ニックネーム:   パスワード:
| MyDoblogトップ | Doblogポータル | Doblogガイド | ユーザ登録 | 使い方 | よくある質問 | ツールバー | サポート |
きょうのつづき
Blog
[ 総Blog数:103件 ] [ このMyDoblogをブックマークする ] [ RSS0.91   RSS1.0   RSS2.0 ] [ ATOM ]
2008/03/23のBlog
本日は妻のピアノ発表会。
 
この三ヶ月、妻は父親の入院、死、葬儀で練習どころではなかった。
が、先生の励ましもあり出場。
曲はドビュッシー「沈める寺」。
 
二人の娘(11歳と8歳)と一緒に、
妻の弾くグランドピアノの響きを聞いた。
泉の奥底、霧の彼方から聖堂が浮かび、
そして沈み込むような音楽だった。
 
純粋にいい曲だと思った。
父親の死後、泣いてばかりの妻だったが、
今日は静かで力強い供養だった。
2008/03/20のBlog
「おはようー」 と言いながらトイレに入った次女(8歳)が、
「おやすみー」 とふとんに戻った。

今日は家でゆっくりしよう。
2008/03/19のBlog
九州は博多の居酒屋。
店の大将、イガグリ頭の老軍曹みたいな爺、
が茶髪の店員を怒鳴りつけた。
 
茶髪がカウンター下で
焼酎を注ごうとしたときだ。
 
「酒はお客の目の前で、なみなみ注ぐ!」
 
そうなんだよ、ワカモノよ。
コップになみなみ。
コップの下が受け皿なら、それだって溢れんほどに。
 
-----

名古屋の仕事帰りに、金山の居酒屋で一杯。
店員が冷酒をコップの表面張力限界に注いでくれる。
飲んべぃは背筋を伸ばし、そ~とグラスを引き寄せる。
 
いつしか店は満員の喧騒に包まれる。
2008/03/18のBlog
名古屋へ出張。
 
厳しいお客様のもとで、期末待った無しの納品。
スリル満点の立ち会い検収が奇跡的に一発で終了。
お客様から一言。
 
「今日は遠くからご苦労様でした。」 ほっと一息。
 
「あっ、そう言えば...
 言い忘れてました。」 へ? 
 
「先に言うべきでした。
 
 ありがとう。
 こないだデータ移行をしてくれて。」 
 
いえいえ、そんな
と頭を掻きつつ、
この厳しいお客様にそれでもライバル各社が集まる理由が分かった。
2008/03/12のBlog
何年か前に、妻の実家にて。
 
二人の娘(11歳と8歳)が大ゲンカ。
冷蔵庫にアイス、チョコとイチゴを一つずつ見つけ、
二人ともチョコを欲しがって。
 
どっちも譲らずののしり合い。
「それなら食べるな!」 
とママがキレかけたその瞬間。
 
どっからともなく、おじいちゃんが現れた。
二つ目のチョコアイスを手にして。
じいちゃんは娘たちのケンカを見かね、スーパーに走ったのだ。
 
そんなおじいちゃん、今日は小さな棺おけの中。
いっぱいのお花の下にかくれんぼ。
娘たちはオトナ達に命ぜられ、石で棺に釘を打ったりお箸で骨を拾ったり。
ちょっと目を赤くして、でもガンバリました。
 
------
 
厄落としの宴で娘が聞いた。
 
「おとうさんは何歳まで生きたい?」
 
私はベスト解答で応えた。
 
「孫の顔を見るまで、オマエたちの子どもが生まれるまでさ。」
 
義父のようなじいちゃんになりたい、
そう思ったから。
これは義父との約束だから。
2008/03/10のBlog
今日、義父が他界した。
入院から二ヶ月、集中治療室で一ヶ月の闘病の末。
 
二人の娘(11歳と8歳)と食事中。
病院の妻から短い電話があり、それを知った。
娘達にそれを伝えたら、しばし沈黙。
 
「まぁ、ご飯にしようよ。」 と次女が言った。
 
私の実家に電話した。
母にそれ伝えたら、しばし沈黙。
そして言った。
 
「もうすぐなのに。
 桜も見ずに、死んだのかい。」
 
そして私はそれを知った。
私は明日もご飯を食べ
今年も桜に会うのだ、と。
2008/03/08のBlog
次女(8歳)の宿題は、自分史。
0歳から8歳までの出来事を集めてる。
で、次女から質問。
 
「わたしが歩けるようになったのはいつ?」
 
「たしか、1歳。」
 
「立ったのは?」
 
「う~ん、それも1歳。」
 
困った。どんな状況だったか何も覚えてない。
長女(11歳)が立った時と歩いた時は、
昨日のように思い出すことができるのに。
 
「2さいのとき、どっか行った?」 次女の尋問は続く。
 
「たぶん、江ノ島の海に。」
 
「そこでわたし、なにしたの?」
 
「え~と、可愛かったよ。」
 
ゴメン。
アルバムを見てもう少しおまえのことを思い出すよ。
 
それと。
明日のお昼はおまえの好きなカレーライスにするよ。
2008/03/04のBlog
私の父は6人兄弟の4番目。
戦争まえ、どこも多産の頃。
父には10歳で夭折した兄がいた。
 
その兄は当時珍しかった懐中電灯が大好きで、
いつも布団の中で灯りをつけて遊んでいたとか。
 
両親はその子の死を悼み、
懐中電灯をひとつ棺に納めた。
 
それ以来、実家の墓に出るそうだ。
夜中に小さな灯りがポツンとひとつ、
ゆらゆらとさまようのが。
 
昭和のはじめ、茨城の霞ヶ浦のほとり
日が沈めば真っ暗な小さな村の話。
 
たったひとつの懐中電灯の明るさ。
が、ディズニーランドと同じ輝きだ。
田舎の闇を知る子には。
 
「いつになったらディズニーランドに行けるの?」と長女(11歳)
「わたしはシーに行きたい!」と次女(8歳)
 
ランドもシーも却下。
闇を知らなければ百万の電飾だって闇だから。
2008/02/29のBlog
飲み屋で隣に座った人。
息子が幼稚園、らしい。
 
「うちの子がさぁ、すげぇんだ。
 女の先生ぜんぶとチューしたってから。」
 
まじか、それで?
 
「俺は息子にカンソーを聞いたよ。」
 
で、なんて?
 
「それがさ、オメーよ。
 
 ・・・おいしかった、ってさ。」
 
美味しいよ、そりゃ。
男の子はそうでなきゃ。
2008/02/24のBlog
図書館の児童向け雑誌のコーナーで。
次女(8歳)が質問。
 
「『小学2年生』のほうが『なかよし』よりもず~とうすいのに、
 どうしてネダンはタカいの?」
 
いい質問だ。
540円 vs 440円で、分厚い『なかよし』の方が安い。
となりで長女(11歳)も不思議顔。
 
「『小学二年生』を買う、って決めるのはだれ?」 と聞いてみた。
 
「う~ん、お母さん?」 と長女。
 
「そうだね。
 ちょっとは学習ページがあるからね。
 『なかよし』もそうかな?」
 
「ううん。子どもが買いたがる。」
 
「だろ。だから、子どものお小遣いで買える値段だ。」
 
「・・・私たちお小遣いもらってないんだけど。」 と娘たち。
 
そう言えば、二人の娘は小遣いゼロ。
でもいいじゃん、図書館があるんだし。
 
-----

我が家ではテレビも一日30分と決められている。
 
「私たちってなんて不幸なの。」 と長女は嘆く。
 
ったく、幸福も知らないのに不幸を語るんじゃない。
本読む時間が一杯、それは幸せだ。
2008/02/17のBlog
今にして思えば不思議じゃない。
良い先生ほど生徒は落ちこぼれる。
高等学校とはそんなところだ。
 
いい先生ほど宿題が多く、その見返りも大きい。
だってまじめに勉強する生徒に応えようとすれば、
そうでない生徒がついてけないレベルの授業をするのが当たり前。
 
数学、古文そして英語は特にそう。
良い先生と出会ったら苦労する、と覚悟した方がいい。
 
と、二人の娘(11歳と8歳)に言った。
 
「だったらラクなセンセーがいい!」 と娘。
 
それはもったいない。
良い先生に出会って苦労しなさい、
私が出会ったように。
2008/02/16のBlog
ひな人形、今年はいつ出そうか?
なんて妻と話していたら、次女(8歳)が言った。
 
「おひなさまって、あるイミ、怖いよね。」
 
「ある意味って、どんな意味で?」 と聞いてみた。
 
「いつのまにか髪が伸びてる、とかさぁ。」
 
・・・ない、ない。
 
「みんなが寝たあと動きまわる、とか。」
 
・・・ない。
 
次女はへんな妄想をしているようだ。
 
今日は仏滅なので、お雛様を出すのは明日にした。
雛人形はある意味、縁起物なので。
2008/02/14のBlog
出張先で、居酒屋のオヤジさんが言った。
 
「広島の名物は持ち帰れないけ。
 お好みも、牡蠣も、小いわしも。」
 
その通り。
付け加えるなら、モツ焼きも、按摩さんのマッサージも。
胡町の猥雑も、ひろしま美術館の名画だって。
 
「じゃけ、ゆっくりしとって下さい。」
 
お言葉に甘えて一泊。
2008/02/11のBlog
「わたし、ピアノやめたい。」 と長女(11歳)。
 
発表会が終わったらこれだ。
 
「ダメだ。」 と即座に却下。
 
「えぇ~!
 じゃ、いつまで続けるの?」
 
ちょっと考えてこう答えた。
 
「ピアノなしでは生きてけません。
 とおまえが思う、その日まで。」
 
-----
 
本日も恒例行事。
夕食後、長女の朗読は伊勢物語。
東下り、八橋かきつばたの一節。
 
からごろも 着つつなれにし の句が旅の全て。
ひたすら行けば何か見つかる。
ピアノの発表会。
長女(11歳)はトルコ行進曲、次女(8歳)はソナチネ。
娘がモーツアルトを弾くとは...、感無量。
しかも自分で選曲した、とか。
 
-----
 
高校生のとき。
古文の授業で「歎異抄」を読まされた。
国語の先生の趣味で、教科書や指導要領とは関係なく。
 
それを知った担任が言った。
 
「おまえたち、歎異抄を読んでるって?
 いいよなぁ。
 先生も今、ちょうど読み返してるんだ。」
 
担任は数学の先生だった。
 
-----
 
夕食後、いつものように娘に徒然草を読ませる。
仁和寺にある法師、の一節。
ずっと昔、父が私に読ませ、
それを今、娘にも同じように。
 
大人になればきっと再会する。
若いころに弾いたモーツアルト、読んだ兼好に。
出会わないと、二度と再会できない。