。

「全て」である必要は無いが、原因を探るには-「初めから見直す」必要があった。

「木を見て森を見ず」

3月27日のクールダウン以後-心に、留めていた言葉。

この数年間-目の前の小さな問題や、どうでも良い問題である「木の葉」を見ていた。

全体である-「森」を外から、眺めて無かった。

完全に-自分が、森の一部となっていた。

「設計」という-「地面」を、見る事無く。

「そうか」

この数年の記録を、全て確認する。

「・・・」

点と点が-繋がる。

「やり直し」となれば-責任が、生ずる。

ごく、基本的な-ピットフォール。

やはり-「悪しく」に。

「良く」は、無い。

「ぁぁ、本当に-U社長の言う通り、昔から変わってない

改めて、自分自身が成長していない事を-実感。

自分も-「遅い」事に、気付く。

U社長は-相談した時点で、「見抜いていた」のでは。

そして-「気付け」と、ヒントを与えてくれたのでは。

一眠りし-朝一番に、U社長へ報告とお礼を。

U社長が、笑いながら-

「組織は-」

と、答え合わせを-して頂き。

「またお礼に-」

「まぁ、まぁ-」

本当に-アタマが、下がる。

携帯電話片手に-アタマが、下がる。

電話を切り、もう一度考える。

もう今は-初めからと、言う訳には-いかず。

「仕事の父」との、約束を振り返る。

「約束は-果たすモノ」

その考え方は-大切である。

しかし-本質を忘れては、見失っては、いけない。

今は亡き先輩を、意識した-3月30日の「ベストプラクティス」は、間違いでは無かった。

その夜-

いつもの場所で-いつもの、会話。

「さて-今後を、どうするか」

五感が-舌の感覚が、戻ってくる。

「今日は-来ないねぇ」

「そうですねぇ」

重要な問題の時-考えている時、なぜか一人。

カウンター越しに-何かを気付いている、友が一人。

ゲストが入って良い-金曜の夜。

「CD聞きます?」

「うん」

スピーカーからは-「We're All Alone」が。

ピアノの音色と、Boz Scaggsの声。

英文の詩が-ストレートに伝わる。

二人聞き入り-夜が、更ける。
2008/04/10のBlog
出張が終わる日へと、日付が変わる。

時間は-深夜二時。

そして-未解決のトラブルの、資料が届く。

「やっぱり」

言葉が-口を衝く。

書類は-語る。

見積書には-明らかに偏った「数字」が、並ぶ。

本来、この金額では「森」側が「用意してある」と「二年間主張してきたモノ」は、用意できない。

明細を見ると-思わず「ポカーン」と、開いた口が塞がらない。

「はぁ・・・なるほどね」

相手方のエンジニアは、確かに「金額なりの仕事」をした。

当然-金額以上の「モノ」は、用意されていない。

更に-「設計」が存在していない。

要は-「森」側に本来必要な「重要なモノ」が、「存在しない」のである。

この見積書を元に、注文した以上-「ある訳が無い」のが当たり前である。

無いモノは-無いから、どうしようもない。

「あ゛あ゛あ゛っ!っもう!だから言っただろっ!」

某ビジネスホテルで-一人絶叫。

・・・隣の部屋の方、ごめんなさい・・・

怒りが収まらず-「森」側へ、メールを送る。

見積書の報告と-「森」側の問題と、「相手」側の問題。

そしてこちら側の-今後の仕事を断る前提の、最低条件の提示である。

過去のDoblogで書いた、そのモノ。

「相手無くして-トラブル無し」

そして-

「書類は語る」

という、状態に加え-当時の、責任者の一覧を見て「ガックリ」。

「ボディーブローの後の、カウンターパンチでヤラレタ」

ような感覚で-「頭痛が痛い」「心臓が痛い」と言う、心境。

「そんな筈は無い・・・事も無いな・・・」

思わず-強烈な吐き気に襲われ、トイレに駆け込む。

・・・二日酔いよりも、酷い状態・・・

「・・・もう-いいや」

既に、午前5時-今日も朝8時に、ロビーで仲間と合流する。

朝7時には-荷物を片付けて、朝食を。

「ダメなモノは-ダメ」

自分が文章で表現できる、最大級の諦めと怒りのコトバ。

そして-仮眠し、朝食を終えてエレベータで戻ろうと、したその瞬間-

見覚えのある、男性と-すれ違う。

「・・・H常務!」

声を掛け、振り向く。

「・・・?あれ?ぁぁ!おはようございます。どちらに?」

「ちょうど出張でして・・・常務は?」

「私も出張で・・・」

立ち話をしながら-同業者であり、「森」側に関与する「本来の仲間」に出会う。

昨日の今日で-良いタイミングなのか、悪いタイミングなのか。

トラブルの状況を、短く伝える。

トラブルの影響を-直接被る一人であり、出張中の仲間にも、間接的に影響を与える。

一年前、そして-二年前から、続くトラブル。

そして今回は-今までで、最大級のトラブル。

「状況は解りました」

「宜しく願いします-そして申し訳ありません-今まで担当の方に御迷惑を・・・」

「森」側に代わり、改めて頭を下げ-お詫びをする。

理由は-「森」側に、立っていたから。

「いえいえ-そんな-謝られなくとも」

「いいえ-筋としては」

襟を正して-お詫びする。

理由は-「森」側へ紹介し、結果として「巻き込んだ」のが-自分であるから。

その後-チェックアウトし、仲間と合流する。

「あれれ-おはようございますー」

「いやー眠い」

二人と合流し-仕事へと向かう。

「どうなりました?」

「まぁ・・・なんとか」

二人からの、気遣いの言葉-表情が、いつもと違うらしい。

長年一緒に仕事をしてきたからこそ-解る。

一人が、いつもの「笑えない冗談」で-何とか笑わそうとしてくれ。

一人が、いつもの「ツッコミ」を-入れ。

「ぁぁ、マズイ」

と、心の中で自分自身を-律する。

「大丈夫-さ、行きましょ」

頭と顔を、仕事モードに切替え-仕事へ。

いつも-ありがとう。
2008/04/09のBlog
ミスも無く-出張も、終盤。

ふと-仲間について、考える。

信頼関係が深い「仲間」には-共通点がある。

「自発的である事」

仕事をする際、必ず相手のコトを「思い遣る」事を-欠かさない。

相手との、仕事を通じて-

「一緒に組んで-仕事ができる相手かどうか」

「信頼」できる「仲間」なのか-評価している事に、気付く。

「押し付け仕事」

「あれも欲しい」

「これも欲しい」

という、「欲求中心-御都合主義」の、相手との仕事は-

結果として-「良い」仕事、「良い結果」を残すのは、難しい。

文字通り-相手の「御都合」次第で、「良く」も「悪く」も、なる。

「胸先三寸」-状態。

・・・そもそも「欲求」と「要求」「必要事項」は、似て非なるモノでして・・・。

その相手の仕事を、「仲間」へ振る事は-「仲間」へ確認した上で、原則-断る。

「迷惑を、かけるかもしれない」-から。

断れない、止む無い事情の場合は-

仕事として「要件」を確認して、それ以上の仕事はしない。

きちんと-「要件」を満たす「仕事」をし「対価」を得る。

が、そこまで。

「欲求」=「欲」のある相手との仕事は、深追いしない。

「楽しくない仕事」-と、仲間内で話す類である。

考え方や、新しい技術、応用できそうな知識 etc...

「赤を覚悟で受ける仕事」は、限られる。

「対価」ではなく、別の「何か」を-得る場合のみ。

仕事で-「仲間」や「信頼」等の「対価以外の価値」が、得られる場合である。

「楽しい仕事」-と、仲間内で話す類である。

「一つ得る時は、一つ何かを失う」

「時間を削り、仲間を得る」-友人や知人を得るには、時間が必要。

「真摯に励み、信頼を得る」-信頼を得るためには、真摯に物事に取組む事が必要。

「身銭を削り、知識を得る」-知識(経験)を得るためには、最低限教材の費用が必要。

etc... 様々な-例が。

「仲間」や「信頼」を、失いかねない仕事は-「リスクの高い仕事」と、言える。

いままでの「積重ねたモノ」を-失う可能性を、秘めている。

「積重ねたモノ」とは-「貸し借り」を意識した、相手との「信頼関係」で、あり。

Give and Take - が、最低条件。

無ければ、「仲間」や「信頼」は-得られない。

Give and Take + α - で、ベストな関係。

「さしつ、さされつ」の-「良い関係」。

「良い関係」から-全てが、始まる。
2008/04/08のBlog
トラブルの結論が-ようやく、クリアに見えてきた。

古くからの、畑違いのエンジニア仲間3人から-

「その通り-指摘した内容は大筋あってる」

と-安心できる、一言を頂く。

そして-

「行くなら-行くから」

心強い一言で-今日は、確実に眠れるだろう。

今回の出張は-長い付き合いの、仲間との仕事。

仲間は-同じ、現職のプロ仲間。

同じ-業界であり、エンジニア。

情報交換と、近況報告。

本当に-長年の付き合いは、大切である。

「貸し借り」も「助け合い」も-存在する。

前回訪れた際に、紹介された-とあるバーへと、向かう。

この街は-今の相方が、住んでいた街であり。

そしてここで-いろいろな人と、逢う事が多く。

昨日は-完全に疲れ、舌の感覚も鈍っていた。

今日は-出張先の仕事も、一通り終了し。

久しぶりに-舌の感覚が、戻る。

「食欲無くて・・・」-と、疲れを漏らしていると、メニューがふと目に留まる。

「ん?」

「どうされました?」

パスタのメニューが、ある。

「お願いが-あるのだけれど・・・」

初めてのバーで、このようなお願いをするのは-初めて。

「ボンゴレ-ビアンコを、明日お願いできないかな」

「ええ-喜んで。いいですよ-何時に?」

「6時頃かな」

名も知らぬ、変わった出張客-と、思われたかも知れない。

疲れた時-昔から必ず、食べている料理であり。

アサリ・ニンニク・パセリ・白ワイン。

しばらく-作っても無く、食べても無い。

今日-1時間ちょっと、バーに向かうのが遅れた。

「ごめんなさいね」

「いいえ」

フレンチオークのグレンリヴェット15年。

口に、含む。

舌に感覚が-五感が戻っているのに気が付く。

「昨日の-」

「ええ、用意してますよ-出していいですか?」

「ありがとう-」

きちんと-用意されていた。

「どうぞ-」

カラダに、養分が-沁み込む。

「いらっしゃいませ」

2人のゲストが、カウンターに。

「以前に、伺いまして-」

カウンター越しの、会話が聞こえる。

「たまには-ボウモアを飲もうかな」

カスクストレングスのボウモアが目に留り-オーダ。

「その-カスクストレングスのボウモアを」

その時-

「お詳しいのですね-」

と-ゲストの男性から、声を頂いた。

「全然です-ただの酒好きでして・・・」

それから-バーでの会話が、始まる。

カウンターに並ぶのは-何かの縁。

「!」-ある人物の会話と、共通点で一致する。

話が弾む中-惜しくも、仲間から携帯が鳴る。

「ちょっと、こちらに-どうですか」

事情を話し-再会の、約束を交わし。

後ろ髪を引かれながら-仲間に呼ばれた、場所へと向かう。

人の温かさを-久し振りに、感じ。

バーは-優しく、温かく。

暖かい場所には-暖かい人が、自然と集う。

気遣って-パスタを用意してくれた事に、感謝。

良いゲストとの-出会いに、感謝。

「また-明日」

と告げ-階段を、駆け降りる。

そして、気付く。

「駆け降りるだけの-気力が戻った」

とある言葉が-心に、浮かぶ。

「出会いは宝物」

気力は-人の、温かさから。

明日は、出張先での-本番仕事。

仕上がりは-OK。

不安は-ゼロ。
2008/04/06のBlog
問題は-まだ未解決のまま。

違う仕事で-今は、北見。

女満別空港に降り-バスで、移動。

さまざまなコトを-想い出す。

視点は-技術者として。

「技術の安売りを-していたのではないか」

市場の平均価格を下回り-勉強の為と、取り組んでいた「森」の仕事。

結果-仇となった。

ドクターストップも、当然である。

今抱えている、3つの-問題。

1つ目は-「森」の問題。

「木の葉」=「現場」は-今現在、「死活問題」であるという危機感が、ほぼゼロ。

既に-「根」や「大地」が「揺らいでいる状態」で、あるのに。

当の現場責任者は-「責任逃れ」を、連発し。

挙句の果てに-疑念を、こちらに。

その後-何も無かったかのように、問題の渦中にも関わらず、何かを依頼しに訪れる。

おいおい-ボランティアじゃ、ないのだよ。

こちらは既に-「死活問題」と、なっている。

次に「根」や「大地」に何かあれば-「大惨事」になる事が、判明。

今すぐにでも-「片付けたい」キモチはあるが、対価の保証が無い。

という事で、「木の葉」の事は-ペンディング+対価の保証ができてから。

あえて言うなら-現場責任者からの謝罪は、あって然るべき。

2つ目は-技術者として、安易に問題を解決してきたという事。

本来-「対価」以上の「技術」を、与えてはいけない。

良かれと想った事が-仇となる可能性を、秘めている。

「払うものは-払う」が、基本形。

「貸し借り」があるなら、話は別。

「情に流される」では、ダメ絶対。

まさに、今回の反省点。

3つ目は-「馴れ合い」の「リスク」。

「言えばやるだろう」「言えば何とかなる」は-断固として、断るべき。

「技術」は-習得するまでに、コストもリスクも背負いながら学ぶモノ。

タダでは、済まされない「価値」がある。

・・・ん?どこかのCMのようだけれど・・・。

トラブル解決能力が高い技術者は-それなりの「経験」を積んでいる。

「経験」を積むには-「責任」と「リスク」が、セットでもある。

だからこそ-「経験」である「技術」を「無償」で、絶対に与えるべきでは無い。

時間を-費やし。

苦労を-費やし。

学びを-絶やさず。

振り返ると-「森」で学んだ「技術」は、無い。

基本となる「技術」は-全て外で習得した、技術である。

今までの「技術」を、組み合わせた-だけのコト。

技術者にとって「技術」とは-時間・金銭・学習・苦悩を費やした「経験」である。

その「経験」は-トラブル解決能力で「試される」と、言って良い。

ベストな結果や答えは-経験の差によって、違いが生じる。

ゆえに-当時の技術者が下した結果は、その場面でなければ解らない。

ただし-上位の技術者が、その場面に「いた」ならば、話は変わる。

助言、指導、会社の方針 etc...

監督責任や、指導責任、結果責任等-いわゆる「重い責任」を、負う事もある。

「理由無くして-結果無し」

そして-「遅すぎる相談と報告」も、非常に困ったモノ。

・・・後輩からの「相談無し」「報告無し」「何となく」等は「先輩泣かせ」で・・・後がマズイ。

「理由があっての結果」ならば-それを責めるのは、反則技。

ともあれ-今日は、ゆっくりベットで休めるか、どうか。

イギリス行きは-完全に、今回のトラブルで消え去り。

休息時間も-この出張まで、ほとんど無く。

今までの、「技術」に対する「対価」が-釣合わず。

「死んでも死に切れない」

という、表現が-妥当だろう。

反面、こんなボヤキを-今は亡き、先輩に相談しようものならば・・・

「自業自得-客の素質を見抜けないお前の甘さ」

と、説教されるだろうなぁと。

あぁ、本当に-アタマが、痛い。

久しぶりのベットの上で、出た3つの結論。

その1。

「今回の対価を回収するまで、一切係わらない事」

その2。

「今回の出張で、一人部屋にいる状況は-精神衛生上宜しく無い」

・・・まぁ、「煮詰まる」と言う意味で・・・。

その3。

「同じ技術者同士、フォローしながら成長しなくては意味が無い」

・・・世界は違えど、実際に業界内で「技術料の踏み倒し」が、問題となった時期もある。

「技術者として」「プロとして」-その時点での、ベストを尽くしたと信用するのが「基本」。

きっと-先輩も、この答えなら

「OK」

と、まずは認めてくれる筈-ただし、お決まりの

「後は、お前の責任だ」

という声が-聞こえてくるのは、気のせいだろうか。

久しぶりのベットの上-なのに・・・。

「甘い!」

と、怒鳴る-先輩の懐かしい顔が、目に浮かぶ。

やはり、眠れない夜は-続く・・・。